愛車の傷はコンパウンドで補修!安くて簡単な方法は知らなきゃ損です
愛車を乗り回すと気分が良くなりますよね。でも、最近は車に乗る人が減っていると聞いて少し悲しい気持ちになります。
ところで、そんな愛車に傷がついてしまった…なんて悲劇に陥った時、皆さんはどうしてますか?
ディーラーや整備工場に頼むほどではないかな…。と傷の補修をためらっている方も多いのではないでしょうか。
確かに、ディーラーや整備工場に頼むと一か所で2万円ほどかかることも珍しくありません。なので、ちょっとした傷には高くて払えないですよね。
では、安く簡単に補修できる方法があったらうれしいと思いませんか?
そりゃあうれしいけど、そんなのあるわけ…
あるんです!「コンパウンド」というものを使えば簡単にできます。
そこで、今回は「コンパウンド」を使った補修方法について詳しく解説していきますね♪
傷の補修に効果的なコンパウンドとは?
コンパウンド、と聞いてなんじゃそりゃって思った方も多いと思います。でも、知らないなんてもったいない!値段は数百円から数千円とディーラーや整備工場に比べて格段に安いです。
コンパウンドを簡単に説明すると、研磨剤です。種類はリキッドタイプやペーストタイプの二種類があります。
リキッドタイプは水分が多いので均一に塗ることが簡単にできます。量の調節もしやすく、何より種類が多いです。ただし、飛び散ったり、すぐ乾いてしまうので注意が必要ですよ。
ペーストタイプはリキッドタイプに比べて内容量が少ないものが多く売られているので安いです。そして、粘度が高いので飛び散る心配もないのでうれしいですね。ただし、その分均一に塗りにくいのがデメリットです。
世の中完璧なものは存在しないですね(笑)
コンパウンドには性質だけでなく、粒子の大きさにもさまざまな種類があります。粗いものから細かいものまで幅広いです。
粗ければ粗いほど削る力が強くなります。削る力が強いということはたくさん削るということです。
ここで、どの粗さを使えばいいの?という疑問が浮かびますね。
基本的には複数使っていきましょう!が、傷の状態に合わせてどの順番で使うのかを判断しなければならないといわれています。
ざっくりまとめると、
目立つ傷→粗い研磨剤から
通常、コンパウンドを使うときは粗いものから細かいものの順に使っていくので逆の順番のものを「リバース研磨の法則」と呼ばれています。まあ、覚えなくていいですよ(笑)
ただし、
最初に粒子の細かいコンパウンドを使うことをおすすめします。
その時に傷が消えればそのまま。消えなければ粗いほうに変える、という感じで補修していきましょう。そうすることで、傷を広げる可能性を大きく減らすことができるので安心ですよ。
どんな傷だと補修できるの?
どんな傷だとコンパウンドで補修できるのかわからない。
そんな切実な嘆きを聞いたので、補修できる傷とできない傷を確認していきましょう。
補修できる傷
補修できる傷は上の写真のような浅い傷です。目安としては、爪でひっかいたような傷や指先で触って爪に引っかからない傷と認識おいてくださいね。
補修できない傷
補修できない傷は上の写真のように深く傷ついている場合です。ボディの塗装がはがれ、白いベース層まで見えている傷は補修できないと認識しておいてくださいね。その場合は必ずディーラーや整備工場に頼みましょう。
実際に車の傷を補修してみた!
コンパウンド・車の傷について詳しくわかったかと思います。それでは、ここから実際に傷を補修していきましょう!
用意するもの
・コンパウンド
・コンパウンド専用スポンジ
・乾いた布
ちなみに今回使用するコンパウンドはこちら。ペーストタイプです。
SOFT99 ( ソフト99 ) 99工房 コンパウンドトライアルセット 25gx3種 09192
手順
基本的な手順は、選んで、スポンジに付けて、磨いて、拭く、という簡単な流れです。これだけで、傷が取れてしまうんです!うれしいですね。ちなみに、今回使用したコンパウンドは、極細→中細→細目の順番で粗くなっていきます。
POINT
磨くときは、コンパウンドを傷の場所にたたいて付けておくとほかの場所に広がらずに磨けます。
こんな感じに。
続いて、気になるコンパウンドの実力を見ていきましょう!
今まで何度も洗車や水拭きをしていたのですが、コンパウンドで簡単に消すことができました!ちなみに、極細、中細、細目全てのコンパウンドを使って磨きました。
こちらは、自分の姿が見えるくらいにきれいになりましたね!ちなみに、極細のコンパウンドだけを使って磨きました。
見違えるほどきれいになりましたね。
補修後の洗車はプロに頼んでみよう!
コンパウンドを使った後は洗車をするといいです。布巾やスポンジで拭いた汚れが広がったりするためです。
プロの洗車はガソリンスタンドの洗車に比べて優しくやってくれるので安心できます。また、汚れにくくしてくれるコーティングもオプションでやってくれるのでおすすめです。
車のボディだけでなく、車内の清掃もやってくれるので気になる方は一緒にチェックしてみてください。
車のクリーニングについて詳しくはこちらから
まとめ
いかがでしたか?
今回は、コンパウンドを使った車の傷の補修方法について紹介していきました。
通常は粗いコンパウンドから、細かいコンパウンドの順番で磨いてくのが普通です。でも、傷が広がる可能性もあるので、細かいものから削るリバース研磨の法則をおすすめします。
磨き終わったら、洗車をして汚れを取りましょう。ユアマイスターではプロが丁寧にやってくれますよ。
これだけで簡単に車の傷が補修できます。ただし、傷が深い場合はディーラーや整備工場に必ず頼みましょうね。
きれいな愛車に乗ってドライブを楽しみましょう!