ゴルフのグリップ交換を自分でする方法を解説!選び方にもポイントが

■ゴルフのグリップを自分で交換するこだわりゴルファーになろう
■交換するグリップの「重さ」「硬さ」「太さ」の決め方を紹介
■少し難しいので難度が高いグリップはお店に頼むのがオススメ

KAJI

更新日:2020年06月17日

ゴルフの「こだわり感」を増すアビリティー、それこそが「自分でグリップを変えられる」です。

もちろん工房に頼めば、すごくいい仕上がりでやってもらえるでしょう。

でも、大切なクラブは、自分でもグリップを変えられるか、変えられないかが、本当のゴルフへのこだわりには大切です。

これを読めば、初心者の方でも、「自分でゴルフクラブの交換ができる人」になります
ぜひ「こだわり」ゴルファーになってみてください。

ゴルフクラブのグリップの交換時期

まずは交換する時期。
ゴルフに行く回数や練習の回数、また使い方なんかによって変わってきます。
が、まあ1年に1回ぐらいでいいでしょう。

まだ大丈夫に見えるって?
いえいえとんでもない、けっこう消耗の激しいものです。

グリップはゴムでできているので、どうしても時間が経つと硬化してしまい、使っていなくても消耗してしまうものなのです。

触ってみてください。
ちょっとでも滑る感覚がありませんか?
もしそうだったらご臨終です

グリップを見てみてください。
テカったりしていますか?
ええ、ご臨終です 

めくれてる箇所があったりする?
もうそれはゾンビです 

ちょっと滑るだけでも、手はそれに反応して力を入れてしまうでしょう。
そうなれば体全体が力んでしまい、弾道もズレてきます。
スポーツはしなやかな動きが必要になるもの、こういう細かな不具合も致命になるのです

交換するグリップの選び方

交換するグリップを選ぶポイントは3つあります。
それが、重さ硬さ太さです。

重さ

一般的には50グラム前後がほとんどで、もっともバランスが取れた重さ。

グリップが重いほど繊細なショットが、軽いほど力強い球が打てるようになります。ほんの少し違うだけでも、なんとなく違いが分かる程度には変わってくるので試行錯誤してみてください。

硬さ

自身のお好みや感覚で分かれますがパワーヒッターは硬めで、しっかりとグリップを握りたい方には、硬めで滑りにくいコードグリップ。
握力が弱く手の皮が柔らかい方は、高フィットなソフトなラバーグリップがおススメ。

太さ

ルールによって変わるので大雑把に。

太いほど安定した弾道に、細いほど距離の稼げるショットになります。
これは手首に入る力の問題で、太いものは力を入れて持つので手首に力が入って固定、ブレないショットが打てるわけです。
逆に細ければ力が抜けるのでスナップを効かせたパワフルな弾道になるって寸法です。

とまあ、ごちゃごちゃと書きましたが、こんなもん好みです

今まで使っていたのが気に入ってるのであれば、近いタイプのものを選ぶのが無難です。
今はカラーの展開もたくさんあるので、そこはもうファッションです。

数をこなして自分の癖を把握し、何が合ってるか分かるようになるとそれはもう一流のこだわりゴルファーになれてると言えるでしょう。

グリップの交換に必要なもの

ゴルフのグリップの交換に必要なものをすらっと並べてみます。
けっこう数がありますよ。

用意するもの

まずは、絶対に必要な3つ

・新品のグリップ
・グリップ交換用の両面テープ
・グリップ交換溶液

ここからは、気合いがあれば家にあるもので十分な5つです

・グリップカッター(鋭い爪のような刃がついた専用ナイフ)
・グリップスターター(シャフトを差し込むための筒状の道具)
・パーツクリーナー(専用品店 or カー用品店などで入手可能)
・はさみ
・捨ててもいい布(古いシャツや雑巾など柔らかい布)

たくさん書きましたが、簡単にいうと、今ついてるグリップを外す道具と、新しいグリップを取り付ける道具があります。

今ついてるグリップをハサミやカッターを駆使してはがして、除光液なんかを使って両面テープをはがせれば、特別な道具はそんなに必要ありません。

どうしても両面テープを剥がしきれるか不安なら、専用の薬品を用意してもいいでしょう。

交換キット

グリップの交換に使うものは上に書いた通りですが、必要なもの

・両面テープ
・グリップカッター
・グリップスターター
・グリップ交換溶液

などが、最初からセットになって売られている『グリップ交換キット』もあります。

こちらのグリップ交換キットは、両面テープと交換溶剤、グリップカッターとスターターがセットになったもの。
これ1つで、ゴルフクラブのグリップ交換に必要なもの全てがそろいます。お値段も1500円とお手頃価格なので、初めての方にもおすすめです♪

スターターは慣れれば必要ありません……が、グリップを自分で交換した記念に購入するのも良いかもしれません。

大抵セット価格で安くなってるはずなので、これを買うのをおすすめします。

グリップを交換する手順

無理だと思ったら諦めてもいいでしょう。
節約でやるというには少し手間な作業なので、「こだわりゴルファー」の称号を手に入れるくらいしか良いことはないかもしれませんので……。

   手 順  

1. 古い新聞紙などを敷く
テーブルや床を汚さないようにしましょう。

2. グリップカッターを手に持ち、グリップを剥がす
刃をグリップの端(クラブとの接続部分)に当てて、切り裂いてください。

POINT
体に向けて引かないよう、逆手で持ったり横向きにしたりするといいです。

3. シャフトを掃除する
グリップを切り取ったら、残ってる両面テープも剥がしちゃいましょう。
ペタペタしたのが残るでしょうから、パーツクリーナーをスプレーし、その後でやわらかい布で汚れなどをキレイにふき取ります。

4. 両面テープを貼る
交換するグリップの長さに合わせて両面テープの長さを決めましょう。

POINT
グリップよりちょっと短いぐらいに調整すると良いです。

5. 剥離紙を剥がし、交換用液をかける
この液はテープの粘着力を少しのあいだ消すものです。

両面テープのひっつく力を無効にする魔法の液体です。
スーパーマリオでいうとスターをGETした状態になるので、クリボーに当たっても死なないという原理と似ています。

こうすることで、グリップを滑らせてシャフトに付けられるので、たくさん使っちゃいましょう。

こだわり感を家にあるもので出したい私は、交換用液の代わりにガソリンを使ってグリップ交換したりもしました。
(欠点はそのあと少しの間、クラブがガソリン臭くなることです。)

6. グリップの中にも溶液を十分スプレーする
グリップの入口にグリップスターターを差し込んで、そこからスプレーします。
そうしたら穴を指でふさぎ、中の液を振ってまんべんなく塗りましょう。
余った液は両面テープにでもかけといてください。

7. グリップを差し込む
スターターをゴルフクラブにあてがって、そのままグッと押し込んじゃいます。
グリップに上下があるなら、それにも注意してください。

8. 角度を微調整する
あとはスターターを外して角度を微調整します。

POINT
このときに壁なんかの『直線』を保てるところに、ボールを打つ面をまっすぐ合わせると分かりやすいでしょう。

角度はお好みで調整してくださいね。

交換用液が効いてる間に、しっかり自分の好きな感じで入れ込まないと固まってしまいます。

バックラインが入っているグリップの場合は、特に握り具合に違いが出てしまうのでここでの調整がとても大事です。
制限時間があるので素早くしっくりくるように調整してくださいね。

グリップのひっぱり具合で、グリップ自体の太さも変わってしまうこともあるので慎重に。

9. 待つ
溶液が完全に乾くまで待ち、できれば丸一日触らないで下さい。

新聞紙の上にヘッドを置いてクラブを立てかけてる様はもはや「こだわりゴルファー」への一歩を踏み出している証にさえ見えてきます。

ゴルフショップで交換してもらおう

グリップ交換の方法をお伝えしましたが、

「自分でグリップ交換するのは難しそう」

「道具を揃えるのが面倒」

「仕事が忙しくてとても時間が取れない」

という場合、ゴルフショップでグリップを交換してもらうという手段もあります。

プロに任せれば、安心の仕上がりですので、近くのゴルフショップへ足を運んでみましょう。 「グリップ交換は初めて」 というの方のために、お願いの仕方やかかる費用についても、くわしくご説明いたします!

どうやって交換してもらうの?

ゴルフショップでグリップを交換してもらう場合、先に新しいグリップを用意する必要があります。

グリップはゴルフショップだけでなく、通販サイトを通じても購入できますが、店舗によっては“交換できるのは店内で販売している商品のみ”という場合もあるため、事前に問い合わせておくと安心です。

グリップを店内で購入、もしくは持参したら、ゴルフショップのスタッフさんへ、グリップ交換希望の旨を伝えましょう。

グリップ交換は、即日対応してくれるショップもありますが、1~4日くらいかかるケースが一般的です。

新しいグリップとクラブをお店に預けたら、後は指定の日に取りに行きましょう。 「毎週のようにゴルフへ足を運んでいる」 という人でも、4日以内で戻ってくるので、月曜に依頼すれば金曜日までに受け取り可能!

グリップの状態が悪くなってきたら、早めにお願いしてみてくださいね。

かかる費用は?

預けるだけで簡単にできる、ゴルフショップでのグリップ交換ですが、やはり気になるのが費用です。

複数のクラブのグリップを交換する場合、グリップ代と工賃でで、多額の費用が必要になることも……。 先ほどお話しした通り、グリップ選びは好みやインスピレーションが大切ですが、できるだけ費用をかけたくないなら、コスパの良い商品を選び、工賃の安いショップへ行くようにしましょう。

グリップ交換の工賃は、お店によって設定がまちまちです。 そこで、有名チェーン店の価格をチェックしてみたところ、1本200~600円程度が相場となっていました。

また、ショップ内で購入した場合よりも持ち込んだ場合の方が工賃が高い、という店舗がほとんどなことにも気付きました。 このように、1本あたり平均400円前後の工賃が必要なグリップ交換ですが、ショップによっては無料サービスも用意されています。

二木ゴルフ、ヴィクトリアゴルフ、つるや、ゴルフパートナーなどのショップでは、無料会員になることでグリップ交換の工賃がサービスになります。(2020年6月現在)

このような、工賃無料サービスがあるショップを利用すれば、より交換費用を抑えられますので、積極的に利用してみましょう。

まとめ

手順を書きはしましたが、一部のグリップ――バックラインのあるような物は難度が高くなります。こういう時は専門の店でやって貰いましょう。

クラブのバランスなんかも一緒に合わせてくれるお店もあります。
グリップ交換をすれば、クラブセッティングのアドバイスをくれるところもあるので、ぜひ相談してみてください。

交換をマスターして友人のグリップもさらっと変えてあげれるようにすると、カッコいいですね。
こだわる人ってゴルフだけではなくとも素敵だと思います。

それでは、良い休日を。