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更新日 :2024年05月29日

防災グッズの一覧表!本当に必要なものや忘れがちな必需品を紹介

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防災グッズのなかから、本当に必要なものをご紹介。最低限必要なもののチェックリストを参考にしつつ、防災グッズを見直してみましょう。「防災グッズは100均でそろえられる?」「無印やニトリで買える?」「災害時になくて困ったものは?」といった疑問にもお答え。台風や大雨のような異常気象や地震などの非常時に備えて、防災グッズの準備をはじめましょう。

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本当に必要な防災グッズ一覧表

品目

携帯

持出

備蓄

メモ

飲料水

1人3L×3日〜1週間分が目安

食品

1人3〜1週間分が目安。そのまま食べられるものが便利

衛生用品

マスク、ティッシュ、トイレットペーパーウェットティッシュ

モバイルバッテリー

 

懐中電灯・携帯ラジオ

携帯、持出用:軽量、複合機能が便利

装備品

 

ヘルメット、手袋、運動靴

救急セット

絆創膏や包帯、常備薬

季節用品

 

 

アルミブランケット、カイロ、レインウェア

衣料品

 

 

下着、タオル

カセットコンロ・ボンベ

 

 

 

簡易トイレ

 

 

防災グッズは、「普段の外出時にも携帯できるもの(0次の備え)」「非常時に持ち出すもの(1次の備え)」「備蓄するもの(2次の備え)」の3種類に分類できます。

特に非常持ち出し品非常用バッグに入れておき、災害時にサッと持ち出して避難するための最低限の備えとなっています。

スペースの問題や持ち運べる量にも限度があり、必要な数量や具体的な品目はそれぞれ異なるため、チェックリストを活用しつつ備えを見直してみましょう。

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「楽天」や「Amazon」などでも取り扱っている、基本的なアイテムが備わった防災セットを購入するのもおすすめ。なかには、防災のプロがセット内容を選んでいる商品もあるのでチェックしてみてください。

【持ち出し用】非常持ち出し袋に入れておく防災グッズ

・飲料水:1人1日3Lが目安
・食品:最低3日分(調理不要のものが便利)
・衛生用品:トイレットペーパー、携帯トイレ、歯ブラシ、マスク、体温計、消毒用アルコール
・モバイルバッテリー
・懐中電灯(予備電池)
・装備品:ヘルメット、手袋、運動靴
・救急セット:常備薬、絆創膏
・季節用品:カイロ、ブランケット、レインコート
・衣料品:下着、タオル
・貴重品:運転免許証、保険証など本人確認ができるもの、現金

自宅から避難所へすぐに避難できるように、「これだけは持っていたい」というものは非常用バッグに入れておくことが大切。

非常用バッグは玄関や寝室など、避難するときに持ち出しやすい場所に収納しておくようにしましょう。また必要なものを入れた状態で背負ってみて、持ち運びしやすいかも確認しておくようにしてください。

飲料水

農林水産省によると、1人1日3Lが目安の量となっています。必要に応じて、脱水予防としてスポーツドリンクを準備するのもおすすめ。

参考:農林水産省

食料品

非常持ち出し用の食料品は、乾パンや温めずにそのまま食べられるレトルト食品、ビスケットなどを最低3日分ほど用意しましょう。

衛生用品

・トイレットペーパー
・歯ブラシ、液体歯磨き
・ウェットティッシュ
・消毒用アルコール
・体温計
・マスク
・簡易トイレ

トイレットペーパー歯ブラシ水で口をすすぐ必要のない液体歯磨きなどを用意しておきましょう。

ウェットティッシュは、断水時にお風呂に入れない場合でも体を拭けます。また手指の消毒用アルコール体温計マスク感染症対策にも活用可能です。

また避難所ではトイレの順番待ちが発生してすぐに利用できない場合もあるため、簡易トイレも準備しておきましょう。

モバイルバッテリー・予備電池

災害時に家族との連絡や情報収集などで、スマートフォンを使うシーンが多くあります。

停電が起きてしまうと、いつでも充電できるとは限らないため、災害時に適した電池容量が大きめのものや、スマートフォン以外も充電できるモバイルバッテリーを用意しておきましょう。

荷物に余裕があれば、予備電池も用意しておくと、懐中電灯やラジオの電池が切れてしまった際に役立ちます。

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懐中電灯・携帯ラジオ

災害情報を得るために準備しておきたいアイテム。懐中電灯とラジオがセットになっているタイプなら、荷物がかさばらずに済みます。

ソーラーや手回し充電ができるタイプなら、電気が使えない状況でも使えるのでおすすめ。

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防災防犯ダイレクト ソーラー多機能防災ラジオライト5000

装備品(ヘルメット・手袋など)

・ヘルメット
・手袋(軍手や革の手袋)
・運動靴

避難時にヘルメットや防災ずきんを被り、落下物から身を守りましょう。

道に落ちているがれきやガラスの破片などでケガをしないために、手袋歩きやすい運動靴を用意しておくことも大切です。

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救急セット・医薬品

応急処置ができる救急セットや、総合風邪薬、解熱鎮痛剤、胃腸薬などの常備薬も、非常用として数日分用意しておきましょう。

消毒薬や脱脂綿、ガーゼ、ばんそうこう、包帯などケガをしてしまったときに使えるアイテムは、救急セットとしてひとまとめにしておくと管理しやすいのでおすすめ。

また非常事態の際にお薬手帳をすぐ持ち出せるように準備しておくと、服用している薬が把握でき、災害時でも適切な医療を受けやすくなります。

季節用品(カイロ・雨具など)

寒さで体力を消耗しないように、防寒・保温できるアルミブランケットや使い捨てカイロを備えましょう。

特にアルミシートタイプの方が熱を逃しにくく、軽量でコンパクトに収納できるのでおすすめ。

また梅雨時期にはレインウェア夏場は避難場所が屋外になる場合も備えて、蚊取り線香があると虫除け対策として使えます。

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衣料品・タオル

避難所では、下着の供給は時間がかかってしまうことがあるため、特に下着類は3枚ほど持っておきましょう。

洋服は毎日着替えられなくても、せめて下着だけでも替えられれば衛生的なストレスを減らせます。

タオルやブランケットは1枚あれば体を拭いたり、目隠しにしたりなど多目的に使えます。

貴重品

・身分証明書(運転免許証、保険証、マイナンバーカード、パスポートなど)
・現金
・通帳
・印鑑

一緒に持ち出すものとして貴重品類もチェックしましょう。停電するとキャッシュレス決済ができなくなるので、現金があると便利。10円玉や100円玉など小銭があれば、連絡手段として公衆電話でも使えます。

災害時は、特例としてカードや印鑑がない場合でも、本人確認ができればお金を引き出せるため、身分証明書は携帯しましょう。

避難所では盗難のリスクがあるため、「通帳や印鑑は自宅の金庫に保管しておく」という管理方法もありますが、災害時を狙った空き巣被害にあう場合もあるため注意が必要です。

自宅か避難所かどちらが安全か状況によって判断し、持ち出す際はしっかり管理しましょう。

【備蓄用】在宅避難で必要な防災グッズ

在宅避難の際に役立つ備蓄用の防災グッズから、特に備蓄しておきたいものをご紹介します。

備蓄用のアイテムは、いざというときに持ち運びやすく、収納しやすいキッチンや物置などにまとめてストックしておくのがおすすめ。

ライフラインの復旧は、電気が1日~1週間水道が3日~3週間ガスが1週間~5週間ほどかかる傾向があるため、これを踏まえて優先順位をつけて防災グッズを用意するとよいでしょう。

水や食料品

▼1人あたりの備蓄量の目安
・飲料水:1日3L×3日〜1週間分
・食料:レトルト食品や缶詰など3日〜1週間分

内閣府では、飲料水や食品は最低3日分、大規模な災害の可能性がある地域では、1週間分の備蓄を呼びかけています。

食料品は、普段食べ慣れているものや家族が好きなものを中心に、乾麺やフリーズドライ食品、缶詰など長期保存しやすいものを備蓄しておくとよいでしょう。

長期間備蓄しておく際は、消費期限に注意。

普段食べた分を買い足して備蓄していく「ローリングストック法」なら、備蓄品の鮮度を保ちつつ、災害時にも日常生活に近い食生活が送りやすくなります。

参考:内閣府 防災情報ページ

カセットコンロ・ボンベ

ガスや電気が使えない在宅避難中に、温かい食べ物や飲み物を作るための熱源を確保しておきましょう。

カセットコンロは約10年カセットボンベは約7年の使用期限があるため、ストックしておく際は、使いながら定期的に交換するローリングストック法がおすすめです。

ちなみに、カセットボンベは1本で約60分の使用が可能。余裕を持って15〜20本は備えておきましょう。

また調理器具と一緒に紙皿や紙コップ、割り箸も備蓄しておくと、水が使えないときにも助かります。

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簡易トイレ

簡易トイレは、在宅避難中に断水が起きてしまった際や車中避難の際にも使えます。吸収剤や凝固剤入りの簡易トイレなら、ニオイを抑えられるのでおすすめ。

1人の1日あたりのトイレの回数を5回分と仮定すると、1週間で1日あたり35回分の備蓄が必要となります。

トイレットペーパーや汚物を入れられるビニール袋も多めに準備しておくとよいでしょう。

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【家族別】個別で備えておきたい防災グッズ

本当に必要なものは家庭ごとに異なる場合があるため、ここからは、個別で検討したい防災グッズについてご紹介します。

女性

・化粧品(くし、ブラシ、ゴム、鏡など)
・生理用品(おりものシート、ナプキン、サニタリーショーツなど)
・防犯ブザー、ホイッスル
・中身の見えないゴミ袋
・下着

避難先でも、普段のような生活をすることでストレスの軽減につながるため、普段使っている化粧品類も準備しておきましょう。

女性の下着類は、避難所での干し場所に困ることがあるため、速乾性のある化繊素材がおすすめ。

また防犯対策として、黒やグレーでタンクトップやボクサータイプのパンツなど、女性用と判断しにくいものを選ぶとよいでしょう。

同じショーツを何日か使う際は、おりものシートを毎日交換すると清潔に保ちやすくなります。

高齢者

・大人用紙パンツ、吸水パッド
・お薬手帳のコピー
・入れ歯、入れ歯洗浄剤
・補聴器
・介護用品、介護手帳

眼鏡や杖など、日常生活で使っているものも防災グッズとして備蓄しておきましょう。

乳幼児・子ども

・おむつ、おしり拭き
・ミルク、哺乳瓶、離乳食、携帯カトラリー
・抱っこひも、子どもの靴
・お気に入りのおもちゃ、絵本
・母子手帳

赤ちゃんがいる家庭では、特に母子手帳や授乳ケープ、ミルク、オムツ、おしり拭き、抱っこひもなどの準備も忘れないようにしましょう。

子どもは普段と違う非常食を嫌がることがあるため、事前に試して食べやすいものをストックしておくのがおすすめです。

ペット

・フード、水、おやつ、フードボウル
・キャリーバッグ、ケージ
・首輪、リード(伸縮しないタイプ)、おもちゃ
・ペットシーツ、排泄物の処理袋
・ペット用ウェットシーツ
・医薬品

災害時は、ペットフードや水などの支援に時間がかかることがあります。避難所でのトラブルを防ぐためにも、防災グッズでカバーできるものがあれば、用意しておきましょう。

フードと水は、少なくとも5日〜1週間分は用意しておくとよいでしょう。

100均に防災グッズは売ってる?

2024年5月時点での編集部調べによると、100均ショップ「ダイソー」では、防災用品を多数取り扱っています。

店舗により品ぞろえは異なりますが、吸水タンクやアルミシート、懐中電灯などはダイソーのネットストアでも一部の商品は購入が可能です。

また、100均ショップ以外にも防災用品を買えるお店を調べてみたところ、「ニトリ」では必要最低限のものがそろった防災セット、「無印良品」では折りたたみ可能なヘルメットやカセットコンロなどの取り扱いがありました。

防災グッズを買う際は、これらの通販サイトもチェックしてみてください。

【Q&A】防災グッズに関する質問

「最低限必要な防災グッズは?」「防災グッズは何があればいい?」など、防災グッズに関する疑問をまとめて解説します。

Q. 防災セットで本当に必要なものは何ですか?

A. 必要最低限の防災グッズは、以下を参考にそろえておきましょう。

・飲料水
・食品
・衛生用品
・モバイルバッテリー
・懐中電灯
・ヘルメット、手袋
・救急セット、常備薬
・貴重品(現金、身分証明書)

家族構成で必要なものは変わってくるため、自分に必要なものの優先順位を決めて準備することが大切です。

Q. 災害時になくて困ったものは何ですか?

A. 特に個人で必要なものは忘れがちなので注意しましょう。

女性の場合は生理用品、子どもや高齢者がいる家庭ではおむつなどを必要に応じて備えておきましょう。

Q. 防災グッズでいらなかったものものはありますか?

A. 使用頻度が低いものや、代替えできるものなどはいらなかったものとして挙げられています。

編集部スタッフがネットを調査してみたところ、使用頻度が低いものとして、コンパスや大きいテント、ろうそくは燃え移るリスクがありライトで代用できることから、「用意したけど使わなかった」という声もありました。

備えるべき防災グッズは避難状況や家族状況によっても異なるため、優先順位や使用頻度などから必要かどうか検討してみましょう。

Q. 防災グッズ以外に必要な備えはありますか?

A. 家の中の災害対策としては、家具の固定やガラスの飛散防止などがあります。

災害時に家具が倒れてケガをしないよう、固定したり、寝室や子ども部屋には高さがある家具をなるべく置かないようにしましょう。

そのほかにも、家族同士の安否確認方法や、避難場所や経路もハザードマップを見ながら事前に確認しておくことが大切です。

災害時に備えて防災グッズを見直しておこう!

防災グッズは、災害が起こる季節や災害のレベル、避難所か自宅待機かによって優先順位が変わってきます。

日ごろから家族で話し合い、さまざまなパターンを想定しておくことが大切ですね。

また大切な家を災害から守るために住まいの災害対策も見直してみましょう。

「ユアマイスター」では、台風や地震などの備えとして、屋根や外壁のリフォーム、修繕にも対応しています。防災グッズの見直しとともに、検討してみてください。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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