学生の引っ越し費用は?挨拶は?住民票は移すべき?疑問を一斉解決!

YOURMYSTAR STYLE編集部

更新日:2020年09月15日

 

大学や専門学校などへの進学を機に、慣れ親しんだ実家を離れて、ひとり暮らしを始める学生さんはたくさんいますよね。

自由になる半面、今まで家族が当たり前のようにしてくれていた家事、支払い、手続きなど、全て自分でやらなくてはいけません。

「新居は決めたけど、引っ越しは何をどうやったらいいかわからない」そんな方に、学生の引っ越しでやることを紹介していくので、参考にしてください。

引っ越しにかかる費用

引っ越しとなると気になるのはやはり費用ですよね!

引っ越し先の地域や家賃によってかなり変わってきますが、家賃の他に、管理費、敷金礼金、仲介手数料、前家賃、火災保険料、鍵交換代金、そして引っ越し費用がかかります。

大体家賃7万円くらいだと総額の引っ越し費用は40万から50万ほどかかる事も。

家賃や引っ越し代金など、節約できるところは工夫してやりくりしましょう。

引っ越し費用を押えたい場合は?

段ボール箱が少ない場合は、自分で引っ越し荷物を運ぶか、宅急便を使うことで引っ越し費用を安くすることができます。

引っ越し業者に頼む場合、時期や曜日、距離以外に、荷物の量によって料金は変わります。

引っ越し業者の繁忙期は、新年度が始まる前の3月から4月頃。

多くの人が新年度に向けて引っ越しする時期が重なるので、引っ越し時期を大幅にずらすのは難しいですよね。

でも、引っ越し業者を利用した場合、数社に見積もりを取って、繁忙期や日時、時間を調整することで、引っ越し費用が安くなる傾向があるので、ぜひ覚えておいてください。

家具や家電、生活用品などは、引っ越しで持ち込むよりも、現地で購入した方が引っ越し費用が安くなります。

学生生活が終わり、また引っ越しする際のことも考えて、引っ越し後も荷物は増やさないようにしましょうね。

引っ越ししたら挨拶に!

学生の引っ越し場合、親元を離れてはじめてのひとり暮らしになるという方がほとんど。

防犯上の理由で、挨拶にいかないという考えの方もいると思います。

しかし、自分が回りに住んでいる人を知っておくという観点からも、引っ越しの挨拶には行った方がいいでしょう。

もし、ひとりで行くのが心配なら、両親や身内と一緒に挨拶に行くのがおススメ。

引っ越しの挨拶の際には、のし付きで500円から1000円くらいのギフトを紙袋に入れて持参するのが一般的です。

のしをどうやって書けばいいか不安な場合は、引っ越し用ギフトとして販売されている、のしや紙袋がセットになっているギフトセットを利用すれば、そのまま挨拶に持っていけるので便利ですよ♪

引っ越しギフトには、賞味期限の短いものを避けて、年代性別問わず、誰もが使えるようなものを選ぶと良いでしょう。

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引っ越し当日にやること

鍵を受け取ったら、まずは電気・ガス・水道の開通をします。

電気

通常は家のブレーカーを「ON」にするだけで開始できます。

水道

水道の元栓を開くことで、水が出るようになります。

使用開始後は、「水道使用開始申込書」に記入して、郵送します。

ガス

ガスはガス会社の立会いのもと開通となります。

当日に連絡ではすぐに開通できないので、ガス会社に引っ越し日を連絡して、前もって立ち合える日を調整しておきましょう。

 

賃貸物件はカーテンレールがあっても、カーテンはついていない部屋がほとんどです。

人の目はもちろんのこと、夜の電気の光や、朝の日光などの光を遮ることができますので、カーテンは入居当日からある方がいいですよね!

引っ越し後に買ってもいいですが、入居前に窓のサイズを図っておいて窓のサイズにあったカーテンは事前に用意しておき、引っ越し当日に付けられるようにしましょう!

引っ越し後にやること

住民基本台帳法では、住所を変えた場合、旧住所には転居届を、14日以内に新住所で転入届を提出し、住民票を移す必要があります。

しかし、学生の短期の引っ越しでは住民票を移さない方も多いようですが、それは法律違反となり、5万円以下の罰金になることも。

ただ、住民票を移さなくてもよい一部例外があります。

・新住所に住むことが一時的(1年以内)であることがわかっている場合。

・定期的に実家(住民票のある場所)に戻り生活拠点が変わらない場合。

ですので、学生の場合、実家の旧住所のままでも、通学のための一時的な引っ越しとみなされて、罰則は受けない場合がほとんどです。

 

ただ、住民票を変えない場合、生活にデメリットもありますので知っておきましょう。

 

・郵便物や健康保険証、年金の書類が旧住所に届くので二度手間になる。

・運転免許の試験や更新は、旧住所の免許センターまで行かなくてはいけない。

・選挙投票券が旧住所に届き、旧住所の選挙区の候補者に投票することになる。

・新住所の自治体行政のサービスが受けられない場合がある。

 

一方で、住民票を変える場合の注意点もあります。

学生の場合、20歳の成人の日に地域の成人式に呼ばれます。

住民票のある地域の成人式典に招待されるので、新住所に住民票を移していると、慣れ親しんだ地域の成人式典には出席できないことに。

メリットデメリットを考えて、住民票をどうするのか検討してくださいね。

また、運転免許の住所変更や、携帯電話、クレジットカードなどの各種住所変更も、引っ越しの後なるべく早めにやっておきましょう。

まとめ

学生の引っ越しは、自立した生活の第一歩!

決めるもの、引っ越し作業、購入するもの、住所変更など、やることがたくさんありますが、事前の準備と計画をしっかりして、素敵な新生活を送りましょう♪