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更新日 :2020年03月14日

鼻のかみ方を見直す!小さなこどもでも今日からできる実践テクニック

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みなさんは正しく鼻をかめていますか?

花粉、ほこりやウィルスによって出る不快な鼻水。勢い任せにかんでみたり、無意識に鼻をすすってしまったりしていませんか?

間違ったかみ方をしてしまうと、中耳炎や気管支炎、肺炎になることもあり、耳やのどの不調に繋がることも。

今回は、意外と知られていない正しい鼻のかみ方のポイントや注意点をお伝えします!

あなたも正しいかみ方でスッキリしましょう!

正しい鼻のかみ方は?

◎片方ずつ、ゆっくりと
かむ反対側をきちんと押えて、片方ずつかみます。

◎鼻をかむときには口から息を吸う
鼻水をしっかりと押し出すために、たくさん口から息を吸います。

◎何度かに分けて少しずつ。
全ての鼻水を一回でかもうとせずに、数回に分けて、少しずつ、ゆっくりと。

◎強くかみすぎない
早く鼻をすっきりさせたいと、どうしても強く鼻をかみがちになります。
しかし、耳の弱い方や子供の場合、この圧力で中耳炎を起こしてしまうことが。
特に小さなお子さんは、大人が注意して見てあげましょう。

鼻水は片方ずつ、ゆっくりと。こまめにかんで外に出してあげることが大切ということですね!

実は危険?!NGな鼻のかみ方

×勢いよく力まかせにかむ
鼻血がでたり、圧力によって中耳炎を起こしてしまう場合があり危険です。気を付けましょう。

×両方の鼻を一気にかむ
左右を一度にかむと、鼻水に含まれる細菌やウィルスが鼻の奥へ追い込まれ副鼻腔炎につながる可能性があります。

×中途半端にかむ
小さな子供の場合、残った鼻水の細菌が増え、気管支炎や肺炎に繋がることも。

×鼻をほる
鼻くそを無理に取ろうとすると粘膜を傷つけてしまい、鼻血がでたり、細菌が入り込んだりする可能性があります。
特に小さなお子様には注意してあげましょう。

×鼻水をすする
細菌のついた鼻水がすすることで、鼻水が奥まで入ってしまったり、耳にまで達してしまったりすると、中耳炎になってしまうことも。
鼻水はこまめにきちんとかんで、外に出してあげることが大切なのです。

子育てママさん必見!子供へ鼻のかみ方の教え方

子供って、しょっちゅう鼻水がでますよね?幼稚園保育園に行きだすと、さらに頻繁に鼻水が出ているなぁと感じるママさんも多いのではないでしょうか?

できれば園の先生任せではなく、自分でも鼻水をふけるようになってほしいもの。

我が家の息子が2~3歳の頃に「お鼻をフンッ!!てしてごらん?」と鼻のかみ方を教えたことがあります。

すると大きな声で「フンッ!!」と口で叫んでしまい、なかなか伝わらなかったことがありました。

時期をみて何度教えても「フンッ!」の声が大きくなるだけ。意図的に鼻から息を出すという行為。

簡単なようですが、子供によってそれが難しいと感じる子もいるんだなと感じました。

そこで我が家の子供に効果のあった、鼻のかみ方の練習方法をお伝えします。

用意するもの
・息をかけると簡単に吹き飛ぶ軽いもの。
ティッシュや、かわいい紙ナプキン。毛糸を短く切って2~3本束ねたものでも可。ティッシュや紙ナプキンの場合は短冊状に切ると軽くなってやりやすいです。
練習のやり方
1
片方の鼻の穴を指でふさぐ

口を閉じて片方の鼻の穴を軽く押さえて、ティッシュなどをもう片方の鼻の前に軽く垂らしてあげます。

2
吹き飛ばす練習をする

鼻から「フンッ!」と息を出してティッシュなどを揺らし、吹き飛ばす練習をします。

子供は、自分の息で揺れるのを実際に見ると面白いようで、時々わざと軽く持って吹き飛ぶようにしてあげるとさらに楽しんでやっていました。

親子遊びの中にゲーム感覚で取り入れると、子供とのコミュニケーションも取れて楽しく練習することができます。

息子はその後、鼻をしっかりかめるようになりました。一石二鳥!なこの方法、ぜひ試してみてください!!

上手に鼻をかめないお子さんへの便利グッズ

また、まだ鼻を自分でかめない赤ちゃんの場合、出てきた鼻水を拭ってあげることはできますが、それでは全ての鼻水を取り除くことはできません。

現在、赤ちゃんグッズ売り場には、電動や手動など、用途にあわせた鼻水吸入器や、鼻のお手入れグッズがたくさん販売されています。

お肌の弱い赤ちゃんは、鼻水を放置するとすぐに鼻まわりがかぶれてしまうことも多いですよね。ぜひ、便利なケアグッズを活用して、お鼻まわりのケアをしてあげてください。


シースター Seastar 電動鼻水吸引器 ベビースマイル S-302


Baby Smile 電動鼻水吸引器 メルシーポット S-503


KJC エジソンのすっきり鼻水吸引器S ホワイト

鼻水が出やすくなる絶好な環境は?

鼻水がつまらずに出やすくなる環境、それは、加湿と保温です。

お風呂に入ると鼻水が出やすくなるのは、まさにこの加湿と保温が同時にされている、絶好な環境だからなのですね!

すぐにお風呂に入れないときには、鼻をホットタオルなどで温めてあげたり、洗面などで、お湯の蒸気をあびることでも代用できます。

また、鼻の粘膜が腫れていると上手に鼻をかんでもすっきりしないということがあります。

耳鼻科では鼻水を綺麗に取り除く処置もしてもらえます。その場合には、迷わず耳鼻科へ行きましょう!

まとめ

「鼻水くらい」とあなどると、つらいトラブルへ繋がる可能性もあります。

風邪やウィルス、花粉などで不快な鼻水に悩まされるこの時期。

正しい鼻のかみ方で、こまめにしっかりと鼻水を取り除き、スッキリ過ごしましょう!!