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更新日 :2021年04月27日

引っ越し時テレビのケーブル迷子を防げ!テレビの梱包と必要手続きは

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引っ越しの時、精密機械であるテレビを梱包するのはちょっと大変ですよね。

特に大型テレビは緊張してしまいます。

液晶を傷つけないように運ぶにはどうしたらよいのでしょうか。

配線の仕方がわからずテレビが見られないというトラブルも避けたいですね。

新居でスムーズに生活ができるように、テレビの梱包や設置、配線のコツなどをご紹介します。

テレビの引っ越し準備

準備せずに梱包してしまうと、引っ越し先でテレビを設置する際、手間がかかるかもしれません。

梱包前にテレビの引っ越し準備をしておくのが、スムーズに設置するポイントです。

配線に番号シールを付ける

テレビの梱包を始める前に、配線に番号シールを付けましょう。

新居でテレビを接続するとき、どの配線なのかが分からなくなってしまうことがあります。

ケーブルを外す前に「テレビ本体側」「ケーブル側」、レコーダーやゲーム機などの「接続機器側」に番号を付けておくと新居で簡単に接続作業ができますよ。

接続されている様子を写真に撮っておくとより安心です。

手順
 
1
主電源をOFFにする

2
マスキングテープを5㎝くらいに切り、対になるように番号を記入しておく

3
テレビ本体側」「抜いたケーブル側」「接続機器側」それぞれに番号のついたテープを張り付ける

テレビに関係するものをひとまとめにしダンボールに入れる

テレビは配線1本なくなっただけで接続ができなくなってしまいます。

ケーブル類は輪ゴムやバンドで束ね、まとめておきましょう。

リモコンや取扱説明書などテレビに関係するものはひとつにまとめておくと接続作業の時スムーズです。

自分がわかるなら、ひとまとめにする入れ物はなんでもかまいません。

ただし、慌ただしい引っ越しでは透明な袋や箱を使うと、何が入っているのかわかりやすいのでおすすめです。

テレビの梱包方法

せっかくテレビを持っていっても、新居で壊れてしまったら悲しいですよね。

テレビを守り、余計な手間を防ぐためにもていねいに梱包しましょう。

引っ越し業者にお願いする

引っ越し業者に引っ越し作業を依頼している場合は、引っ越し会社の方にお任せしましょう。

引っ越しのプロである作業者の方は、適切な梱包資材で安全に運んでもらえます。

引っ越し会社はプランによっては無料で引っ越しに必要な梱包資材を提供してくれますよ。

テレビを自分で梱包する方法

できれば購入したときの梱包資材をそのまま使うのが一番おすすめですが保管している方は少ないですよね。

テレビ専用の梱包資材を貸し出ししてくれる引っ越し会社もありますので、利用する引っ越し業者確認をしてみましょう。

自身で梱包する場合、テレビはデリケートな精密機械なので注意が必要です。

自分で梱包するときの注意点
・液晶画面を強く押さないように画面を保護する
・テレビが転倒しないように注意をする

梱包に必要な道具
・緩衝材
・段ボール
・クリーナー
・掃除クロス

テレビの梱包・準備の仕方
 
1
テレビの主電源をOFFにし、コンセントを抜く

電源をOFFにしたら、配線のコード・B−CASカードなども抜いてひとつの袋にまとめておきましょう。

 
2
テレビを掃除する

梱包する前にテレビを掃除しましょう。 新居に汚れを持ち込まず、荷ほどきも楽になりますよ。

 
3
テレビの画面を保護する

テレビを梱包するときに一番気を付けたいのが液晶部分です!

運搬時に破損したり、傷がつかないように細心の注意を払いましょう。

・液晶分に緩衝材(またはやわらかいタオルや布)を巻く
・緩衝材の上からダンボールで補強する

※細かい傷が心配な方は緩衝材を巻く前に「食品用のラップ」を巻き付けておくとより安心です。

 
4
ダンボール箱に入れる

テレビをダンボール箱に入れ、隙間に新聞紙やタオルを入れて動かないようにします。

ダンボール箱に精密機械のテレビが入っているということを書いておくと、引っ越し業者の方も注意をして作業をしてくれます。

重さのあるテレビは1人ではなく2人で作業することをおすすめします。

住所変更・契約や解約などテレビ関連の手続き

忘れがちなのがテレビ関連の手続きです。

新居ですぐにテレビが見れるように事前に手続きをしておきましょう。

NHKの住所変更申請

世帯全体の転居、一人暮らしなどの独立、世帯同居による引っ越しなど引っ越しの種類によって手続き方法が異なります。

NHKのホームページから住所変更申請ができるようになっているので手続きを行いましょう。

ひかりTV・ケーブルテレビの変更・解約手続き

ひかりTVやケーブルテレビと契約している場合住所等の変更手続き、または解約の手続きが必要です。

引っ越し先でも同じサービスが利用できるか確認しましょう。

旧居でのアンテナの撤去工事や、新居での設置工事が必要になる場合もあります。

引っ越しの繁忙期にはテレビアンテナの設置工事が希望日に行えないこともあるので、早めに予約をしておくとよいですね。

引っ越し先でサービスが利用できない場合は忘れずに解約しましょう。

引っ越し先でテレビが映らない場合の対応方法

引っ越しの搬入が終わり、テレビを見ようとしたら見られないということも。

梱包が失敗して壊れてしまったのでは?と思われるかもしれませんが、割れや傷がないなら他の所に原因があると考えられます。

どうやって対応するのか解説しますので、ひとつずつ取りかかりましょう。

新居がテレビの電波を受信できる状態になっているかチェックする

アンテナが設置されていなければもちろんテレビは映りません。

電波の弱いアンテナを使用していても、テレビの電波を受信できないのでアンテナの交換が必要になります。

ケーブルテレビやひかりTVを契約しているなら、契約が切れていないか、引っ越しの手続きを済ませているかどうかもチェックしてくださいね。

テレビの設定をチェックする

主電源が入っていない、コンセントを差していないことはありませんか?

地域設定もチェックしてみてください。旧居のままの地域設定にしている状態で引っ越すと、遠くに引っ越した場合はテレビが映らないんです。

新居の地域に合わせて設定し直しましょう。

ケーブルの状態をチェックする

ケーブルはしっかりと接続されているか、差す場所を間違えていないか見てみましょう。

また、ケーブルがボロボロになっているときも、テレビが映らない場合があります。新しいケーブルに交換すると映るでしょう。

B-CASカードを確認する

正しい向きでB-CASカードをテレビに差し込んでいますか?

差し込む向きを間違えていてテレビが映らないと勘違いしているケースも少なくありません。 カードに割れや傷がないかどうかも見てみましょう。

B-CASカードの接触不良でテレビが映らなくなっている場合もあります。

プロに設置・配線をお任せする

新居でのテレビの設置、配線がむずかしい場合は、引っ越し業者に依頼しましょう。

テレビの設置だけであれば簡単に設置できますが、衛星放送やケーブルテレビの配線、DVD、HDDレコーダー、ネットなど様々な回線・配線を自分で行うのは大変な作業です。

引っ越し会社の有料のオプションサービスになりますが、プロの作業員が作業をしてくれるので、スピーディーにきれいに仕上げてもらえますよ。

依頼している引っ越し業者に「テレビ配線のオプションサービス」が利用できるか確認してみましょう。

まとめ

テレビの引っ越しは梱包の他に配線が重要なポイントです。

引っ越し前に準備しておくと新居での作業もスムーズに行えますよ。

引っ越し業者のなかにはテレビの梱包から配線までを行ってくれる引っ越し業者があります。

難しいと感じたときはプロの引っ越し業者にお任せしましょう。

契約の住所変更など、手続きも忘れずに。

テレビは生活必需品。新居でもすぐに使いたいですね。