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更新日 :2020年09月25日

すのこベッドもカビは生える!実際に掃除した結果と予防法を大公開!

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カビ対策で、すのこベッドを買ったのに、いつのまにかカビが生えていた。そんなお悩みはありませんか?

カビはどこにでも生えるもの、通気性が良いからと言って侮っていると、痛い目を見るかもしれませんよ。

今回はすのこにこびりついたカビの除菌方法や、黒ずみを落とす方法について紹介していきます。

カビ退治におすすめの3つの方法

すのこベッドのカビに効果的な除菌方法って何があるの?とお困りの方も多いと思います。

すのこのカビで気をつけたいのは、すのこに出来るだけダメージを与えないこと。

カビを除去するためのオススメの方法は主に3つ!

陰干し

特別な道具がいらない除菌方法は、陰干し

風通しの良い屋外でしっかりと陰干しすれば、カビのほとんどを死滅させることが出来ます。

ただし、除菌はできても黒ずみはなくせないので注意しましょう。

注意
天日干しは、乾燥によってすのこが変形する恐れがあるので気をつけましょう。

アルコール除菌

市販のアルコールスプレーなどを、ティッシュや雑巾に含ませてから拭き取っていきましょう。

直接吹きかけるとカビの胞子が舞う可能性があるので、オススメできません。

塩素系漂白剤

上の2つの方法はカビの除菌はできても、黒ずみを綺麗にすることはできません。

木材の奥まで根付いていた黒ずみを落とすには、塩素系漂白剤を使うのがベスト!

キッチンハイターやカビキラーなどを黒ずみにかけて数分放置した後に、水で流し洗いましょう。

ワンポイント!
木材のカビを完璧に除去することはできません。
気になるようであれば、すのこを買い替えましょう。

実際にすのこのカビ退治をしてみた

実際どれくらい効果があるの?

やってみなければわかりませんよね。

今回は実際にエタノールと漂白剤を使って、すのこの汚れを落としていきます!

今回の標的はコレ

家のベランダで10年以上使い続けているすのこ!

すのこベッドはないので、こちらを代わりにカビ退治していきます。

見るからにカビが繁殖していそう…それでは実際にカビを退治していきます。

アルコール除菌を試してみた!

まずはアルコール除菌を試してみます!

普段、全くカビ対策をしていないのでこれだけでも十分効果があるはずです。

実際に水拭きした後とアルコール除菌した後を比べたのがこちら!

水拭きの方は木目に沿って黒カビが残っていますが、アルコール除菌ではずいぶんと綺麗になっていることがわかります。

ただ、それでもやっぱりカビの黒ずみは綺麗に落とせていませんね。

そんな時には塩素漂白剤、そう!ハイターの出番です。

キッチンハイターを試してみた!

頑固な色汚れの救世主、それが漂白剤!これを使えばしつこい黒カビも一網打尽!

頑固な黒ずみも綺麗に落ちる…はず…。

あれ、落ちてない…?

うっすらと落ちている部分もあるけれど、全体的に黒ずみ、落ちてなくない?

………。

塩素系漂白剤は木材のカビを完璧に除去することはできません。

そうだった…。

ただ、これは10年間1度も洗うことなく外で使い続けた、すのこの場合。

すのこベッドや室内で使っている棚など、カビが大量に繁殖していなければちゃんと落ちるはずです!

すのこに生えるカビを予防するには

カビは生えたらやっぱり掃除するのも大変、ずっと放っておくと落ちないことは実証済み!

日ごろからのケアを心がけて、すのこにカビが生えないようにしましょう。

定期的に干そう

カビが生えやすい一番の条件は高い湿度。

すのこを定期的に風通しの良い場所で陰干しをすれば、カビの発生を抑えることが出来ます。

こまめに換気しよう

部屋の湿度が高ければ、それだけカビが発生する確率は高まります。

こまめに部屋の換気をすることを習慣づけましょう。

除菌しよう

除菌方法で紹介したように、こまめに除菌スプレーなどを吹きかけてカビの発生を抑えましょう。

常に清潔にしていればカビも発生しませんよ。

すのこベッドを置いた部屋の換気も大事!

この他に、部屋自体が湿っているなんて可能性も!

せっかくすのこを干しても、サウナの様な部屋に戻したら台無しですよね。
再び湿気を吸うだけなので、部屋自体の湿度も対策しましょう。

という訳で、次はすのこベッドを置いている場所のカビ対策。
主な方法は換気になりますが、意外なポイントもあるので参考にしてみてくださいね!

部屋を除湿しよう

まずはお部屋の除湿方法です。
夏は梅雨、冬は結露の湿気が部屋を襲うので、一年を通して油断できません。

今回はおすすめの方法ごとに解説していきますね。

窓をあける

シンプルな方法ですが、換気といえばやはりコレ。

あける窓についても、良く風が吹く方角を覚えておきましょう!
風の通り道を意識すると、よりうまく換気が行えますよ。

また、外と内の温度差を減らすことで、結露対策にもなります♪

扉をあける

窓以外に、扉をあけても空気を動かすことができます。
特に一軒家などの広い間取りは、締め切った空間を作らないことが大切です。

換気扇を回す

電気代を気にして消してしまいがちですが、換気扇はかなり優秀な設備。
まぁそもそも換気するための機械なので、当然なんですけどね(笑)

24時間回し続けることが重要ですが、羽に汚れが溜まっていくのも問題です。
汚いだけでなくカビの栄養にもなるので、定期的にお掃除してあげましょうね♪

サーキュレーターを使う

空気を動かすだけなら、扇風機やサーキュレーターなんかも便利ですね。
湿気は同じ場所に留めないことが大切なので、すのこベッドの下は重要ポイント。

風を通して寝汗を逃がす工夫をすれば、カビ問題にも効果的です。

除湿器を使う

冬場はせっかく温めた空気を外に逃がしたくないですよね。
夏場はその逆のことが言えるので、部屋の換気は少し難しいかも。

そこで活躍するのが除湿器です。
部屋の温度を変えること無く、湿気を取り除くことができます。
コストはかかりますが、効果は抜群なのでぜひ検討してみてください!

クローゼットや押し入れも

湿気が溜まりやすい場所として、クローゼットや押し入れなんかも挙げられます。
狭く、フタをされたような構造なので、カビも生えやすいですね。

家全体から湿気を取るという意味でも、この辺りの対策は重要になってきます。

狭い空間には除湿剤

部屋の場合は除湿器を使いましたが、狭い空間にはちょっと贅沢。
なので、クローゼットや押し入れには除湿剤がおすすめです。

電気も使いませんし、何より安くて手間もかからないので簡単です♪
置くタイプやぶら下げるタイプなど種類も豊富なので、ご自宅にあったものを選びましょう。

まとめ

カビ対策ですのこベッドを買ったのに、いつの間にか黒い跡が…なんてことは珍しいことではありません。

ベッドに限らず棚やベランダなど、日頃使っているすのこを確認してみることをオススメします。

カビを退治して心地よい生活を送りましょう♪