もうすぐ雪が降りだす時期になりますね。
雪をみると、子供の頃に戻ったようにワクワクしちゃいます。
その反面、雪が降ると危険もいっぱいです。
特に、雪の降った道路を車で走ると、スリップするなど大事故につながります。
少しでも危険を減らすために、安全な運転の仕方を紹介していきます!
雪の日の運転で一番気にしなければいけないのは道路の状況ですよね。
溝にはまらないようにするとか、滑らないようにするとか、気を付けて運転していかなければいけません。
雪道ごとの特徴・注意すべきポイントを紹介していきます!
雪が積もったばかりだと、道路一面が真っ白になり、歩道や側溝との境界線がわかりづらくなります。
なので、タイヤが溝にはまったり、道路の外側に脱輪する恐れがあるんです。
できるだけ道路の中央寄りで運転するように気を付けましょう!
気温があがることで雪が解け、氷と水が混じり、道路がシャリシャリになることがあります。
このような道路は水が混じることで、アスファルトが透けて見えるんです。
しかし、アスファルトが見えているからといって、安心してはいけません。
とても滑りやすく、ハンドルがききづらいので、ゆっくりと注意して走るようにしましょう!
アイスバーンとは、雪などが原因で凍結した路面のことです。
とても滑りやすいので、ゆっくりと注意して運転する必要がります。
ただ、アイスバーンといっても、
・ミラーバーン
・ブラックアイスバーン
・圧雪アイスバーン
以上3つの種類があります。
それぞれの特徴を紹介していきます!
ミラーバーンとは、言葉通り鏡のようにピカピカに光ったアイスバーンです。
タイヤの摩擦熱や、地面からの熱によって溶けかかった雪面が再度凍りつき、それがタイヤの表面で磨かれることでできます。
ブラックアイスバーンは普通のアイスバーンと同じように、路面が凍結することでできます。
ただ、その凍結した氷の層は非常に薄く、アスファルトが見える状態になっているんです。
見た感じはちょっと濡れた道路のようにしか見えないので、つい油断してしまいます。
特に、夜間になるとさらにわかりづらくなるので、さらに注意して運転しましょう。
圧雪アイスバーンは、積もった雪がタイヤに踏み固められる(圧雪される)ことでできるアイスバーンです。
ガチガチ・ゴツゴツ・ツルツルで運転しづらいので、十分注意しましょう!
運転する前に対策をしていれば、スリップ事故を防げることもあります。
出発前に安全確保をしっかりしていきましょう!
ノーマルタイヤをスタッドレスタイヤに替えることで、雪道でも滑りにくくなります。
ただ、雪が降ってからではもう遅いですよね。
天気予報などをみて雪が降りそうだったら、早めに替えておきましょう!
車を走らせる前に、車全体に積もった雪を落としましょう。
フロント・リアガラスの雪は普通落とすと思いますが、車の上の雪はそのままで運転する方は少なくないと思います。
そのままにしておくと、運転中に突然雪がおちて視界をさえぎってしまう可能性があり、非常に危険です。
安全のためにしっかり雪を落としてから出発しましょう!
車の後部についているマフラーは、エンジンの排気ガスを外に排出する役目をもっています。
そのマフラーが雪で埋まってしまったとき、排気ガスが車の内側に流れてきてしまうんです。
排気ガスには一酸化炭素が多く含まれており、吸い続けると一酸化炭素中毒になってしまいます。
マフラーが雪で埋まらないように、除雪してから出発しましょう!
特に雪が降っている中で運転するならば、数時間おきに確認するのがいいですね。
雪の日の運転は注意しなければいけません。
スタッドレスタイヤをはいているからといって、絶対にスリップしないというわけではありません。
以下のことを確認して、気を付けて運転していきましょう!
雪道の上を運転するときは、ブレーキがききにくく、思うように止まることができません。
いつも通りの車間距離だと、うまく停まれずに、前の車に衝突してしまう危険もあります。
いつもの2~3倍の車間距離をとって運転しましょう!
雪の日のときの運転は、前の車が通った跡を通りますよね。
なので、車線変更や追い越しをするときは、その跡を乗り越えていかなければならず、跡にはまってしまう危険があります。
無理な車線変更や追い越しはひかえましょう!
アクセルやブレーキをふむのも、カーブを曲がるのも、スピードもすべてゆっくりにしましょう!
特に、急発進・急ブレーキ・急カーブなどは、スリップの危険がさらに高まります。
普段よりもゆっくりと運転するのがいいですね。
雪の日は家でゆっくりしてるのが一番いいですが、やっぱり車で出かけなければいけないときもありますよね。
いつも通り運転すると、スリップする危険があります。
しっかりと出発前に安全確認をして、運転中も注意しましょう!