神棚のお掃除は二礼二拍手一礼から!専用のタオルを用意、月末はNG
先に言っておきます。この記事は宗教っぽい表現だらけです。
神棚がある家なんですからね、シカタナイネ。
あとあれです、宗教観の違いがあっても怒らないでくださいね。
僕自身、けっこう罰当たりな宗教観してますけど許して?
それではいざ。
神棚のお掃除を始める前に
神棚はちいさな神社のようなもの。
それなら、です。神のところへ行く前にすべき事があったはずです。
そう、手水舎で身を清めねばなりません。
というわけで、先に手と口を洗っておきましょうね。
神社に行くのと同じように行動するといいでしょう。鳥居はありませんけど。
服装もある程度は気を付けましょうね。パジャマで掃除するなんて失礼極まりない事はしないように。
神棚のお掃除する方法
それじゃあ掃除していきましょう。用意するものが結構たくさんあるのでご注意を。
用意するもの
・交換用の榊とか米とか酒とか
・白い紙×2
・ハタキ
・綺麗なふきん
手 順
0. 二礼二拍手一礼 そして口に紙をくわえる
当然なのです。
紙は、息が御神体にかかるのを防ぐため。まあ札をさわるときだけでも構いません。
1. そばの机に紙を敷き、そこに社を載せる
床に置くなんてことはしないでくださいね。
社(やしろ)には下が空いてるものもあるので、先に御神体の札を抜いておいたほうがいいかも?
2. 神棚のホコリをハタキで落とし、ふきんで拭く
たぶん剥き出しの木だと思うので、水は使わないようにしてください。
3. 社の掃除をする
虫でも巣くってない限り社の中は汚れてないと思うので、外周につもったホコリを、ハタキとふきんで落としましょう。
4. 供物の器を洗い、供物を載せる
洗い方はいつも通りでいいでしょう。……いつも洗ってますよね?
……普通の茶碗と同じように洗えばいいですからね。<ボソッ
5. 元にもどす
掃除はおしまい。全部しっかり祀ってから、もいちど柏手を打っておきましょう。
これでおしまいです。年末の大掃除とかでは、雲とか天の張り紙も張り替えていいでしょう。タイルとかなら別ですが。
神棚のお掃除をするときの3つの注意
まあいろいろあるんですよ、面倒なしがらみが。
ただの『戒めに神を持ち出しただけ』なものもありますがね。
ふきん
他の場所に使ったふきんを使うな!! とのこと。
そりゃそうですね、汚い布で分霊の借宿を掃除するとこなんて、見守る気になりませんわ。
もう専用のタオルを用意するのをおすすめします。マイクロファイバーとか。
一夜飾り
月末ぎりぎりに掃除するなってことらしいです。
慌ただしく掃除するもんじゃないよって戒めだと言われたり、神の引き継ぎがどうだとか言われてるみたいですね。
はい、信じてません……が、まあ一応そういうものがありますよとだけ。
出たゴミの処理
ゴミって言ったら怒られますかね。
……まあいいや、捨てるのに困るのは確かですからね。
供物は普通に捨ててしまって構いません。ただし、お札とか七五三縄とかは別です。
これの場合は、神社に出しましょう。
期限は基本1年とされてるので、年末にでも持っていくようにしましょうね。
まとめ
実家にも神棚あるんですよねー。まあウチの場合は、時々出てくる人達を神格化するためのものなんですけど。
さて、神棚の掃除についてはご理解頂けましたかね?
手を触れるのが怖いってのも気持ちは分かりますが、手を抜く方が怒りを買うってもんです。
神棚があるってことは神の分霊と同居してるようなもの。
部屋を掃除するぐらいの気持ちで掃除してしまいましょう。
なに、神だって突然掃除するなんてことをしない限り、怒りゃしませんって。