一見綺麗そうに見えても、毎日の使用で意外と汚れているソファ。
飲み物をこぼしたり、食べ物をボロボロと落してしまったり。
また、食べ物には気をつけていても、手垢やカビなどの汚れを完全に防ぐのは容易ではありません。
掃除もせずに放置しておけば、汚れは落としにくくなります。
普段からこまめに掃除をし、できれば定期的にプロに依頼してクリーニングを行い、汚れをリセットしたいですよね。
今回は自宅でできる丸洗いできないソファの掃除方法と、プロに依頼をした場合の相場などを解説します♪
自分でソファのクリーニングをするのは、手間や時間がかかりますが、自分でできる部分に関しては、こまめに手入れをしておくと良いでしょう。
ソファは、布製・合皮・革製、それぞれでクリーニング方法が変わります。
綿や麻などの布のソファは、掃除機をかけるか、ホコリ取り用のブラシなどでブラッシングすることが大切ですよ。
起毛素材やベロア調のものもブラッシングでホコリを落とします。
カバーを外せるソファは洗濯可能なので、洗濯機で丸洗いすればOKです。
アクリルやポリエステルなど、素材によっては色落ちや縮んでしまう場合があるので、洗濯表示をしっかり確認しましょう。
それでも不安な場合は、クリーニングに出せば安心です。
また、カバーが取り外せないタイプのソファを掃除する場合は、重曹がおすすめですよ。
重曹はアルカリ性のため、汗や皮脂汚れなどの酸性汚れを中和して落としてくれる上に、消臭効果もあります。
そして重曹は人にも環境にも優しいので、子供やペットがいる家庭でも安心して使うことができるのもポイントです。
見える部分だけでなく、背もたれと座面の隙間や、座面が取り外せる場合はその裏側なども丁寧に掃除機をかけましょう。
重曹を粉のままソファの布の部分にふりかけ、重曹に汚れを吸着させるために数時間から半日放置します。
できれば夜寝る前に重曹を振りかけて、一晩放置するのが理想的です。
汚れが吸着した重曹を掃除機で吸い取ります。
ぬるま湯に中性洗剤を3~5%の濃度になるように入れて溶かし、タオルにつけ、優しく表面をポンポンと叩くようにしながら外側から内側に向かって円を描くように染み抜きをしましょう。
こすってしまうと生地が傷んでしまうので注意してください。
あとは乾いたタオルで水分を拭き取り、乾燥させたら染み抜きは完了です。
この方法で落ちないしつこい染みには酸素系漂白剤を使いましょう。
同じように漂白剤をぬるま湯で薄めて、染みに馴染ませ、1時間ほど放置します。
そして、先ほどと同じように洗剤をタオルで拭き取り、乾燥させましょう。
洗剤で水拭きすればだいたいの汚れは落ちるはずですが、長期間放置した汚れは落ちないことも。
そんな汚れには以下の方法をオススメします♪
タオルは固く絞りましょう。
重曹水は、水100mlに小さじ1杯の重曹の粉を混ぜて作ります。 1で落ちなかった汚れはこれで落とします♪
また、掃除を終えたら、合成皮革専用のクリームで整えると長持ちします。
本革製ソファは非常にデリケートな素材なので、水や洗剤を使用するのは厳禁です。
しかし、意外に手軽に掃除することができ、日ごろからお手入れをすることで美しく快適に使用できますよ。
本革製品は、基本的に購入後にクリームを塗っておくことが大切です。
さらに、3ヶ月に1回程度の割合でレザークリームなどの専用クリーナーを使って磨きましょう。
ひび割れ防止のために、オイルクリーナーを使用して油分を補うのも良いとされています。
クリーナーで汚れを落としたら、最後はクリームを塗ってケアしましょう。
ただし、製品によって取り扱い方法が異なるため、お手入れ方法は取扱説明書を確認してください。
今回ご紹介した方法でソファの汚れが取れなかった場合や、正直自分で掃除するのは面倒だという方は、専門の業者に依頼することもできます。
汚れてしまったソファも新品同様の状態によみがえらせることも可能。
また、ソファに付着したダニやカビといったアレルギー物質もプロによる専門清掃で除去が可能です!
ただし、汚れやシミの状態によっては、費用がかさんでしまうことも。
汚れは気になっていても、料金が高過ぎる場合は頼みづらいですよね。
あくまでも目安ですが、2人掛けソファーの場合、
布製 12,000円〜20,000円
合皮 10,000円〜18,000円
本革 16,000円〜24,000円
といった価格帯のようです。
ソファのクリーニングを依頼するときには、費用や清掃時間について事前にしっかりと確認することが大切ですね。
ホームページに料金表が掲載されている場合もありますが、あくまでも目安だということをよく覚えておきましょう。
今回は、自分でできる種類別ソファのお手入れ方法と、プロに依頼した場合の相場をご紹介しました。
今後は普段の掃除のときから、ソファにも掃除機をかけることを習慣にしましょう。 日頃のお手入れで、ソファも長持ちするはずです♪
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