
バスタオルの洗濯には3つのコツ!細菌を撃退してふわふわ臭わない!
毎日使うバスタオル。
お風呂でさっぱりした後に使うものですから、できる限り快適に使いたいですよね。
でも使っているうちに臭いが気になったり、使い始めたばかりなのに使い心地がゴワゴワになっていることはありませんか。
そういった問題の原因は、バスタオルの使い方にあるんです!バスタオルの正しい使い方とは一体なんなのか?
今回は、洗うときのポイントから仕舞い方まで徹底解説します!
バスタオルとは?
タオルには、大きさによっていくつかの種類があります。
バスタオルはサイズの大きいタオルで、その名の通り入浴後に体を拭くためのものです。そのほかにも、フェイスタオルやウォッシュタオルなど、さまざまな種類のタオルがあります。
一般的に、バスタオルの生地には、「パイル」があります。生地の表面にあるループのような部分がパイルです。そのループのおかげで、タオルは高い保温性と吸水性があるんです。
タオルが日本に入ってきたのは明治時代。当時は、今でいうマフラーのように使われていたそうです。私も寒い夜にはタオルを首に巻いて寝たりしますが、とても暖かくて快適です!
バスタオルを洗うときの3つのポイント
バスタオルのことがわかったところで、早速お洗濯方法を考えていきましょう。
基本的には他の衣類と同じです。しかし、タオルだからこそ気をつけたい点が、いくつかあります。
◎洗濯の前に一度乾かす
お風呂の後、すぐにお洗濯するのは難しいですよね。だからと言って湿ったまま放置するのはNGです!すぐにお洗濯できないような場合には、まずは一度乾かすようにしましょう。
◎柔軟剤は3~5回に1回
柔軟剤を使えば、タオルもふわふわになるだろうと思いますよね?でも、タオルの場合には、柔軟剤を毎回使うのはNGなんです。柔軟剤をタオルに使うと、タオル本来の吸水性を損なったり、パイルが抜けやすくなる原因になります。しかし、柔軟剤を全く使わないのもよくありません。使っているうちにタオルが少し固くなってきたなと感じたら、柔軟剤を使うとふわふわになりますよ。
◎干す前に上下に振る
先ほど紹介したように、タオルにはパイルがあります。そのパイルが、タオルのふわふわを支えています。しかし、洗濯後すぐは、パイルがぺたっと倒れている状態です。そのまま干すと、乾かした後もぺたんこです。そのため、干す前にパイルを起こす必要があります。タオルを上下にパタパタと振るだけでパイルを起こすことができます。実際私も実践していますが、この一手間で結構違います。最初は面倒くさいと感じるかもしれませんが、ぜひ一度やってみてください!
洗濯してもニオイがとれない場合は?
そしてバスタオルといえば、気になるのがニオイ。
お風呂上りに一度体を拭くだけなので、2.3日使いまわす方もいるそうです。
確かに面積の大きいバスタオルは、洗うのも干すのも大変です。
だからと言って、放っておくと臭くなってしまうのも事実。
ここまで来ると、軽く洗濯しただけではニオイは取れませんよね。
そんなイヤな臭いを発生させている原因は雑菌。
このポイントさえ知っていれば、対処の仕方も見えてきます!
今回は、この臭くなってしまったバスタオルについても少しだけ触れておきましょう。
基本的な対処法
解決するためのアイテムとして、酸素系漂白剤を用意しましょう!
有名な商品ですとオキシクリーンなどがこれに当てはまります。
手順も簡単なので覚えてしまいましょう♪
バスタオルがしっかり浸かるサイズの桶を用意しましょう。
温度は50℃程度がおすすめです。
分量は用意した商品の表示に従ってください。
完全に溶けたら準備OKです。
問題の臭くなってしまったバスタオルを投入です。
このままつけ置きで、1時間程度放置しましょう。
時間が経ったら取り出して、普通に洗濯をしましょう。
ここまで来れば雑菌もほとんどいなくなるので、イヤなニオイはしないはずです♪
簡単にニオイを取る方法は?
酸素系漂白剤を使った対処法はどうでしたか?
便利アイテムを使っているので、効果は確かなものです。
しかし、どのご家庭にもあるものではないですね。
これから買いに行くのも面倒です。
そこでお次は簡単にニオイを取る方法をご紹介しましょう!
原因である雑菌を熱湯を使って殺菌します!
これなら、どのご家庭でも試すことができますね♪
手順は以下の通りです。
今度は先にバスタオルを入れておきます。
こうしておけば、熱湯を注ぐだけで勝手に浸かりますからね。
やかんでも鍋でもいいので、たっぷりお湯を沸かしましょう。
今回も同じく、バスタオルがしっかり浸かる量が必要になります。
効果を上げるために沸騰してすぐのお湯がいいですが、やけどには十分注意しましょう。
こちらも同じく1時間程度つけ置き。
お湯が冷めてしまうので、たまに熱湯を注ぎ足してあげると効果UPです。
あくまで簡易的なものですが、一度試してみる価値はありますよ。
しぶといニオイはどうする?
それでも取れないニオイは煮洗いでなんとかしましょう!
熱湯を使った方法の冷めてしまう弱点を克服しています。
それでは最終手段の手順です。
上の説明と同様。
今回はこれから煮ていくので水でも大丈夫です。
こちらも上の説明と同じです。
火をつけて沸騰させ、グツグツと煮ていきます。
この時、バスタオルが鍋から出ていると燃えてしまうので要注意!
沸騰したお湯もグラグラとタオルを動かすので、菜ばしなどでコントロールしましょう。
この煮洗いは本当に最終手段です。
温度も高いので、バスタオルの繊維を傷めてしまいます。
菌への効果は抜群ですが、バスタオルへのダメージも抜群なのです。
バスタオルを洗濯する頻度は?
バスタオルの洗濯を考える時、気になるのがその頻度ですよね。
テレビ番組のテーマになる程、議論になる話題です。
しかし、やはりおすすめは「毎日洗うこと」!
バスタオルは放置すると、その分、雑菌が増殖するんです。
使用直後のバスタオルには1枚当り数十~数百個くらいの雑菌(主に使用者の体に由来する細菌)が付いていますが、 そのタオルを3日間洗濯せずに使うと、細菌数は数万~数億個に激増します。
引用元:バスタオル、何回使ってから洗う?|衛生微生物研究センター
雑菌は、バスタオルの臭いの原因にもなります。雑菌だらけのタオルで体を拭くなんて、ちょって嫌な感じがしますよね。
しかし、一人暮らしで毎日お洗濯しない場合など、なるべくバスタオルを洗う頻度を減らしたいと思う方もいると思います。バスタオルの洗濯回数を減らすコツは、使ったらしっかり乾かすこと。
湿ったままの状態を避けることで、バスタオルを使い回す時も快適さを保つことができます。
どうしても毎日洗濯できない!という場合には、ぜひ実践してみてください。
タオルのふわふわをキープするしまい方
タオルをふわふわのままにするためには、仕舞い方も重要です。
多くの方が、四角く畳んだタオルを積み重ねて仕舞っていると思います。
しかしそれでは、干すときにせっかく起こしたパイルも倒れてしまいます。
タオルはくるくると丸めて収納しましょう。引き出しの中でも立てるようにして仕舞うと、ふわふわを保つことができます。
新しいタオルは
新しいタオルを収納するときにもポイントがあります。
引き出物など、タオルをもらう機会は意外にたくさんあります。そのもらったタオルを普段どう仕舞っていますか?
箱に入れたまま、押入れの奥に仕舞っているという人も多いと思います。
しかし、実はその方法はNGなんです!
シールが貼られた部分や、折り目の部分の布が、弱くなる原因になります。
もらったタオルはすぐに使う気がなくても、一度洗ってから仕舞うのがおすすめです。
新しいタオルを使い始める時も、まずは一度洗ったほうが快適に使えます。
新しいタオルでも、生産流通の過程で細かいほこりがついています。洗濯しないまま使うと、せっかく体を洗った後でも、体がほこりだらけになってしまいます。細かい糸くずがタオルに残っていることも…。新しいからといってそのまま使うのはだめなんですね。
まとめ
いかがでしたか。毎日入浴のたびに使うバスタオルですが、快適に使い続けるには、注意すべき点がいくつかあります。自分のライフスタイルにあった使い方をしましょう!
また、いくら大切に使っていても、バスタオルには寿命があります。ごわごわになって、使いづらいなと感じるようになったら、新しいものに買い換えましょう!
バスタオルの洗い方はユアマイスタースタイルのInstagramでも解説付きの写真で紹介しています!
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