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更新日 :2018年10月12日

ゴルフクラブの簡単お手入れ!汚れ・キズ・サビに効果的な方法を紹介

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ゴルフクラブの手入れ…やったことないなぁ、なんて方は多いと思います。
が、スポーツにしろ日常生活にしろ、道具を大切にすることは重要でしょう。

『道具を手入れする』ということは、その性能を最大限に引き出し、寿命を延ばすということにつながります。

「でもどうせ趣味だし…」という方も、手入れの有無でクラブの下取り価格に大きな差が出ること、知っていますか?

まあひとまず見ていってください。⛳️

ゴルフクラブのパーツについて

ゴルフクラブのパーツごとに解説していきたい……とは思ったのですが、何のことか分からないって方の為に作った小さな項目です。
必要なければ飛ばしてくださいな。

部位としては3種類、グリップ・シャフト・ヘッドです。

手で握るところがグリップ
ボールを叩く金属のかたまりがヘッド
その間をつなぐ棒がシャフトと呼ばれます。

それだけ。

 

手入れを行う3つのメリット

ゴルフクラブを手入れする作業自体には、なーんも難しいことはありゃしません。だから気軽に手入れしてもらえればそれでいいわけですが……

まあ、いくら難しくなくとも、面倒なもんは面倒ですからね。やらなくていいならやらないって方も少なくないことでしょう。

しかーし。ゴルフクラブの手入れにはしっかり意味があるのです。ちょっと汚くても打てる? 汚れてるように見えない? そんなはずはないのですよ。

 

クラブの性能が安定する

例えばヘッドに――ボールを打つ面に汚れが溜まっていると、球にかかるスピンがまばらになります。
良い具合にボールが食い込むように溝が調整されているのに、それが埋ってたりするんですから当然でしょう。

例えばグリップ、手入れをしていないと雨の日に滑りやすくなったり、劣化したせいで思わず強く握ってしまうなんて影響が……。

 

手入れする最大の理由はこれでしょう。性能が変わるんですから、ゴルフを楽しむのであれば手入れはすべきだと思いますよ?

 

価値が保たれる

そう、価値です。価格と言ってもいいかもしれません。

ゴルフを続けていれば、自分に合った得物へと持ち変えることがあるでしょう。そのとき、かつての相棒をどうしますか。捨てますか?

せっかくなのですから、他の誰かの手に渡って寿命が来るまで使われ続けたほうが良いでしょう。であれば、中古として売るのが上策となります。
しっかり手入れされていれば、当然値段も上がるでしょう。

 

アがる

シワの無い服を着ると気が引き締まるように、また綺麗な部屋にいたほうが頭を整理しやすいように、手入れされたゴルフクラブを使えばパフォーマンスも上がるというもの。

いや、こういうのって案外大事ですよ? 手入れを続けてれば愛着もわくでしょうし。

 

あとあれです、周りからの印象も変わります。
道具の手入れをしない人、物を大事にしない人、なんて印象は持たれたくないでしょう。

 

ヘッド and シャフトのお手入れ方法

まずはヘッドとシャフトのお手入れ方法から紹介していきます。

 用意するもの 

・水
・乾いた布
・メラミンスポンジ
・歯ブラシ

メラミンスポンジとは?
洗剤を使わずに、水だけで汚れを落とすことができるスポンジのことです。

ようするに 激落ち君とか です

まだいまいちピンとこない……。
そんな方は「メラミンスポンジで汚れた場所をゴシッと掃除!歯への使用は絶対NG」を読んでみてください。メラミンスポンジについて詳しく解説しています。普段のお掃除にも使える優れものです。
いやまあそれが本来の使い道なんですけどね。

   手 順  

1. みぞのごみを取る
歯ブラシで中に入り込んだ砂なんかを搔き出してください。

 

2. 汚れを落とす
濡らしたメラミンスポンジで優しく汚れを落とし、水ですすいでから乾いた布でしっかりと拭き取ります。

 

おしまい!
金属ですからね、メラミンの研磨作用だけで汚れとれちゃうんです。

細かい傷 も同じく研磨作用で目立たなくなるはず。 ってかんじの傷はさすがにどうしようもないですけどね。

 

注意
メラミンスポンジは塗装部分には使わないようにしましょう。

ヤスリのようなものなので、塗装を削り落としてしまう可能性があります。
メラミンスポンジは、金属部分に使うと磨きがかかって輝くのです。

 

パターのお手入れ方法

次にパターです。
パターは特に、日ごろからこまめにケアしておきましょう。

 

天候に限らず、パターを使った後は、タオルとかで出来るだけ早めに汚れや水分を拭き取るようにすることが1番良い手入れです。

スチールウールなどのスポンジを使用するのは傷がついてしまうので止めましょう。

 

使った後は家に帰ってから酸化防止のオイルを塗ったりと、劣化を防ぐ為のこまめなケアが不可欠です。
パターは他のクラブよりも遥かに繊細なコントロールが必要になるもの。最後の一打を担うクラブですからね。

 

サビについて

最近はコーティングされたクラブも多いでしょうが、それが剥がれればすぐにサビてしまいます。
スチールとか多いですもんね。

用意するもの

・サビとり剤
・タオル
・サビ止め剤

   手 順  

1. タオルにサビとり剤を少したらす
しっかり伸ばして下さい。

 

2. サビ部分を擦る
傷つけない程度の力で擦っていきましょう。

 

3. タオルで拭き取る
乾いてる部分でサビごと拭き取ります。

 

4. サビ止め剤をかける
コーティングをして終了です。

 

まあ普通にサビを取るだけ、ただのサビと取り方は同じです。
気をつけるべきなのは普段のことですからね。

こちらは、吹き付けると錆を除去することができるスプレー。
そんなバカな?という感じですよね。あまりについてから時間の経ったものや大量についているものに完全に効くかどうかは不明ですが、キッチンやフライパン、ゴルフクラブについたちょっとした錆には、これで対応できるかもしれません。

ゴルフクラブはひとまとめに保管するでしょう。
そう、密閉された袋に、金属どうしを触れ合わせて。

雨だけでなく、土にも水分はあります。そこからサビが出ることもあるのです。
しまう前にしっかり拭くのが最高の対策なのですよ。

 

グリップの手入れ方法

グリップ部分は自分自身の手で直接持つ部分ですので、汚れがつきやすく、また目立ちやすいところでもあるので、しっかりとケアをしておきましょう!

 用意するもの 

・お掃除用の中性洗剤
・乾いた布

   手 順  

中性洗剤を布に吹きつけ、グリップをゴシゴシ拭く。

これで黒い汚れや手の脂などを拭き取ることができます。
しばらく使わないときには、グリップ部分にラップで巻き付けておくと、ゴムの硬化を防止することができるのでおすすめです!

とは言え、グリップはどうしてもすり減っていくものです。適度なタイミングで交換することも忘れないでおきましょう!

交換はだいぶ面倒ですが、出来るとかなりカッコいいものです。
ゴルフのグリップを自分で交換する方法を初心者にも分かりやすく解説』――と、こんな記事も用意したので、手遊びにでもマスターしてはどうでしょう。

あ、マスターしても自慢しちゃ台無しですからね?

 

まとめ

ゴルフといえば大人の趣味、社会からは一歩離れた娯楽でしょう。

現実の貴方がどんな人物であれ、ゴルフコースの上では関係ありません。

そこでの顔となるのが、ゴルフクラブなんじゃないでしょうか。

使い込まれていて、それでもなお輝きを保っている。それこそ理想だと思います。

趣味の中でこそ人は輝いているべきなのだと、そう思う筆者なのでした。