一人一本は持っているといっても過言ではないほど多くの人に愛されるジーパン。そんなジーパンに関して気になることは、洗濯するべきなのか否かということですよね。そこで今回は、ジーパンの洗濯に関する情報を包み隠さずお届けします!これを読んだら、より気持ちよくジーパンをはくことができますよ♪
目次
結論から言いましょう。ジーパンは洗濯してください。巷では洗うと長持ちしない、色落ちする、などといろいろ言われていますよね。それは確かに間違ってはいないです。なぜかって、もちろん洗濯をすればジーンズに刺激を与えるので傷みますし色落ちもしますよね。
だからと言って洗濯をしていないと、汗や汚れなどで臭いがたまっていきます。こうなってしまったら、ジーパンの見栄えがどうこうの問題ではなくなりますよね。つまり、ジーパンの見栄えだけを気にするではなく衛生的に洗濯はしましょうね、ということです。
さて、ジーンズは洗濯しなければならないと分かったところで次に気になるのはどのくらいの頻度で洗濯すればいいのかということ。これは正直、一概にいうことはできません。毎回はき終わったらしてもいいですし、汚れが目立ったらするでもいいです。
ただし、臭いや汚れが目立ってきたら必ず洗濯しましょう。季節にもよりますが、5~6回に1回程度が目安とみておきましょうね。ジーンズは自然な色落ちやシワを楽しむのも醍醐味の一つです。恐れずに洗濯しましょう。
ジーパンを洗濯する前にやるべきことが4つあります。これらをやっておくことによって、ジーパンの色落ちや色移り、型崩れを防ぐことができます。
まずは洗濯表示を確認するようにしましょう。ジーパンと一括りに言ってもその種類はさまざまあります。間違った洗濯方法や干し方、アイロンがけなどをするとジーパンにダメージを与えてしまうことになるため、洗濯表示に書かれたことを守って洗濯するようにしましょう。
洗濯する前にロールアップしている部分は伸ばしましょう。ロールアップしてる部分には細かなゴミが入りやすいので、洗濯機に入れる前に、ジーパンの裾をまっすぐに伸ばして埃やゴミを落としておきましょう。
また、ロールアップ部分を伸ばさないまま洗濯するとシワになったり、その部分だけ色落ちしてしまったりする可能性があるので、必ず伸ばしてから洗濯するようにしましょう。
ボタンやジップ開いたまま洗濯してしまうと、型崩れの原因になってしまいます。また、ボタンを開けたまま洗濯すると、周りの生地が弱くなってボタンが取れてしまったり、ジッパーを開けたままにしておくと、洗濯中に生地を傷つけてしまったりするため、洗濯機に入れる前にはボタンやジップは閉じておくようにしましょう。
表向きのまま洗濯しても良いのですが、その場合、生地同士が擦れて一部分だけ変色することがあります。表向きのままだと、生地へのダメージも大きいので、ジーパンを洗濯する際は裏返しにして洗濯するようにしましょう。
また、ジーパンを洗濯する場合、他の洋服への色移りを防ぐためにジーパンのみで洗うのが理想ですが、他の洗濯物と分けられない場合は、ジーンズを裏返しにして洗うようにしましょう。
先ほどはジーパンを洗濯する前にやっておくべきことを紹介しました。お次は、ジーパンを洗濯する際の注意点を紹介していきます。
ジーパンの色落ちやダメージをできる限り抑えるために、中性洗剤やおしゃれ着用の洗剤を使うようにしましょう。洗剤の中には漂白剤や蛍光増白剤が含まれているものもあり、それらを使うと必要以上に色落ちしてしまうことがあります。洗剤の成分をしっかりと確認して洗濯するようにしましょう。
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こちらの記事では、ジーパンの洗濯におすすめな洗剤を紹介しています。どの洗剤を使えばいいか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
ジーパンへのダメージを抑えるために、標準コースではなく弱水流コースやおしゃれ着コースで洗濯するようにしましょう。お湯を使うと色落ちしやすいため、水を使って短時間で洗濯するようにしてください。また、ジーパンのインディゴ染料は色移りしやすいため、できる限りジーパンのみで洗濯するようにしましょう。
脱水の時間が長いと、色落ちや型崩れの原因となってしまいます。1分を目安として、短時間で脱水を止めるようにしてください。
ジーパンを洗濯するときに気になる点は、色落ちや縮みですよね。ジーパンは色落ち・色移りしやすいインディゴ染料というものを使っているため、これらを完全に防ぐことはできません。なんと、「水を通したら色落ちする」というレベルなんです。
さらに、ジーパンの素材は綿。柔らかい素材なので洗濯したら、縮んでしまった!なんてことも起こりやすいです。そこで、これからこの2点の悩みを軽減する洗濯方法を紹介していきます。ジーパンの洗濯方法には
の2つの方法があります。
まず初めに、洗濯機を使ったジーパンの洗濯方法をご紹介します。
・洗濯ネット
・洗剤
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添加剤は未使用で、洗いざらしの仕上がりを目指して作られた洗剤です。低泡性なのでドラム式洗濯機にも使えます。
ジーパンを裏返すと、色落ちを防ぎ、素材の風合いをそのまま残すことができます。ジーパン以外の衣類でも、裏返す技は使えるのでぜひ使ってみてください。
裏返したジーパンは、洗濯ネットに入れます。洗濯ネットも色落ちを防いでくれますよ。洗濯ネットのサイズに合わせて折りたたんで入れると、シワがつきにくくなります。
ジーパンを洗濯機で洗う時は、染料が落ちないようになるべく短時間で優しく洗濯するのがポイントです。弱水流コースやおしゃれ着コースなどを使い、洗いやすすぎを短時間で終えるようにしましょう。また、脱水は1分程度で止めるようにしてください。
手洗いは洗濯機での洗濯に比べて色落ちや縮みを抑えられます。さっそく、紹介していきます。
・洗濯桶
・中性洗剤
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おしゃれ着用の中性洗剤なので、色やシルエットをキープして優しくお洗濯できます。色落ちや縮身を防いでくれる成分も入っていてデリケートな衣類にも安心です。
中性洗剤の場合は水4Lに対して10mlほど使用するのが目安ですが、デリケートなジーパンはそれより薄めて使いましょう。粉末洗剤の場合は水に洗剤をしっかりと溶かしきっててからジーパンを投入してくださいね。そうしないと、一部分だけ白くなってしまうことも…。
お湯を使ってしまうと汚れには効果的ですが、色落ちを促進してしまうことになります。水で洗うことにより、乾燥後にジーンズが縮まず、色落ちを防ぐことができるので、お湯よりも水を使用しましょう。
ジーンズはゴシゴシ洗ったりせず、10~15分ほどつけおきして、汚れを落とします。これだけで十分に汚れが落ちますよ。つけ置きした状態で、水の色が茶色になれば汚れが落ちている証拠です。
時間が経ったら、すすいでいきます。水を替えて、ジーパンを押しても泡が出てこなくなるまで繰り返しましょう。
脱水は洗濯機を使って行います。洗濯ネットに入れて脱水すると、型崩れしにくくなります。そのままポイっと入れて洗濯機を回すと、シワだらけになりうるので注意しましょう。脱水の時間は1分ほどにしてください。
洗濯ネットに入れなくても、この状態で洗濯機を回せば、ジーンズに変なシワが入ることもありませんよ。
ダメージ加工のジーンズや、ホワイトジーンズなどの特殊なジーンズは、どのように洗えば良いのでしょうか?ここでは、特殊なジーンズの洗い方を紹介します。
ダメージジーンズの場合は、できるだけ手洗いするのがおすすめですが、洗濯機を使う場合は、ダメージ加工の部分をさらに広げてしまわないように洗濯ネットを利用するようにしましょう。ネットのサイズに合わせて、折りたたんでジーンズを洗うことにより、ダメージ加工の部分を保護し、型崩れも防ぐ事が可能です。
生デニムとは、ウォッシュ加工しないで糊がついたままのジーパンのことです。この生デニムは一番最初の洗い方が肝心!色落ちや縮みをできるだけ抑えるために、手洗いすることをおすすめします!
カラージーンズやブラックジーンズは洗濯表示を確認することが重要です。特に、漂白剤や蛍光増白剤の影響を受けやすいので、色落ちや色褪せしないように洗濯表示をしっかりと守って洗濯するようにしましょう。
ホワイトジーンズはむしろ真っ白な方がおしゃれです。なので白くなる洗い方、つまり、今まで紹介したやり方の逆をやりましょう!汚れや染料が落ちやすいお湯を使い、液体洗剤でなく粉末洗剤を使用するとより白くなります。通常の漂白剤が入った洗剤を使うのもおすすめです。
ジーパンが縮みやすいのは、ジーパンを干して乾燥させている時です。正しい干し方をして、ジーパンが縮まないようにしましょう。
直射日光は、色あせや変色の大きな原因となります。日陰で、なおかつ風通しのよいところで干しましょう。しかし、日に当たらないからと室内で干すと、乾きにくく時間がかかるため、臭いや生地へのダメージの原因となります。室内干しする際は、扇風機の風を当てるなどの工夫をして、できるだけ早く乾かすようにしましょう。
ジーパンにシワがつくのを防ぐため、脱水が完了したらすぐに取り出して、形を整えるようにしましょう。すぐに形を整えて乾かすことで、形崩れを防ぐことができます。
ジーパンは裏返しのまま、逆さにして、筒状に整えてから干すようにしましょう。こうすることで、内側に風が通るので乾きやすく、シワも伸びるため、綺麗な仕上がりになります。ジーパンの厚い生地でもきちんと乾き、湿った嫌なニオイなども残らず時間短縮にもなります。
ジーパンを乾燥させるときに乾燥機を使うのは絶対にやめてください!素材は「綿」のため、乾燥機を使うと生地が痛んだり、縮んでしまう可能性があります。
まだジーパンを洗いたくない。でも、目立つ汚れができてしまった時や、臭いが気になる…。そんなときのお手入れ方法は2つあります♪
部分洗いでは、ジーパンについた小さなシミや汚れを、布を使って綺麗にします。
・布
・洗剤
洗剤をつけた布を使って、汚れが気になる部分を拭きましょう。洗剤は中性洗剤やジーパン用の洗剤を使ってください。原液のまま使うのが心配な場合は、水で薄めてから使うのがおすすめです。
水で濡らした布で、洗剤を拭き取ります。触った時に、洗剤のヌメッとした感じがなくなるまで、繰り返しましょう。
しっかりと洗剤を拭き取ったら、風通しの良い日陰で乾かします。
ジーパンにスチームアイロンをかけることで、気になる臭いを消すことができます!味のあるシワがついているところは、避けるか、蒸気のみを軽く当てるようにしましょう。臭いが気にならなくなれば、洗濯していないジーパンでも安心して履くことができますね。
これまで、簡単にできる色落ちと縮みを抑える洗濯方法を紹介していきました。でも、より色落ちを抑える裏技があるのです。使う道具が少し特殊なので、気になった方だけ試してみてくださいね。
・洗濯桶
・酢
・塩
洗濯桶に、ジーパンがしっかり浸かるぐらいの量の水を溜めましょう。その後ジーパンをつけて、しっかり濡らします。
酢と塩を大さじ1杯ずつ加えて溶かし、そのままジーパンを1時間ほどつけおきします。酢は、アルカリ性の洗濯洗剤を中和する役割を果たします。実は、アルカリ性の洗剤は汚れだけでなくインディゴ染料まで落としてしまうのです。
それを酢が防いでくれるので、色落ちがしにくくなります。さらに、塩は、ジーパンの繊維に染料を定着させる役割を果たします!酢×塩で、ジーパンの色落ちを防ぐ相乗効果を生み出すのですね♪
すでに紹介した洗濯機や手洗いの方法で、ジーパンを洗いましょう。お洗濯する前に一手間加えるのはちょっと面倒ですが、洗濯を繰り返すと、その違いがはっきりわかりますよ!
ここまで、ジーパンをなるべく色落ちさせない方法をお伝えしてきました。ところが、「わざと色落ちさせたい」人もいますよね。そう、ジーパンには「ダメージジーンズ」というジャンルがあるんです。わざと穴を開けたり、色落ちさせたりと、プロが加工して売っているジーンズもある世界……奥が深いですね。
とはいえ、穴あきジーンズは、清潔感を出すのが難しいなど上級者向け。穴あき加工を自宅でするのはちょっと難しいはずです。でも、色落ちジーンズだったら、自分で作れます!それではわざと色落ちさせる方法をお伝えしちゃいます♪
「ジーパンを育てる」という言葉があるように、履き古していけば、ジーパンは自然と色落ちします。もちろん、洗濯込みでのお話です!ポイントは、なるべくジーンズを穿いて生活すること。数ヶ月で、オリジナルのジーンズが出来上がります。
履いた後は、畳まずにハンガーなどに掛けておきましょう。数ヶ月は長いと思った方。もうちょっと早めに色落ちさせたいなら、日の当たる場所に干したり、裏返さずに干したりと、色落ちしない方法の「逆」を試してみましょう♪
お次に洗濯機に掛ける方法を紹介します。まずは糊を取るために、洗面器や洗濯桶にぬるま湯をため、買ってきたジーパンを入れて10分ほどつけ置きします。その後、洗濯機で通常の洗濯をします。しばらくは色移りが心配なので、他の服と一緒に洗濯しないように気をつけてください。
それから、全体的に色落ちさせたいなら漂白剤がオススメです。洗濯機に30リットルほど水を溜め、漂白剤を200ml加えて洗濯してください。長く洗濯しすぎると、思った以上に色が落ちてしまうこともあるので、時間を見ながらジーンズの色をチェックしましょう。
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部分的な色落ちをさせたいときは、「メラミンスポンジを使う方法」もあります。水に濡らしたメラミンスポンジでジーンズをこするだけなので、とっても簡単♪生地をあまり傷めないのでオススメです。
ここまでジーパンについて解説してきましたが、同じ素材の服がありますよね?そうデニムジャケットです。今回はデニムジャケットについても解説しておきます。デニムジャケットもデニム生地なのでジーパンと同じように洗濯できます。
そのため、気を付けたいポイントも同じようにあるのです。ここではおさらいも含めて、デニム生地の注意点を押さえていきましょう。要点を押さえてしまえば、あなたはもうデニムマスターです!
白い服と洗わなければいいんでしょ?と思われるかもしれませんがそうでもありません。実はデニム同士で洗う際にも、色の濃さには注意が必要なんです。新品のデニムはインディゴ染料が多く含まれているので藍色が濃いですよね。
一方で、いい感じに色が抜けてきたデニムを同時に洗ってしまうと、そちらに色が移ってしまいます。同じ洗い方ができるとはいえ、濃淡に差がある場合は別々に洗うよう心掛けましょう。
中性洗剤をおすすめしていた理由は、生地に与えるダメージが少ないから。この他にも、蛍光増白剤や漂白剤などの衣類を白くさせる洗剤は避けた方がいいです。味を出すダメージとは違った形で白さが出てしまいます。わざと色落ちさせる場合以外は、こうした洗剤選びも大事なポイントです。
早く乾かしたい場合は、しっかりと脱水してしまいがち。ですが長時間の脱水は衣類を傷め、型崩れに繋がってしまいます。デニムジャケットも同様で、手洗いで済ませた後は短時間の脱水で済ませるのがベスト。
洗濯機で洗った場合も自動設定ではなく、短時間で済ませるように気を付けましょう。ある程度脱水が済んだらすぐに取り出し、少し叩いてシワを伸ばしてあげるのもポイントです。単純な放置も型崩れの原因ですからね。
型崩れを防ぐ最大のポイントは厚手のハンガー。生地が厚く、重量のあるデニムジャケットはハンガーも厚手の方がしっかりとした型を保てます。細いハンガーしかないという場合は、ジャケットとの間にタオルを挟んでみましょう。ある程度の厚みが出るうえ、水気を吸ってくれるので一石二鳥です♪
また、デニムジャケットも裏返した状態で干した方がいいです。理由はポケットが乾きやすくなるから。表面では風通しの悪かったポケット部分も、裏返すことによって風当たりがよくなります。
最後にジーパンが破れたりほつれてしまった場合の対処法を紹介します。
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こちらの記事では、自分でできるジーパンの穴やほつれの補修方法について紹介しています。しっかりコツを抑えれば初心者でも補修できるので、ジーパンの穴やほつれで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
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いかがでしたか?今回はジーパンの洗濯方法をご紹介しました。今回紹介した洗濯の方法を駆使すれば色落ちや縮みを抑えることができます。自然な色落ちを楽しむのもジーンズの醍醐味なので、極端に色落ちさせたくないですもんね。お気に入りのジーンズを長くはいて、いい味を出しましょう!