毎日多くの人が出入りする事務所で、段々と増えていく床の黒ずみ…。
日々の掃除で薄まることはあっても、すっきり綺麗にすることはなかなかできないですよね。
今回は、事務所の床の黒ずみをすっきり綺麗にお掃除する方法をお教えします♪
「事務所の床」は、多くの場合「ビニール床」というものが使われているようです。
ビニール床は別名クッションフロアとも言い、防水性が高いため掃除がしやすく、汚れが比較的落ちやすいという特徴があります。
さらに、同じビニール床の中でも住宅用・店舗用・土足用などと用途別に分かれており、それぞれに特徴があります。
また、ビニール床の表面はさまざまな模様が印刷されており、木目調や石目のものなど種類も豊富です。
しかし、いくら防水性が高いとはいっても、濡れて放置していたり、掃除をしないで時間が経ってしまったりすると、頑固な汚れやカビの原因になってしまいます。
ビニール床の汚れは、なるべく汚れてしまったそのときに汚れを取り除き、黒ずんでしまわないように保つことが大切です。
床に水分が残ったまま長期間放置してしまうと、黄ばんでしまいます。
また、椅子やテーブルの脚についている滑り止め用のゴムも、長期間付着した状態が続くと黄ばみの原因となります。
この場合の汚れはゴム汚染と言うそうで、残念ながら1度付いてしまうと落とすことができないようです。
土足で出入りをしている事務所の黒ずみの原因で一番考えられるのは、雨が降った際の濡れた靴ではないでしょうか。
先ほども触れたように、濡れた状態で放置してしまうとそれがカビとなり、頑固な黒ずみとなってしまいます。
その他にも、黒ずみの原因はゴミ、ホコリ、劣化したワックスなどが原因となります。
会社の事務所だと、社員が事務所で昼食をとることも多いと思います。
その場合、ご飯を落としてしまったり、カップ麺の油が飛んだりすることで、油汚れが発生してしまいます。
また、土足の場合はほとんど影響がないとは思いますが、足の裏の皮脂汚れなども油汚れになり得ます。
油汚れもまた、放置してしまうと次第に黒ずみとなってしまいます。
ところで、事務所の床には、ワックスがかけられていることが多いのではないでしょうか?
例えば、「今回は年に1度の大掃除なので、ワックスもかけ直す」と言う方は、ワックスが取れてしまっても構わないと思いますが、「今回は普段の掃除だからワックスが取れてしまっては困る」と言う方も多いと思います。
でも心配要りません♪
どちらの場合でも、適した洗剤があるのです!
市販されている床用洗剤は、アルカリ性洗剤の場合が多いです。
また、マジックリンやオキシクリーンもこちらにあたります。
アルカリ性洗剤は、黒ずみ掃除に最適で、汚れがとても落としやすいのですが、一緒にワックスも落ちてしまいます。
また、アルカリ電解水もこちらと同じ効果を発揮してくれるようです。
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アルカリ性洗剤よりは劣りますが、食器用洗剤などの中性洗剤でも黒ずみは取れます。
また、ワックスへの影響もほとんど問題ありません。
ですので、普段のお掃除は中性洗剤を使うことをオススメします♪
ただ、「最後にワックスをかけてからもう何年も経っている…」という場合は、残念ながら既にワックスの効果がなくなっていると思われますので、その場合はアルカリ性洗剤を使うことをためらう必要がないかもしれません。
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では、掃除方法を紹介していきます。
先ほどの解説の通り、用途に合わせてアルカリ性洗剤か中性洗剤のどちらかを選び、重曹と混ぜ合わせます。
予め混ぜても良いですし、汚れの上に直接かけてしまっても大丈夫です。
水ではなく、お湯で掃除することがポイントです。
雑巾で落ちない汚れには、メラミンスポンジを使いましょう。
ただ、メラミンスポンジは床を傷つけやすいので、まずは目立たないところで試すなど、気をつけて使ってください。
汚れ具合によっては、洗剤を中性洗剤にした場合は、1~3の作業を何度か繰り返す必要があるかもしれません。
汚れが落ち切ったら、洗剤が床に残らないようにお湯で綺麗に拭き掃除をしましょう。
また、水分が残ってしまうとそれもまた汚れの原因になってしまうので、しっかりと乾拭きをすることも忘れずに♪
事務所の床の黒ずみは、日々仕事をしている中でいつもなんとなく気になってしまう部分ですよね。
汚れた事務所での仕事は、気分も暗くなってしまうものです。
今回紹介した掃除方法で事務所の床の黒ずみをすっきり綺麗に掃除して、明るい職場にしちゃいましょう!