テレビの故障には4つの前兆!普段の使い方を見直して寿命を延ばそう

らこ

更新日:2023年06月22日

テレビでも見ようかな~とリモコンを押したら、あれ、あれれ!?画面が真っ暗なまま。さてはリモコンの電池が切れたかなと電池を変えてみてもだめ。主電源を押してもだめ……。そのテレビ、故障しているのかもしれません。

今回はテレビの不具合でお困り方に、テレビが故障する前兆や、動かなくなってしまったときの対処法などをお伝えしていきます!

テレビが故障する前にすること

保証期間内だったら無償だったのに、ちょっと過ぎてしまっただけで修理代が何万円……なんて考えただけでも悔しいですよね。そこで、テレビが故障する前にどのような症状が出るのかを知り、できるだけ保証期間内に修理をしてもらえるようにしておきましょう!

テレビの保証期間を確認

保証書は、テレビを買った際にもらったレシートや、説明書にくっついていることが多いです。万が一のために絶対に捨てないようにしてください。

テレビの寿命は一般的に7~10年などと言われていますが、一般的なメーカー保証期間は1年。使う年数を考えると、なんだか短いような気がしますよね。ただ、メーカーによっては、一部の部品だけは保証期間が長いこともあります。修理をお願いする時は、保証期間の確認だけは怠らないようにしましょう。

また、販売店によっては、メンバーに加入することで保証期間が伸ばせたり、修理が無料になる場合もあります。よく電化製品を買う、いつも同じ店舗で買うという方は、加入しておくと安心かもしれません。

テレビが故障する前兆

では、実際に、故障前のテレビからのサインを、どのように見分ければいいのでしょうか。テレビが壊れる前によく起こる現象としては、

電源が入りづらい
画面が乱れる
音声が乱れる
焦げた臭いがする

の4つがあげられます。

電源が入りづらい

電源ボタンを押してもなかなかテレビがつかないのはよくあることだと思っていませんか?リモコンで操作している場合は、リモコンの電池が切れているだけかもしれません。まずは電池を確認しましょう。

電池を新しくしても数回押さないとつかない場合や、テレビの主電源も反応が悪い場合は、テレビの中の回路に問題があるかもしれません。放置していると電源が全く入らなくなってしまう可能性があるので、要注意です。

画面が乱れる

テレビを見ている途中で急に映像が乱れたり、黒くて細い線が横に入ったりする場合は、液晶パネルが故障しかけているのかもしれません。色がおかしくなるのも、テレビ本体の故障が原因のことが多いため、早めに修理の相談をするように心がけましょう。

音声が乱れる

音声に雑音が混じったり、ときどきバリバリっと音割れしている場合は、テレビに内蔵されているスピーカーの故障が考えられます。

故障の他にも、スピーカー付近に物を置いていることが原因で、不快な音が聞こているケースもあるそうです。音割れが気になる方は、一度、スピーカーの近くにあるものをどかしてみましょう。

焦げた臭いがする

テレビの方から何かが焦げた臭いがする……と感じたら、すぐに使うのをやめてください!火災に発展する恐れもあるため、コンセントも抜いておきましょう。

テレビの裏など、掃除しにくいところにホコリが溜まり、電気と反応して焼け焦げた臭いがする場合があります。一度、自分で掃除してみてもいいですが、安全面を考えると、直ちにメーカーにお問い合わせするのがいいでしょう。

テレビを保証期間内に修理してもらいたいのであれば、不具合を見つけたらすぐに修理を依頼する、または相談の電話を入れるということが大事です。今回あげたもの以外にもさまざまな部位の故障が考えられるので、気になったらすぐにメーカーに相談するようにしておきましょう。

テレビが故障したとき

では、実際に故障してしまったテレビはどのように対処すればいいのでしょうか。

故障したテレビとは

ここでテレビの故障例をいくつか見てみましょう。

・コンセントはきちんと挿さっていて、ブレーカーも落ちていないのに急にテレビが消える
・画面は映るけど音声が聞こえない
・逆に、画面は真っ暗で音だけ聞こえる
・常に色が異常に明るい

これから紹介する手順で電源を入れ直しても、テレビが正常に作動しない場合は、故障と考えていいでしょう。

電源を入れ直す

どのような症状であっても、まず第1にしてもらいたいことは、電源を切り、入れ直す、ということです。

テレビの主電源をオフにして、数分そのまま放置してからオンにしましょう。それでも変わりがない場合は、コンセントを抜き、数分置いてから挿して電源を付けてみます。それぞれ3回ほど繰り返し、直らない場合は修理の相談をした方がいいかもしれません。

POINT
電源を切ったり、コンセントを抜いたりした後は、少し時間を置きましょう。テレビにリセットする時間を与えることが大切です。

メーカーに連絡する

電源を入れ直しても調子が悪いときは、テレビの製造会社に電話やメールでを問い合わせをすることになります。保証書やウェブサイトなどに載っている相談窓口などに電話し、テレビの不具合を直す方法を説明してもらいましょう。

修理にかかる費用があまりにも高く、買い替えるほうがお得な場合もあります。電話の際に修理代がいくらかかるかを、大体の値段でいいので聞いてみると良いでしょう。

テレビの修理代

テレビの修理代は、メーカーや機種、故障部位によって値段が変わってくるため、詳しいことは問い合わせなければいけません。ただ、1つ言えるのは、「修理代は高い」ということです。高機能であるほど修理代がかさむのは仕方がない……と考えておきましょう。

故障部位による修理代の差

テレビを修理するとき、液晶パネルと内部の故障で大きく値段が変わってきます。液晶パネルが故障した場合は、パネルごと交換することが多いため、修理代はおよそ7~8万円となっています。

一方、テレビの内側にある電源基盤などの部分は、意外にも2万円ぐらいで修理できることも。ただ、他の細かい故障部位を探ったら値段が跳ね上がり、5〜6万もした……というケースもあり得るため、液晶パネル以外の部位の修理は安いとは一概には言えません。

ただ、「液晶パネルの交換が必要」と言われたら、テレビの買い替えを考えてみてもいいでしょう。

メーカーに問い合わせする時は、修理代が大体いくらになるかということを忘れずに確認し、修理と買い替えのどちらが得かよく検討してから判断してくださいね♪

業者さんを家に呼んで修理の見積もりをしてもらおうと考えている方は、出張費を請求される場合もあるため、なるべく電話などで確認する方がいいかもしれません。

もしかしたらリモコンが壊れたかも!

さて、ここまではテレビ自体の故障だった場合。

本体の操作ではきちんと動くのに……。そんなときは「リモコンの故障」が原因でしょう。もしリモコンが壊れているだけなら、テレビ本体より安く済むのでラッキー!とは言っても故障は故障。原因がわからなければ対処できません。

まずは電池が切れていないかを疑う

リモコンで発生しやすい不具合の1つは「電池切れ」。そんなばかな、と思うかもしれませんが、これが灯台下暗し。意外と電池切れに気づいていないケースって多いんです!最近の電池は長持ちするので、意識から外れがちですよね。

この他には「電池チェッカー」がおすすめ。

おすすめ
商品

商品画像
旭電機化成(Asahi Denki Kasei) スマイルキッズ バッテリーチェッカー

電池の残量を測ってくれるアイテムなのです。あとどれぐらい使えるのかも分かるので、とても便利ですよ!

操作ミスを疑う(地上・BSなどは合っているか)

これも意外と多いのですが、ただの「回線切り替え」が原因なのに、大騒ぎしてしまっている可能性もあります……!

「このチャンネルは映りません」なんて出てきたらびっくりしますよね。あれ?昨日は見れたのに!?でも実は、リモコンにある「地上」「BS」などのボタンを不意に押してしまったのかもしれません。

リモコンを修理・買い換える場合の費用

上のどちらでもない場合は、リモコン自体が故障していると考えましょう。買い替えの場合、編集部が調べたネット通販の相場はだいたい1,000〜3,000円程度でした。お使いのテレビのメーカーによっては保証が効く場合もあるかもしれないので、一度メーカーに問い合わせてみても良いかもしれません。

普段の使い方を見直そう

なるべく故障せずに長持ちさせたいテレビ、普段からの使い方を見直すだけで、寿命を延ばすことができるかもしれません。

テレビの寿命とは

テレビの寿命は基本的には7~10年程。これはバックライトと言われる、液晶に映像を映すために必要なライトの寿命と関係しています。

テレビを長く使うには

なるべく故障することなく、修理にお金を使うことなくテレビを使うには3つのコツがあります。

ホコリをためない

テレビの裏やスピーカーには小さな穴がいくつも空いていますよね。こういった小さな隙間からホコリが入りこみ、それが蓄積して内部の故障に繋がることがあります。

テレビ本体を乾拭きしてホコリを拭き取ることも大事ですが、お部屋自体も清潔に保っておくといいでしょう。また、周りにホコリっぽいもの、例えばカーテンのすぐそばにテレビを置くなども避けた方がいいかもしれません。

長時間つけっぱなしにしない

一日中テレビをつけ、特に見てもいないのにBGM代わりにしていませんか?「ながら視聴」という言葉がよく言われる時代ですが、そもそも見てもいないのにテレビをつけっぱなしにしているなんて、電気代の無駄ですよね。

テレビの平均寿命が10年と言っても、ずーっとつけっぱなしにしていれば壊れやすくなってしまいます。適度な視聴時間におさめることで、電気代と修理代を浮かせましょう。

日に当てない

テレビの置き場所も、きちんと考えてから決めた方がいいでしょう。基本は、日に当たらないようにするということです。逆光で見づらいという理由だけでなく、テレビに日光が当たると熱により故障しやすくなってしまう恐れがあるためです。

電化製品は熱が加わると壊れやすいため、できるだけどの時間帯も画面などに直接日が当たることのないように心がけましょう。

まとめ

テレビが故障してしまうと、修理代は一般的に2万円以上かかることもあります。その修理代を抑えるためには、普段から大切にテレビを扱うことがポイントです。万が一修理が必要となった場合、大体の修理代を聞き、値段やテレビを使った年数などを踏まえて、買い替えるか修理するかを決めましょう。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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