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更新日 :2023年09月28日

ポリエステル100%の洗濯方法!おしゃれ着洗いで簡単にキレイに♪

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型崩れしにくいポリエステルのお洋服。ハリのある素材で、シワになりにくく、ブラウスなどもアイロン掛けをせずに着られると言われていますが、実はきちんと洗濯しないとシワができてしまう可能性があります。今回は、ポリエステルの洋服を洗濯機と手洗いで洗う方法をお伝えします!

ポリエステルとはどんな素材?

ポリエステルとは、石油から加工された化学繊維のこと。1950年代にアメリカで製造が始まりました。今では世界の合成繊維生産の80%以上がポリエステルで占められています。

ポリエステルの主な特徴

・型崩れしづらい
・シワになりづらい
・軽くて丈夫

ポリエステルには3つの特徴があり、これらを活かして、ワイシャツ、ブラウス、スーツなど、さまざまな衣類が作られています。

特に、社会人や学生は毎日のように着るワイシャツ。型崩れしにくく、シワになりづらいと言うのは嬉しいポイントですよね♪軽くて丈夫なので、作業服などにも使われています。

しかし、残念ながらデメリットもあります。

・汚れがたまって、黒ずみやすい
・毛玉ができやすい
・静電気が起きやすい

ワイシャツの襟汚れがたまりやすいのは、ポリエステル製であることが多いからかもしれません。ポリエステルはTシャツなどにも使われていて、毛玉ができやすい場合があります。

また、これはイメージしやすいかもしれませんが、静電気が起きやすいです。冬にポリエステル製のニットなどを着ると、バチバチ静電気が起きますよね。

しかし、これらのデメリットは洗濯の仕方を工夫すれば抑えられる可能性があるんです!

ポリエステルの洗濯前にやること

ポリエステルを洗濯する前に、3つのことをチェックしてください。

・洗濯表示の確認
・色落ちの確認
・シミの前処理をする

さらに、洗濯前に知っておきたいことも1点、お伝えしていきます。

洗濯表示の確認をしよう

どんな衣類にも、洗濯表示があります。洗濯の前に確認するのを習慣にしましょう。ポリエステルの衣類を洗濯するときも、洗濯表示をチェックしてくださいね。

水洗いできるマークがあればOKです。手洗いマークもセーフ。水洗いのマークに×がついていたら、水洗いできません。ご自宅での洗濯は諦めましょう。ドライクリーニングのマークがあれば、クリーニング屋さんに持っていきます。

洗濯表示がよくわからないな…という方は、「洗濯表示、進化したものと変わらないものをイラスト付きで完全網羅!

色落ちチェックをしよう

色柄ものの洋服は、洗濯前に色落ちのチェックをするようにしましょう。

用意するもの
・洗濯に使う洗剤
・ティッシュ、または白い布
手順
 
1
衣類の目立たないところに洗剤の原液を少量つける

2
数分後、洗剤をつけた部分にティッシュをあて、色が落ちるかを確かめる

ティッシュに衣類の色が移っていたら、色落ちする可能性が大なので、自宅での洗濯は諦めましょう。特に、ポリエステル100%の衣類は色落ちがしやすいので、しっかり確認してください。

洗濯前にシミを落とそう

衣類のどこかに気になるシミがある場合、洗濯前にシミを落としましょう。シミの部分に洗剤を直接つけ、軽くもみ洗いします。襟など、汚れが気になる部分にはスポット洗剤をつけておくと、より汚れが落ちます。

逆汚染に注意

ポリエステルという素材は汚れをためやすいため、洗濯中に再び汚れてしまう、「逆汚染」という現象が起こりやすいです。逆汚染を防ぐためには3つのポイントがあります

・洗剤と水の量は多めに
・洗濯機に衣類を詰め込まない
・汚れがひどいものとは別に洗う

ぜひ意識して洗濯してみてくださいね。

ポリエステルを洗濯しよう

ポリエステルの洗濯の方法には2つあります。

・洗濯機
・手洗い

それぞれ紹介します。

洗濯機

ポリエステルは丈夫な素材なので、洗濯機で洗っても問題ありません。さっそくやり方を見ていきましょう。

用意するもの
・洗濯ネット
・弱アルカリ性洗剤
・柔軟剤
・酸素系漂白剤(黄ばみや黒ずみが気になる場合)
手順
 
1
洗濯ネットに入れる

先ほどもお伝えしたように、ポリエステルの洋服は毛玉になりやすい、という欠点が。そのため、洗濯する際はネットに入れるようにしましょう。

ネットは洋服を軽く畳んで、ピッタリ収まるサイズを選びます。飾りのついたものは、念のため裏返してネットに入れると、飾りが取れてしまう心配もないですよ!

2
洗濯機を回す

衣類を洗濯機に入れ、洗濯機を回しましょう。洗剤は、弱アルカリ性洗剤を使います。黄ばみや黒ずみが気になる方は、酸素系漂白剤を入れると効果的ですよ!

また、ポリエステルは静電気を起こしやすいため、柔軟剤も入れておきましょう。

POINT
脱水は、30秒~1分程度に留めましょう。
長めに脱水してしまうと、シワができる原因となってしまいます。
ポリエステルは乾きやすい素材なので、脱水は短時間でも、水が垂れることもないですよ♪

おすすめの洗剤を紹介

洗濯機で洗うときに使う洗剤、3種類ありましたよね!種類別におすすめの商品を紹介していきます。

まずは、弱アルカリ性の洗剤です。ポリエステルは丈夫なので、洗浄力の強い洗剤でも洗えます。

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商品画像
アリエール 洗濯洗剤 液体 イオンパワージェル サイエンスプラス本体 910g

アリエールの部屋干し用洗剤。洗浄力があり、繊維内を抗菌してくれます!皮脂による黄ばみや臭いをしっかり落としましょう。キャップが改造されて、量を測るときに液だれしにくいのも特徴です。

※全てのニオイ菌を抑えるわけではありません。

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商品画像
OXICLEAN(オキシクリーン) オキシクリーン 1500g 酸素系漂白剤

黄ばみや黒ずみが気になる方は、酸素系漂白剤も使ってみてください!酸素系漂白剤は色や柄のある服にも使うことができます。洗濯だけではなく、キッチンやお風呂場の掃除にも使うことができます。

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商品画像
ラボン 柔軟剤 ブルーミングブルー 600ml

最後に柔軟剤も入れてふんわりと仕上げ、静電気を防ぎましょう♪パッケージもかわいいですよね、こちらの柔軟剤。香りのラインナップが豊富で、好みで選べるのが嬉しいところ。こちらはクラシックフローラルのさわやかな香りです。

手洗い

続いて、手洗いでポリエステルの衣類を洗う方法を紹介していきます。洗濯表示で手洗いのマークがあったものはもちろん、優しく洗いたい衣類は手洗いがオススメです。

用意するもの
・おしゃれ着用中性洗剤
・洗面器
・柔軟剤
手順
 
1
洗面器にぬるま湯をため、洗剤を溶かす

30度ぐらいのぬるま湯を洗面器にため、おしゃれ着用中性洗剤を溶かします。

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商品画像
アクロン おしゃれぎ用洗剤 フローラルブーケの香り

優しく洗いたいときはこちらを使いましょう。ポリエステルだけでなく、おしゃれ着用のニットやスカートの型崩れや毛玉ができるのを防ぐことができます。フローラルな香りなので、夏の臭いが気になる時期にも大活躍しそうです。

2
つけおきする

軽く畳んだ衣類を、洗濯液につけ、15分程度つけおきをします

3
押し洗いする

時間が経ったら、押し洗いをしていきます。優しく衣類を押して汚れを落としていきます。すごくデリケートな素材は、押すのではなくほぐすように洗うと、さらに優しく洗うことができます。

4
すすぐ

桶の水を変え、洗濯物を軽く泳がす作業を2回ほど繰り返します。最後のすすぎの時には、柔軟剤を入れましょう。静電気を防止できますよ。

5
脱水する

手で軽く絞ったら洗濯ネットに入れ、洗濯機で15〜30秒ほど脱水します。ポリエステルは乾きやすいので、脱水は軽くするだけにしましょう。

手洗いの方法、実は洋服の素材や種類によって変わってきます。大切な洋服を長持ちさせたい!という方は、写真付きで手洗い方法を解説しているこちらの記事も、読んでみてくださいね♪

ポリエステルの乾かし方

ポリエステルはシワになりにくく、乾きやすいので、乾かすのは適当で良い…わけありません。2つの点を意識して干してみてください。

・シワを伸ばしながら
・風通しの良い日陰に

ポリエステルは、もともとシワがつきにくい素材です。縫い目を持って上下に振ってから干すだけでも、きれいな形に仕上がりますよ♪

シワを伸ばすのを忘れてしまった…という方。アイロンがけをする時は、必ず当て布を使うようにしてくださいね!そのままアイロンがけしてしまうと、テカリの原因になってしまいます。

また、ポリエステルは日向で干すと、色あせすることもあります。なるべく日陰で干すようにしましょう。

注意
乾燥機は使わない

ポリエステルは、乾燥機の中のような高温は苦手です。乾燥機はできるだけ使わないようにしましょう。

アイロンする場合

ポリエステルの洋服は、シワができにくいという特徴がありますが、アイロンがけを行うとより見た目が良くなります。テカりなどのトラブルを防ぐためにも、ポリエステルにアイロンがけする際の、注意点を覚えておきましょう。

注意点

・アイロンの温度設定は低温~中温
ポリエステルはシワを取りやすい素材のため、低温でも十分にアイロンがけできます。最初は低温からスタートし、シワが取れない場合は中温に上げるのがおすすめです。

・必ずあて布を使うようにしよう
ポリエステル素材に直接アイロンをあててしまうと、テカりの原因になります。
必ずあて布を1枚挟んで、生地を守ってあげましょう。裏側からアイロンをあてると失敗しにくいです。

・アイロンをあてる時間はできるだけ短く
ポリエステル素材を長持ちさせたいなら、アイロンをあてる時間をできるだけ短くしましょう。余計な時間をかけずに、さっとアイロンするのが生地を傷めないコツです。

・衣類をたたむのは冷めてから
ポリエステル素材だけに限らず、アイロンの熱が残っている状態で衣類をたたむのはNG!たたみジワが残ってしまいます。アイロンが終わった後は、ハンガーなどにかけて形をキープ。熱が冷めるのを待ってから、しまうようにしましょう。

・もしもテカってしまったら
注意深くアイロンがけをしていても、うっかり高温にしてしまったり、長時間作業してしまったりして、ポリエステル生地がテカってしまう場合があります。テカってしまった場合に試してみたい、対処法もチェックしておきましょう。

テカってしまったポリエステルは、繊維が寝てしまっている状態。元に戻すため、アイロンのスチームをたっぷりあててから、衣類用ブラシや歯ブラシなどでブラッシングすると、テカりを軽減できます。

スチーム&ブラッシングでは、テカりが直らなかったという場合、メラミンスポンジでやさしく擦る、という方法もあります。とはいえ、この方法は生地を傷めやすいため、本当に最終手段に取っておきましょう。これでダメなら諦めて買い替える、そんな覚悟で試してみてくださいね。

それでもダメな場合は、アイロンの熱によってポリエステル自体が変形してしまっている可能性があります。こうなってしまうと対処法がないため、必ず注意点を守ってアイロンがけするようにしましょう。

湿度の高い場所

カビは、湿度が高い場所を特に好みます。湿度が70~80%くらいの場所では、特に元気いっぱいになり、あっという間に増えてしまうことも……。梅雨の時期などは湿度計を利用して、湿度が高くなり過ぎていないかチェックしておくと安心です。

お部屋の湿度は、エアコンの除湿モードなどで対処できますが、どうにもならないのがお風呂場空間。換気扇がある場合は24時間つけっぱなしにしておきましょう。

換気扇にプラスして、お風呂の窓や扉を開け、空気を入れ替えている家庭を見かけますが、この方法は他の部屋の湿度を上げてしまう原因に。洗面所や脱衣所までカビが繁殖してしまう可能性があるため、お風呂場を密閉した状態で換気扇を使うようにしましょう。

換気扇だけではジメジメが取れない……という場合は、お風呂を出るタイミングで周囲を流し、水滴を落としておきます。モップなどで拭き取っても良いですね。お風呂の残り湯を翌日の洗濯に使いたい場合は、必ずお風呂のフタを閉めておきましょう。

それでもダメなら、残り湯は使用せず、入浴終わりで速やかに流す。お風呂の床を水切りのよいものに交換する、といった方法もあります。

なぜ柔軟剤で静電気を防げる?

ポリエルテルって、どうしても静電気が発生しやすい素材ですよね…。静電気を防ぐために柔軟剤が有効と説明しましたが、それは一体なぜなのでしょうか。

静電気は電気が引き合うときに発生します。服が擦れたりすると、片方にマイナスの電気が溜まってしまいます。このマイナスの電気にプラスの電気がくっつこうとした瞬間に、バチっとくるわけです。

特に冬場は、ポリエステル生地の服を重ね着しがち。乾燥した空気と相まって、いつも以上に静電気が溜まっています。衣服の静電気を抑えるためには、これらを理解した洗濯方法が大切だったのです!

静電気と柔軟剤の関係

では、実際に静電気と柔軟剤には、どのような関係があるのでしょうか?

まず、柔軟剤の成分の1つに「界面活性剤」があります。簡単に説明すると、この「界面活性剤」が、衣服についた静電気を外に逃してくれるのです。また、柔軟剤は、繊維の表面をコーティングしてくれます。これによって摩擦を抑えてくれるので、帯電もしにくくなるのです。

単純にいい香りがするのみならず、それにプラスした効果が得られるのは嬉しいポイントですよね!

柔軟剤に詳しい使い方についてはこちらの記事にまとまっているので、気になる方は参考にしてみてください。

まとめ

ポリエステルは色々な洋服に使われているので、洗い方をマスターしておくととても便利です。洗濯の前には必ず洗濯表示を確認するようにし、それぞれの衣類に適した洗い方で洗濯しましょう。ポリエステルの洗濯にはいくつか注意点もありました。しっかり守って洗濯するようにしましょうね♪

また、自分で洗濯してもあまり綺麗にならない場合や、絶対に洗濯で失敗したくない衣類などは、クリーニングに出すのがオススメです。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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