押入れのカビに白黒つける取り方!再発防止の5つの策は除湿がカギ!

■押入れの中は、高温多湿でカビが生えやすい!服の汚れはエサになる!
■白いカビは、逆性石鹸かエタノールをテッシュにつけて拭き取るのが◯
■黒いカビには、塩素系漂白剤をシュッ!放置して水拭きして乾燥させよう

マリノス

更新日:2020年12月04日

押入れといえば、和室ならではのとっても便利な機能。
大きなものをすぐに片付けられて、とても助かる。

衣替えの時期には着ていた服を一気にケースに入れて、押入れに…

とその時、久しぶりに開けるとなんだか変なにおい。
よく見ると、押入れの壁には黒い斑点が…

それ、カビですね。

せっかく衣替えの準備をしていたのに、
押入れが臭くて汚いなんてショック。

では押入れのカビ、一緒に撃退しましょう。

押入れのカビの原因

何もしていないはずの押入れにどうしてカビが?
カビの原因となる4つをおさらいしましょう。

高温
カビが繁殖しやすいのは20~30℃。押入れは普段ふすまで密閉されているため、カビが繁殖しやすい温度に保たれやすいのです。

湿度
押入れの中はもちろん風通しが悪いですよね。
つまり、湿気が中にたまったままになります。

栄養分
押入れに使われているベニヤ板壁紙はカビが成長するための栄養になります。また、布団や衣類など人間の肌に触れるものに残った皮脂汚れももちろんカビの栄養素になります。

酸素
押入れの中は気密性は高いですが、真空状態というわけではありません。
適度に酸素のある状態に保たれますから、カビの繁殖には最適な場所になってしまうわけです。

私たちの大事なものを収納してくれる押入れの中は、実はカビにとっては快適な環境だったのです。

押入れのカビ撃退法

さて、押入れを開けてカビを発見してしまったとき一体どうすればいいのか。

カビの種類ごとに考えましょう。
白いカビ、黒いカビ、目に見えないカビの3つに分けて紹介します。

白い胞子状のカビの場合

カビが白い胞子状になっている場合。
これは胞子が飛び散ると、どんどんカビが増えてしまいます。他のところに飛び散らないようにゆっくりと掃除しましょう。

このカビの掃除の方法は、掃除機で吸い取る方法とティッシュで拭き取る方法の2種類あります。
でも、掃除機で吸い取る方法は、屋外または窓際で行うことが必須です。
押入れは屋内のため、ここではティッシュで拭き取る方法を紹介します。

用意するもの
・ゴム手袋
・マスク
・洗面器やバケツなどの容器
・ティッシュ
・ごみ袋
・逆性石けん または エタノール
逆性石けんとは?
通常の石けんとは異なり、洗浄よりも殺菌が主な効果の石けんです。
液体状のものがドラッグストアやAmazonで買えます。
手順
1
押入れの中のものを全て出す

最初に押入れの中に入っているものを全て出します。

ゴム手袋とマスクをつけて作業をしましょう。

2
逆性石けん または エタノールを薄める

洗面器などの容器に入れて薄めましょう。

通常の逆性石けんは200倍に希釈でOKです。パッケージに記載されているので必ず確認してくださいね。

また、エタノールでも代用可能です。
エタノールの場合、消毒用エタノールはそのまま使用できます。
無水エタノールの場合、エタノール8、水2の割合で薄めましょう。

おすすめ 商品

商品画像
【第3類医薬品】オスバンS 600mL

逆性石鹸は、殺菌と消毒の効果の高いもの。
押し入れのカビだけではなく、下駄箱やキッチン周り、他にもタオルの消毒などに使うことができます。梅雨など衛生面が気になる時期には、1つ置いておいてもいいかもしれませんね♪

3
ティッシュで拭き取る

ティッシュを薄めた逆性石けんまたはエタノールに少し浸して、白いカビの胞子が飛び散らないように、上からそっと拭き取ります。

4
ティッシュを捨てる

胞子のついたティッシュは、他のところに胞子が飛び散らないように、そのままごみ袋に捨てましょう。

黒い斑点のカビの場合

黒い点々のカビが出来ている場合。実はこれが一番厄介なんです。
拭き取ったり、除菌するだけでは消えません。
この場合、漂白剤を使うことになります。

注意
漂白剤を使うと、押入れの中の色が変色する場合があります。

押入れの中の壁の色が多少ダメージを受けても構わない、という方のみお試しください。どれくらい変色するのか、壁の目立たない部分で試してから使うのがおすすめです。

壁が変色することに抵抗のある方は、除菌をしましょう。黒い斑点は消えませんが、カビ菌は死滅します。

用意するもの
・ゴム手袋
・マスク
・泡スプレータイプの塩素系漂白剤
・雑巾数枚
・扇風機(あれば)
手順
1
押入れの中のものを全て出す

最初に押入れの中に入っているものを全て出します。
ゴム手袋とマスクをつけて作業をしましょう。

2
雑巾に漂白剤をつけて拭く

乾いた雑巾に漂白剤を吹き付けてカビの部分を直接拭き、そのまま10分ほど放置します。

3
水で拭く

放置したら、水で濡らした雑巾で漂白剤のついた部分を拭きます。

4
乾燥させる

濡れた場所に扇風機を当てて乾燥させます。湿気がこもると意味がないので、乾燥させた後もしばらくは、ふすまを開けておきましょう。

見えないカビを除菌する場合

カビは目に見えなくてもたくさん存在しています。
カビ菌を死滅させるために除菌をしましょう。

用意するもの
・ゴム手袋
・マスク
・掃除機
・逆性石けん または エタノール
・霧吹きボトル
・雑巾数枚
手順
1
押入れの中のものを全て出す

最初に押入れの中に入っているものを全て出します。
ゴム手袋とマスクをつけて作業をじましょう。
また、全体を除菌するため一度ホコリを掃除機で吸い取っておくのがおすすめです。

2
逆性石けん または エタノールを薄める

これは白い胞子状のカビの場合と同じです。

洗面器などの容器に入れて薄めましょう。
通常の逆性石けんは、200倍に希釈。パッケージの記載もチェックしてくださいね。
消毒用エタノールは、そのまま。
無水エタノールは、エタノール8、水2の割合で薄めましょう。

薄めたら、霧吹きボトルに移しましょう。

3
全体に吹き付ける

押入れ全体に薄めた液を吹き付けます。

4
乾燥させる

そのまま放置して乾燥させます。

カビを防止する方法

カビの撃退法はこれで完璧ですね。
では、そもそもカビを発生させないためにはどうすればいいのでしょうか。
おすすめの方法を5つ紹介しますね。

布団や衣類は天日干ししてから

使った後すぐに布団や衣類を収納してしまうと、湿気をたくさん含んだ状態のものが押入れに入ることになってしまいます。
しっかり天日干しして湿気を抜きましょう。

すのこを敷く

これがかなり効果的な方法。
布団をそのまま直に置くよりもすのこを敷いてから置く方が、空気の通り道ができるため湿気が籠りません。また、すのこ自体に湿気を吸収する効果があるため防カビには最適です。

布団は圧縮袋に入れる

布団は畳んでそのまま収納すると布団内部の湿気などがカビの原因になってしまいます。圧縮袋に入れることで布団にカビが繁殖することの予防にもなります。長期間しまっておくようなときには、ぜひ実践してみてください。

除湿剤を置く

防カビはとにかく除湿が重要。
湿気は下の方にたまるため、除湿剤は下に置くとより効果を発揮します。
容器にいれて布でフタをした重曹や、除湿用の炭も除湿効果や脱臭効果があるためおすすめです。

押入れの中を換気する

カビの原因は押入れの中が密閉されていること。定期的に襖を開けて風を通すだけで全然違います。

押し入れのカビ臭さが取れない時は?

押入れは、常に開けっ放しにしているわけでもないので、どうしてもニオイがこもってしまいます。

カビのニオイなのかホコリのニオイなのか、なんともいえない独特のあのニオイがこもるんですよね…。

あのニオイ、どうにかならないんでしょうか。

ここでは、あの嫌なニオイの対処法をご紹介しますね!

カビ臭い時の対処法

お天気のいい日に半日かけて、押し入れのお掃除をすれば、あのニオイを確実に退治することができます!

まず、押し入れの物を全部出し、外で干す。

その間に、ただの空間になった押し入れのお掃除をします!

この時、使うのが「パストリーゼ」などのアルコール系除菌スプレーと雑巾。

雑巾に、アルコール除菌スプレーをかけて、カビが生えてそうな場所を拭いていきましょう!

天井のべニア系にも染み付いていることが多いので、全体的に念入りにお掃除します。

拭き掃除が終わったら、お部屋の窓の押入れの戸のも開けっ放しにして、できる限り換気してください!

それで大抵のニオイなら落とせるはずです。

押入れ用の消臭剤もオススメ!

トイレやリビングに、消臭剤や芳香剤を置いているという方、結構多いと思います。

それ、押入れにも置いていますか?

押入れ用の消臭剤もあるので、ニオイに悩んでいる方は一度試してみるのもオススメです!

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脱臭炭 クローゼット・押入れ用

こちらの商品は、炭の力で強力脱臭してくれるアイテム。

2ヶ月ほど効果が持続するので定期的に交換する必要はありますが、その効果は確かなものです。

気になる方は、ぜひチェックしてみてはいかがですか?

湿気がこもるのを防ぐ収納の仕方を紹介

先ほど簡単にではありますが、カビを防止する方法をいくつかご紹介しましたね。

実は、あれらを組み合わせることで湿気が籠りづらい環境をつくることができます!

めんどうなお掃除の頻度を減らすという面でも役立つ収納術なのでぜひご覧ください♪

今回は誰にでもできるような簡単な内容に絞って、2つほど紹介させて頂きますね。

風の通り道!空間を意識

押し入れの中は非常に狭い空間です。

そのため使う側としては、少しでもスペースを活用しようと物を詰め込んでしまいます。

ここがまさに落とし穴! 上でも説明しているように、空気が動かない=換気ができない状態です。

湿った空気を留めることは、カビを増やすことにも繋がってしまいます。

風の通り道を作るためにも、以下のポイントに気を付けてみましょう!

物を詰め込み過ぎない

うまく換気を行うためにも、ギュウギュウに詰め込まないことが重要です。

布団など重いものは仕方ありませんが、衣類などの比較的軽いものは改善ポイント!

つっかえ棒などを利用して、押し入れの縦スペースをうまく活用しましょう♪

段ボールなどを減らす工夫も、空間を作るうえで大切なポイント。

これを機に、いらないものを整理するだけでかなり広い空間を確保できますよ。

すのこをうまく使う

すのこを下に敷く方法は、よく知られたカビ対策ですね。

では、壁に立てかける方法なんてご存知ですか?

すのこを壁に沿って立たせることで、押し入れの奥に風の通り道ができます。

これが押し入れ内の換気に役立つんですね。

さらにすのこの形状から、物に押しつぶされることがありません!

若干スペースは狭くなってしまいますが、カビやすい壁まわりの湿気を取り除けます。 あまり見かけないテクニックなので、ぜひ一度お試しくださいね♪

物が動かしやすい配置にする

押し入れに湿気が溜まりやすい理由。

その一つとして、あまり物を動かさないことが挙げられますね。

当たり前じゃん。と思われるかもしれませんが、実は見落としやすいポイント。

よくよく考えてみると、頻繁に物を動かしている場所ってカビが生えにくいんですよね。

その秘密は、空気の移動栄養分がないこと。

物を動かすということは、同時に溜まっていた空気も動くことになります。

これが自然と換気の役割をしているんですね♪

また、頻繁に動かすものはキレイにしておきたいと思いませんか?

汚い状態で放置しないことも、カビの栄養源を取り除く役割をしているんです。

放置するイメージの強い押し入れ。

カビを防ぐという意味でも、頻繁に使う物を配置しておくのは意外とアリな作戦ですよ♪

衣替えはカビ防止の収納術

古くから習慣として残っている衣替え。

実はこれ、先ほどお話した内容が取り入れられた素晴らしい収納術だったんです!

仕組みは簡単で、押し入れ内の物が一度に大移動することがポイント。

この時、空気も換気されますし、気になる汚れはお掃除しますよね。

カビが好む環境をぶち壊す!という意味でも、衣替えは一役買っていた訳です♪

まとめ

いかがでしたか。
大事なものを収納している押入れ。
開けたらカビだらけ!なんてイヤですよね。

清潔に保って、衣替えや布団の出し入れも気持ちよく行いましょう。

ここまで読んだはいいものの、あ、うちクローゼットだった!というあなた。
クローゼットのカビ対策の記事、あります。
クローゼットのカビ対策に除湿剤を自分で作る壮大なるプロジェクト」を読めば、ばっちりです