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更新日 :2021年04月27日

近距離への引っ越しどうする…?業者と自力のメリットデメリットは?

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引っ越しをするとなると、粗大ゴミの処分費や新しい家具や家電の購入費などで出費がかさみますよね。

そんな引っ越しにかかる費用の中で、多くをしめるのが引っ越し料金です。

引っ越し料金は、トラックの大きさや作業員の人数、移動距離などで計算されますが、コツを抑えておけば、費用を安く抑えることができるかもしれません。

特に、近距離への引っ越しは、やり方次第で費用を大きく抑えることができますよ。

今回は、そんな近距離への引っ越し料金を安く抑えるコツをご紹介します。

近距離への引っ越し方法①引っ越し業者を利用する

まず、引っ越し業者に依頼する際の、料金の計算方法について見ていきましょう。

引っ越し料金を算定する際は、以下の項目を積み上げていきます。

①基本運賃

各引っ越し業者が、国土交通省のモデル料金に基づいて設定しているため、業者によって大きく差がなく、どこも同程度の金額です。

②実費

引越し作業を行う作業員の「人件費」や、引っ越し先までの「交通費」、荷物を梱包するのに使うダンボールなどの「資材費」などの実費費用のことです。

③その他の費用

上記の2つに加えて、不用品の処分やエアコンの取り外し、取り付けなどを引っ越し業者に依頼する場合は、別途費用が必要となります。

以上の費用に、引っ越しする時期などの条件を加味して、引っ越し料金が算定されます。

繁忙期の引っ越しは、通常期に比べて、価格が2割程度高くなる傾向にあります。

そのため、引っ越しが決まったら早めに引っ越しの予約を入れて、なるべく安く引っ越しができるようにスケジュールを調整することが大切です。

引っ越し業者の料金を安く抑えるコツ

ここからは、業者に近距離の引っ越しを依頼する際に料金を安くするコツをご紹介します!

荷物量を減らす

荷物量を減らせば、その分だけ作業員も減らせるので、料金を安くできる可能性が高まります!

あらかじめ不用品を処分する、自力では運べない大型の家電や大型家具のみ業者に依頼するなどして、荷物の量を減らす工夫をしましょう。

3~4月の繁忙期を避ける

繁忙期は引っ越しの費用が高くなるだけでなく、希望の日時での予約も難しくなる傾向にあります。

できるだけ3~4月の繁忙期を避け、さらに平日にするとより割安な料金で引っ越しできる可能性があります。

お得なプランにする

業者によっては、近距離引っ越し向けのミニプランを用意している場合もあります。

該当する条件は業者によって異なりますのでまずは確認してみましょう!

そのほか、時間にこだわらずに、フリー便や午後便などを積極的に活用するのも手です。

フリー便は業者の都合によって作業開始時間が変わるプランで、基本料金が割引になることが多いでしょう。

午後便は午後から引っ越しが開始されるプランで、人気が集中しやすい午前便と比べて割安で済む傾向にあります♪

近距離への引っ越し方法②自分で引っ越しを行う

引っ越しにかかる費用をなるべく抑えたいという方は、自分で引っ越しを行うのもひとつの手です。

特に、近距離の場合には、荷物を自車で往復して運ぶなど、比較的自分で引っ越しが行いやすいです。

しかし、自分で引っ越しを行う場合には、知っておきたいデメリットもいくつかありますので、しっかりと確認しておくようにしましょう。

自分で引っ越しを行う場合のメリット

①費用が安くすむ

自分で引っ越しを行う場合の最大のメリットは、金額を安く抑えることができる点です。

業者に依頼する場合と比較して、約半分〜3分の2程度に引っ越し料金を抑えるができます。

②自由度が高い

引っ越し業者に依頼する場合は、事前に見積もりをとる日程を合わせたり、引っ越し日を調整したりしなくてはいけません。

一方で、自分で引っ越しを行う場合は、日程も時間も自分の都合に合わせて行えるため、自由度がとても高いです。他人に見られたくないものや貴重品を先によけておく必要もありません。

自分で引っ越しを行う場合のデメリット

①準備が大変

自分で引っ越しを行う場合、ダンボールなどの梱包資材も自分で用意しなくてはいけません。

梱包自体も手間です。

特に、食器などの割れ物は、二重包装にするなど特に気を使う必要があります。

パソコンや楽器なども取り扱いには注意が必要です。

また、誰かに手伝ってもらう場合は、自分で手伝ってくれる人を探さなくてはいけないため、準備に手間や時間がかかってしまいます

②家具や住居を傷つける可能性がある

自分で引っ越しを行う場合、もっとも気をつけたいのが、荷物を移動している際の家具や住居の損傷です。

家具の運搬や住居の養生に慣れている業者と違い、自分でやる場合は、傷をつける可能性が高くなってしまうので、細心の注意を払って荷物を運ばなくてはなりません。

③補償がつかない

引っ越し業者に依頼する場合は、運送時に荷物が破損したり、住居を傷つけてしまったりしたなどのトラブルには基本的に補償がつきます。

しかし、自分で引っ越しを行う場合は、これらの補償がつきません。

特に、集合住宅の場合はエレベーターや共有廊下などの共有物も傷つけないように注意しなくてはなりません。

万が一、傷つけてしまうと、原状回復費として修繕費用を請求される場合も!

 ④荷ほどきも大変

引っ越しで案外しんどいのが、荷ほどきです。

最近では、荷物を運び入れた後の荷ほどきまでをサービスに組み込んでくれる業者も増えています。

当日の廃材も回収してくれるのですぐに新居での快適な生活をスタートできます!

荷ほどきは、ただ段ボールに詰めていくのと違い、収納や整理も必要になってくるので大変です。

自力で引っ越す場合は、荷ほどきの体力も残しておかなければなりません!

自分で引っ越しを行いたいという方は、以上のようなメリット・デメリットをしっかりと理解した上で行うようにしましょう!

近距離への引っ越し方法③宅配便を利用する

引っ越し業者ではなく、宅配便を使った引っ越しの方法もありますよ。

特に、荷物が少ない場合には、宅配便を使った引っ越しがおすすめです!

宅配便は、箱の大きさや重量と配送先までの距離によって、料金が決められます。

箱のサイズは、箱の3辺を合計した長さによって決められ、一般的には、120サイズ、140サイズ、160サイズがあります。

もっとも大きい160サイズは、小型の扇風機が入るくらいの大きさです。

それ以上の大きさのものを送りたい場合には、宅配業者が提供する家財の配送サービスなどを使うのもおすすめです。

大きいものですと、3辺の合計が450cm程度のものも送ることができるため、冷蔵庫などの大型の家具や家電も送ることができます。

また、このサービスを利用する場合は、業者のスタッフが梱包や搬出、搬入も行ってくれるので、大きくて重い家具や家電を傷つける心配もなく、安心して運ぶことができますよ!

近距離の引っ越しにおすすめの方法は?

さまざまな近距離への引っ越し方法をご説明してきましたが、自分にはどの方法がいいのか分からないという方もいるのではないでしょうか。

そんな方は、価格を安く抑えたいのか、手間なく引っ越しをしたいのかなど、自分が優先したいことを考えて、引っ越し方法を決めていきましょう。

また、ひとつの方法だけでなく、大きな荷物は宅配便を利用し、それ以外は自分で荷物を運ぶなど、さまざまな引っ越し方法を組み合わせて検討するのもおすすめです。

まとめ

近距離への引っ越しを安く済ませるコツや自力で行うメリット・デメリットについてついてご紹介しました。

スムーズに新生活を始められるように、引っ越し方法を事前によく検討して、ご自身にあった引っ越し方法を見つけてくださいね!