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更新日 :2021年03月30日

インターネットの引っ越し手続きはいつまでに?2ヵ所に連絡が必要?

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インターネット環境は、どのようにして引っ越ししたらいいのか、悩む方は多いですよね。

インターネットを利用するには、回線会社とプロバイダの両方との契約が必要になります。

よって、インターネットの引っ越しには、利用していたインターネット回線とプロバイダの両方の引っ越し手続きをする必要があるんです!

しかし、インターネットの手続きにはいろいろなパターンがあって、ちょっとややこしく感じるかもしれません。

ということでここでは、それぞれのパターンのインターネットの引っ越しについて、詳しく説明していきますね。

インターネット手続きで確認しておくべきこと

まずは、現在のインターネットの契約状況や新居のネット環境をチェックしましょう! 

・旧居のインターネットはいつまで使えるか?

・現在契約しているインターネットの更新月は?

・旧居の回線の撤去工事は必要か、立ち会いも必要か?

・モデムをレンタルしている場合、返却期日や返却方法は?

・新居でのインターネット設備があるか?

・新居でインターネットはいつから使えるか?

・現在使用しているインターネットには、新居も対象エリアに含まれているか?

・新居でも同じサービスを利用できるか?

・新居の回線工事に立ち合いが必要か?・新居の回線速度はどのくらいか?

インターネットの移転手続きはいつまでに?

引っ越し日の1、2ヶ月前には手続きを!

インターネット回線の引っ越し手続きは、早くて2〜3週間、引っ越し繁忙期の3月前後になると2か月以上かかる場合も

念のため、引っ越し日の1、2ヵ月前には手続きをしていれば、引っ越ししてもすぐインターネットを使用することができます。

仕事などで、ネット環境が必須の方は特に、早めに手続きをしておくようにしましょう!

手続きや回線工事が間に合わない場合

引っ越しシーズン・年末年始などの長期連休や、業者の都合などによって、どうしても回線工事が引っ越し日の後になってしまうこともあります。

そんな時は、モバイルルーターのレンタルやテザリングを使うことも考えておきましょう。

新居ですぐにインターネットを使えない場合も、あわてずに対応できますよ。

インターネット回線とプロバイダを継続する場合

現在使っているインターネット回線とプロバイダをそのまま新居で継続する場合、その回線やプロバイダが新居でも使える地域かどうか、ホームページや電話でチェックします。

新居での継続が可能なら、早めに継続の手続きをしておきましょう。

インターネットの引っ越しはたいていの場合、引っ越し手数料や、工事費用がかかります。 多くの会社は、工事費用は自己負担です。

新規契約をする際は、キャッシュバックなどのキャンペーンをしていることが多いので、契約内容によっては継続するより新規契約の方が利用料金が安くなる場合があります。

引っ越しを機に、手数料と工事費を払って継続するか、新規契約するのか検討してみるのがおすすめです♪

引っ越し先で他社の回線とプロバイダを新規契約する場合

初めてインターネットを契約する場合や、現在の回線会社やプロバイダを解約して新規契約する場合には、様々な回線会社やプロバイダから、会社やプランを検討する必要があります。

インターネット回線

・光回線 (フレッツ光や、au光など)

インターネット回線とプロバイダがセットになっていて、便利な会社もあります。

・ADSL

電話線を利用して通信するインターネット回線。

光回線に比べるとスピードは遅いが、料金は比較的安め。

ただし、2023年1月31日をもってフレッツ光提供エリアでのADSLサービス提供終了の決定に伴い、フレッツ光の提供エリアではADSL新規加入受付が終了しています。

新居で加入できるのかどうかはチェックが必要です。

・ケーブルテレビ

地域のケーブルテレビ網を利用したインターネット回線。

新居が光回線やADSLが利用できないエリアの場合には、ケーブルテレビを検討しましょう。

インターネット料金や、回線の速さ、加入時の工事費やキャッシュバックキャンペーンなどあれこれ検討して、自分にあったインターネット会社を選んでくださいね。

プロバイダ

プロバイダは回線をインターネットと繋げる役割を担う接続事業者のことで、様々なサービス、セキュリティ、回線速度が選択できます。

最近は回線サービスとプロバイダが一本化されたサービスが多く登場していますよ。

一本化されたサービスに加入すれば、回線料金とプロバイダ料金を一括して支払える上、トラブル時や加入・変更・解約の手続きが一か所になるメリットがあります。

使用頻度や目的にあわせて、自分にあったプロバイダを選択しましょう。

プロバイダの契約は、ホームページや電話で手続きができます。

契約の手続きには約1週間ほどかかるので、引っ越し後すぐにインターネット環境が必要な方は、引っ越しが決まったら早めに手続きするようにしておきましょう!

工事いらずのモバイル回線を利用する場合

インターネットの引っ越しには、モバイル回線を使う方法もあります。

モバイル回線は工事がいらないので、引っ越し手続きを済ませていれば新居ですぐにインターネットができます。訪問や立ち会いの対応もいりません。

設定も簡単で、使用している機器はそのまま新居で使えます。 引っ越しがとても多い人には、モバイル回線のほうが向いているかもしれませんね。

モバイル回線を使えるのは、次の2種類です。

ホームルーター

コンセントに差し込むだけで利用できる、すえ置き型のWi-Fiルーター。

モバイルルーターより安定しているので、スマートフォンやタブレットなど、多くの台数の端末を同時に接続できます。

自宅以外の場所では使えないため、持ち運びはできません。

モバイルルーター

ポケットサイズで持ち運びしやすいWi-Fiルーターです。

外でインターネットをする機会が多い人におすすめ。 ホームルーターより電波がつながりにくい場合があることを気に留めておきましょう。

一方、モバイル回線は光回線より速度が早くない傾向にあるため、時間帯によっては遅すぎてストレスが溜まるかもしれません。

利用しすぎた場合や夜や土日祝日などインターネットをする人が多い時間帯は、通信速度が遅くなりやすいです。

また、モバイル回線はエリアによっては使えません。新居でのモバイル回線を考えているなら、電波が届く場所なのかどうか、あらかじめチェックをおすすめします。

インターネットの解約の注意!

引っ越しで現在使っているインターネットを解約する際に、契約内容や解約時期によって違約金を支払わなくてはいけない場合があります。

解約に伴って違約金が発生するのかどうか、早めに回線会社やプロバイダに確認しておきましょう。

また、プロバイダを解約した場合、そのプロバイダで取得したメールアドレスは使えなくなってしまいます。

メールアドレスを継続して使用したいなら、会社によっては専用のプランに加入すれば、メールアドレスをそのまま利用できるプランがありますので、解約前にチェックしましょう!

まとめ

インターネットの引っ越しには、回線工事の必要があり、継続や新規契約手続きには時間がかかる場合があります。

仕事などで引っ越し後すぐにインターネットを利用する必要があるなら、引っ越しの1か月前までには、インターネットの引っ越し手続きをしておきましょう。

また、解約する際に、手続きが遅れたり、解約手続き自体を忘れてしまうと使用していなくても料金を支払うことになってしまうことも。

新居で心地よく過ごすために、引っ越しの手続きは重要です。

引っ越しが決まったら、インターネットの引っ越し手続きは早めに行ってくださいね♪