スーツの裾上げを自分でやる方法を解説!パンツ・スカート両方対応!

マリノス

更新日:2019年11月21日

 

「このスラックス、裾がもうちょっと短ければな〜、太さはぴったりなのに!」

こんな風に思った経験、ありませんか?

パンツって、なかなか自分にぴったりのサイズを見つけにくいですよね。
残念なことに、太さはいい感じでも、丈が長いと、きちんと着こなせません。

女性の皆さんは、スーツのスカートの丈で悩んでいるかもしれません。
ちょっと長いと、どうしてもバランスが悪くなって、スタイルも少し悪く見えてしまいます…

そんなときのために、「裾上げ」というものが存在します。
一般的に、「裾上げ」はお直しのお店などで頼んで、やってもらうことが多いですよね。
これは確実なやり方ではありますが、どうしてもお金はかかってしまいます。

でも実は、お金をあまりかけずに、「裾上げ」をする方法があるって知ってますか?

それは「自分でやる」方法です。
なんと「裾上げ」は、思っているよりも簡単に、自分でできてしまうのです。

誰でもできる方法を2パターン紹介するので、スーツのパンツ、スカート丈で悩んでいる方は、ぜひ試してみてくださいね!

 

まずは長さの目安を知る!

裾上げするには、最適な長さを知ることが大切。
同じパンツでも、男性と女性で、ぴったりな長さは違うので、それぞれの長さの目安を紹介していきます。
もちろんスカートの長さもお伝えします。

ちゃんと知っておかないと、変な長さになってしまうかもしれないので、要チェック!

 

パンツスーツの場合

パンツスーツの丈でお悩みの方に向けて、注意です。
男女ともに、パンツの長さを決めるときに気をつけたい点があります。
それは、ウエストの位置

男女で違うパンツのウエストの位置の目安

男性の皆さんは、腰骨のところにパンツのウエスト部分が来るようにしましょう。
女性の皆さんは、おへその位置です。

この位置が違うと、長さも当然変わってきますよね。

パンツを裾上げするときには、まず、必ずウエストの位置を決めてから、長さを決めるようにしてください。

 

男性

まずは男性のスーツの場合。

ポイントは、パンツの太さと長さとのバランス
少しダボっとしている太めのスラックスの場合には長め、少しぴっちりしている細めのスラックスの場合には短めにすると、バランスが良くなって、スタイルアップにもつながります。

また、丈の長さで与える印象も変わってきます
短めの場合はカジュアル、長めの場合はフォーマルな印象を与えることができるので、TPOによって使い分けることができると、スーツの着こなし上級者になれるでしょう!

一般的な長さは、くるぶしが隠れる程度で、少しだけ裾にたるみがあるような丈が多いです。
人に誠実な印象を与えることができるそうですよ。

 

女性

女性のパンツスーツの丈のポイントは、ヒールとのバランス
女性がスーツを着る場合、必ずと言っていいほど、ヒールのある靴を履きますよね。

丈を決めるときには、必ずいつものヒール靴を履くようにしましょう。
履かずに決めてしまうと、思ったよりも短くなってしまった、なんてことになってしまうかもしれません。

実は、女性のパンツスーツの丈は、男性に比べて自由度が高くなっています
長さによるカジュアル・フォーマルの違いなどは、あまりありません。

ですが、スタイルを良く見せるためには、やっぱり男性と同じく、細身なパンツであれば、短めに。
そして、フレアパンツの場合は、ヒールの真ん中くらいにすると、バランスがうまく取れます。

 

スカート

女性の皆さんはスカートを選ぶ方も多いですよね。
スカートの場合も、適した丈があります。

一般的に、膝の真ん中あたりの丈がいちばん無難な長さです。
短すぎても、長すぎても、バランスがおかしくなってしまいます。

少し短めがいい方は、せめて膝のちょうど上のあたり、少し長めがいい方は、ちょうど膝が隠れるくらいにしておきましょう。

 

裾上げテープを使う方法(パンツのみ)

自分にぴったりの長さがわかったら、いよいよ裾上げ。

まずは裾上げテープを使う方法を紹介します。
とっても手軽にできる方法なのでオススメです♪

裾上げテープは、スーツを買った時についてくる場合もあります。
なければ、100均でも買うことができますし、ネットでも買えますよ!

ただ、スカートを裾上げテープで裾上げするのは難しいので、スカートのスーツの丈でお悩みの方は、次に紹介する方法を試してみましょう。

用意するもの
・待ち針
・メジャー
・裁ちばさみ
・アイロン
・裾上げテープ
・水
・当て布
・裾上げテープ


こちらの裾上げテープであれば、長いテープが1本入っているので、2着分の裾上げができちゃいます。裾上げに失敗してしまった場合でも、まだあまりがあるので、やり直しが可能です!わざわざ予備に2つ買わなくて良いのは、嬉しいですよね。

 

手順
1
股下の長さを測る

まずは、長さを決めます。
上で紹介した目安を参考にしてみてくださいね!

この時、必ずパンツを履いて測るようにしましょう。

決めたら折り曲げて、待ち針でいったんとめます。
そのあと脱いだら、パンツの股下の長さをメジャーで測りましょう。

左右バラバラにならないように、正確に。

測ったら、待ち針は外してしまって大丈夫です。
ただし、測った長さを忘れないようにしてくださいね!
忘れてしまったら、もう一度やり直しになってしまいます…

 

2
縫い代を残し、いらない部分を切る

長くていらない部分を裁ちばさみで切ります。
必ず、縫い代となる部分は残しておきます。

注意
「残す部分」は、「手順1で測った長さ+7cm

1で測った長さだけでなく、それに加えて7cm残してください!
この7cmが縫い代になるので、残っていないと、切りっ放しになってしまいます。

切る時には、できるだけ切り口がまっすぐになるようにしましょう。

 

折り目をつける

まずパンツを裏返して、手順2で残した7cmのところで谷折りにして折り曲げます。
そうしたら、アイロンを使って、その折り目をしっかりつけます。

アイロンの温度は、素材によって適した度数が違います。
・ナイロン、アクリル素材は、110〜130℃
・ウール素材は、140〜160℃
・綿、麻素材は、180〜200℃

ここで注意していただきたいのは、必ず当て布を使うこと。
スーツをアイロンがけする時には、必ず使いましょう。使わないと、生地が傷んでしまうかもしれません。

 

裾上げテープを切る

裾上げテープを使う前の準備です。

まずは、ちょうどいい長さに切ります。
だいたい「パンツの裾の幅の長さ×2+4cm」くらいの長さが目安です。
加えてある4cmは、テープをつけた時に、一周したテープ同士が少し重なり合うようにするための長さです。

 

テープを水に浸す

テープを水に浸けます。浸けたら、ぎゅっと絞ってください。
容器に水を入れると、やりやすいかも。

 

テープをつけたいところに置く

テープを使ってくっつけたいのは、折った部分の生地と、表に見える生地。
そのため、折ってある裾の先の部分と、表の生地の境目のところにテープを置きます。

この時、テープの裏表を間違わないように、気をつけて下さいね!
テープにはのりがついている面と、ついていない面があるはず。
のりがついていない方を表にして置いても、意味がありません!

 

アイロンでテープをしっかりつける

テープはアイロンでくっつけることができます。
ここでも必ず当て布を使いましょう!

くっつける時のポイントは、ゆっくりと、体重をかけながらアイロンをかけること。
一気にくっつけるのではなく、少しずつでないと、よれてしまうことがあり、仕上がりが汚くなってしまうかもしれません。
テープをピンと伸ばしながら、たるまないように慎重にくっつけていきましょう。

 

これで、裏返しになっていたのを表にすれば、完成!

だいたいこのようなやり方だとは思いますが、選んだ裾上げテープによって、もしかしたら少し付け方が違うこともあるかもしれないので、必ず商品ごとに使い方は確認して裾上げしてみてくださいね!

 

ところで、スーツはシワができてしまうと、どうしてもカッコ悪くなってしまいますよね。
でもスーツのアイロンがけは難しそう…
そんな風に思っているあなた。
この記事を読めば、スーツのアイロンがけのコツがわかっちゃいます。
思っているよりも簡単にできそう…!


これでアイロンもかけることができて、しっかりスーツを着こなすことができますね!

 

手縫いで裾上げする方法

次に紹介するのは、手縫いして裾上げする方法。

裾上げテープの場合、あくまで貼り付けるだけなので、時間が経ったら剥がれてきてしまう恐れもあります

でもこの方法であれば、裾上げテープよりは手間がかかってしまいますが、縫うので、しっかりつけることができます。
テープだと取れそうで怖い、という方は手縫いがオススメです!

また、スカートの場合も、この方法なら自分で裾上げできちゃいます。
でも、裏地もちゃんと裾上げするのを忘れないようにしましょう。
忘れたら、下から裏地が見えてしまうかも。

スカート部分と同じように裾上げして、見えないように5cm程度スカートよりも短くしておけば大丈夫です。

ちなみに、パンツスーツにも裏地はありますが、太もものところまでしかこないので、パンツの場合には特に裏地のことは何も気にしなくてOKです。

用意するもの
・糸
糸はお持ちのスーツに使われている糸の色に合わせるようにしましょう。・針
スーツの生地が分厚い場合には、太めの針を用意すると、縫いやすくなります。・待ち針
・メジャー
・裁ちばさみ
手順
1
股下の長さを測る(スカートの丈を測る)

裾上げテープの時と同じように、パンツ、またはスカートを履いて、まずは長さを決めます。

決めたら待ち針でいったんとめて、長さをメジャーで測りましょう。

 

2
縫い代を残して、いらない部分を切る

長くていらない部分を裁ちばさみで切ります。

この時も縫い代は忘れずに!
テープの場合と同じで、「残す部分」は、「手順1で測った長さ+7cm」です。

切り口はまっすぐになるように意識しましょう。

ここまでは裾上げテープの方法と一緒!

 

折り目をつける

まずパンツを裏返して、手順2で残した7cmのところを三つ折りにします。アイロンをかけてしっかり折り目をつけます。

 

縫い代の裏から糸を通す

ここからいよいよ縫っていきます。
まずは、手順3で三つ折りにした縫い代の裏から糸を通します。
通す前に、玉結びをするのを忘れないでくださいね。玉結びされていないと、スッと糸が抜けてしまいます。

 

表の生地に糸を通す

表の生地に針を刺して、糸を通します。
手順4で糸を通したところから、5mmくらい左のほうに刺しましょう。

 

2mmくらい左から針を出す

手順5で通したところから、左に2mmくらいのところから針を出して、糸を通します。
ここで、あまりに離れたところから針を出すと、縫い目が目立ってしまうので、注意しましょう!

 

縫い代の裏から糸を通す

手順5と同じように、また縫い代の裏から糸を通します。

 

手順5〜7を繰り返す

この3ステップを、縫い目の始まりと終わりがぶつかるまで繰り返します。

 

9
玉止めをする

最後に玉留めをして完成です!

 

このようにして縫ってしまえば、簡単にはほどけないので安心ですね!

 

また、スラックスは汚れたら、自分で洗濯するか、クリーニングに出すか、悩むところ。
そんなお悩みを解決してくれるのが、こちらの記事。
もしかしたら、お持ちのスラックスは自宅で洗うことができるかも…!

便利グッズ!裾上げができる接着剤がある?


コニシ ボンド 裁ほう上手スティック 水性ウレタン系接着剤 6ml 

「裾上げテープも、手縫いも難易度が高い!」
そんな方には、塗るだけ簡単に裾上げができる接着剤タイプがオススメです!

人気の「裁ほう上手スティック」を利用して、楽々裾上げしちゃいましょう!

裁ほう上手スティックとは?

“縫うボンド”というキャッチフレーズで人気となった裁ほう上手。

「ボンドだけで服やカバンが作れる!」
「洗濯しても問題なし!」

という画期的なアイテムが、主婦の間でひそかに話題になっていました。

従来のボンドタイプは、便利な反面、裾上げのようにまっすぐ塗りたい場面では上手に塗りにくい、という問題がありました。

それを見事に解消したのが、スティックタイプの「裁ほう上手」なんです!

スティックのりと同じ感覚で、接着したい部分に塗って抑えるだけ。
アイロンなぢで仕上げる必要もありません!

使い方は?

それでは、実際に裁ほう上手スティックを使い、裾上げを行う工程をチェックしてみましょう。

用意するもの
・裁ほう上手スティック
・メジャー
・裁ちばさみ
・チャコペン
・アイロン
・当て布
手順
1
裾上げする長さを決める

まずは裾上げテープの時の手順を参考に、裾上げする長さを決めましょう。

裾上げテープは、スカートには使えませんが、スティックタイプは、スカートの裾上げにも使用可能です。

2
縫い代をのこして要らない部分を切る

パンツやスカートのいらない部分を、先に切っておきます。

この時、手順1で決めた裾上げする長さ+7cmくらいを、縫い代として残しておきましょう。

3
折り目をつける

パンツやスカートを裏返し、縫い代の7㎝部分を三つ折りにします。

その後、アイロンでしっかり折り目をつけましょう。

アイロンの温度は素材ごとに異なるので、しっかり調べてから行いましょう!

4
裁ほう上手スティックを塗る

折った部分を開き、チャコペンの印からはみ出ないように、両面へ裁ほう上手スティックを塗ります。

塗りたくるのではなく、軽く2~3回伸ばすくらいでOKです!

5
折りたたんで重しでプレス

裾上げ部分を折りたたみ、しっかりと手で押さえます。
その後、辞書や図鑑など、重しになるものを乗せ、24時間以上待ちましょう!

たったこれだけで裾上げ完了。

普段の洗濯にも負けない、頑丈な仕上がりが待っているはずです!

まとめ

いかがでしたか?
裾上げはお直しに出さなくても、意外と簡単に、自分でもできてしまうことがわかったと思います♪

裾上げテープを使えば楽々と、手縫いをすれば確実に裾上げできてしまいます。

しかも、お直しのプロに頼むとだいたい600円くらいかかってしまうところ、テープを使えば約300円で出来てしまいます。
お得!!

縫うのも針と糸があればできるので、ほとんどお金はかかりません。

お金を浮かせることができることはもちろん、自分で少しだけ手間をかけて裾上げすれば、スーツへの愛着も増すかも♪
ぜひ試してみてくださいね!

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