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更新日 :2021年03月20日

引っ越しでベッドはどうする?事前に確認すべき点や費用をチェック! 

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引っ越しの際、大抵の場合一番大きな家具となるのはベッドではないでしょうか。

その大きさ故にベッドの引っ越しには運び出し、運び込みにとても気を揉みますよね。

そのまま運び出せるのか、解体が必要なのか、はたまた買い換えるのか…。

今回はベッドの引っ越しにはどんな準備が必要なのかを解説します♪

ベッドの引っ越し前に確認すべきこと

ベッドのサイズを確認する

まずはベッドのサイズを確認します。

ベッドの縦幅は一般的には195~200cmとなり、横幅はシングルベッドで90~100cmほどとなります。

ちなみにサイズごとの横幅の目安としては、セミシングルは80~90cm、セミダブルは120cm、ダブルだと140cmとなっています。

集合住宅ではシングルですら運び入れるのが難しい場合もあるので、サイズはしっかり確認しておきましょう。

ベッドを解体して運ぶ場合でも、サイズ確認をしておく方が安心ですね。

解体可能なベッドか確認する

解体しちゃえば簡単に運べるでしょ?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、購入したときに既に組み立てられていたベッドは解体できないことが多いようです。

また、最近人気の高いお洒落な北欧デザインなどの輸入物のベッドは価格帯としてもお手頃で人気ですが、組立てに特殊な工具が必要で、工程が多いものがほとんどです。

そのため、引っ越し業者に解体をお願いしても、断られることが多いようです。

また、解体はできても再度組み立てたときにネジ穴やパーツとパーツの間に隙間ができてしまい、本来の機能を取り戻せないものがあります。

引っ越しを考えているベッドが解体、再組み立てできるものかどうかを事前に調べておくことをオススメします。

現在の家の搬出経路と、新居の搬入経路を確認する

ベッドの引っ越しは、場合によってはクレーン車での搬出・搬入が必要になります。

玄関、廊下、階段などベッドが通ることになる道をしっかりと確認しましょう。

確認ポイント1 玄関の幅を確認

集合住宅の場合は集合住宅自体の入り口も確認することを忘れずに!

確認ポイント2 廊下の幅を確認

廊下を通れなければ外へ運び出すことはできません。

集合住宅の場合は共有部分の廊下の確認も必要です。

確認ポイント3 エレベーターのサイズや階段幅を確認

集合住宅の場合、エレベーターのサイズが小さいことも多いです。

エレベーターを使ってベッドの引っ越しをするのは厳しい場合が多いと思います。

階段を利用する場合は、階段の幅、踊り場のスペースなどの確認もしておきましょう。

ベッドのみ引越し業者に頼むことはできる?

少しでも引っ越し費用を安く納めたい方の中には、ベッドのみ運んでほしい方もいるでしょう。

ベッドのみ運んでもらうことはできるのでしょうか?

ベッドのみでも引っ越し見積もりできる業者はある

大手の引越し業者の中には、ベットのみでも見積もりができる業者は存在します!

大型家具や家電だけを運ぶ引っ越しプランも存在し、配送はもちろん荷造りにも対応してくれます。

少しでも引越し費用を安くするために、ベッドのみ運んで欲しいという方は、そのような引越し業者へお問い合わせしてみましょう。

タイプによっては単身パックも利用可能

ベッドのタイプによっては単身パックも利用可能です!

単身パックで運ぶことができるベッドは以下のようなものとなります。

・小さく分解できる

・折りたためる

・分割できる

単身パックのサイズや料金は業者によって異なるので、ベッドも一緒に運んでもらえるかで前に相談しましょう。

クレーン車での搬出・搬入が必要な場合

ベッドを玄関などから運び出せない時は、引っ越し業者にクレーンで搬出・搬入をお願いすることになります。

ただ、2階程度の高さであれば、手吊りなどクレーン車を使わない方法で窓から搬出・搬入するケースもあります。

具体的な費用ですが、手吊りの場合は大体2万円前後から。

クレーン車を使用する場合の費用は、ベッドのサイズや階数、業者によって料金は異なります。

さらに高層階だと大型のクレーン車が必要になり、料金がさらに高くなることがあります。

ベッドの荷造りや運搬とは別に料金が掛りますので、見積もり時に忘れずに確認しておくようにしましょう。

解体や組み立ても引っ越し業者に依頼できる

引っ越しの際、運搬だけでなくベッドの解体や組み立ても引っ越し業者に依頼することができます。

引っ越し業者によってはベッドの梱包、搬入、搬出のみサービスに含まれていて、ベッドの解体や組み立ては含まれていないケースもあるので、見積もりの時点で解体や組み立ても依頼したいことを伝えておく必要も。

解体や組み立てを依頼した場合、費用は2,000円から3,000円程度のようです。

見積もり時の交渉次第では、ベッドの解体料が無料となる場合もあるようですよ♪

ベッドの解体や組み立ては、自分で行うこともできますが、工具の扱いや組み立て作業に慣れていないとベッドを傷つけたり、部屋を傷つける恐れがあります。

ネジやベッドの構造を記憶し、再組み立てするのはかなり手間がかかり、また、間違った組み立て方をしてしまう可能性も増えるでしょう。

安心して毎日ベッドを使うためにも、解体や組み立ては引っ越し業者にお願いすることをオススメします。

買い換えた方が引っ越しが安く済む?

ベッドを引っ越しすることを考えるより、処分して引っ越し先で新しく買う方が安く済むのでは…と考える方も多いかもしれません。

ですが基本的にベッドが解体・再組み立て出来るものであれば、ベッドも一緒に引っ越しをする方が安く済む場合が多いようです。

というのも引越し業者に依頼する場合、引っ越しの荷物からベッドがなくなっても、解体できるベッドだとトラックに積み込む量があまり減らないので、トラックのサイズを小さいものに変更できないことが多いそうなんです。

トラックのサイズが小さくならなければ、引っ越しの料金が大幅に下がることは考えにくいですよね。

ただ、単身者の場合だと「単身パック」が利用できるので、大型家具であるベッドがなくなることで荷物が規定量に収まり、引越しではなく、荷物として運んでくれるので、かなり格安になることもあるようです。

ただ、ベッドが解体できずクレーン車を使うことになった結果、見積もり結果があまりにも高額だった場合は現在のベッドを処分し、買い替えを検討するのもいいでしょう。

家具の処分は引っ越し業者にお願いすることもできますよ♪

不要なベッドを処分する方法は?

ベッドを買い替える場合に、不要なベッドを処分したという方もいるでしょう。

ベッドはどのように処分方法は以下の3つ!

・粗大ゴミとして処分

・不用品回収業者に依頼

・フリマアプリやオークションで販売

粗大ゴミとして処分

各自治体で大型家具を処分してくれます。

ベッドも大型家具に含まれるので処分してもらうことが可能です。

処分に当たり、まずは自治体の窓口に電話し、粗大ごみシールを購入する場合が多いです。

粗大ごみシールをベッドに貼り、回収日に指定の場所へ持っていきましょう。

不用品回収業者に依頼

不用品回収業者に、ベッドの回収を依頼することも可能です。

しかし、業者によっては高額な費用を請求される場合があるので、その点は注意しておきましょう。

ベッド以外にも不用品がある場合は、ベッドと一緒に処分してもらうことができるのでおすすめですよ。

フリマアプリやオークションで販売

不要になったベッドをフリマアプリをオークションで販売するという方法もあります。

しかし、配送処理を自分で行わなければならないので、その点については注意しておきましょう。

ベッドは配送料が高くなる場合が多いので、その点も含めた上でフリマアプリはオークションで販売するか検討してみてくださいね。

まとめ

解体・組み立てができるかできないかで、引っ越し方法が大きく変わるベッド。

引っ越しの際には事前にしっかりとベッドや住居の確認をしておくことをオススメします♪