■スーツのたたみ方は、パンツとジャケット合わせて畳んでシワ知らず
出張するときや、冠婚葬祭のとき。スーツを持ち運ぶ機会って結構ありますよね。
そんな時に知らないと困るのが、スーツのたたみ方です。
だって、ちょっとでも適当に畳んだら、スーツがシワだらけになっちゃいます。
いざ着ようとしたときに、シワだらけのスーツだったら大変ですよね。そのまま着たらだらしがない印象になってしまいます。
そんなわけで今回は、スーツのたたみ方を解説します。
スーツケースに入れる方法も紹介しているので、次の出張で役立つこと間違いなしです。
まずはじめにご紹介するのは、ジャケットとパンツをまとめてたたむ、簡単なたたみ方です。
手 順
1. ボタンをとめる
テーブルの上にジャケットを置き、ジャケットのボタンをとめます。全部きちんととめないと生地がずれてうまくたためないので注意しましょう。
2. ジャケットを裏返す
ジャケットを裏返して、ジャケットの裾(すそ)の部分がだいたいそろうように整えます。
3. 肩幅の中ほどで折り返す
ジャケットの肩幅の真ん中あたりで、身頃(みごろ)の中心に向かって折りこみます。
4. 袖(そで)を折る
手順3で折った方の袖を、袖の付け根のところから、手順3でつくった折り目と並行になるように折りましょう。右の画像のように、手順3で折った部分に重ねるように折ります。
5. 反対側も同じように折る
反対側も、肩幅の半分のところで身頃の中心に向かって折りこみ、さらに袖を重ねるように折ります。
6. パンツをたたむ
スーツのパンツを折り目に合わせて整えたら、2回たたみます。
7. パンツをジャケットにのせる
ジャケットの上に、たたんだパンツをのせます。
後でジャケットの裾を折りあげるので、パンツは上の方にのせておきましょう。
8. ジャケットの裾を折りあげる
上にのせたパンツを包むようにして、ジャケットを裾から折りあげ、二つ折りにします。
9. ひっくり返して、完成です
どうですか?
ここまでたったの2分!……でしたよね!?
さて、ジャケットもパンツもまとめてキレイにたたむことができました!
ではこのスーツ、どうやって持ち運んだらいいのでしょうか?
スーツを持ち運ぶときには、たたんだままスーツケースにしまう方が多いはず。
そこで、スーツケースにしまうときの準備についてもご紹介します♪
用意するもの
・たたんだスーツ
・圧縮袋
おすすめの商品はこちら↓↓
おすすめ
商品
掃除機での吸引の必要がなく、押さえるだけで圧縮できちゃう便利な圧縮袋。MサイズとLサイズのそれぞれ5枚入りで、たくさん収納できそうです!気密性が高いファスナーで空気を漏らさないので、今回のように、あえて空気を入れておきたい場合にもぴったりです♪
手 順
1. 圧縮袋に入れる
たたんだスーツを、ていねいに圧縮袋に入れます。
2. 空気を抜かずに口を閉める
圧縮袋から空気を抜かずに、圧縮袋のジッパーをしっかり閉めましょう。
中に入った空気が、クッション代わりになってスーツを守ってくれますよ♪
せっかく綺麗にたたんで、スーツケースに入れても、その入れ方や持ち運び方で問題が起きちゃったら困りますよね。
スーツケースにスーツをしまったときに起こりがちなトラブルを防ぐために、気をつけたいことを3つ解説してみました♪
スーツをいくらキレイにたたんだといっても、長時間たたみっぱなしではシワが出来てしまう可能性があります。
スーツにシワをつくらないためには、スーツケースに入れておく時間を最小限に抑える工夫が必要なんです。
という2点に注意してみてくださいね♪
もし、スーツケースからスーツを取り出したときに軽いシワがついていても、ハンガーにかければ大丈夫!
スーツそのものの重みで、軽いシワなら取れちゃいますよ♪
スーツケースは、荷物を詰めた後に縦にして運ぶことが多いですよね。
スーツケースを縦にしていると、上の方の荷物の重さが下の方の荷物にかかって、どうしてもつぶれてしまうもの。
スーツにシワを作らないためには、スーツケースを縦にしたときに上の方にくる場所につめることが大切です!
車輪から遠く、取っ手に近い方、ということですね♪
スーツを入れたスーツケースの中に、匂いの強いチーズであったり珍味などを入れるときには、注意が必要。
匂いが強いものを密閉された空間の中に一緒に入れていると、スーツにも匂いがうつってしまうかもしれません。
匂いが強いものを一緒にスーツケースに入れるときは、密封するようにしてくださいね!
また、液漏れの恐れがあるものにも気をつけてくださいね。
香水や化粧水などでスーツが汚れてしまっては困ります。
こちらも、袋を二重にするなどして密封してくださいね♪
スーツをたたんでスーツケースに入れて出張に出発するその前に!
チェックしておくとよさそうな記事を3つ選抜しました!
きちんとたたんで持ち運んでも、スーツにシワが出来てしまうこともありますよね。
そんなあなたに必要なのは、間違いなくこちらの記事「スーツのシワが出張先だからこそ簡単にとれる秘密をこっそり教えます」です!
出張先でもできるシワ取り方法が書いてあるので、さっそくやってみましょう♪
そして、記事の中に出てくるシワ取りスプレー。
とっても便利なアイテムのシワ取りスプレーに興味がわいてきてしまったあなたには、こちら「シワ取りスプレーがあればアイロンを買わずに済むのではないだろうか」!
シワ取りスプレーのくわしい使い方や、注意したいことなどが書いてあるのでぜひチェックしてくださいね♪
スーツといえば、欠かせないものは?
ええ、もちろん相棒のワイシャツです。
ワイシャツもピシッとシワのないものを着てほしいから、あなたにはこちらの記事「ワイシャツにアイロンをかける方法を順番通りに事細かに解説しました」も読んでほしい!
ワイシャツへのアイロンのかけ方を徹底的に解説しています!
アイロンをかけるときに注意したいことなども分かりますよ♪
スーツのたたみ方は意外と簡単です。
ジャケットとパンツをまとめておくことができるので、片方が行方不明になってしまうこともありません。
しかもシワもつきにくいとなれば一石二鳥ですね。
スーツケースに入れるときは圧縮袋に空気をたっぷり入れて口を閉めます。全く圧縮されない使い方が面白いですよね。
スーツケースのなるべく上の方にスーツを仕舞うこと、匂いや液漏れには十分注意することも忘れないようにしましょう!
スーツの正しいたたみ方がマスターできたあなたなら、持ち運んだスーツもビシッと着こなせるはずですよ!