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更新日 :2024年01月30日

煮沸・熱湯消毒はわずか5分で完了!瓶からスニーカーまで安全に殺菌

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洗剤いらずの除菌方法といえば煮沸消毒。特別な道具は必要なく、お鍋で煮るだけ。意外と簡単に除菌できるんです。煮沸消毒を行ったことがある方は多いのでは?しかし、正しい方法を知らないと、煮沸によってものが壊れてしまったり、十分に除菌できない可能性も。そこで今回は、煮沸消毒の方法や注意点をご紹介していきます!

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煮沸消毒とは?

まず、煮沸消毒について知ることから始めましょう!

煮沸消毒とは、除菌したいものを熱湯に浸して、鍋でグラグラと煮立てることで除菌する方法のこと。すべての菌を除菌できるわけではありませんが、食中毒やノロウイルスなどの100度以上で死滅する一般的な菌には効果があります。

煮沸消毒のメリット

煮沸消毒のメリットは、

・安全に除菌できる
・家にあるもので簡単にできる

この2つです。

煮沸消毒で使用するのは、お湯のみ。そのため、洗剤の落とし残しを気にすることなく除菌ができるのです。また、お湯で煮るだけというシンプルな方法なので、洗剤や除菌スプレーを用意する必要もありません。お家にあるもので簡単に行うことができるんですよ!

煮沸消毒に最適な時間は?

煮沸消毒では、水が常温のうちから除菌したいものを入れて沸騰させます。時間の目安は、沸騰してから5分。「沸騰してから」というのがポイントです!

100度までの温度で除菌できるものであれば、5分の煮沸消毒で十分に効果があります。長く煮すぎて素材に負担をかけないためにも、時間を守って煮沸消毒を行いましょう。

熱湯消毒との違い

熱湯消毒とは、表面の雑菌を消毒することを目的として、お湯をかけて行う除菌方法のこと。お湯がかかる時間が短いため、除菌効果は鍋で煮立てる煮沸消毒に比べて低くなります。

そのため、

・鍋に入る大きさのもの、しっかりと除菌効果を得たい場合
→煮沸消毒
・鍋に入らない大きさのもの、より簡単に行いたい場合
→熱湯消毒

このように煮沸消毒と熱湯消毒を使い分けるのがおすすめ!

煮沸消毒をする際の注意点

ここでは、煮沸消毒をする際の注意点を確認していきます!

注意点は、この3つ!

・耐熱温度表示をチェック
・あらかじめ汚れを落としておく
・しっかりと乾燥させる

ここから詳しく説明していきます。

耐熱温度表示をチェック

まず、必ず確認して欲しいのが、製品の耐熱温度表示!煮沸消毒では、沸騰したお湯を使いますよね?そのため、製品の耐熱温度100度以上である必要があります。

耐熱温度が100度未満だと、溶け出す割れる変形するなどの可能性あるので、煮沸消毒はやめておきましょう。

また、プラスチック製の哺乳瓶などを煮沸消毒するときは、「ポリカーボネート樹脂」というプラスチックを使用していないか確認しましょう。ポリカーボネート樹脂は、熱湯につけると環境ホルモンが溶け出します。これは体に害を及ぼすので、煮沸消毒はやめておきましょう!

あらかじめ汚れを落としておく

煮沸消毒をする前に、除菌したいものの汚れを中性洗剤(食器用洗剤)などで落としておきましょう。汚れたまま煮沸消毒を行うと、除菌効果が薄れてしまいます。

しっかりと乾燥させる

煮沸消毒をした後は、しっかりと乾燥させましょう!せっかく煮沸消毒をしても、水が残ったままだと、そこから菌が繁殖したり、カビが発生する原因になってしまうことも。清潔なふきんや水切りカゴなどの上に置いて、自然乾燥させることがおすすめです。

布製品の場合は、洗濯物と同様にピンチハンガーを使って干しておきましょう!

【煮沸消毒の方法】ガラス製品

ここからは、実際に煮沸消毒をしていきましょう!除菌するものの素材別に方法をご紹介します。

まずは、ガラス製品から。ジャムの瓶や赤ちゃんが使用する哺乳瓶には、煮沸消毒は効果的です。ガラス製品は割れないように注意しながら、丁寧に作業を進めましょう!

用意するもの
・清潔な布(2枚)
・除菌したい容器
・鍋
・トング
手順
 
1
鍋の底に布を敷いて常温の水を入れ、容器を完全に浸す

鍋の底に、布を敷いて、常温の水を入れて完全に浸します。熱湯に瓶容器などを入れると、急激な温度変化で容器が割れる危険性が。そのため、常温の水に浸した状態から始めましょう。鍋の底には布を敷くことで、煮沸中の衝撃で割れることを防ぎます。

2
強火で加熱し、沸騰させて5分間容器を煮る

沸騰してから5分です!ただし、ゴムがついたものなど、変形が不安なものは早めに取り出しましょう。

3
トングで取り出し、布の上で乾燥させる

トングの代わりに、菜箸耐熱手袋を使うのもありです!

取り出した容器は、あらかじめ広げておいた乾いた布に逆さ状態で置きます。そのまま余熱で乾燥させましょう。

【煮沸消毒の方法】プラスチック製品

次に、プラスチック製品の煮沸消毒の方法を見ていきましょう!タッパーをはじめとする食品保存容器や、赤ちゃんのおしゃぶりなどの除菌に役立ちますよ♪

用意するもの
・清潔な布(1枚)
・除菌したいもの
・鍋
・トング
手順
 
1
鍋に除菌したいものを入れ、完全に浸るくらいの水を注ぐ

パーツが分かれるものは、分解して鍋に入れましょう。

2
強火で加熱し、沸騰させて5分間煮る

熱が加わりすぎると、変形の恐れもあるので、様子を見ながら行ってくださいね!

3
トングで取り出し、布の上で乾燥させる

十分に乾燥させたら完了です!

【煮沸消毒の方法】布製品

次は、布製品。ふきんやマスク、スニーカーなどの布製品も煮沸消毒ができるんですよ!さっそく方法を見ていきましょう。

用意するもの
・除菌したいもの
・鍋
・トング
手順
 
1
鍋に除菌したいものを入れ、完全に浸るくらいの水を注ぐ

汚れや臭いのひどいものの場合、水1Lに対して大さじ1程度の重曹を入れるがおすすめ。洗浄効果が高まるので、除菌だけでなく、汚れを落とし、消臭までできますよ♪

2
強火で加熱し、沸騰させて5分間煮る

沸騰後は、かき混ぜながら煮ましょう。

3
トングで取り出し、水で冷やす

トングで取り出したら、水ですすいで冷やします。手で触れられる温度になったら、絞って水気を切ります。

4
風通しの良い場所で乾かす

スニーカーは中に新聞紙を詰めることで、乾きがよくなりますよ♪

煮沸消毒ができない場合は?

煮沸消毒は、除菌したいものの耐熱温度が100度以上でないとできないんでしたよね!つまり、熱に弱い素材は、煮沸消毒には向きません。そこで、煮沸消毒以外の簡単にできる除菌方法をご紹介します。

アルコールスプレーを使う

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アルコールスプレーを使った除菌は、スプレーをただ吹きかけるだけ!まんべんなく吹きかけることが難しい布製品には不向きですが、ほとんどのものに使用することができます。アルコール濃度が70%以上のものを選ぶことをおすすめします。

ただし、水がついていると除菌効果が薄れてしまいます。しっかり拭き取ってからスプレーを吹きかけましょう!

アルコールスプレーを使用した除菌方法は、こちらの記事で詳しく説明しています。ぜひ、参考にしてみてくださいね♪

漂白剤を使う

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汚れを落とすイメージが強い漂白剤ですが、実は除菌効果もあるんです!色柄物の布製品は色落ちしてしまうので不向きですが、さまざまな器具類の除菌が可能。しかし強い洗剤なので、取り扱いには注意が必要です!

こちらの記事では、漂白剤の詳しいことを説明しています。ぜひ、ご覧ください♪

まとめ

いかがでしたか?煮沸消毒は、お湯だけで行う安全簡単な除菌方法でしたね。注意点は、

・耐熱温度表示をチェック
・あらかじめ汚れを落としておく
・しっかり乾燥させる

この3つ!注意点を守りつつ、煮沸消毒で身の回りのものを除菌していきましょう♪

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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