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更新日 :2020年10月07日

金魚の引っ越しにはクーラーボックスが便利!金魚引っ越し完全ガイド

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金魚を飼っている方の引っ越し。

どのように新居へ金魚を移動させますか?

適切な方法でないと、移動の際に金魚にストレスを与えてしまいます。

引っ越し業者では、魚は運搬できないか、できても大変高額になる所が多いので、水槽だけでなく、金魚の引っ越しとなると、悩む方も多いと思います。

大切に育てている金魚を、元気に新居へ連れていきたい!

でも、水の入った重たい水槽をそのまま持って移動するのは、水槽の破損の心配もあり本当に大変です。

今回は、金魚を自力で無事に引っ越しさせるノウハウ、注意点を紹介していきますね♪

新居の状況をチェック

まずは、新居の状況の確認です。

賃貸物件の場合には、内見するときにしっかりチェックしておいてください。

 

水槽の設置がOKかどうか

ペット不可物件の中には、水槽の設置も不可の場合があります。

契約書をしっかり確認しましょう。

また、賃貸契約の際に加入する火災保険には、水槽が水漏れした際の物件損害を対象外とする場合があります。

心配な場合は、「個人賠償責任保険」も検討しましょう。

 

水槽を置くスペースの確保

直射日光が当たらなく、床が水平で、床が水槽の重さに耐えられるかチェックしましょう。

 

通路の確保

エレベーターのサイズ、水槽を運び込む通路の幅など、水槽を運び込む通路があるかも確認しておきます。

金魚のお引越し!体調準備

移動中にふんなどで水質が悪化しないように、引っ越し2日前から絶食させて、おなかを空にしておきます。

ヒーターなどで、水温を調整している場合には、前日に切っておき水温を常温にしておきましょう。

運送容器は何がいい?

金魚は水温変化に強く、長時間運搬にも比較的強い魚です。

しかし、引っ越し先までの移動距離や、移動手段によっても、金魚に適した運搬方法が変わります。

 

ビニール袋

新居まで数十分くらいの距離で、車で移動するのなら、ペットショップで購入したときに用いられるビニール袋で大丈夫!

厚めのビニール袋に金魚と金魚がそれまでいた飼育水を入れて、空気をパンパンにして輪ゴムでしっかりと口を閉じます。

そして、金魚同士がぶつかって傷つかないように、一匹ずつビニール袋に梱包して、同じ位の段ボールに入れて運搬しましょう♪

ネオス 観賞魚用丸底ビニール袋 Lサイズ (袋10枚+輪ゴム20本)

観賞魚用 丸底ビニール袋 260mm×550mm 100枚

クーラーボックス

金魚の数が多い場合や、移動距離が長い時には、クーラーボックスが便利!

クーラーボックスを使った金魚の引っ越しで準備するもの
・クーラーボックス
・酸素を放出するタブレット
 
 
手順
 
1
クーラーボックスに、金魚が入っていた飼育水を2/3くらいまで入れる

2
金魚を移し入れる

3
酸素を放出するタブレットを入れる

ニッソー 酸素ぷくぷくタブレット 8錠入り

日本動物薬品 ニチドウ さんそを出す石 飼育用 1ヶ月タイプ 8個入り

注意
金魚が快適に元気に過ごせる水温は20℃から26℃。 真夏や真冬など、極端な暑さ、寒さの日に引っ越しする時には、温度管理も注意してあげましょう。

水槽やポンプ、飼育水の引っ越しと設置

ろ過装置は水槽内で環境を保つバクテリアの生育に必要でなので、カルキの入っている水道水で洗い流してしまうことはNG!

洗わずに新居へ引っ越ししましょう。

 

水槽は、周囲を緩衝材やタオルなどで覆ってから段ボール箱に入れて梱包します。

水槽のガラス面に負荷がかかると割れてしまうこともありますので、なるべく水平を保って移動するようにしましょう。

 

引っ越しによる移動で金魚には、少なからずストレスがかかっています。

水槽に入っていた水はできる限り捨てずに、ポリ容器などに入れて新居に持って行ったら同じ飼育水を使って環境をできる限り変えないようにしてあげましょう!

 

無事に金魚と水槽類を新居に運び込めたら、なるべく早く水槽を設置します。

手順
 
1
水槽と周辺機器をセットして、金魚を運んできた飼育水を入れる
2
飼育水で足りない水は、水換えと同じ要領で中和剤で水を作り水槽へ
3
ビニール袋で運搬してきた場合は、袋のまま水槽に入れて水温をあわせる
4
1時間ほどたったら、金魚をビニール袋から出して水槽の水へ移してあげて、お引越し完了!

金魚は飛行機に乗れる?


航空会社によっては、金魚を機内に持ち込みできる場合があります。

しかし、持ち込み方法などに条件がありますので、事前に利用する航空会社へ問い合わせてみてくださいね。

どうしても飼えなくなってしまったら

新居の条件が合わなかったり、海外への引っ越しなど、どうしても新居への金魚の引っ越しができない場合、間違っても、近くの川や池に逃がすということはいけません

逃がした魚は、その川や池の生態系を壊す要因になってしまいます。

どうしても飼い続けることが難しくなった場合には、ショップや専門業者へ相談して、引き取りしてもらいましょう。

まとめ

金魚の引っ越しは、なるべく金魚の生活環境を変えずに移動させてあげることが大切です。

引っ越しによるストレスをできるだけかけずに、大切な金魚との新生活をスタートさせましょう!