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更新日 :2019年06月26日

車のマフラーは自分で修理!意外と知らない故障の危険性と直し方とは

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車のマフラーに穴が開いてしまった…。

でもあまりお金をかけたくない、小さな穴なので修理に出すのももったいない!

と考える人も多いのではないでしょうか?

そんなあなた!車のマフラーは自分でも修理することができるんです。

そこで今回は、マフラーの修理方法やマフラーの穴を放置するとどうなるのかについて解説しますよ♪

マフラーに穴が開いてしまう原因は?

車のマフラーに穴が開いてしまう原因は、

・腐食
・衝突
・水

主にこの3つです。

腐食

マフラーにサビが発生すると、そのサビが腐食を招いてしまいます。

マフラーは基本的に金属やステンレスで出来ていて、比較的錆に強い材質ですが、まったくサビないわけではないので注意しましょう!

長年使用していると、経年劣化もあり、サビた部分から腐食が進んでしまうことも多いです。

衝突

走行中にマフラーをぶつけてしまって穴が開くこともあります。

マフラーは目に見えているよりも長く、車体の下まで通っています。

そのため、段差などを超えるときに路面にぶつかって、穴が開いてしまい、修理が必要になることも。

特に車高を低くしている場合は注意しましょう!

マフラー内部に溜まるも、穴が開いてしまう原因の一つ。

マフラーは外気に触れる部分なので、外気と排気の温度差で水が溜まりやすくなります。

結露の原理と同じと考えると良いでしょう。

水が溜まることで錆びやすくなり、穴が開いてしまうのです。

マフラーを修理しよう〜小さな穴編〜

車のマフラー修理は、軽度なものであれば自分で行うことが可能です。

マフラーに穴が開いてしまう原因がわかったところで、自分で修理する方法を見ていきましょう!

 用意するもの 

・サンドペーパー
・補修用パテ

   手順   

1. 傷口をサンドペーパーでキレイにする


ビッグマン(Bigman) 耐水ペーパーミニ12枚 研磨用パッド セット 150#320#600#1000 耐水ヤスリ ボディー補修 バンパー補修 パテ埋め補修 塗装 下地づくり コンパウンド BYR-01CAR

まずは、よりキレイに仕上げるために、穴の周辺をサンドペーパーで磨いてキレイにします。

この時、しっかりとサビや汚れを落とし切ることが大切ですよ!

2. 補修用パテで穴を埋める


ソフト99(SOFT99) 補修用品 マフラーパテ 110g 09017

小さな穴なら、市販の補修用パテを使って修理することができます!

穴を埋めるようにしっかりとパテを塗って行きましょう。

注意マフラーは熱が発生するため、耐熱用のものでないとすぐにダメになってしまいます。

パテを選ぶ際には、熱への耐性があるかしっかり調べてから選ぶようにしましょう。

3. 乾燥させる

きちんと乾燥させることで剥がれにくくなるので、1日程度乾燥させることが重要です。

しっかり乾燥させたら完成です!

マフラーを修理しよう〜接合部編〜

 用意するもの 

・サンドペーパー
・アルミテープ

   手順   

1. 傷口をサンドペーパーでキレイにする


ビッグマン(Bigman) 耐水ペーパーミニ12枚 研磨用パッド セット 150#320#600#1000 耐水ヤスリ ボディー補修 バンパー補修 パテ埋め補修 塗装 下地づくり コンパウンド BYR-01CAR

パテを使って補修する時と同じように、傷口の周辺をサンドペーパーで磨いてキレイにします。

アルミテープを使うときには、パテを使う場合よりも広範囲を磨くことが重要です。

磨き方が足りないと、アルミテープの密着度が高まり排気漏れの可能性が低くなりますので、丁寧に磨き上げましょう!

2. 穴にアルミテープを貼る


ホルツ マフラー補修用 ガンガムアルミテープ 3.8×100㎝ Holts MH704

次に、穴を塞ぐ程度のサイズに切ったアルミテープを貼り付けます。

二重になることで耐久度が高まりますが、心配ならもう一枚貼り付けて三重になるようにするといいでしょう。

最後にアルミテープを巻き付けていきます。

テープの3分の2が重なるようにすると強固に補修できますよ♪

マフラーの穴を放置するとどうなる?

マフラーの穴を修理せずに放置してしまうと、様々な問題が起こってしまうんです。

具体的には、

・騒音
・有害ガスの発生
・車検に通らない

などがあります。

マフラーに穴が開いていると、エンジン音が大きくなって気になってしまう場合があります。これによって、音が周囲に影響を及ぼすほどに大きくなる可能性もあるんです。

騒音問題やご近所トラブルの原因になることもあるので、注意しましょう。

音だけでなく、有害な排気ガスが出てしまう危険性も。

また、マフラーに穴が開いていると、車検にも通りません。

車検が近い場合にはできるだけ早めに直しておいたほうが安心ですよ!

まとめ

今回は、自分で車のマフラーを修理する方法を紹介しましたが、いかがでしたか?

穴が開いてしまったマフラーは、修理しないと騒音や排気ガス、車検に通らないなどのトラブルが起こってしまいます。

そのため、マフラーに穴が開いていることに気がついたら、できるだけ早く修理することが重要です。

小さな穴なら自分でも簡単に修理することができるので、試してみてはいかがですか?