日立冷蔵庫の製氷機の掃除方法を詳しく解説!定期的なお手入れが大切

YOURMYSTAR STYLE編集部

作成日:2022年03月11日

 

冷蔵庫の便利な自動製氷機能。

タンクに水を入れておくだけで自動で氷を作ってくれるので、利用しているご家庭も多いですね。

忘れてはいけないのは、自動製氷機のお手入れ。

直接口に入れる氷なので衛生面には、気を付けたい場所です。

今回は、日立の冷蔵庫の製氷機のお掃除について詳しく解説します!

製氷機のお掃除はなぜ必要?

製氷機は、サッと拭き掃除ができる冷蔵庫内と違って、パーツを取り外す必要があり多少手間がかかります。

目につかない場所なので、製氷機を掃除をしないまま使っている人もいるかもしれませんね。

製氷機の掃除を怠ると、タンク内にヌメリが発生したり、カビが生えてしまうことがあります。

給水タンクのある冷蔵庫内は、湿度が高く常に水がある状態なので、カビが生えやすい環境です。

ヌメリやカビがある状態で使用していると、汚れた氷を口にしてしまうことに…。

また、ヌメリが製氷機の管につまると故障の原因ともなるため、自動製氷機は定期的な掃除が必要なのです。

日立の冷蔵庫の自動製氷機の特徴

日立の冷蔵庫では、給水タンクから製氷皿に直接給水する「ダイレクト給水式」を採用し、パイプに水が残りにくく、ヌメリやカビの原因を抑える仕組みになっています。

また自動的に製氷皿や給水路を水洗いする「製氷おそうじ」機能が備わった機種では、ポンプやパイプのお手入れが不要です。

日立の冷蔵庫は、自動製氷機も日常的なお手入れがしやすく開発されていますよ♪

※冷蔵庫の機種により機能が異なります。

自動製氷機の掃除方法

お手入れの頻度

給水タンクや浄水フィルターのお手入れの目安は、週に1回です。

水道水以外の水(ミネラルウォーターなど)を使っている場合は、殺菌作用のある塩素が含まれていないので、3日に1回を目安に掃除をすることが推奨されています。

浄水フィルターは3~4年に1回を目安に交換が必要です。

浄水フィルターに取れないヌメリやカビが発生した場合は、交換時期にかかわらず取り替えましょう。

給水タンク・浄水フィルターのお手入れ方法

給水タンクや浄水フィルターは、基本的に水洗いだけで問題ありません

洗剤や漂白剤は使わずに、水道水で洗い流すようにしてください。

パーツを取り外した後、やわらかいスポンジを使い、水洗いしましょう。

硬いブラシを使ったり、こすり洗いをすると傷ができ、汚れが付着する原因となります。

浄水フィルターはスポンジを使わず、水洗いのみで掃除をします。

掃除のあとはしっかり乾燥させましょう。

給水タンクや浄水フィルターのお手入れ手順
 
1
冷蔵室から給水タンクを引き出し、ふたを取り外したら、ふたからパッキンとケースを取り外す

2
ケースから浄水フィルターを取り外す

3
取り外した部品を水洗いしたら、部品の水気を拭き取り、乾かす

4
部品を元の位置に取り付ける

注意
高温のお湯を使用したお手入れや、煮沸消毒は、給水タンクが変形する恐れがあるのでできません。
パッキンがきちんと取り付けられていないと蓋が閉まりません。

製氷皿の掃除方法

製氷皿が取り外せるタイプの場合、製氷皿を洗うことができます。

給水タンクや浄水フィルターと同じく基本的に水で洗い流すだけでOKです。

1年に1~2回程度を目安に水洗いしましょう。

製氷皿の掃除は、操作パネルで「製氷停止」を選択して自動製氷を停止してから製氷皿を取り出します

製氷を停止せずに製氷皿を取り出してしまうと、給水機より製氷ケースに直接水が流れてしまうおそれがあるので、注意が必要です。

また、掃除後には忘れずに「自動製氷」を開始させましょう。

※冷蔵庫によってお手入れ方法は異なるので、必ず取扱説明書を確認してください

「製氷おそうじ」機能を使用する

「製氷おそうじ」とは、給水タンクの水を使って、製氷皿や水の通り道を水洗いし、製氷室を自動的にお手入れする機能です。

自動製氷機を1週間以上使わなかったときなどに、製氷前に使用しましょう。

操作方法
 
1
製氷ケースの氷を全て取り除き、給水タンクに水をいれ、すべてのドアを閉める

 
2
操作パネルの「製氷」を5秒以上タッチし、「製氷おそうじ」スタート(約4分)

 
3
製氷機内にたまった水を捨てる

 
4
製氷ケースの水を拭き取り、製氷室に戻す

注意
「製氷おそうじ」機能が作動している間はアラーム音がでます。
「製氷おそうじ」は、途中で止めることはできません。
「製氷おそうじ」後には製氷ケースに水が溜まっていますので、製氷ケースを引き出す時はタオルなどを用意して注意して開けてください。

冷蔵庫で氷を作らないとき

冬場などで氷を作らないときは、自動製氷機のスイッチを「製氷停止」にしておきましょう。

使用頻度が低く、水が循環しない環境のまま長く放置をしておくと、ヌメリやカビが発生する原因となります。

給水タンクの水を抜き、水洗いをして、よく乾かしたあと、冷蔵室にセットをしておきましょう。

まとめ

製氷機は、普段は目につかないところですが、定期的なお掃除が必要です。

掃除は、基本的に水洗いで大丈夫です。

直接口にする氷なので常に衛生的にしておきたいですね!

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