レッド・ウィングの靴は修理しよう。プロによるお手入れの事例を紹介
RED WING(レッド・ウィング)は、1905年にアメリカのミネソタ州で創業された伝統と高品質にこだわった靴作りを続けている、ワークブーツ界の代表的なブランドです。
キムタクこと木村拓哉さんが、主演の映画「HERO」で愛用されていたのもこのレッド・ウィングなんです!キムタクに憧れて、購入した方も多いのではないでしょうか。
ワークブーツのブランドという事もあり、男性の定番となっているイメージがありますよね。実は、女性にも愛用者がたくさんいます。流行りに流されず、長く履き続けることが出来る、レッド・ウィングのブーツは女性の中でも人気なんです。種類によりますが、22cmからサイズ展開がされています。
男性的で重厚感があるシルエットのレッド・ウィングのブーツを、女性が履くとなんだか可愛いですよね。インスタグラムでも「#レッド・ウィング女子」のハッシュタグが流行っています。レッド・ウィング女子ってなんだか魅力的…。ペアルックで揃えるのもオススメです♪
また、レッド・ウィングの製品は、伝統的な製法でひとつずつ大切に作られています。
ソールの部分には、靴本体と中底をウエルトといわれる周囲に回した革に縫い付けて、底付けをする「グッドイヤーウエルト製法」を採用しています。
そのため、レッド・ウィングのブーツはソールの張替えが可能なんです。リペアや修理を行い大切に履くことで、長く履き続けることができちゃいます。
頑張った自分へのご褒美のため、長く履き続けることができる靴が欲しい、大切なあの人へのプレゼントとして…など購入したときの思いは人それぞれですよね。人と人を繋げるためのご縁があるように、人と靴の間にもきっとご縁があるのかもしれません。
大切なレッド・ウィングの靴を、大切にしてくれる職人さんに修理をお願いして、もっと大切にしませんか?
今回は、レッド・ウィングの中でも人気が高い
・IRISH SETTER(アイリッシュセッター)
・BECKMAN(ベックマン)
・IRON RANGE(アイアンレンジ)
・ENGINEER(エンジニア)
・POSTMAN(ポストマン)
この5つのブーツの特徴と、実際の修理例を紹介していきます。
職人さんの素晴らしい技術を、実際に写真で確かめてみてくださいね♪
目次
IRISH SETTER(アイリッシュセッター)の修理
1950年に販売されたレッド・ウィングのブーツの中でも一番人気で、看板モデルにもなっている「アイリッシュセッター」。
元々は、ハンティングブーツとして開発されました。
このアイリッシュセッターは、アッパー部分の質感と重厚感がある独特な色味が特徴です。ソール部分にはフラットな白いラバー製のトラクショントレッドソールを使用しています。
軽量でクッション性に富んでいるため、快適で長時間履いていても足が疲れることがないということで人気のブーツです。
ちなみに、発売当時の革の色合いが猟犬のアイリッシュセッターの毛並みに似ていたため、愛称として「アイリッシュセッター」と呼ばれるようになったのが名前の由来です。
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クラシックワーク / 6インチ モックトゥ/STYLE NO.875
アイリッシュセッターの原点とも言えるモデルです。オロレガシーレザーを採用しており、U字型のモカステッチが特徴的ですよね。
クラシックワーク / 6インチ モックトゥ/STYLE NO.8875
現在のレッド・ウィングを象徴するのが、レッドブラウンカラーのアイリッシュセッター。つま先に空間を持たせるために、モカシン型に作られたデザインになっています。オロラセットレザーを採用しています。
アイリッシュセッターのオールソール交換
修理をした職人さん | &leather アンドレザーさん |
修理内容 | オールソール交換、磨き |
型番 | アイリッシュセッター 8875 モックトゥ |
オールソール交換とは?
オールソール交換とは、靴底全体を交換する修理のこと。ついているヒールや本底を剥がします。ウエルトの交換が必要な場合は、ウエルトも交換して、新しいヒールや本底を取りつけます。
オールソール交換を詳しく知りたい方は、「革靴のオールソール交換!靴底の張り替えの匠の技で厚み・美しさ倍増」も読んでみてくださいね♪
アイリッシュセッターの修理を依頼をされたのは、アメカジファッションを愛する50代男性のお客様。
10年ほど履き続けた「アイリッシュセッター#8875」は、ソール部分が擦り切れてしまっていました。それ以上の破損を起こしたくなかったため、下駄箱で保管していたんだそう。
今回は、ソールの損傷が激しかったため、オールソール交換を行っています。ちなみに、オールソール交換は9,500円、磨きは3,500円とのこと。
また、ソール以外の部分も型崩れがおきて色落ちも起こっていたため、クリーニングと補色も施しています。
作業中に木型をはめて修理を行うことで、靴にメリハリが戻っているのもポイントです♪
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アイリッシュセッターの靴クリーニング
修理をした職人さん | Shoeshine Chum’s Barさん |
修理内容 | 靴クリーニング |
型番 | アイリッシュセッター 8165 オープントゥ |
クリーニングを依頼された「アイリッシュセッター#8165」は、なんと学生時代から15年も履き続けられているんです!今回、依頼をされたのは神奈川県在住の40代男性のお客様。
奥さんがアパレル業界に勤めているということもあり、ファッションにとても敏感な方でした。
写真を見て分かるように、靴の全体にカビが発生し白く変色が起きています…。ちなみに、依頼者の方はカビが生えて履けなくなったアイリッシュセッターを下駄箱に数年程度放置していたそうなんです。
たまたま、下駄箱を整理していたら、カビだらけのアイリッシュセッターが出てきたため今回クリーニングの依頼をされました。
クリーニング後は、全体的に白いカビが無くなり綺麗な状態に戻っていますね!ちなみに、今回のクリーニング料金は8,100円なのだそう。
なお、オイルドレザーはクリーニング後のメンテナンスも非常に重要です。油分をしっかり足さないとひび割れが発生してしまうので注意してくださいね!
「Shoeshine Chum’s Bar」さんについてもっと詳しく!
なお、靴クリーニングを詳しく知りたい方は、「ワークブーツをプロが丸洗い!ミンクオイルとブラシで自然な輝きに!」も合わせて読んでみてくださいね!
BECKMAN(ベックマン)の修理
クラシックなデザインが特徴の「ベックマン」。
元々このようなブーツは、フォーマルな場で履くことを目的に作られていました。ちなみに、レッド・ウィングの創始者「チャールズ・ベックマン」が名前の由来です。
丈がくるぶし丈なので、どんなボトムとも合わせやすいブーツです。ベックマンに使用されている「フェザーストーンレザー」はレッド・ウィング社が保有するタンナーで、上質でしなやかな革だけを使用して作られています。
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従来の品番#9011が#9411に変更されています。独特な深みと輝きがありながらも高い耐久性も兼ね備えたブーツなんです♪深みのあるバーガンディ色は、かつてアメリカの高級靴に良く使われた色合いです。
ベックマンのオールソール交換
修理をした職人さん | Panciaさん |
修理内容 | オールソール交換+半張り |
型番 | ベックマンブーツ 9013 チェスナット |
今回依頼をされたのは、アメカジ系ファッションの30代男性のお客様。
「ベックマンブーツ#9013」の土踏まずの部分にバイクのクラッチの跡があるので、恐らくバイク乗りのお客様ではないかとのこと。約2~3年くらい履いていた靴なのだそう。
今回は、オールソール交換と半張りを行っています。修理料金は全部合わせて15,984円とのことです。
靴の底をレザーのオールソールで張り替えた後に、ゴムのハーフソールを上から貼りつけ補強。ハーフソールで補強すことで、劣化をしても再度貼り直すだけで修理が完成します。長く使い続けるためにもってこいのリペアなんです。
長年履き続けることができるように、修理を行ってくれるのも職人さんならではの気遣いですよね。
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IRON RANGE(アイアンレンジ)の修理
つま先に最大の特徴がある「アイアンレンジ」。
名前の由来は、アメリカのミネソタ州にある鉱山地域。つま先を保護するため、伝統的な「キャップド・トゥ」の製法が使用されているんです。
キャップド・トゥとは?
つま先の革を二重にして強化している、ワークブーツの代表格ともいえるスタイルです。つま先に、キャップをかぶせたような縫い目が特徴です。
ソール部分には、ヒール付きのコルクソールを使用しています。丈夫な作りが特徴で、男らしいスタイルにぴったりな武骨なデザインのワークブーツです。
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クラシックなワークブーツ特有のデザインが特徴的なアイアンレンジブーツです。かかと部分に、外縫いのポケットが付いたアウトポケット仕様になっています。強度がありながらも、足に当たる感触が良いのも嬉しいところ。
アイアンレンジのオールソール交換・磨き
修理をした職人さん | &leather アンドレザーさん |
修理内容 | オールソール交換、磨き |
型番 | アイアンレンジ 8112 |
今回依頼されたのは、アメカジファッションの20代男性のお客様。
修理を行った「アイアンレンジ#8112」は3~4年程履いていたため、劣化が進んでいました。そのため、今回はオールソール交換を依頼されています。
オールソール交換を行い、「vibram700」のソールに交換しています。アッパー部分はクリーニングを行い、色の補色をした後に靴を磨いて仕上げています。修理料金はオールソール交換が12,500円、磨きが1,000円とのこと。
ちなみに、ミッドソールの色を変えて、靴の雰囲気を変えているのがポイントです。
イタリアにあるソールを製造しているメーカーです。vibram(ビブラム)で作られたソールは、登山靴やワークブーツやスニーカーなど、様々な靴のソールに使われています。ビブラムソールは、外注されて使用されるくらい人気のソールなんです!
数あるソールの中からお客様にあったソールを選ぶのは、プロだからこそできる技ですよね。
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ENGINEER(エンジニアブーツ)の修理
元々は鉄道機関士のために作られてたブーツ「エンジニア」。
現在も根強い人気があり、特にバイク乗りの方が愛用されているのが、このエンジニアブーツです。一部のモデルには、丈夫な「スティールトゥ」が採用されています。
スティールトゥとは?
レッド・ウィングのエンジニアブーツは、元々は安全靴として作られています。そのため、足先を保護するためにつま先を覆うように金属のパーツが埋め込まれています。
耐久性が重視されているため、丈夫で肉厚な革が使われています。そのため、履き始めは硬くて少し履きにくいことも…。長く使っていくことで革が馴染み、痛みや履きにくさがなくなっていきます。
ブーツにタックインしたズボンの裾を留めるために、ブーツの上部とくるぶし部分にストラップが付いたデザインです。
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11インチ エンジニア (スティールトゥ)/STYLE NO.2268
スティールトゥを備えており、耐久性の強いエンジニアブーツ#2268は、1961年に販売されました。#2268に使用されているブラッククロームレザーは、最もワークブーツらしいレザーの一種です。
エンジニアブーツのオールソール交換・磨きなおし
修理をした職人さん | mosuke repair worksさん |
修理内容 | オールソール交換、磨きなおし |
型番 | エンジニアブーツ 2268 ブラック クローム |
今回依頼をされたのは、茨城に在住されている古着好きの30代男性のお客様。
20年も履き続けられた、「エンジニアブーツ#2268」はつま先の傷が特に目立っていました。綺麗に履くというよりも、ガシガシと履いていたため、歩く時にできた傷が多数できていました。
損傷も激しかったため、オールソール交換と磨きなおしを行っています。修理後は、つま先部分の目立っていた傷も気にならなくなりました。修理料金は、オールソール交換・磨きなおしの合計で17,000円とのことです。
レッド・ウィングは長持ちするが故に、破損箇所を見落としがちなんです。靴底の部分であるアウトソールだけでなく、インナーソールとアウトソールの中間部分である、ミッドソールも劣化していることが考えられるため、必ず確認をするんだそうです。
ミッドソールが劣化していると、アウトソールを交換しただけでは意味がないんです…。
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エンジニアブーツのオールソール交換、クリーニング
修理をした職人さん | 株式会社ナカダ商会【靴修理大好き工房】さん |
修理内容 | オールソール交換、クリーニング |
型番 | エンジニアブーツ 8271 ORO-RUSSET |
今回修理を依頼されたのは、35才のバイクが趣味の男性。
4~5年履き続けた「エンジニアブーツ#8271」は、バイクに乗る際に使用されていたこともあり、かなり傷んでしまっていました。
そこで、今回はオールソール交換とクリーニングを行っています。オールソール交換後に、色落ちしている革部分に色を補色して、全体をワックスで仕上げています。修理料金はオールソール交換とクリーニングの合計で14,000円とのこと。
レッド・ウィングのブーツには、中底の下の部分にコルクが入っている靴が多いんです。長年履いていると、コルクがすり減ってしまいます。今回修理を行った株式会社ナカダ商会【靴修理大好き工房】さんは、他の店は有料でやっているコルク詰も無料で対応されているんです!
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POSTMAN(ポストマン)の修理
制服を着て働く人のためにつくられた「ポストマン」。
かかとがないソールと適度なクッションで歩きやすさが抜群です。重たい荷物をもって配達する郵便配達員に人気となりポストマンの名前が付けられました。
フォーマルなデザインなので、オフィスからプライベートまで様々な場面で履くことができます。スーツとの相性も抜群!
ポストマンは、ワークブーツではなくサービスシューズです。他のワークブーツと違い、歩いたり軽作業を行うために作られています。そのため、どんどん履いてエイジングを楽しむというよりも、なるべく綺麗な状態で履くのがオススメ。もちろんレザー製品なので、何年か経てばエイジングを楽しむことができちゃいます。
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ビジネスライクな服装にも、ドレスダウンしたカジュアルなスタイルにも応用できます。活発に歩きまわっても疲れにくい靴として、活躍の場が広い靴なんです。
ポストマンのオールソール交換
修理をした職人さん | &leather アンドレザーさん |
修理内容 | オールソール交換 |
型番 | 9196 刺繍羽タグ ポストマン チャッカ ブーツ |
今回依頼をされたのは、アメカジ系でありながら少しキレイめなファッションの30代男性のお客様。
2年くらい履いた「ポストマン#9196」はソール部分が全体的にすり減っていたため、オールソール交換(修理料金:11,000円)を行いました。
ソールを、新品時に装着されているものと同じ「クッションソール」に交換していることがポイントです。
同じソールを使うことで、見た目が新品時と変わらないのが嬉しいですね。
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人気インスタグラマーさんも修理してる!
レッド・ウィングのいろいろな靴の修理例を見てきましたが、他にもまだまだあるんです。
Instagramを見てみると、数々の人気インスタグラマーさんがレッド・ウィングの修理について投稿しているんですよ!
今回はその中から、3つの修理例を紹介していきます!
15年以上履き続けるアイリッシュセッター
アメカジファッションのインフルエンサー、L.L.woodさん。
15年以上履き続けて年季の入ったアイリッシュセッターを修理に出しました。
なんと、学生時代から履いているというから驚き!とっても大切にしているんですね。
修理では、オールソール交換と磨きを注文したそう。
経年変化の味わいを残しながらもキレイに蘇ったアイリッシュセッターが、こちら!
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修理前の靴の写真が気になったら、L.L.woodさんの投稿を見てみてくださいね。
汚れがすっきり取れ、その差は歴然!驚くこと間違いナシですよ。
年季入り、ローカットのアイリッシュセッター
ヴィンテージファッションで人気を集めるmachineさんは、ローカットでスエード生地のアイリッシュセッターを修理に出したということです。
オイル汚れが目立って黒くなってしまった、こちらの靴。
右から左へスライドしてみると、修理後の様子が見られます!
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オールソール交換とクリーニングで、黒々とした汚れも素敵な「味」へと変身。
ふたたび古着と合わせて、オシャレに街を歩けますね。
こだわりのエンジニアブーツ
アメカジファッションのブランド「STABLER」を運営するYuuki(STABLER)さんは、レッド・ウィングのエンジニアブーツを修理に出しました。
つま先に細かい傷が付き、革全体の色味もくすんでいましたが、磨きにより本来の重厚感を取り戻しました。
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黒革のツヤも蘇り、新品みたいですね!
これならいつまでも履き続けられそうです。
修理の見積もりをだすには
修理は頼みたいけど、
・お店まで行く時間がない
・修理にいくらかかるのかが不安
・修理可能なものなのか分からない
と悩んでしまうことがありますよね。
そこで、おすすめしたいのが「見積もりをお願いすること」です。
「あなたのマイスター」なら、
・ネットで今すぐ
・職人さんに直接
・無料で
レッド・ウィングの修理の見積もりをお願いすることができます。
手順もとっても簡単♪
写真を撮って必要な項目を入力するだけです。
一度に複数の職人さんに見積もりをお願いすることもできます。
後日、依頼した職人さんから修理メニューや費用などの見積もり内容の連絡が届きます。
大切にしていたのに履けなくなった、雰囲気を変えたいレッド・ウィングのブーツをお持ちの方は、職人さんに見積もりを頼んで、もう一度使えるようにしてみませんか?
見積もりアプリ「ミツモ!」が出来ました!
この度、ネットで職人さんへの依頼が出来るスマホアプリ「ミツモ!」ができました。
アプリをダウンロードして、写真を撮るだけで複数の職人さんへの見積もりができちゃいます。
もちろん見積もりは無料!あなたの大切なものを、インターネットを使って簡単に修理してみませんか?
直営店や正規取扱店に修理をお願いすると?
ちなみに、直営店や正規取扱店に修理をお願いするとどんなメリットがあるのでしょうか?
今回、南青山にあるレッド・ウィングの直営店「レッド・ウィング・シューストア 東京青山店」の松浦さんに実際にお話を伺ってみました。
純正にこだわるなら、直営店や正規取扱店がオススメ
直営店並びに正規取扱店であれば、どこで依頼しても全て同じ仕上がりで、純正パーツでの修理が可能です。
ブーツに使われているそれぞれのパーツは、当たり前ですが、その靴に一番ベストなパーツが選ばれています。
そのため、履き心地や純正パーツにこだわりたいという方は、直営店や正規取扱店での修理をお願いしましょう。
東京青山店では、お客様の要望に極力応えた修理やパーツの提案がしてもらえます。過去の修理例を実際にお客様に見せながら、パーツの違いなどの細かい説明を受けることができるんです。
修理前に、丁寧なヒアリングをしてもらえるので安心して修理をお願いすることができますね。
直営店や正規取扱店で出来るのはシューズ・ブーツの修理のみ
レッド・ウィングの直営店・正規取扱店では、基本的に修理のみを受け付けており、クリーニングや磨きは行っていません。
修理を受けたブーツは、レッド・ウィングが認定している工場に届けられて修理が行われます。工場に直接修理をお願いするので、修理を行う職人さんに細かくオーダーして修理をすることが出来るんです。
なお、お預かり期間は1か月から1か月半ほど。
ちなみに、
・ソール部分をすべて交換:13,000円~20,000円
・ヒール部分の交換:4,500円~
となっています。
ソールやヒールの交換だけでなく、ステッチのほつれやベルトの交換などもお願いすることができるんです。
また、修理後はお手入れ方法が詳しく説明されている冊子とともに、お客様のもとへ戻ってきます。
修理するだけでなく、修理後のアフターケアまで細かく行うことができるのは、お客様を思い、レッド・ウィングの靴を知り尽くしているからこそですよね。
今回、取材にご協力頂いた「レッド・ウィング・シューストア 東京青山店」の皆さんありがとうございました!
まとめ
今回は、レッド・ウィングの修理を特集しました。
「レッド・ウィングのオリジナルパーツで修理をしてほしい」という方は直営店・正規取扱店での修理を依頼してみましょう。
また、「靴の雰囲気を変えたい」「クリーニングや靴磨きも行ってほしい」という方は靴修理を行っている職人さんにお願いしてみてください。
自分がどんな風に修理したいのかを考えて、その考えにあった修理を検討してくださいね。
あなたのレッド・ウィングは、ソール部分が損傷していたり、傷や色落ちが目立っていませんか?
お気に入りのレッド・ウィングのブーツ。履けなくなったからといって、下駄箱にいれっぱなしにしたり、放置するのはなんだか寂しくもったいない気がします…。
あなたのマイスターの職人さんたちは、修理が必要か、必要ならどんな修理になるのか、細かく丁寧にお伝えしてくれます。もちろん技術も凄腕の方ばかり。また、修理後に長くきれいに使う秘訣も教えてくれるんです♪