引越しの見積もりの流れをチェック!引越し料金を決める3要素とは?

YOURMYSTAR STYLE編集部

更新日:2021年03月12日

引越しが決まったらまずやらなければいけないことの一つが見積もりを取り、引越し業者を決めること。

引越し料金は時期や時間帯、荷物の量によっても大きく異なります。

引越し業者により料金もサービス内容も様々。

いくつかの業者から見積もりを取り、自分の引越しに合った業者のを選ぶことが重要です!

引越しの見積もりの取り方

1 インターネットまたは電話で見積もりを依頼する

引越しが決まったら見積もりを依頼しましょう。

見積もりを依頼の際に必要な項目
・引越し先
・荷物の量
・引越し日

全てが完全に決まっていなくても大丈夫です。

転勤などで引越しが必要なことは分かっていても住居がまだ決定していない場合もありますね。

ギリギリになってしまうと希望の日にちが埋まってしまう場合もあるので、おおよその引っ越し先、引越し日などが分かったタイミングで見積もりを依頼しましょう。

候補日を第三希望くらいまで用意しておくとスムーズです。

2 見積もりのための下見の日程決める

基本的に見積もりを作成してもらうために、自宅の下見が必要です。

下見では家財の搬出経路や正確な荷物の量、エアコンなどの取り外しの有無などを確認します。

引越し当日にトラックに荷物が載せられない、トラックの駐車スペースが確保できないなどのトラブルが起きないためにも下見をした正確な見積もりをお願いしましょう。

エアコンの取り外しや、特殊な家財の搬出などは別な業者に委託する場合も。

見落としがちな、外に止めてあるバイクや倉庫の中身なども下見の際に見積もりに入れてもらえるので、引越し当日に追加料金が発生することも防ぐことができます。

※単身の引越しなど荷物が少ない場合は現地の下見が不要の場合もありますよ。

3 下見をしてもらう

下見の際に打合せすること
・申し込み可能な日時
・所要時間
・オプションになるもの
・必要な手続き

業者と引越しの所要時間を確認し日程を相談しましょう。

候補日がいくつかある場合は日にち別に見積もりを出してもらいます。

「基本の引越し料金に含まれるもの」、「有料オプションとなるもの」を確認しましょう。 不要になった家具や家電製品の処分なども相談できますよ。

マンションによっては事前に管理会社へ、引越しの搬入搬出の手続きが必要な場合があります。

引っ越し前に必要な手続きの確認をしましょう。

4 正式見積もり金額が決定する

日時、オプションを決めて最終見積もりを依頼し、見積金額が決定します。

引越し料金の基本

引越し料金は「荷物の量」「運搬する距離」「引越し日程」をベースに見積もりされるでしょう。

この3つの条件以外にもトラックの空き状況や業者のルートの都合、スタッフの空き状況によっても料金は変わってきます。

また、業者により基本料金に含まれるものが異なりますよ。

有料オプションになるのかを確認しましょう。

金額の確認が必要なオプション
・段ボール
・小物の荷造り・荷解き
・エアコンの取り外し・取り付け
・洗濯機の取り外し・取り付け
・テレビ・アンテナの配線
・ピアノ・絵画など特殊品の輸送
・自動車・バイクの輸送
・ペットの輸送
・不用品の処分  など

引っ越し料金の相場

引っ越し料金は時期や引っ越す人数によって異なります。

引っ越し業者が忙しい時期に引っ越す場合や、引っ越す人数が多い場合は、高くなってしまう可能性が!

引っ越し料金の相場は、いくらくらいなのでしょうか。

ここでは、住まいに関する総合情報サイト「SUUMO」で紹介されている相場をご紹介します。

繁忙期と通常期に分けて見ていきましょう。

繁忙期【2月~4月】

・単身(荷物が少ない場合):平均52,210円
・単身(荷物が多い場合):平均75,761円
・2人家族:平均99,206円
・3人家族:平均124,872円
・4人家族:平均156,449円
・5人家族以上:平均211,717円

通常期【5月~1月】

・単身(荷物が少ない場合):平均44,358円
・単身(荷物が多い場合):平均57,503円
・2人家族:平均75,151円
・3人家族:平均93,485円
・4人家族:平均116,447円
・5人家族以上:平均165,171円

なるべく引っ越し料金を抑えたい人は、通常期の5月~1月中に引っ越すと良いかもしれません!

参考:SUUMO公式サイト(2021年3月3日時点)

引越し料金を安く抑えるポイントは?

引越し料金は人気が集中する時期ほど高くなります。

繁忙期は閑散期に比べて1.5倍から2倍になることもあるので1番金額に影響するポイント。

希望者の多い時期はスタッフも多く必要になり、トラックの手配等も込み合います。

自分の引越しの中で譲れる部分を見極めて、条件をうまく組み合わせることで引っ越し料金を安く見積もることができますよ。

繁忙期を避ける

先ほど確認したように、新生活が始まる2月から4月は引越しの繁忙期といわれています。

また9月も社会人の転勤や転職などにより値段が上がる場合があるので要注意。

人気の日程を避ける

土日祝や大安、月末などは引越しが集中する日程です!

賃貸契約が切り替わる月末、月初も希望が多い傾向にあります。

時間帯の希望をしない

午前中は希望が集中する時間です。

また、時間帯を指定せずに業者の空き時間に合わせるプランなどがある場合もありますよ。

業者はトラックの配車や人員配置を効率的に調整することが可能になるので、見積もりの値段を抑えることができます。

荷物を減らす

不用品を先に処分し、持っていく荷物の量を減らすことができます。引っ越しが決まった時点で計画的に進めておきましょう。

有料オプションの数を減らす

自分でできることは依頼せずに、有料オプションの数を減らすことで値段を抑えることができます。

業者により有料オプションの内容が異なりますので必ず確認してくださいね。

割引システムやキャンペーンを賢く利用

各社ネット見積もり割引や、シーズンに応じたキャンペーンなどを行っています。

また、楽天ポイントやPontaポイント、WAONなどポイントが貯まるサービスもあるのでチェックしておきましょう!

引っ越し業者の選び方や比較方法

引っ越し業者を選ぶときは、一括見積もりを活用して複数の業者に見積依頼をするのがおすすめです。

そうすることで、引っ越し業者を比較しながら自分にぴったりな業者が選べます!

その際に注意したいポイントがいくつかあります。

大手もしくは中小で選ぶ

引っ越し業者には大きく分けて「大手」と「中小」の2種類あります。

大手は全国を対応している傾向があり、中小はどちらかというと地域密着系。

一般的には大手引っ越し業者の方が費用が高いと言われているので、しっかり比較しながら選んでみましょう!

引っ越し業者の評判で選ぶ

引っ越し業者の評判で選ぶのも、大切なポイントです。

引っ越しは大変なもの。

担当者の対応によって、満足度が大きく変わります。

評判の良い引っ越し業者に依頼すれば、よりスムーズに引っ越しができるでしょう!

オプションサービスの充実度で選ぶ

オプションサービスとは、例えば無料の段ボールや不用品の回収など。

引っ越しをより便利にしてくれるオプションサービスがたくさんあるので、必ず確認してから依頼しましょう。

あまりにも費用が安い引っ越し業者は、オプションサービスが充実していない可能性があります。

まとめ

自宅に業者が来て見積もりをするという作業は少し面倒に思えるかもしれません。

ですが、当日の養生のポイントや搬送ルートや養生の準備などを正しく見積もってもらうことで当日の作業がスムーズになります。

また、業者により事前に打ち合わせをすることで、トラブルを防ぐこともできますよ。

実際に荷物を見てもらったら小さなサイズのトラックで収まり、ネット上の見積もりより安く抑えられたなんてことも…!

複数の業者から見積もりをとると値段交渉も行いやすくなります。

見積もりを比較し、納得のいく引越しをしましょう。