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更新日 :2022年01月04日

ドアの修理は早めに対処!4つの不具合パターン別修理の基本を解説♪

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毎日の暮らしの中で何気なく利用している「ドア」。

家のドアを開け閉めするだけで、内と外を分けてくれたり、家の中で部屋同士を区切ってくれたりと、ドアにはプライベートを守る大切な役割があります。

そんなドアが閉まらなくなってしまったり、傷ついてしまったり、部品が故障してしまったら、修理の方法が分からずに焦ってしまう人も多いかもしれません。

今回は、そんなドアが故障してしまった時の修理方法について、ご紹介させていただきます。

ドアの修理方法1 ドアノブが故障してしまった場合

ドアを開け閉めする要でもあるドアノブは、故障してしまうと、ドアが開かなくなったり、最悪の場合には、部屋から出られなくなったりしてしまう場合もあります。

ドアノブの主な故障の症状は、「ドアノブが回らない。」「ドアノブがガタガタする」「ドアノブが空回りしてドアが開かない。」などが挙げられます。

ドアノブが故障した場合に、まず最初に考えられる原因は、ドアノブを固定しているネジの緩みです。

まず最初に、ドアノブのネジが緩んでないかを確認し、緩くなっている場合には、ネジを閉めるだけでドアが修理できる可能性もあります。

ドアノブの耐久年数は、一般的に10年~15年程度と言われているので、15年以上使っている場合や、ネジを調整しても直らない場合には、ドアノブの交換が必要な場合もあります。

ドアノブを交換する際には、まず最初に以下の長さを測り、ドアにぴったり合ったドアノブを購入するようにしましょう。

ドアノブを購入する際に、計測する箇所

・ドアの厚さ
・ラッチボルト(ドアの側面に見える小さな金具)の幅
・ドアの側面からドアノブの中心までの長さ
・丸座(ドアノブを固定している円形の部品)の直径

ドアのサイズにぴったりと合うドアノブが購入できたら、まず最初に、壊れてしまったドアノブを取り外します。

ドアノブの内と外それぞれについているネジを緩めて、ドアノブを外し、ドアの側面についているラッチケースのネジを緩めて、取り外せば、ドアノブの取り外しは完了です。

取り外しが完了したら、取り外した手順とは反対に、ラッチケースを取り付けてから、内と外のドアノブをそれぞれ取り付ければ、ドアノブの修理は完了です。

ドアの修理方法2 扉の傷や凹みができてしまった場合

次に、ペットがドアを引っ掻いたり、ものが当たってドアが凹んでしまった場合の修理方法についてご紹介します。

ドアについてしまった傷が大きくない場合には、ホームセンターなどで販売している「木工家具補修マーカー」や「木工パテ」「キズ隠しテープ」などで簡単に修理することができます。

この時注意したいのが、ドアの色味や木目に近い商品を選ぶことです。

あまりにも、色が違う場合などには、修理した箇所が逆に目立ってしまうこともあるので、注意が必要です。

また、傷の長さが15cm以上ある場合や、凹みの深さが1mm以上ある場合には、素人では修理することが難しいことが多いため、業者に依頼して修理を行うことがおすすめです!

ドアの修理方法3 ドアの開閉音がうるさい場合

ドアを開け閉めするときに、キーキーと音がなってしまう場合には、蝶番のオイルが切れている可能性があります。

その場合、注油するだけで、異音が解消される場合が多いので、まずは注油して様子を確認することが大切です。

一般的には、グリスと呼ばれる液状循環油が最適ですが、自分で修理する場合には、手軽にできるスプレータイプのシリコンオイルがおすすめです。

オイルが準備できたら、あとは、蝶番の隙間から、心棒に向かってオイルを吹き付けるだけでOK!

垂れたオイルは乾燥すると染みになってしまうので、しっかり拭いておくようにしてくださいね。

ドアの修理方法4 ドアが閉まらなくなってしまった場合

玄関ドアが閉まらなくなった場合には、ラッチやドアクローザーの不具合、蝶番の故障などが原因と考えられます。

そのため、ドアが閉まらなくなった場合には、ラッチやドアクローザーに潤滑油などを注油したり、蝶番のねじに緩みがないかを、まず最初に確認するようにしましょう。

それでも修理できない場合には、ドアや枠自体が歪んでしまっている可能性もあります。

そのような場合は、自力で直すのではなく、専門の業者に相談して修理を依頼するようにしましょう。

まとめ

ドアが故障してしまった場合の修理方法について、ご紹介しました。

ドアが故障してしまうと、施錠をすることができずに、防犯面でも心配ですし、最悪の場合、部屋などに閉じ込められて出れなくなってしまうなんてことにもなりかねません。

日頃、ドアを開け閉めしていて、少しでも不具合を感じた場合には、早めに対処したり、普段開け閉めするときに、強い力で開け閉めしないようにするなど、日頃から注意して過ごすようにしましょう。

また、不具合が起こってしまった場合には、今回ご紹介した修理方法を参考に、落ち着いて対処するようにしてくださいね!