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更新日 :2023年09月28日

ジャケットの肩幅を直したい!自分でやる方法とプロに頼んだ相場は?

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お店でジャケットを試着して、他のサイズ感は合っているけど肩幅が大きいという場合、購入に悩みますよね。スーツなどのジャケットの印象や着心地は「肩」で決まると言われています。せっかく素敵なジャケットでも肩幅が合っていないと、見た目が悪く、オシャレに着こなすことはできませんよね。

肩幅の合わないジャケットを着ていると、着心地が悪く、腕の動きを妨げ、肩の凝りや疲れにつながります。

また、購入時より太ったり痩せたりして体形が変わってしまい、肩幅が合わなくなってしまうこともありますよね。「サイズは合わないけど、大切なジャケットを捨てるのはもったいない!」という場合、肩幅はお直しでサイズ調整できる可能性があります。

ここから、ジャケットの肩幅のお直しについて詳しくお話していきますね。

ジャケットのお直しはできるの?

大変残念ですが、太ってしまって肩幅がきつい場合には、肩幅のお直しはできません。痩せて肩幅が大きくなってしまった場合には、肩幅を小さくすることができます

小さくすることはできますが、極端にサイズを小さくしてしまうと本来のシルエットが変わってしまいますので、1~2㎝ほどがお直しできる目安となります。

ジャケットの肩幅ジャストサイズとは?

「ジャケットは肩で着る」と言われるほど、ジャケットの肩のサイズ感は大切です。ジャケットの肩幅と自分の肩がピッタリあうのがちょうど良いとされています。ジャストサイズかどうかは、試着をしてみて、以下の項目をチェックしてみてくださいね!

ジャケットの肩幅が大きめの場合

肩の部分が落ちて見えます。肩を横から指で押して親指部分がへこんでしまうならサイズが大きいということ。もうワンサイズ小さいジャケットを試着してみましょう。

ジャケットの肩幅が小さめの場合

袖付けの部分が内側に入っていて、上から指でつまめるようなら、もうワンサイズ大きいジャケットを試着しましょう。

背中にシワが寄らない

ジャケットの肩幅をあわせたらボタンを留めて背中を見てください。ジャストサイズのジャケットは背中や首元にシワは全く入りません。ちなみに、背中のわきの下のシワはダギと呼ばれ、腕を動かすのに必要なゆとり部分なので、シワがあって大丈夫ですよ。

サイズが合わないジャケットを着ていると生地を傷める原因にもなります。ジャストサイズの場合、生地が傷みにくいので、長くお気に入りのジャケットを着ることができるでしょう。

自分でジャケットの肩幅直しはできる?

自分でお直ししようと考える方には、それなりの裁縫の知識や技術があると思いますが、肩幅は大きく変更を加えると全体のシルエットが変わってしまうので注意が必要です。

肩パットの付いた裏地のないジャケットの肩幅を詰めることは比較的簡単にできるので紹介しますね♪

用意するもの
・針と糸
・まち針
・チャコペン
・アイロン
・伸び止めテープ
・ミシン

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肩パットあり裏地なしジャケットの肩幅を詰める方法

 
1
ジャケットを裏返し、肩パットを詰める位置にチャコペンで印をつけていく


あまり大きく詰めるとシルエットが変わってしまうので、1~2㎝ほどにします。

2
袖下はそのままで肩の上部分から3分の2ほど袖の縫い目をほどく

3
伸び止めテープを表面からアイロンで接着する

注意
縫いしろから伸び止めテープがはみ出してしまうと裏側から見えてしまうので、表面からはみ出さないように注意してアイロンで接着しましょう!

4
印をつけたところに袖と身ごろをまち針でとめて、しつけをしてミシンで縫う

5
ロックミシンで、余計な縫いしろをカットして始末する

6
アイロンで形を整える

ジャケット肩幅のお直しはいくらでできるの?

お直し料金は、素材や内容、お店によって変わりますが、編集部調べによると相場は5,000~10,000円ほどで、詰めるサイズによってさらに値段が追加されることがあります。また、ハイブランド品や素材は、割り増し料金となる場合が多いですよ。

ジャケットの肩幅のお直しには技術力が必要になりますので、安いからと技術力の低いお店に依頼して、お直ししたら、バランスが崩れて他の部分が気になってしまうことも。お直しを依頼するには、全体のバランスやシルエットが変わらないよう相談をして、お直しをしてくれるお店にお願いするようにしましょう。

まとめ

「ジャケットは肩で着る」と言われるほど、肩幅のサイズ感は大切。肩幅のお直しは、サイズを大きく変更してしまうとシルエットが変わってしまいます。全体のバランスも考えたお直しができる専門知識のある以外は、自分でお直しするかどうか慎重に検討を。肩幅のサイズが大きい場合には、専門店へお直しの相談をしてみましょう♪

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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