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更新日 :2020年09月15日

転職時の引っ越しは内定後がいい3つの理由!内定前にできる準備は?

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人生の大きな節目のひとつである「転職」。

今住んでいる場所から通えない場所に転職を希望する場合、引っ越しの必要が出てきます。

いつ、どの会社から内定がもらえるか分からない転職活動のなか、どんなタイミングで、どのように引っ越しを進めたらいいか迷う方も多いのではないでしょうか。

転職にともなう引っ越しについてタイミングや、必要な準備を確認していきましょう!

転職にともなう引っ越しは、必ず内定が出てから!

都道府県をまたぐような遠距離での転職活動の場合、面接のための交通費などを考えると引っ越してしまいたくなる気持ちも分かります。

でも、それはちょっとストップ!

転職時の引っ越しの基本は、内定が出てからです。

内定が出てから、引っ越しを始めた方がいい3つの理由

通勤先が決まっていないとふさわしい場所を選択できない

最終面接までいって「これで決まる!」と思っても、上手くいかなかったり、希望の会社に決まったものの、勤務地変更の相談があったり、内定が出るまでは、通勤先が確定しないことがほとんどですよね。

仕事をするうえで、住む場所はとっても重要。

勤務地がしっかりと決まってから、アクセスを十分に考えて新居を決めましょう。

 

例えば、「実家から通える範囲に絞って転職したい」など、住む場所ありきの転職活動の場合は、今の勤務先との都合があえば、先に引っ越しをしても良いかもしれません。

ただ、思うように転職活動が進まない可能性も考えて、慎重に決断しましょう。

 

収入や家賃補助が決まっていないとふさわしい価格帯を選択できない

あらかじめ金額が提示されている新卒採用と違い、内定が出て初めて、収入の最終調整が行われることの多い転職。

賃貸に引っ越す場合、収入のうちどのくらいを家賃に使えるか、しっかりと検討する必要があります。

また、会社によっては家賃補助や社宅がある場合も。

早まって引っ越しをして、損しないように、条件が出揃ってから検討するのが吉ですよ。

 

審査が通らないことがある

賃貸への引っ越しの場合、転職活動中では審査に通らない可能性があります。

せっかく物件探しをして、気に入った場所を見つけても、審査に落ちてしまえば骨折り損です。

転職時の引っ越しは、内定が出た後、「内定証明書」の提出が必要な場合もあります。

不動産やさんに確認してみてくださいね。

内定が出るまでに引っ越しに向けてできること

引っ越しは内定が出てから、と言っても、できることが全くないわけではありません。

転職活動に専念しながら、余裕のあるときは、内定がいつ出ても慌てないように少しずつ準備していきましょう。

 

引っ越し費用の確保

引っ越しにかかる初期費用は、敷金、礼金、仲介手数料、引っ越し業者への支払いなどを含めて、だいたい家賃の半年分弱と言われています。

転職活動の交通費にお金を使ってしまって、引っ越しできない!とならないために、費用を確保しておきましょう。

 

荷物の整理

引っ越しの荷詰めは意外と時間のかかるもの。

使用頻度の低いものから、コツコツ荷物を整理していくと、とてもスムーズに引っ越しできます。

このタイミングで、新しい生活に不要なものは、思い切って処分すると、引っ越し費用も抑えられますよ。

 

物件の目処をつけておく

内定が出るまでは、細かい物件探しは時間の無駄になってしまうこともあるためオススメしませんが、ざっくり自分の希望を把握しておくことは大切です。

家賃、通勤時間、家の設備など、譲れない条件は人それぞれ。

空き時間に物件を見ることで、新しい生活へのイメージがわき、転職活動のモチベーションアップにもつながるかもしれませんね♪

 

引越し業者の目処をつけておく

ある程度転職エリアが決まっている場合、荷物の量で自分にあった引っ越し業者に目星をつけることができます。

物件同様、内定後に焦らないよう、なんとなくリサーチしておきましょう。

内定が出るまでは、引っ越し日程が決まらないため、見積もりは内定後がおすすめですよ。

 

今住んでいる場所の契約を確認しておく

賃貸によっては、退去の際は1ヶ月前に申し出なければいけない、など、解約の決まりがある場合があります。

また、電気、ガス、水道などの光熱費関連も、解約の手続きが必要です。

実際に手続きするのは内定後でも、あらかじめ、心づもりしておくと、計画的に行動できますよ。

内定が出たら、入社日はどのくらい先がベスト?

内定が出たら、給与などの調整と一緒に、必ず入社日の相談があると思います。

先方の希望に添いながらも、引越しに必要な期間などを加味して、きちんと自分の希望を伝えられるようにしておきましょう。

現在の勤務先からの退社の都合もありますが、だいたい1ヶ月から3ヶ月以内に調整することが一般的です。

 

引っ越しにかかる時間の目安は、最低3週間はみておきましょう。

3月など、引っ越しの繁忙期は、希望日に業者の調整がつかないこともありますので、さらに1週間程度余裕をもっておくことが大切です。

1週間目 物件検討と並行して引っ越し業者に見積もりをとり、業者決定
2週間目 業者決定後荷造り用の段ボールが届くまでに1週間、荷物整理
3週間目 引っ越し、新居を整える

この間に必要な行政への転出、転入届は平日しか行っていないところがほとんどです。

新しい会社に入社してからバタバタしないよう、必要な手続きはこの期間に一気に終わらせてしまいましょう。

 

もし、入社が急がれる状況や、入社後すぐに勤務先が変わる可能性がある場合は、無理に引っ越しせず、一旦ウィークリーマンションなどで様子を見るのも手です。

引っ越しは費用も手間もかかりますので、「とりあえず」の気持ちで行うのはNGですよ♪

まとめ

転職活動時の引っ越しのタイミングは、ズバリ内定後!

ただし、転職活動に専念しながらも、空き時間で少しずつ準備をしていくと、とってもスムーズです。

転職活動が終わったら、しっかりひと息つきながら、一気に引っ越しを進めましょう!

新しい就職先と新しい家で、充実した生活が送れることを祈っています♪