穴なし洗濯槽のメリット&デメリットは?クリーナーを使った掃除方法を解説
SHARP(シャープ)の穴なし洗濯槽のメリットやデメリット、穴ありと穴なしの仕組みの違いを解説。さらに、掃除の仕方やおすすめの洗濯槽クリーナーについてもまとめました。「穴なし洗濯槽とは?」「穴あり槽と穴なし槽のどちらがいい?」などの気になる疑問についても解消します。
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目次
シャープの穴なし洗濯槽とは?どういう仕組み?
シャープの穴なし槽洗濯機とは、洗濯槽に穴の空いていない洗濯機のことで、無駄な水を使わないために開発されました。1992年から発売されており、2024年4月現在は穴なし洗濯槽の縦型洗濯機と全自動洗濯機、乾燥機も販売されています。
穴なし洗濯槽の脱水の仕組み
通常の洗濯機は、穴の開いた「内槽」と穴のない「外槽」の2重構造になっていますが、穴なし洗濯槽は「内槽」に穴がありません。
穴のない内槽のみを使用して洗濯をして、内槽の底から排水しながら遠心力を使って上部から脱水をする仕組みです。外槽に水を貯める必要がないので、その分節水ができます。
※参照:穴なし槽の脱水のヒミツ
穴なし洗濯槽のメリット・デメリット
メリット
・黒カビが侵入しにくい
・洗浄力がある
節水できる
穴なし洗濯機は内槽の穴がないため、内槽と外槽の間にたまるムダな水をカットすることができ、1回あたりの洗濯で約35Lの節水効果(※)が見込めます。
※ES-PW11Hの洗濯槽に穴があった場合の外槽にたまる水量にて算出
黒カビが侵入しにくい
穴なし洗濯槽は、洗濯槽の外側や底裏から内槽に黒カビや汚れが侵入しにくい構造になっています。そのためキレイな水流で洗濯ができ、黒カビもできにくいです。
洗浄力がある
穴なし洗濯機は内槽の穴がないため、水流の勢いが加速して洗浄力が高まります。シャープの穴なしサイクロン洗浄は、水流を巻き上げて洗う「もみ洗い」と、洗濯槽の壁での「もみ洗い」のW洗浄を行います。
デメリット
・洗濯槽の掃除にひと手間加わる
脱水力が弱い
高速回転による遠心力で内槽上部からも脱水していますが、通常の穴あり洗濯機に比べて脱水力が弱い傾向。そのため、洗濯物が乾きにくいことがあります。
洗濯槽の掃除にひと手間加わる
穴なし洗濯槽は汚れにくい構造になっていますが、洗濯槽の掃除は必要です。外槽の掃除方法は通常の洗濯機と少し異なり、排水ホースを取り外す工程が加わります。
穴なし洗濯槽の掃除方法|内槽のみ
洗濯槽の内槽の掃除方法を解説します。内槽は月に1回ほどを目安に掃除するのがおすすめです。洗濯機のモデルによって掃除方法やコースの選び方が異なるので、正確な掃除方法は説明書で確認しましょう。
おすすめ
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洗濯槽クリーナーは、専用の洗濯槽クリーナーES-CNまたは、市販の塩素系洗濯槽クリーナーを使いましょう。酸素系は泡が多量に発生して故障の原因につながるので使用できません。
2. 「コース」 ボタンを押して内槽を洗浄するモード(CL)にする
3. 「スタート」を押す
上記の手順で洗濯コースを選びましょう。「槽洗浄コース」がない場合は「毛布コース」や「大物コース(洗いのみ)」を選択します。
給水されると、つけおきと弱いかくはんをくり返して洗浄が開始されます。終了メロディが流れたら槽洗浄終了です。
穴なし洗濯槽の掃除方法|内槽と外槽
内槽と外槽の掃除方法を解説します。外槽は汚れが溜まりにくいので、洗濯機から生臭いニオイがしたら掃除をするのがおすすめです。洗濯機のモデルによって掃除方法やコースの選び方が異なるので、取扱説明書を確認しましょう。
おすすめ
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外したホースは必ず本体のホース掛けにかけましょう。ホース掛けにかけないとホースが下向きになり水が勢いよく出てきてしまいます。ホースを切断している場合は、あらかじめ別売の「排水ホースつぎてセット」などで延長してください。
洗濯槽クリーナーは、専用の洗濯槽クリーナーES-CNまたは、市販の塩素系洗濯槽クリーナーを使いましょう。酸素系は故障の原因につながるので使用できません。
2. 「コース」 ボタンを押して内側と外側の両方を洗浄するモード(CL)にする
3. 「スタート」を押す
上記の手順で洗濯コースを選択しましょう。「槽洗浄コース」がない場合は、「毛布コース」や「大物コース(洗いのみ)」を選びます。
つけおきが終了したら、バケツを添えながら排水ホースを外し、出てきた水を受けます。バケツがいっぱいになったらホース掛けにかける工程を水が出なくなるまでくり返しましょう。
排水ホースを元通りに接続します。確実につながないと水漏れの原因になるので注意しましょう。
最後に、スタートを押して運転を再開し、注水すすぎ・脱水で仕上げます。
穴なし洗濯槽の徹底掃除は業者に依頼するのがおすすめ
洗濯槽の内槽と外槽の両方を掃除しても生臭いニオイが取れない場合は、業者に洗濯槽クリーニングを依頼するのがおすすめです。
「あなた」と「プロ」をつなぐサービス「ユアマイスター」では、口コミや料金を比較して洗濯槽・洗濯機クリーニングの依頼をすることが可能。
洗濯機を分解して、市販の洗濯槽クリーナーでは落とせない頑固な汚れまで徹底的に洗浄してもらいましょう。
洗濯槽・洗濯機クリーニングの料金の相場
縦型
13,000~17,000円(税込)
ドラム式
45,000~49,000円(税込)
※2024年4月現在、編集部調べ。
洗濯槽・洗濯機クリーニングの作業にかかる時間
洗濯槽・洗濯機クリーニング
約2~3時間
洗濯槽・洗濯機クリーニングの口コミ
穴なし洗濯槽に関するQ&A
Q1. 穴ありと穴なしの洗濯槽どちらが良い?
A1. 節水したい方や内槽に黒カビが侵入するのを防ぎたい方は「穴なし洗濯槽」がおすすめです。
穴なしの洗濯槽の「節水できる」「内槽に黒カビが侵入しづらい」というメリットと、「脱水力が弱い」というデメリットのどちらを重視するかで選ぶのがおすすめです。
Q2. 穴なし洗濯槽のメリットとデメリットは?
A2. 穴なし洗濯槽のメリットは黒カビが内槽に侵入しづらいこと、デメリットは脱水力が弱いことです。
穴なし洗濯槽は「節水ができる」「黒カビが内槽に侵入しづらい」「洗浄力がある」ことがの大きなメリットとして挙げられます。一方、穴あり洗濯槽と比較して「脱水力が弱い」「洗濯槽の掃除にひと手間加わる」ことがデメリットとして挙げられます。
Q3. 穴なし洗濯槽の掃除はどうする?
A3. 月に1回内槽の掃除、生臭いニオイがしたら内槽と外槽の掃除を、洗濯槽クリーナーを使って行いましょう。
穴なし洗濯槽は通常の洗濯機より汚れにくいですが、洗濯槽の掃除は必要です。内槽の掃除は月1回、内槽と外槽の両方の掃除は生臭いニオイがしたら行いましょう。専用の洗濯槽クリーナーや市販の塩素系洗濯槽クリーナーが使用できます。
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