車のクリア剥がれは塗装で解決！DIYとプロに依頼、どっちがいい？
車のツヤ出しや塗装の保護に使うクリアが剥がれた…。きれいな車に乗っていたいという方にとっては、非常に気になってしまいますよね。実は、ボディ全体の色褪せと違って、クリアの剥がれは自分で簡単に補修できますよ！今回は、クリアが剥がれてしまう原因や補修する際のちょっとしたコツについて詳しく解説します。
車のクリアが剥がれる原因
そもそもなぜ車のクリアが剥がれてしまうのでしょうか？まずはその原因を解説していきます。
もっとも考えられるのは紫外線などによる経年劣化です。紫外線は、クリアに含まれる有機化合物の分子結合を破壊します。車を走行させている限り、紫外線を浴びてしまうので、使うたびにクリアの劣化が進行してしまうんですね…！
また、ボディに付いた鉄粉や鳥の糞が塗装を酸化させてしまうこともクリア剥がれの原因のひとつ。こまめにボディ全体を洗わないと、クリアが剥がれていってしまいます！
放置するとどうなる…？
まぁクリアが剥がれても、ちょっとツヤがなくなるくらいだし放置してもいいかな…などと考えていませんか？クリアが劣化すると、塗装の上塗り部分が紫外線によって破壊されてしまうのです！塗装が剥がれてしまうと、見た目がさらに悪くなりますよね。
また、最初は小さな剥がれであっても、ボディに水滴が付くと、その水滴がさらに劣化を引き起こしてしまいます。クリアが剥がれてしまったら、早めに対応していきましょう！
自分で修理する？プロに依頼する？
クリアの剥がれは、修理するべきだと十分に理解していただけたと思うので、ここからは実際に修理する方法を解説していきます。
修理する方法は2つ！
・プロに依頼する
自分で塗装することのメリットとして挙げられるのは、なんといっても補修コストが安くなるということです。
その一方、自分で塗装すると、どうしても失敗してしまうリスクがあることを見逃してはいけません。クリア塗装の工程はそれほど複雑ではありませんが、それでもある程度の知識や技術、経験が必要です。
クリアの剥がれている部分が小さければ自分でも補修可能ですが、大きいようであればプロに依頼するのがオススメです♪
自分でクリアを補修してみよう！
まずは自分で修理する方法を解説します！車にもっと愛着が湧くかもしれませんね♪
・マスキングテープ
・1,000番の耐水ペーパー
・シリコンオフ
・クリア塗料
・ペイントボカシ剤
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まずは1,000番の耐水ペーパーを使って、剥がれたクリア層の周辺を剝がしきります。
新聞紙を使ってマスキングしていきます。余計な部分に塗料がつくと、後々面倒なので、しっかり覆ってください！
シリコンオフで車の表面についている汚れを取り除いていきます。汚れがしっかり落ちているかどうかで、塗装の質が変わってくるので、丁寧に汚れを落としてくださいね♪
クリア塗料でクリア塗装します。段差ができないように厚塗りしていきましょう！でクリア塗装します。段差ができないように厚塗りしていきましょう！
新しく塗ったクリア塗料との境目がわかりにくくなるように、ボカシ剤を吹き付けたら完了です！
プロに頼むとどのくらいの費用がかかる？
プロの業者にクリア塗装を依頼した場合、費用がどれくらいになるのかは、クリアの剥がれ具合の状態によって異なります。
編集部が調べたところ、かかる金額の相場はこんな感じ！
・バンパー：2〜4万円
・ボンネット：3〜5万円
また、車種や剥がれている部分によっては、クリア塗装のために車を分解しなければならないこともあります。そうすると、当然それだけの手間がかかるため費用もかかってしまいます。
ただ、自分でやって失敗してもう車が乗れない！なんて不安を抱えそうな方は、確実に直してくれるプロに依頼するのがオススメですよ♪
まとめ
今回は、車のクリア塗装が剥がれてしまった時の対処方法を紹介しました。小さな剥がれでも、それが塗装面の劣化となり、見た目が悪くなってしまいます。気がついたらすぐに補修を行うことが大切です。
自分で塗装する方法もありますが、自信がない方はプロに依頼するのがオススメ。しっかりと修理して、愛車を大事にしていきましょう♪
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