アイロンの温度は表示通りが道理ゆえ覚える必要ないのに愚直に解説。

■アイロンの温度は大体「低・中・高」の3つ
■アイロンの温度は衣類のアイロン表示を見て設定すればよし
■波線の表示は当て布が必要、×がついていればアイロン不可

よっすん

更新日:2020年01月13日

つくづく思うことですが、家事ってやっぱり時間と手間がかかりますよね。
中でも面倒でついつい手を抜きがちになるのがアイロン
少なくともわたしは、非常に面倒くさい…

だけど、みなさんは気づいていますか?アイロンの重要性。
オフィスに着ていくシャツも、学校に履いていくスカートも。
ピシッ、パリッとシワのないほうがいいですよね。
人に与える印象もかなり違うのではないでしょうか。
だからアイロンって、とっても大事。

では、アイロンの正しい使い方知ってます?
アイロンは素材によって設定温度を合わせることがマストなんです。
自信をもって使っている人って案外少ないんじゃないでしょうか。
アイロンの基本、温度についてもう一度おさらいしましょう。

アイロンの設定温度

アイロンの設定温度って何があるか知ってますか?
ドライヤーによくあるのは「HIGH」「LOW」「COOL」の3つ。

アイロンも同じようなものです。
だいたいのアイロンは設定温度が「低」「中」「高」ですね。
もしくは、ダイヤル式で温度を調整できるものもあると思います。

ん?「低」「中」「高」って、何℃くらいなの?って思いますよね。
解説します。

アイロンの表示 実際の温度
 80~120℃
 140~160℃
 180~210℃

 

これがそれぞれ対応する温度です。
どの温度になっているのかは、アイロンの種類にもよりますが、大体このくらいです。

 

素材ごとの設定温度をチェック

では、どの素材をどのくらいの温度でかけるといいのでしょうか。
素材ごとにアイロンの温度の目安をご紹介します。

素材 繊維 使われているもの 温度
天然繊維 綿 タオル、シャツ、浴衣
夏物の衣類、ハンカチ
ネクタイ、スカーフ、和服
毛・ウール 冬物の衣類、セーター
再生繊維 レーヨン 裏地、下着 低~中
キュプラ 裏地、風呂敷 低~中
半合成繊維 アセテート 裏地、カーテン
合成繊維 ポリエステル フリース、学生服
ナイロン ストッキング、水着
アクリル 冬物の衣類、セーター
ポリウレタン 合成皮革、水着

 

はい。種類多すぎですね。
「高」を使うのはほぼ綿と麻だけということは、かろうじて覚えやすい……かも。

ウールプリーツスカートなどは、形が崩れないようにドライでかけるよりもスチームを当てるのがおすすめです。スチームの温度は約100℃。ちゃんと設定温度の「低」の範囲になってますね。

 

それにしても、とても覚えきれません。
でも、大丈夫。覚える必要なんてないのです。
だって、衣類にはアイロン表示が付いてますから!
そのアイロン表示に従って、温度を設定するのがベターです。

 

衣類のアイロン表示の意味を知ろう

ということで、アイロン表示の読み解き方を解説していきます。

アイロン表示とは、洗濯タグの中にあるアイロンみたいな形のマークのこと。
見ても、何のことだかわからなかったという人は、知らず知らずのうちに服を傷めている可能性があるかも…

アイロン表示で注目するポイントは、「温度」「波線」「×印」の3つだけです。

 

マークの中にある温度

アイロンのマークの中には、「」「」「」のいずれかが表示されているはず。
そのマークは「アイロンの設定温度」を表しています。

この表示を信じてアイロンの温度を調節すれば、設定完了というわけです。
大事なお洋服を傷めないためにも、かならず守りましょう。

 

マークの下にある波線

アイロンマークの下に波線が入っているものがあります。
この波線は「当て布が必要な衣類」ですってこと。
波線がなければ衣類に直にアイロンを当ててOKです。

アイロンが波乗りしてるわけではなかったんですね。
当て布に関しては、このあと説明します。

 

アイロン表示そのものにバッテン

アイロン表示に大きくバッテンがついているもの、ありますよね。
これはそもそも「アイロンをかけること自体がNG」ってことです。

 

当て布って何?

先ほど話に出てきたアイロンマークの下にある波線。
これがあったら当て布を当てましょう。
「当て布」とは、繊細な素材を傷めないためにアイロンと衣類に間にはさむ布です。

アイロンの当て布専用に売られている布もあり、もちろんそれが使いやすいです。
メッシュ素材で下の衣類がきちんと見えるものもあります。

ただ、家にあるもので代用もできます。
一番いいものは手ぬぐい
素材が薄く白いため下が見えやすく、また綿100%なのでアイロンにも強いです。

 

だんだん当て布を当てたくなってきましたよね。
当て布を当てたくて当てたくて震えますよね。

そんなあなたは「アイロンの当て布は160℃以下で!テカテカを防ぐ手順を徹底解説」にそっと親指(パソコンならマウス)を当ててみてください。

もっと当て布を当てたくなるかもしれません。

アイロンの温度を調節するコツは?

衣類によって、アイロンの温度を変える必要があると分かりました。
ところが……実際にアイロンがけする衣類を見てみると、洗濯表示の温度がバラバラなケースも。このような場合は、アイロンの温度を調節する必要があります。

アイロンがけを手早く終えるためにも、上手に温度調節を行うコツを押さえておきましょう。

温度調節のコツ

アイロンする衣類をチェックして、洗濯表示に書かれている温度が違う場合はまず、洗濯物を仕分けておきましょう。同じ表示温度の衣類をまとめてアイロンがけすることで、作業時間を大幅に短縮できます。

この時大切なのが、低温→中温→高温の順番でアイロンがけすること。
高温から順にしてしまった場合、アイロンが中温に冷めるまで待たなくてはいけない、冷める前にアイロンがけしてしまって生地を傷めてしまった、というデメリットがあります。

また、洗濯表示ですが、平成28年12月から新表示へ切り替わっています。
先ほど紹介した旧表示の場合は、低・中・高と漢字で書かれているため分かりやすいのですが、新表示はアイロンマークの中に書かれた「・」の数で判断するんです!

・が一つの場合は低温、・・と二つある場合は中温、・・・と三つある場合は高温となります。あて布を表す波線はなくなり、洗濯表示内に「あて布使用」という風に、文字で書かれるようになりました。

昔から使っている衣類は良いのですが、新しい衣類はすべて新表示になっていますので、しっかり覚えておきたいですね。

あて布表示がない場合でも、低温もしくは中温でアイロンがけをする時は、あて布を使っておくと安心です。万が一のトラブルを防ぐためにも、一枚準備しておきましょう。

スチームアイロンを使うのもコツ!

表示通りにアイロンをしてもうまくシワが伸ばせなかったり、素材によっては衣類がぺたんこになってしまったり……。そんなトラブルを避けるなら、アイロンのスチーム機能を使うのがおすすめです。

上手にスチームアイロンをあてるコツも、合わせてチェックしてみましょう。

・シワをしっかり伸ばしたい場合
アイロンをかける際に、洗濯表示に温度に設定した上で、スチーム機能をプラスすると、それだけでシワがきれいに伸びていきます。ズボンの折り目やプリーツスカートなどもくっきりアイロンできるため、美しい仕上がりになるでしょう。

シワをしっかり消してくれるスチーム機能ですが、アイロンがけに失敗してしまうと、逆にシワを作ってしまうケースもあります。トラブルを防ぐためにも、ゆっくり丁寧に取り扱いましょう。

・衣類のぺたんこを防ぎたい場合
ウールやシルクなど、繊細な素材は直接アイロンがけしてしまうとぺたんこになり、せっかくの風合いや質感が失われてしまいます。このようながっかりを防ぎたいなら、スチームアイロンの蒸気だけを衣類へ当てるようにしましょう。

意外かもしれませんが、アイロンでプレスしなくても、軽いシワなら伸ばすことが可能!
大切なおしゃれ着や小物にアイロンをする場合は、是非試してみてくださいね。

まとめ

さあ、いかがでしたか。
アイロンの温度調節って意味あるんです。
というか、とっても大事。

また、当て布を使っている人は少ないと思います。
アイロンを正しくかけることは、服をキレイに着こなすだけでなくて、
服を長持ちさせるためにも大事なのです。
オシャレを毎日、長く楽しむために正しいアイロンがけを習慣にしましょう。

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