コバエ対策はめんつゆトラップで!おすすめスプレーやゴミ箱もご紹介
夏って、蒸し暑くて過ごしにくいから嫌い、という人も多いと思うのですが、わたしが夏が嫌いな一番の理由は、他にあります。
それはそう、あのニクいやつ、害虫です。特にわたしがイライラしてしまうのが、コバエ。どこからわいてきたんだか分かりませんが、気づいたらキッチンにいて……。
プーンと周り飛ばれると気持ち悪いし、何よりうっとうしくてしょうがないですよね。そんなコバエの撃退方法、知りたくありませんか?わたしは知りたいです、切実に…。
目次
コバエが増える理由と特徴について
コバエといっても実は複数の種類に分かれていて、特徴が違います。ここではコバエが増える理由とともにその特徴を確認していきましょう!
そもそもコバエが増える原因
コバエを発見すると、既に数匹から数十匹と大量発生していた経験はありませんか?これはコバエの産卵数や産卵期間が原因です。
コバエの産卵から羽化までの期間が早く、大体1週間から10日ほどです。そして1回に産む卵は大体30〜50個もあり、羽化してから2〜3日目ですぐにまた卵を産みます。そのため、コバエは早い段階で大量発生するという仕組みができています。
コバエの種類と特徴
大きさ
発生しやすい場所
ショウジョウバエ
2~3mmほど
キッチン・ゴミ箱周り
ノミバエ
2~3mmほど
キッチン・ゴミ箱周り
チョウバエ
5mmほど
お風呂やトイレ等の排水溝周り
キノコバエ
2mmほど
観葉植物周り
それぞれどのような特徴があるのかもう少し詳しく見ていきましょう!
ショウジョウバエ
ショウジョウバエは目が赤く、全体的に丸いフォルムをしていているのが特徴です!大きさは2~3mm程度。体が黄色っぽく目が赤いコバエも、このショウジョウバエの仲間です。
生ゴミや食べ残しが発生源であることが多く、キッチンやゴミ箱の周辺で見かけます。
ノミバエ
ノミバエは背筋が曲がったような丸いフォルムで、足の長いコバエです!こちらも大きさは2~3mm程度。ショウジョウバエと違い、動きが早いという特徴を持っています。
発生源は生ゴミや動物性の腐敗物で、キッチンやゴミ箱の周辺で見かけます。
チョウバエ
チョウバエは5mm程度と大きいので他のコバエと見分けが付きやすいです!全体的に黒っぽく、羽が大きいのが特徴。発生源はバスルームの排水溝やトイレなどの水回りで、汚れた水を好むと言われています。
キノコバエ
細長い体が特徴のハエ。有機物を含んだ湿り気のある土に産卵し、幼虫は土壌中の腐食物やキノコの菌糸を食べて育つのでキノコ、ニンジン、ネギなどを食べたりすることも。
コバエにも様々な種類がいて、家に発生してしまったコバエが何の種類か見極めるのが大切ですね!
ショウジョウバエはバエをめんつゆトラップで駆除!
数年前からネットでは、「コバエ」と検索をかけると「めんつゆ」が候補に出てくるくらい、コバエの駆除方法として有名なめんつゆトラップ。そんなコバエ駆除のトラップの作り方、捨て方を説明していきます!
めんつゆトラップ以外にもお酢トラップや熱湯がコバエに効く
実はこのめんつゆトラップ、全てのコバエに効くわけではないのです。めんつゆトラップに引っかかってくれるコバエちゃんは、ショウジョウバエのみ。
ノミバエやチョウバエは特にめんつゆが好きなわけではありません。だから、めんつゆトラップに引っかかってくれないのです。
つまりこのめんつゆトラップはショウジョウバエに対象を絞った駆除法になります。
しかしノミバエにはお酢トラップ、チョウバエには熱湯、キノコバエには木酢液が有効でもあるのでそちらも合わせて見ていきましょう!
めんつゆトラップの作り方
では、まず最初にめんつゆトラップの作り方をご紹介します♪他のコバエ対策は、このあと解説するので、まずは簡単なめんつゆトラップを作ってみましょう!
・水
・めんつゆ
・台所用洗剤(柑橘系の香りのものがオススメです!)
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めんつゆと水を、1:5の割合で容器に入れ、混ぜます。ちなみに!めんつゆ10ccに水が50ccだと、小さい容器でもちょうど良い量になりますよ。
台所用洗剤を、容器に数滴加えます。だいたい2〜3滴ほど加えるとちょうどいいです。
めんつゆトラップの使い方は?
これでめんつゆトラップは完成です!あとは、コバエが発生しやすい場所に仕掛けておくだけ。コバエが発生しやすいのは、ゴミ箱付近やキッチンなどです。めんつゆトラップは、7日を目安に処理してください。
それ以上放置しておくと、ショウジョウバエが卵を産みつけて、新しいコバエが発生してしまうかもしれません。
めんつゆトラップの捨て方
処理といっても、そのまま排水口に捨てるのは絶対にNG!めんつゆトラップの捨て方を紹介します。
・古新聞
めんつゆの容器の中に古新聞を入れ、めんつゆトラップの水分を取ります。
そのまま容器ごとビニール袋に入れ、袋の口をきつくしばってください。そのままゴミに出しましょう。
必ずそのままビニール袋に入れ、ゴミに出してください。
キッチンの三角コーナーなどに流すと、卵が入っていた場合、新しくコバエが発生する危険があります。
正しく捨てるところまでが、めんつゆトラップです!
ノミバエにはお酢トラップ
・市販のお酢
・水
・中性洗剤
ノミバエにはお酢トラップが効果的だと言われています。作り方はほぼめんつゆトラップと同じ。酢と水を1:1で割ったものに中性洗剤を数滴垂らすだけです。酢は薄めても匂うので、酢トラップの長期に渡る放置はおすすめしません。
使い方、捨て方はめんつゆトラップと同じです!衛生面の心配もあるので、早めに片付けましょう。
チョウバエには熱湯
排水溝の中に発生したチョウバエの類には熱湯が効きます。熱湯と言っても給湯器から出る程度、60℃以上のお湯であれば問題ありません。しばらくの間お湯を出したままにします。
排水溝内部の幼虫や卵を熱湯で洗い流します。さらにこの熱湯を流し込むことで、排水溝内に溜まった皮脂汚れ等も流せるので、チョウバエの食糧となるものがなくなります。
簡単にできるので、水回りのチョウバエが気になるときは繰り返し試してみてください!
キノコバエは水没法と木酢液で
キノコバエは観葉植物の葉っぱや土が好物。鉢を外に出したり、土の入替えで一時的な対策は可能ですが完璧に駆除するのは難しいところ。そして主な産卵場所は土の中のため、卵になかなか気づけません。そこで紹介したいのが水没法と木酢液。
水没法
こちらは鉢植えが小さい場合にオススメの方法です。まず、鉢植えがすっぽり収まる大きさの器を用意します。
その器に鉢植えを入れて、水没するまで水を注ぎます。しばらくすると水面にキノコバエの成虫や幼虫が浮かぶのですくいます。その後鉢植えを取り出して外で乾かしたら完了です。
木酢液
木酢液とは、木炭を作るときに出る水蒸気を冷やし、液体にしたもの。原液のままだと、植物にまで影響を与えてしまうので、500倍程度に薄めて霧吹きなどで葉面に吹き付けましょう。
頻度は、2〜3日に1回程。殺傷能力が高く、コバエ以外にも他の害虫の駆除ができます。
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コバエ対策を普段の生活でおこなう
ここまで、めんつゆトラップと、コバエ駆除グッズをご紹介してきました。ただ、初めからコバエがいなければ駆除する手間も省けますよね。そこで、コバエを発生させないために普段の生活で対策できることもまとめて解説します。
コバエは、まず「家に入れない」のが重要。とはいえ、100%完全にシャットアウトは難しいですよね。さらに、家の中に入ったコバエが卵を産むなど「発生させない」対策も必要です。
コバエを家に入れないために
コバエをまず家に入れないことが大切です!外から入ってくる場合、窓からが多いので窓をあけっぱにしないことが大切です。
窓には網戸を貼り付ける
とはいえ窓を閉め切るのは換気にも悪いので、窓にきちんと網戸を取り付けたうえで、窓を開けるようにしましょう。網戸は、網の目の小さいものだと虫が入って来づらいですよ。
コバエを発生させないために
外からの侵入を防ぐだけでなく、家の中にコバエを発生させないことも大切です!コバエは生ゴミや洗い物の食べかすなど、食料と湿り気があるところに卵を産み付けます。
そういったところにコバエが入ってこれないような対策をしていきましょう。次の3つのことを意識してみてください!
生ごみを処理する
コバエの中には、生ゴミに卵を産み付けるものがいます。発生原因とならないように、こまめに捨てるようにしましょう!生ごみって、放置してしまうといやーな臭いが発生してしまいますよね。
この臭いも、実はコバエを呼んでしまう原因。こまめに処理していても、やはり夏場などにはどうしても臭いが気になりますよね。実は、生ごみの嫌な臭いを除去する方法ってかなり簡単なのです。
なんと、塩やクエン酸、重曹を振りかけるだけ!もしくは、なんと冷凍庫に入れてしまうという方法もあります。少しの手間で生ごみの臭いは改善できますよ♪
水回りを清潔に保つ
キッチンだけでなく、トイレの汚物入れやお風呂の汚れなどもコバエを呼ぶ原因となります。水回りは常に清潔に保つように意識しましょう!
洗い物は溜めない
夏場に洗い物を放置しておくと、すぐにコバエが発生してしまいます。また、アルコールの缶などもコバエは大好きです。夏の間は、洗い物を終えるまでが食事だと思って、徹底してくださいね!
コバエ対策を便利グッズでおこなう
ここまで、コバエをやっつけるためのアイデアや、家庭にあるもので簡単にできる対策をご紹介してきました!最後にもう一つ、コバエ対策に便利なグッズもチェックしてみましょう。
グッズを選ぶ際はどんなコバエに効くのかという効果と、注意事項をしっかりと確認しましょう!有効に便利グッズを使えば、簡単にコバエが駆除できるはずです!
屋外から侵入してくる場合
屋外から侵入してくるコバエ。網戸をしていても、開け閉めのタイミングでいつの間にか入ってしまったり、ベランダやお庭にコバエが増えてしまったり……。
家の中に入らなければ良い!ではなく、できれば日常生活の視界から消し去りたいですよね…。そんな時には、「音」でアプローチしてみましょう。
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こちらは、超音波でアプローチするタイプの害虫駆除機。設置しておくことで、家の近所へコバエが寄りつかなくなります!
コバエだけでなく、ゴキブリや蚊、クモ、ねずみ、ハチ、白アリなど、さまざまな害虫に有効な点も、人気の理由の1つなんです!
人間には音は聞こえず、有害な成分などが使われているタイプでもないため、小さな子どもがいるご家庭や、ペットを飼っている家庭でも安心して使用できます。
もう一つはシンプルな虫よけグッズ。メッシュの中に薬剤が練り込んであり、約366日間効果を発揮します。屋内へのイヤな虫の侵入を防ぐために!雨に濡れても薬剤の揮散には影響しません。
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とにかく楽にコバエ対策がしたい方は、是非試してみてください!
既に家庭内に発生している場合
家庭内へすでにコバエが発生してしまっている場合は、駆除をしながら予防対策も行えるグッズがおすすめです。
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こちらの商品は、コバエが発生している場所にワンプッシュするだけで、コバエを駆除する力があります。
中には、めんつゆトラップがきかない種類のコバエもいるので、まとめて退治しちゃいましょう。
コバエがいなくなったら、週に1度を目安にゴミ箱や排水口など、普段からコバエが発生しやすい部分へスプレーしておきます。
週に1度のワンプッシュを続けることで、コバエの発生を防ぎ、夏場も衛生的に過ごせるはずです!
コバエがホイホイ
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お次に紹介するのは、めんつゆトラップと同じように、置いておくだけのこちらの商品。あれ、なんか聞いたことあるぞ・・・と思ったあなた、正解です。
こちらはゴキブリホイホイのコバエ対策版!コバエの生態と習性を研究して開発した、コバエがホイホイ。ショウジョウバエだけでなく、ノミバエの退治にも使える商品です♪
コバエコナーズスプレー
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生ごみ臭まで消臭したい方にはこちらのコバエコナーズのスプレータイプ。
天然ハーブ配合のコバエよけで、三角コーナーやゴミ箱などにスプレーするだけでコバエを寄せ付けません。殺虫成分未使用のため、キッチンでも安心して使用できます。
もっと手軽に退治したい方へ
中には、こんなおもしろいアイテムもあります!
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殺虫ラケットは、ネット部分に流れる電撃で、コバエを直接退治できるアイテム。子どもやペットがいるから殺虫剤は使いたくない、という場合にもぴったりのグッズです。
電流はボタンを押した時だけ流れる安全設計ですが、子どもの手が触れると危険なため、なるべく手の届かない場所で保管してくださいね!
コバエだけでなく、蚊やクモにも使えるため、幅広い害虫対策アイテムとして家に1つ置いておけば便利なはずです!
排水口コバエ退治
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こちらは、水場で発生するコバエを駆除するための商品です。排水口や水溜まりへ投げ込むだけでコバエ等の発生を防ぐことができる、という仕組みです!屋内外を問わず利用することができる、とても便利な商品です♪
ちなみにプロは排水口のコバエについてどう考えているのか、原因と対策を聞いてみました!
Renovation Lifeさん(埼玉県)
日本おそうじ代行ホールディングス~関東支部~さん(東京都)
なるほど排水口は基本的にチョウバエが発生し、汚水が原因なのですね。ハイターはもちろん熱湯でサクッと対策できるのは嬉しいですね。
フタつきのゴミ箱を使う
ゴミにコバエが寄ってくることができる状態にしておくのは大変危険。フタつきのゴミ箱を利用しましょう。また、ゴミ箱もこまめに掃除して、清潔に保ってくださいね♪
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ステンレスの、おしゃれなゴミ箱です。フタつきだからコバエを寄せ付ける原因にもなりません。
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コバエ対策をアロマでおしゃれにおこなう
先ほどはめんつゆや退治用の商品など、効果的なアイテムばかりでしたね。一方で、気になるのはその見た目。お客さんが来た時に「何これ??」なんて言われたら軽くショックかも。
そんな方におすすめしたい方法がアロマ♪意外かもしれませんが、アロマにもコバエを退ける効果があるんです!まとめへ行く前に、おしゃれな対策法についても解説しておきましょう♪
アロマにはコバエを寄せ付けない効果がある
専門的には「忌避効果(きひこうか)」と呼ばれるもの。虫や動物が嫌がって避けていくような働きだと思ってください。ではなぜ生き物がアロマを嫌うのか、その辺りについても見ていきましょう。
植物が持つ力
アロマの原料が植物から来ていることはご存知ですよね。実はそこに秘密があるんです。
自由に動ける動物とは違い、植物は外敵から逃げることができません。なので、自分の身体に特徴的な臭いのする成分を含ませたのです!これなら植物でも身を守ることができますからね♪
そしてこの成分を利用して、コバエなどの害虫を追い払おうというのが今回の方法。凝縮したアロマは効果も高く、人間は香りも楽しめるので一石二鳥!天然由来なので、化学成分を避けたいという方にもおすすめですよ。
忌避効果の注意点
覚えておいてほしいポイントは、殺虫効果ではないということです。あくまで虫たちが嫌がって逃げていくという働き。市販の殺虫スプレーのように駆除する効果はないんですね。
キチンと処分したい方はそちらを用意しましょう。おしゃれに香りを楽しみながら害虫だけなんとかしたい!そういったケースに活用してみてくださいね♪
コバエ対策におすすめのアロマを紹介
それでは具体的に、効果のあるアロマをご紹介しましょう。コバエに効果的なアロマ5選
シトロネラ
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レモングラスと同じ種類の植物。柑橘系の香りが、夏のシーズンにピッタリですね♪
ゼラニウム
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バラのような香りが特徴的なお花。化粧品などにも使われるほど、女性人気の高いアロマです。
ローズマリー
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ご存知の方も多いですね。メジャーなハーブの一種です。スッキリとした香りが特徴的で、気分を盛り上げてくれる効果もあります。夏の疲れには良いかも知れませんね。
ラベンダー
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こちらもメジャーな品種ですね。その独特な香りにファンは多く、代表的なアロマオイルとして今なお健在です♪安眠効果やリラックス効果があるとされています。
ユーカリ
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意外かもしれませんが、コアラが食べているあのユーカリです。とはいえその種類は多く、アロマに使われる種類なんかもあるんですね。中でも殺菌力に優れているので、花粉症を抑えてくれる働きもあるそうですよ!
この他に柑橘系やペパーミントも効果あり。自分に合ったアロマを選んで、おしゃれにコバエ対策しちゃいましょう♪
まとめ
いかがでしたか?コバエの対処法として有名なめんつゆトラップは、万能ではありません。
ですがすごく簡単な方法で、ショウジョウバエを駆除できてしまうので、ぜひコバエ対策グッズと併用してやってみてくださいね!
また、コバエが発生するのを防ぐためには普段の生活で気をつけて欲しいことがたくさんあります。どれも簡単にできることなので、心がけてくださいね。一番大切なのは、お家を普段から清潔に保つことですよ!