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更新日 :2024年04月15日

【画像付き】ハクビシンの足跡の形って?他の害獣の見分け方と対策も解説

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「家の中に足跡があるけど、何の動物だろう?」 「ハクビシンのような動物を見かけたけど、どうやって確認しよう・・・」
害獣の代表例の1つであるハクビシン。可愛い見た目ながら、私たちの体や生活環境に影響を及ぼす可能性のある危険な動物です。そのためもしハクビシンの足跡や痕跡を見つけたらすぐに対処する必要があります!そこで今回は、ハクビシンの足跡の特徴と他の動物との見分け方、対策方法などを解説していきます!

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ハクビシンの足跡の特徴

ハクビシンの足跡の特徴を表にまとめました!

指の本数

5本

大きさ

幅:約5cm
長さ:【前足】約5cm
   【後ろ足】約10cm

足跡の特徴

・木や壁を登る際に爪跡が残ることがある
・肉球が丸みを帯びている
・後ろ足は足先だけ

足跡のある場所

・家の壁や柱(爪跡)
・果樹や木の根本
・ベランダの手すり

このようにハクビシンの足跡は、前足と後ろ足の形と長さが異なります。足先だけをつけて歩くため分かりづらいことが多いですが、止まっている時には、足跡がはっきりと残るため後ろ足の形も分かります。
またハクビシンは垂直方向に登ることが得意な動物で、爪を立てて木登りするため、木や家の壁に足跡や爪跡があった場合、ハクビシンの可能性があります。

ハクビシンと似ている害獣の足跡

次にハクビシンと似ている害獣の足跡について紹介します。ハクビシンと間違えやすいのはこの4種類。

・アライグマ
・タヌキ
・イタチ
・テン

以下でそれぞれ解説していきます!

アライグマ

アライグマ

アライグマの足跡は、前足は約6cmで爪跡がつくこともあります。後ろ足は前足よりも長く約8cm程あり、どちらも肉球と指が繋がっています。5本指でハクビシンと習性も似ているアライグマですが、人の手のような形をした特徴的な足跡で見分けることができます。

こちらの記事では、アライグマ駆除について解説しています!人の手のような形の足跡を見つけた場合は、こちらの記事を参考にしてアライグマ駆除をしてください。

タヌキ

タヌキ

タヌキは足跡が4本指(※)で、大きさは約4cm程です。イヌやキツネと似たような形をしているため、わかりやすいです。また高いところにはあまり登らず、地面に跡が残りやすいため、木や家の壁などに足跡がある場合は、タヌキではなく、ハクビシンやアライグマなどの可能性が高いです。

※実際は5本指だが、跡に残るのは4本指

イタチ


イタチの足跡は約3cm程ですが、体重は約3kgと軽いため、土の上には足跡が残りにくく、水辺や水田の泥地などの足跡がわかりやすい場所でないと見つけるのが難しいです。足跡はハクビシンに比べて非常に小さく、肉球と手のひらが離れた位置にあるのが特徴です。また、指の先に爪跡も残ります。

こちらの記事では、イタチ駆除について解説しています。イタチを放置していると、悪臭が発生したり、足跡が騒音となったりするため、少しでも異変を感じた場合はこちらの記事を参考にしてイタチ駆除を行うようにしましょう!

テン

テン

テンはイタチの仲間であるため、足跡が非常にイタチに似ており、大きさは約4cm程で、イタチの足跡をそのまま大きくしたような形をしています。テンもイタチ同様に、体重が軽く、土の上に足跡が残りにくいので、ハクビシンよりもイタチとの見分け方が難しいのが特徴です。

足跡以外でハクビシンを確認する方法

 

「ハクビシンの足跡の形は分かったけど、まだ確信がもてない」 「もう少し決め手が欲しい」という方。足跡だけでは不安の場合、足跡以外のハクビシンの特徴や確認方法もおさえておくと役立ちます!

ハクビシンの特徴

体長

約90~110cm

体重

約3~4kg

体色

・体の大部分が灰褐色で、四肢は黒色
・額から鼻先まで白い模様がある
・目の下や耳の前に白い斑点がある

食べ物

雑食で果実やトウモロコシなどの野菜、小動物や昆虫などを食べる

ハクビシンは完全な夜行性で雑食なため、夜の間に農作物に被害を与えたり、家の中を動き回って騒音になったりします。先ほども紹介したように似たような害獣が多くいますが、もし被害があった場合は、これらの特徴も参考にすると良いです。時には餌をめぐり猫などのペットを襲うこともあるので、動物を飼っている方は注意が必要です。

ハクビシンの確認方法

次に、足跡以外でハクビシンかどうか確かめるためには、以下の3点に注意すると良いです。

1. 糞

・臭いはあまりしない
・同じ場所に糞が集中している
・サイズは5~15cmで、細長く丸みを帯びている

ハクビシンは甘い果実や野菜を好んで食べるため、臭いはあまりせず、果実の種子が含まれている場合もあります。また、決まったところに糞をする「ため糞」という習性があり、1箇所に糞が集中していることがあります。

注意
ハクビシンの糞を見つけても絶対に手などで触れないようにしてください!
ハクビシンに限らず、動物の糞にはさまざまな病原菌がいる可能性があるためです。
 
ハクビシンの糞の特徴についてもっと知りたい、今まさにそれに悩まされているという方がいたら下の記事からより詳しい内容を解説しているのでそちらをご覧ください!

2. 臭い

ハクビシンが家に住み着くと、尿のアンモニア臭や獣くさい臭いなどの異臭が発生します。ハクビシンは同じ場所に糞尿をするため、それが溜まっていくと、我慢できないくらいの臭いになる可能性があります。少しでも異臭を感じたら、すぐに駆除をするようにしましょう!

3. 鳴き声や足音

家にハクビシンが住み着くと、屋根裏や床下から鳴き声や足音が聞こえてくるようになります。ハクビシンは夜行性なので夜中にこれらの騒音が聞こえてくるため、睡眠を妨げる原因にもなります。屋根裏や床下から音が聞こえてきて、少しでも異変を感じたら、まずはプロに相談して見てもらうようにしましょう!

ハクビシンによる被害

これまでハクビシンの足跡や特徴など、見分け方について話してきましたが、実際にハクビシンは身体や環境にどれほどの影響を及ぼすのでしょうか?ここからはハクビシンによる被害について解説していきます。

人体に対する被害

ハクビシンは野生の動物であるため、感染症を媒介する可能性があります。また、ハクビシンには多くのノミやダニが寄生していて、アレルギーや皮膚疾患の原因となることも。その他にも前述したように、夜中にハクビシンの鳴き声や足音によって睡眠が阻害されたり、ストレスによって健康を害してしまう可能性もあります。

生活環境に対する被害

ハクビシンは、「ため糞」という同じ場所に糞尿をする習性があるため、1箇所に糞尿が溜まるとただ臭いだけでなく、家の天井にシミができたり、建材が腐ったりしてしまう可能性もあります。また、農作物を育てている家の場合は、野菜や果実を食べられてしまう可能性があります。

自分で出来るハクビシンの対策・駆除方法

では、ハクビシンがいると分かったらどうすればいいのでしょうか。前述したように、ハクビシンを放置しておくとさまざまな被害に遭う可能性があります。
またハクビシンは鳥獣保護法で保護されており、許可なく捕獲することは禁止されています。私達で出来る手軽は方法は、家から追い出し、戻ってこないようにすることです。

対策1.えさを家の周りに放置しない

ハクビシンを近づけさせないためには、彼らのえさとなるものを屋外に作らないこと。ハクビシンは基本的に何でも食べます。外にゴミ袋を置く際は、密閉出来るゴミ箱に入れる等の対策をしましょう。
またゴミ捨てを行う際にも、回収日より前にゴミを置いてしまうと害獣のえさになる恐れがあるので、ゴミ捨ての規則を守ることも大切です。

対策2.侵入口をふさぐ

家の侵入口となるすき間をふさぐことです。具体的には軒下・屋根のすき間・床下・通気口があり、金タワシをすき間につめたり、目の細かい頑丈な網を使います。

対策3.忌避剤をおく

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ハクビシンは嗅覚が非常に優れています。そのことを利用し、にんにく・ハクビシン用忌避剤など、ハクビシンが嫌いなニオイを天井裏に設置するのも効果的です。
また、少々お高めですが「ウルフピー」という狼の尿は害獣全般の予防にも使えるので、害獣が現れやすい場所に住んでいる方にはおすすめです!

自分でできる方法からプロの業者さん選びまで、詳しいハクビシン駆除については以下の記事で解説しています。ぜひ参考にしてください!

自力で難しい場合はプロに任せよう

プロ

前述した通り、ハクビシンは鳥獣保護法で保護されており、許可なく捕獲したりすることは禁止されています。お金の面など、どうしても自分で捕獲したい場合には自治体への許可申請を取れれば可能ですが、許可が降りるまでに時間がかかったり、狩猟免許が必要であったりするため難しいです。

また、ハクビシン駆除を一時的にできたとしても再発する可能性があるため、ハクビシンをすぐに駆除したい方、自力で無理な場合にはプロにお願いしましょう。

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まとめ

今回は、ハクビシンの足跡や特徴、他の害獣との見分け方について解説していきました!ハクビシンを放置していると、人体や生活環境にさまざまな被害が出てしまう可能性があります。ハクビシンの足跡を見つけたり、少しでも異変を感じた場合は、自分でできる対策をするのはもちろん、すぐに業者さんに依頼して、駆除をしてもらうようにしましょう!

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
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