
車内清掃やり方【総まとめ】室内内装の清掃はプロに依頼もおすすめ
ボディの洗車はするけど、車内の掃除はやってない…なんてことありませんか?実は目立たないだけで、車の内装やエアコンにはホコリがたまったり、砂が入ってきたり、タバコのヤニがこびりついていたりと結構汚れているものです。そんな車内の清掃もすることで、気持ちよくドライブできますよ!そこで今回は車内清掃のやり方をご紹介します!
目次
車内清掃に必要な洗剤、便利グッズは?
とりあえず、においを落としたい…という方には、こちらで車の臭いの落とし方についてご紹介しています!
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車内清掃の基本的なイメージは、
↓
掃除機やコロコロ
↓
水ぶき
です。この一連の工程に必要なものは、
・布団たたきや板などシートをたたける物
・(ハンディ)掃除機
・コロコロ(粘着クリーナー)
・雑巾(マイクロファイバークロス)
です。さらに、食べ落としなどの目立った汚れやタバコのヤニ汚れを落とすのであれば、
・レジャーシート(天井をお掃除する際、養生に使う)
が必要です!使用する部分の材質や落とす汚れに対応するものを使ってください!そして、フロアマットをしっかり洗うのであれば、
・ハンドデッキブラシなどフロアマットをこするブラシ
も必要です!ポイントを説明していきます!
掃除機
シートなどのホコリや細かなゴミを取り除くときに使います。延長コードを駆使して、普通の掃除機を使うのがおすすめです。吸収力が強いので楽にお掃除できちゃいます!
マンションなどでコードが届かない場合は、ハンディタイプの掃除機を使います。もしくはガソリンスタンドで、5分100円程度で使える掃除機を使うのもありですね!
しかし、いずれの場合も吸引力が比較的弱い場合が多く、思ったよりもゴミを吸い上げられない…ということが多いのが事実。そこであると便利なのが、こちらのブラシ!このブラシではきながら掃除機をかけてあげると、床についた芝生や細かいチリなど、床にくっついていて掃除機に吸い取られにくいゴミもきれいに落とせますよ!
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ハンドデッキブラシなどフロアマットをこするブラシ
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こんなブラシです。力を入れやすく面積広めのブラシのほうが便利です!毛は強めのほうが汚れを落としやすくておすすめですよ!
クリーナー
水ぶきで落とせない頑固な汚れがある場合は、専用クリーナーを使います。おすすめのクリーナーを紹介!
シート専用洗剤
おそらく車内で、足元の次に汚れてしまうのはシートでしょう。特に夏場は汗をかくので、汚れやすくなってしまいます。専用の洗剤には、中性洗剤に無かった消臭・除菌効果があるものも。目には見えない汚れも解決してしまいましょう!
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こちらは、布製シート専用のクリーナ。洗浄力はもちろん、消臭・除菌効果もあります。無香料なので、香りの好き嫌いに関わらず使用できるのもうれしいポイント。
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こちらは、本革シート専用のクリーナー。コンディショナーとしての役割も果たすので、お掃除だけでなく、汚れを防止する効果もあり!本革製のステアリング(ハンドル)部分にも使うことができますよ♪
万能洗剤
シート専用の洗剤をご紹介しましたが、どこにでも使えるタイプの洗剤もあります。足元のフロアマットや各所拭き掃除に使えるので、万能タイプはうれしいですね!その反面、シートなど色が変わりやすい場所への使用は注意が必要です。まずは一度、目立たない場所で確認をしてから使うようにしてください。
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こちらは、イギリス王室御用達の車内用洗剤。世界中の自動車メーカーに選ばれているものでもあるんです。これ1本で車内の汚れを素早く、効果的に落とすことができますよ!
車内清掃の手順
それでは実際に車の中をお掃除をしていきましょう!今回お掃除していくのは、
2, 天井
3, 窓
4, 床、シート、ハンドル周辺
です!
カーエアコンのお掃除方法はこちらの記事でご紹介しています♪
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車内を丸々お掃除する場合は、
フロアマット
↓
天井(汚れている場合)
↓
シート・床
という順番でお掃除するのがおすすめです♪まずフロアマットを水をつけてお掃除します。その後フロアマットを乾かしている間に、
↓
掃除機やコロコロ
↓
水ぶき
の要領で室内をお掃除しちゃいましょう!天井が特別汚れている人以外は天井掃除を省略しても O.K.です!
【車内清掃】まずは準備
お掃除する前にしておくことは2つ!
・ホコリを落とす
まずはお掃除の支障になる荷物やゴミなどを外に出してあげます。その後、マスクをつけてから、板や布団たたきでシートをたたいて中にたまったホコリを出してあげましょう!
シートの中のクッション材が震えるくらい強めにたたくのがポイント♪ホコリがどんどん出てきますよ!ただし、レザーシートの場合はシートが傷んでしまうので、たたく工程は飛ばしてしまって構いません.
【車内清掃】床(フロアマット)の掃除
準備が終わったら、いよいよ車内清掃していきます!
フロアマットの掃除方法
床のお掃除のメインはフロアマットのお掃除です!フロアマットとは、運転席、助手席、後部座席の足元に敷いてあるマットです。靴からの汚れがたまっているので特に汚れている部分ですね。洗剤と水で丸洗いするのが理想ですが、どうしても乾かす時間がない場合は砂をはたくだけでもやっておきましょう!
・ブラシ
・ハイターor中性洗剤
「ハイターと水を1:10で薄めた洗浄液を、バケツいっぱいに作る」のが理想ですが、正直ハイターもったいないですよね…。
今回実際にやってみたところ、バケツいっぱいの水にハイターの蓋1杯で十分汚れが落ちていきました!「フロアマットが泥だらけ…」というとき以外は、ハイターをケチっても大丈夫そうです♪
洗浄液をつくったら、全体にかかるように洗浄液を掛けます。
ハイターの場合は洗剤をつけた面が向かい合うように重ねて10分ほどつけ置きするとよいです。その後ブラッシングしながら洗剤をしっかり流します。
あとは乾燥させるのですが、干す前に水を切ってあげると時短になりますよ!乾燥が不十分だと、ダニやカビなどが生えてしまいます…。しっかり乾燥させましょうね!
こちらではフロアマットのお掃除について、洗濯機は使えるのか、ガソリンスタンドで洗ってもらえるのかなど、詳しく解説がされているので、是非一度チェックしてみて下さい!
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フロアの掃除
フロアマットを外したあとのフロアの掃除も忘れてはいけません。普段はマットに隠れて見えませんが、案外、汚れが溜まっているものなのです。
・掃除機
・(必要であれば)エアブロー
ホコリが舞うので、換気は忘れずに。
掃除機で吸えないものを取っておきましょう。
ノズルをつけると、狭い所のゴミも取り除けますよ。しっかりゴミを取りたい時には、「エアブロー」がおすすめ。エアブローで風を叩きつけた後、掃除機をかけるのです。
【車内清掃】天井の掃除
次は、天井のお掃除をしていきましょう。特に車内で喫煙される方は意外に汚れているかも…?
・中性洗剤
・霧吹きスプレー
・レジャーシート
・雑巾
洗剤:ぬるま湯=1:10 の割合で作り霧吹きスプレーに入れます。天井の素材によっては色が抜けちゃう事があるので、目立たない場所に少し吹き付けて試してみてください。車内で喫煙する車の場合は、洗剤:ぬるま湯=1:5 で作ります。
天井から洗剤液がしたたるので、防水をしましょう。
天井に洗浄液を広げます。
2〜3分でいいでしょう。暇な時間に窓掃除でもいかが?
雑巾をぬるま湯で濡らし、しっかり絞ってから天井を拭きます。絞り方が甘いと洗浄液が泡立っちゃいますので、雑巾はしっかり絞ってから使いましょう。拭き取るときに力を入れすぎると、天井の素材が傷ついてしまいます。優しく拭き取ってください。
ちなみに、中性洗剤が天井に残ってしまうとシミの原因になることがあるので、洗剤が残らないようしっかり拭き取りましょう。気になる方は、水をスプレーしてから拭き取るのがおすすめ。タバコのヤニが気になる場合、専用のクリーナーでお掃除しましょう。
【車内清掃】窓のお掃除
車の窓は 3種類、フロントガラスとサイドガラス、それとバックガラスがあります。
フロントガラス
まずはフロントガラスから掃除していきましょう。ガソリンスタンドで拭いてもらえない内側をふいていきます!
・タオル
・消毒用エタノール
・雑巾(マイクロファイバータオル)
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こちらは、車専用のマイクロファイバータオル。車内清掃はもちろん、洗車にも使うことができます。汚れても、洗えば繰り返し使うことが可能!
タオルはしっかりと硬く絞ります。絞りが甘いと拭きムラの原因に。
アルコール臭がするので、窓やドアを開けて行いましょう。
跡が残らないようしっかり拭きましょう。
フロントガラスにテレビとかGPSのアンテナが貼ってある場合は、剥がれないように注意しながら作業してください。
ちなみに、プロにお願いする場合、この部分は「内窓拭き」もしくは「内窓清掃」という工程になります。窓拭きをお願いすると、通常窓の外の部分(ガソリンスタンドで拭いてもらえる面)を指してしまうんですよね。フロントガラスの外側も一緒にお掃除したい方はこちら
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サイドガラス とバックガラス
サイドガラスには手垢が付いています。中性洗剤を使ってキレイにしちゃいましょう。
・中性洗剤(食器用洗剤)
・雑巾
・バケツ
バケツに中性洗剤を薄めた洗剤液を作りましょう。そこに雑巾をドボン。しっかり絞って下さいね。
斜めから見て手垢を透かしたりしながら、キレイにするのです。
傷つかないよう気をつけて。
【車内清掃】シート、床、ハンドル周辺の掃除
まずはシートと床のお掃除方法です。フロアマットをとった跡の床面にも色々なゴミがたまっています。忙しい方も、シートと床だけでもお掃除すればだいぶ印象が変わりますよ!
シートと床のお掃除
・掃除機
・コロコロ(粘着クリーナー)
・雑巾
・汚れに合うクリーナー
ホコリが舞うので、空気の逃げ場を作りましょう。
掃除機で、見えるゴミを吸い取っていきます。奥の取りにくいゴミは、掃除機のアタッチメントを先端が細いものに変えるか、ブラシでかき出してあげましょう。
「準備するもの」でお伝えした通り、掃除機の吸引力が弱い場合、掃除機だけでは芝や小さなごみは吸い取りにくいです。そういうときは、ブラシを使うのがおすすめです!ブラッシングしてごみを浮かせながら掃除機で吸い取ってあげましょう!
シートは目に沿って拭くと、きれいに拭けますよ。
頑固汚れがあったら、このタイミングでクリーナーを使って落とします。
シートベルトは手垢で汚れているので、忘れずに掃除しておきましょうね。
こちらで、重曹やクリーナーを使った詳しいシートの掃除方法が説明されています。 是非チェックしてみて下さい!
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ハンドルのお掃除
ハンドルは汗など油分を含む汚れなので、中性洗剤を使用して掃除をします。
・中性洗剤(食器用洗剤)
・雑巾2枚
・バケツ
しっかり絞りましょう。
水で濡らした別のタオルを用意して、拭き残しがないようにしましょう。
ダッシュボード・ドリンクホルダーの掃除
忘れがちなところですね。せっかくお掃除するなら、隅々まできれいにしちゃいましょう。
・雑巾2枚
・使い古しの歯ブラシ
・タオル
基本は水で濡らした雑巾で水拭き、その後に乾いた雑巾で乾拭きになります。
スイッチやクーラーの吹き出し口のホコリは、細かい歯ブラシで搔き出すのです。
メーターカバーはとてもデリケートなので、雑巾を使って優しく拭き掃除します。窓ガラスに使ったものと同じものでOK!
ドリンクホルダーは、知らない間に飲み物がこぼれベタついていることが多いので、しっかり掃除しましょう。固く絞った雑巾で拭き掃除をします。汚れがひどい場合は、住居用洗剤をつけるとスッキリしますよ。
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車内清掃はプロに依頼するのもおすすめ
ただ、いざ取り組もうとすると、細かく面倒だなと感じた方も多いのではないでしょうか?それならと、車内清掃をプロに頼もう!と思っても実は色々なところで車内清掃をしているのでどこに頼むべきか迷ってしまうかも…。ということで、バンッ!
相場の値段
メリット
keeper
50,000円程度
・ガソリンスタンドに併設していて便利。
・シートのみなど部品ごとで頼める。
カー用品店
45,000円程度
・部品ごとで頼める。
ユアマイスター
25,000円程度
・クリーニングに専門家による徹底洗浄。
値段相場はMサイズの自動車の車内清掃を頼んだ時の参考値で、「keeper」「カー用品店」の値段相場は清掃範囲を絞ることにより抑えることが可能です!
プロの車内クリーニングの手順
こちらがプロが行う車内クリーニング手順。後ろから前に向かって、パーツごとに進んでいきます。
まずはフロアマットから!高圧洗浄機で大まかな泥汚れを落とした後、ブラシなどを使って頑固な汚れを落としています!
続いて後部座席のクリーニング。これ、トランクの下の部分です。あれって取ることができたんですね。トランクの下の部分を取り外したことで、セルフでやるよりも掃除機が届く範囲が格段に広くなりました。
車のシートはリンサーという特殊な機械と強アルカリ電解水が溶けたお湯で汚れを浮かせます。写真の茶色いものは全て汚れです。こんな汚れの上に座っていたなんて驚きですね…!
ハンドルは運転するときに必ず触る箇所。それゆえに、ハンドルのべたつきは汗や皮脂の汚れが原因です。強アルカリ電解水でそのような汚れを洗浄していきます。
最後にきれいになった車内に消臭剤を散布して車内清掃完了です!こちらの記事では、プロの車内クリーニングを詳しく解説しています。気になる方は、ぜひご覧ください!
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プロの車内クリーニングの料金
実際にプロに車内クリーニングを頼むと、どれくらいの料金になるか気になりますよね?プロの車内クリーニングにはさまざまなメニューがあり、車のサイズや年式、汚れ具合によって料金が変わります。
料金は以下のようになっています。
車のサイズ
料金
特徴
車種例
SS
18,000円
車の体積が8.5㎡未満の車
MRワゴン、ムーヴ
S
21,000円
車の体積が8.5㎡以上10.5㎡未満
パッソ、フレアワゴン
M
24,000円
車の体積が10.5㎡以上12.2㎡未満
プリウス、リーフ
L
28,000円
車の体積が12.2㎡以上14.0㎡未満
クラウン、フリード
LL
32,000円
14.0㎡以上17.7㎡未満
ステップワゴン、ビアンテ、アルファード
作業時間は約1.5~4時間。
作業範囲は座席シート/窓/ダッシュボード/トランク/フロアマット。
一部オプションになる場合があるので、あらかじめオペレーターにご確認ください!プロに車内クリーニングを依頼したいあなたはこちらをチェック!作業の流れや価格、時間をみることができますよ♪
また実際に利用された方の口コミはこちら!
気になる方は是非チェックしてみてください!
車内クリーニングを予約する
日頃から車内を清潔に保つには
ここまで車内清掃の方法について解説してきました。しかし、車内の清潔さを保ちたいからといって、毎日車内清掃を行うわけにはいきませんよね。そこで、日頃からできる車内を清潔に保つ方法をご紹介していきます!
車を使った後はかるく掃除する
車を使い終わったあとや降車時にこまめにゴミを拾うことも大事なんです。食べカスやゴミが落ちているままでは車内の空気も不衛生になりますね。いつ乗っても気持ちよく乗車するには日頃のお手入れが大切。
紫外線カットフィルムを貼る
ガラスにUV&IR機能がついていない車の場合、紫外線を浴びると車内の内装が劣化してしまうおそれがあります。そのため、紫外線カットフィルムを窓に貼って紫外線をカットしましょう!
除菌スプレーを使おう
掃除をした後は除菌スプレーで仕上げをしましょう。キレイに掃除しても目に見えない菌が残っている可能性があるからです。除菌スプレーをすることで、夏場や雨の後に菌が繁殖してしまうことも防げますよ!
プロの意見は?
プロは普段の車内掃除についてどんな意見を持っているのでしょうか?
「ユアマイスター」では、車内クリーニングのプロに「 車内を綺麗に保ち続けるために、自分で簡単にできる車のお手入れの方法はありますか?」と聞きました!
イオンウォッシュ伊勢(洗いーな)さん(三重県)
office iwaseさん(茨城県)
こまめに掃除機をかけてシートを清潔に保っておくことが、日頃やっておくべき清掃だという事が分かりましたね!
まとめ
車内の清掃の方法はわかっていただけたでしょうか?車内清掃を効率よく行うためのコツは、
・ホコリを落としておく
・荷物やゴミを出しておく
この3つですね!また、車内の清潔さを維持するためには、日頃からこまめなお掃除が必要です。車内清掃を自分で行うのが大変な場合は、プロにクリーニングを依頼しましょう!車内がキレイになるだけで、居心地が良くなり、ドライブがもっと楽しいものになりそうですね♪