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更新日 :2022年01月31日

防草シートの施工方法をご紹介。自宅の雑草対策に悩む方は必見です!

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抜いても抜いても生えてくる雑草。

そんな雑草の草刈りに、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

雑草を生やしっぱなしにしてると、見た目も悪く、防犯上もよくありません。

そんな雑草対策には「防草シート」がおすすめです!

公園や太陽光発電施設、工事現場などでも使われることもある防草シートですが、一般家庭でも多く使われています。

今回は、防草シートの種類と施工方法について解説します。

防草シートとは

防草シートとは、雑草が生えてくるのを防ぐためのシートです。

ホームセンターやインターネット、100円ショップなどでも販売されています。

除草剤などの薬剤を使わずに雑草対策ができるので、環境にもやさしく、ペットを飼っているご家庭や家庭菜園をやっているお庭にもおすすめです。

どうして雑草が生えない?

植物の生育に必要なのは、光と水と二酸化炭素の3つの要素です。

防草シートは、3つの要素のうちの「光」を遮断することで植物が生育することを抑えます

防草シート選ぶポイント

防草シートは、各メーカーからさまざまなものが販売されていて、仕様や耐久年数、価格もさまざまです。

防草シートを敷きたい場所や目的に合わせて選びましょう。

家庭で防草シートの使用場面例

・自宅庭の砂利の下
・玄関までのアプローチ
・ガレージ
・ウッドデッキの下
・人工芝の下

防草シートの種類

防草シートは、織布タイプと不織布タイプの2種類があります。

織布タイプ

織布タイプは、縦糸と横糸を織り込んで作られたシートです。

値段も手ごろで、ホームセンターなどでも気軽に購入できるタイプなので、コストを抑えて雑草対策をしたい人におすすめ

目の粗いタイプのものは、光を通しやすいので、目が細かいものを選ぶと防草効果が高くなりますよ。

織布形状のため、刃先の尖った雑草などは間から突き抜けて出てきてしまうので、注意が必要です。

おすすめ 商品

商品画像
高質防草シート 1m×50m

生地にカビやコケなどの発生を抑制する抗菌剤を注入した防草シート

不織布タイプ

不織布タイプは、繊維を織らずに圧力をかけて薄いシート状にしたものです。

織り込まずに作られているので、目が詰まっていて丈夫なつくりが特徴

織布タイプより値段は高めですが、耐久年数も長くなります。

目が詰まっているので、先のとがった草でも突き抜けることがありません。

厚みがあるので、種類によっては水はけが悪くなる場合もあります。

おすすめ 商品

商品画像
防草シート 1m×30m

ポリプロピレン・4層スパンボンド不織布を使った耐久性の高い防草シート

防草シートの施工手順をチェック!

次に、防草シートの施工方法を見ていきましょう。

施工に必要なもの
・防草シート
・ピン(防草シートに付属している場合もあります)
・ハサミやカッター
・防草シート用テープ
・ハンマー
・除草の道具
・レーキやトンボ
施工手順
 
1
除草・整地

雑草を根元まできれいに草を刈り、地面のデコボコを整地します。

尖った草や切り株なども、完全に除去しましょう

尖ったものがあると、防草シートを傷つけ、破れる可能性があり、破れた隙間から光が入ると雑草が生えてしまいます。

次に、石なども取り除き、レーキやトンボを使い、土をならします。

大きなデコボコがあると、シートに土埃がたまり、そこに雑草が生えることがあります。

土がやわらかい場合は、転圧し、土を踏み固めましょう

やわらかいままシートをかぶせてしまうと、やわらかい土の部分を踏んだときに、引っ張られて穴が開く可能性があります。

2
防草シートの設置

防草シートを、施工する場所に敷き、サイズがあっているか確認します。

防草シートを地面に置き、少しずつ引っ張りながら広げていきましょう。

一度に広げすぎると、風にあおられてしまう場合があるので注意が必要です。

次に、地面の形にあわせて、防草シートをハサミやカッターなどで切っていきます。

シートの端は、施工する地面から10cm程度余る長さに切るのがポイント

ぴったりに切ってしまうと、施工するうちに、端が足りなくなり隙間ができてしまうことがあります。

壁際なども長めにしておいた方が隙間ができにくくなりますよ。

複数の防草シートをつなげて使う場合には、重なる部分を10cmほど設けて重ねて並べていきます。

重なる部分が狭すぎると間から雑草が出てくる原因に

シートをつなげる部分は、専用のテープを使って固定しましょう!

おすすめ 商品

商品画像
防草シート用テープ クロス・不燃布・マルチシート兼用
3
止めピン打設

風で飛ばされないように、全体を50cm間隔でピンで固定します。

あらかじめチョークなどで、ピン止めの位置をマーキングしておくと作業がスムーズです。

ピンは、ハンマーなどを使って防草シートの上から貫いて、打ち込みます。

ピンが最後まで打ち込まれていないと、ピンが抜けたり、シートがずれて隙間ができる原因となるのでしっかりと根元まで打ち込みましょう

ピンの上からテープを張ると、隙間から入る光を遮ることができますよ。

※打ち込み間隔は防草シートを設置する場所に合わせて変更してください。

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商品画像
Uピン杭 黒丸付 防草シート固定用

まとめ

防草シートの設置は、作業に手間がかかりますが、一度設置をすれば草抜きの負担がなくなります。

ご自宅の庭もいつもきれいな状態でいられるのもうれしいですね♪

雑草に悩んでいる方は、是非防草シートの施工にチャレンジしてみてください!