ニット・セーターの洗濯方法を解説!縮むのを防ぐ洗い方のコツも伝授

■縮みと毛玉を防ぐためニットやセーターの洗濯は洗濯機より手洗いで
■洗濯機を使った洗い方は、洗濯ネットと中性洗剤と手洗いコース
■ニットやセーターの干し方は日陰で平干しが絶対です!

たってぃ

2017年10月28日

ニットやセーターってふわふわしていて、あったかくて、寒い冬には手放せませんよね。
でも、着終わった後は?

なんとなく、自分で洗濯すると縮んだり型崩れしたりしてしまうイメージ…。
でも、だからといって毎回着終わった後にクリーニングに出すなんてことは、面倒だしお金もかかりますよね。

そこで、ニットやセーターの正しい洗い方、そして干し方やお手入れ方法も徹底解説します!
ご家庭での洗濯で、冬のおしゃれを楽しみましょう♪

今回は、自分でセーターやカーディガンなどのニットを洗う方法を紹介します♪
着た後のお手入れもついでにちょっと紹介するので、ぜひ最後までみてくださいね。

お洗濯の前に2つのチェック

お洗濯を始める前に、まずはお洗濯できるのか?
ということを確認しなくてはなりません。

そもそもニットやセーターってなんのこと?

ニット?セーター?カーディガン?マフラー?
ニットってそもそもなんのことなんだろう…、なんて悩んでしまうこと、ありませんか?

私自身ちょっと分からなくなってしまったので、調べてみました。
どうやらニットというのは、編み物の総称のことらしいのです。

ニットの特徴は、1本の糸でループを作りながら編んでいくこと。
ニットがいい感じに伸びたり、暖かかったりするのはそのループのおかげなのですね。

洗濯表示チェック

お持ちのニットやセーターが洗えるものであるかどうかは、洗濯表示をチェックしたら分かります。

たらいの中に数字が書いてあったり、手の絵が書いてあったりしたらお洗濯できます。
次のステップに進みましょう♪

水が入ったたらいのマークにバツ印が付いていたら、お洗濯はできません。

ただし、たらいにバツがついている、つまり「水洗い不可」の場合でも、自分でお洗濯できることがあります。

次のチェックポイントをみてください。

チェックポイント
□ドライクリーニングマークにバツ印がある
□アセテート、シルク、キュプラ、レーヨンが含まれている
□繊細な装飾が付いている

以上の3つの項目のうち、1つでもチェックがついたらお洗濯はできません。
自分でお洗濯は諦めて、クリーニング店に持っていきましょう。

全部「いいえ」でなんとか自分でお洗濯できそうなあなたは、次のステップへ。

でも、水洗い不可なのにお洗濯するわけですから、もしかしたら失敗してしまうかも知れません。
本当に申し訳ないのですが、自己責任でお願いします!
お気に入りのニットはクリーニング屋さんにお任せするのが安心です。

洗濯表示などで弾かれるとは思うのですが、大まかにいうとスパンコール付きや革(いかにも水に弱そうですね)、動物の毛を使ったニットはプロに任せた方がよいです。

なお、洗濯表示マークが分からない・合っているか不安だという方は、こちらの記事で確認してみてください。
洗濯表示のマークが変わったのはご存知ですか?知らない方は要チェックですよ。

 

色落ちチェック

お洗濯できそうなニットやセーターは、色落ちチェックをします。
洗剤を使っても色が落ちないかを確認しましょう。

用意するもの

・おしゃれ着用中性洗剤
・白いタオル

  手 順  

1. 洗剤を濃いめに薄め、目立たないところにつける

洗剤は規定量使った時より少し濃くなるぐらいの濃度に薄めます。
ニット・セーターの目立たないところに少しつけてみます。万が一色落ちしてもここなら大丈夫!ってところに洗剤をつけてください。
2. 5分ほど待ってから、白い布で洗剤をつけた部分を叩く

洗剤をつけた状態で5分ほど待ちます。
時間が経ったら、白い布で叩きます。布に色が移ってしまったら、そのニットやセーターは色落ちする可能性大!自宅でのお洗濯は諦めましょう。

 

ニット・セーターの洗い方は2通り

ニットやセーターを洗う時は、2通りのやり方があります。
それぞれ解説します。

その1. 手洗い

その名のとおり、洗濯機を使わずに手で洗う方法です。
優しく洗うことができるので、大切なニット・セーターほど手洗いがおすすめ
水洗い不可だけど自分で洗っちゃえってときは、手洗いの方が安心ですね。

 

その2. 洗濯機

洗濯機で洗うときのメリットは、なにより、楽なことと時間がかからないこと。
しかし、洗濯機は洗濯槽を回転させて汚れを落とそうとするので、繊細なニットには刺激が強いです。
手洗いよりも縮みやすいので、注意が必要。
失敗しても諦めがつくようなものなら、洗濯機にお任せしてもよいかもしれません。

 

シミがあるときは

ニットやセーターのシミは、酸素系漂白剤で落としましょう。
塩素系漂白剤と違って、酸素系なら色柄物にも使えますし、ニットのシミ落としにも使えるんです。
規定量の酸素系漂白剤を溶かしたら、ニットを入れて2時間ほどつけ置きをします。

そのあとは、お洗濯をしてもいいですし、そのまま水ですすいで乾かしてもよし。

 

ニット・セーターを洗濯するときの注意点

ニットやセーターを洗濯する前に、お洗濯するときの注意点を知っておく必要があります。
自分でお洗濯した時に起こりがちなハプニングは2つ。

ちぢみ

ニット・セーターを洗濯する時、一番気をつけなければならないのがこいつです。ちぢみ。

原因

なぜニットやセーターは洗濯すると縮んでしまうのか…?気になる…。
実は、原因は繊維の性質にあったんです。

◎ウールやカシミアの場合
ニットによく使われる、ウールやカシミヤの繊維には、うろこがあります。人の髪のキューティクルと同じイメージです。
水で濡れると、その”うろこ”は開いてしまいます。
”うろこ”が開いた状態で激しく動かすと、繊維同士が絡まってしまい、服が縮んでしまうのです。

◎レーヨンやキュプラの場合
レーヨンの繊維は、水を吸って膨張する「膨潤収縮」という性質のため、水を含んだだけで縮んでしまうんです。
それによって、洋服全体が縮んでしまいます。乾かすと繊維の太さは元に戻りますが、歪んだ形は元には戻りません。そのため、レーヨンの水洗いは厳禁です。

また、レーヨンに似た素材としてキュプラがあります。
キュプラはレーヨンよりは強い繊維ですが、小じわがつきやすかったり、毛羽立ちやすかったりといった欠点があります。
レーヨンと同様、キュプラの水洗いもおすすめできません。

そのほかの繊維でも、水・温度・摩擦にはあまり強くないので注意しましょう。

ちぢみを防ぐために

ちぢみを防ぐためには、やさしく洗うことがポイント。
自宅で洗濯するなら水に濡れてしまうのは仕方がないことです。できるだけ摩擦をおこさないように、やさしく洗うようにしましょう。

毛玉

ニット・セーターを洗濯するときに注意すること2つめは毛玉です。

原因

ニットやセーターって着ていたらわかりますが、毛玉ができやすいですよね。
洗うときは、衣類同士が擦れ合うので、さらに毛玉ができやすくなります。

毛玉を防ぐために

毛玉を防ぐためにも、ニット・セーターは優しく洗うようにしましょう。
洗濯機を使う時は、サイズのあった洗濯ネットを使うのもポイントですよ!

洗濯機でニット・セーターを洗おう

洗濯機でニットやセーターを洗う方法を紹介します。
洗濯機に入れるだけでお洗濯が完了するので手間がかからずとっても楽チンです。

用意するもの

・おしゃれ着用中性洗剤
・洗濯ネット

  手 順  

1. ニット・セーターをたたむ
ニット・セーターにボタンなどがある場合には留めます。ニットの袖や裾など、汚れが目立つところが表側になるようにたたむのがポイントです。
2. 洗濯ネットに入れる
畳んだニットがぴったり入るサイズの洗濯ネットを使いましょう。

 

3. 洗濯機を回す
洗剤はおしゃれ着用の中性洗剤を使います。
洗濯機は、「ドライコース」「手洗いコース」など、優しく洗えるコースを選んでください。
脱水の時間はなるべく短く設定します。

柔軟剤も使うと、ふわふわの仕上がりになりますよ♪

お洗濯はこれで完了です。

ニット・セーターを手洗いしよう

洗濯機で洗うのが心配なら手洗いがおすすめです。より丁寧に洗うことができます。

用意するもの

・おけ(たらい)
・おしゃれ着用中性洗剤
・ゴム手袋
・タオル

  手 順  

1. ニット・セーターを畳む
たたみ方は洗濯機を使う時と一緒。

 

2. おけに洗浄液を作る

洗剤を水に溶かして洗浄液にします。洗剤の量は、メーカーさんが規定する量に従ってください。

 

3. ニット・セーターを優しく(とっても優しく)押し洗いする

畳んだ状態のままニット・セーターをやさしく洗っていきます。
基本は押し洗いですが、もっと丁寧に洗いたい時には、ニット・セーターの下に手を入れて水を動かして洗いましょう。

POINT
やさしく洗う

 

4. ニット・セーターを泳がせるようにすすぐ

洗いが終わったらすすぎです。
何度も水を替えながら、しっかりすすいでください。

POINT
ニット・セーターは泳がせるように

すすぐ時は、押し洗いというよりは泳がせるようにニットをすすいでいきます。
5. 柔軟剤を入れる
すすぎの最後に少量の柔軟剤を入れます。
これでふわふわの仕上がりになります。

 

6. タオルで脱水する
タオルで濡れたニット・セーターをはさみ、水気を取ります。

これで手洗いは完了です。

ニット・セーターを正しく干そう

ニットやセーターを洗ったら、次は干す作業に入ります。
干すときのポイントは3つ。

チェックポイント
□平干しする
□日陰に干す
□形は整える

ニットやセーターは形が崩れやすいので、形を整えて平干しするようにしましょう。
平干しができない場合には、ハンガーを2本使って、裾や袖を持ち上げて干しましょう。
接地しないように平べったく浮かせられるのが一番よいのですが、窓を開けるなど部屋を風通しよくしてビーズクッションやソファに置く形でも大丈夫です。備えがない場合仕方なく、ですが!

直射日光にあてて洗濯物を干すと、ニットやセーターが変色する可能性があります。
風通しがよい日陰にニット・セーターを干すようにしましょう。

ニット・セーターのシワを伸ばそう

ニットやセーターはシワになりやすいという欠点があります。
シワが気になるときはやはりアイロンをかけたくなりますよね。

アイロンをしっかり押し付けてしまうと、ニットやセーター独特のふわふわ感が台無しです。

アイロンをかけるときには、スチームをたっぷり出しながら、すこし浮かせてかけるようにしましょう。
縮んでしまった場合にも、アイロンを使って繊維をのばすことができます!しかし、ニットやセーターはもともと熱に弱いことが多いです。
アイロンを使う際には十分注意しましょう。

着たあとのお手入れ

ニット・セーターを大切に長く着続けるためには、普段のお手入れが必要です。

着たら1日休ませる

着続けると、ニット・セーターも疲れてしまいます。連続して着るのは避けましょう。

ブラッシングをする

着たあとのニットやセーターは、繊維が少し絡まっている状態。そのまま放っておくと、さらに絡まって毛玉になってしまいます。
毛玉は、見た目も悪いですし、ニット・セーターの劣化の証です。
着たあとのブラッシングで、ニットやセーターを長く大切に使ってあげましょう。

おわりに

ここまで、ニット・セーターの洗濯、お手入れ方法をご紹介しました!
干すときは必ず平干しすること、ブラッシングが必要なことなど、意外と知られていないことも多かったのではないでしょうか?

でも、一番だいじなことは「やさしく」。
大事なニット・セーターは手洗い、洗濯機で洗うときはやさしいモードで。
ふわふわでデリケートなニット。傷つけないようにやさしく洗いましょう。

また、大切なもの、絶対に型崩れさせたくないものは、クリーニング屋さんにお願いしてもいいかもしれませんね!

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