久しぶりにスーツのパンツを履こうとしたらキツイ…なんてことありませんか?
または、ダイエットでパンツのウエストにゆとりができてしまうこともありますよね。
お気に入りのスーツやまだ新しいスーツはできれば長く使いたいものです。
体型の変化によって合わなくなったスーツのウエストをお直しする方法をご紹介します!
カチッとしたスーツのパンツはウエストラインが重要ですね。
そんなパンツでもウエストサイズは「大きく」も「小さく」もお直しすることができます。
お直しできるサイズは4cm前後です。
基本的にお尻のセンター部分の縫い目の縫いしろを調節していく作業になるので、製品によって調節できる幅は多少異なるため注意。
縫いしろ以外に、サイドやタック部分を調節してそれ以上のサイズにお直しすることもありますが、パンツ全体の形に影響が出てきます。
また、お直し箇所が増えることにより料金が高くなることも。
お直しすると元の形から多少変化することを納得してお直しをしましょう。
ウエストサイズを大きくする場合は、お尻の縫い目部分の縫いしろの「出し」を行いましょう。
パンツにはウエストサイズを大きくできるように「縫いしろ」が設けられています。
この縫いしろの分だけウエストを広げることが可能。
オーダー品などは縫いしろが多めに取られており、5cmほど縫いしろがあるものもあります。
お尻部分の縫いしろだけでは足りない時はサイドの縫いしろから少しずつサイズ出す「三方出し」と呼ばれる方法で大きくすることができますよ。
出せる幅には限界がありますので、店舗で相談してみましょう。
ウエストサイズを小さくする場合は縫いしろの「詰め」を行います。
お尻の縫い目を詰めて小さくしていきます。
ウエストを大幅に詰めたい場合はお尻の縫い目とサイドから詰める「三方詰め」と呼ばれる方法で詰めることもできますよ。
こちらの方法の方が一か所で詰めるよりシルエットはきれいに保てます。
ウエストのサイズが変わったときには、ウエスト以外の場所もサイズが変化をしています。
ウエストのサイズを変えるときには、ヒップまわりやモモまわりなどもサイズが変わっていないか確認しましょう。
自分でどこを直せば良いのかを判断するのは難しいので、店舗で採寸をしてもらい、必要であれば同時にお直ししましょう。
ウエストのお直しは2000円前後からが相場のようです。
サイドを調節する場合にはさらに料金が発生します。
店舗により、素材や調節する幅にの大きさでも料金が異なることも。
また素材やデザイン、補強の有無によっても料金が変化をするので、店舗で見積もりを取ってもらいましょう。
お直しをする箇所が増えると料金も上がります。
あまりにも料金が上がると、新しいパンツを購入した方が安くつく場合もあるので、見積もりを見て検討しましょう。
1番は購入店舗がおすすめです。
購入店舗はパンツの形を把握しているので、調整もスムーズですよ。
オーダー品の場合はもともとサイズの他、体系のデータまで残っているので、調整する部分を細かく相談することができます。
いろいろなお直しを扱う「洋服のお直し屋さん」でもお直し可能です。
店舗スタッフが採寸を行い、調整個所のアドバイスをしてくれますよ。
近くに店舗がない場合や、直接お店に行く時間のない方はネットショップも便利です。
ネットショップは郵送で取引ができますが、採寸は自分で行わなければなりません。
また、パンツの形状によっては取引ができないものもあるので注意が必要です。
郵送の前に作業内容とプラス料金がかかるものを確認しておきましょう。
スーツのパンツのお直しをするときは、多少形状が変わります。
どの程度変わるのか、デザインの変化も理解をしてお直しを依頼しましょう。
ウエストだけを変えても他の場所のサイズが合わない場合もあるので、注意をしなければなりません。
またお直しをする箇所が増えると料金が上がります。
買った時はちょうど良かったはずのスーツのウエストサイズ。
履けなくなってしまった…と諦めてクローゼットの奥へしまいこまず、ジャストサイズへお直ししてみましょう!