ネクタイの結び方を学生/就活生、ビジネスマン別に詳しく紹介します
ネクタイビギナーのビジネスマン、就活生、高校生の方に、ネクタイの結び方を分かりやすく解説!
基本中の基本「プレーンノット」の結び方をマスターしたら、自分にぴったりの結び方を探ってみましょう。
ビジネスマンや就活生はビシッとスマートに、男子校生はキュッと頼もしく、女子高生はゆるっとかわいく仕上げられるコツやアレンジもご紹介します。
目次
スムーズに手順を体得するためのネクタイの基礎知識
結び方の手順を練習する前に、ますはネクタイの部位の名前を覚えましょう。
・ネクタイの結び目=ノット
・ネクタイの幅の細い方=小剣(しょうけん)
・ネクタイの幅の太い方=大剣(たいけん)
ネクタイの結び方はたくさんの種類があり、そのほとんどに「〇〇ノット」という名前がつけられています。
つまり、ネクタイの結び方の違いは結び目の違いで語られるということですね。
カタカナで覚えにくく、似たような名前の結び方がありすぎて混乱してしまいがちですが、「プレーン」「スモール」など「ノット」の前にくる単語がその結び方を表していることが多いので、着目してみるとよいでしょう。
基本中の基本!プレーンノットの結び方
最もシンプルで簡単、スタンダードなのが「プレーンノット」という結び方。
別名「シンプルノット」とも呼ばれます。
日常や就活、結婚式やお葬式などオールマイティに使えるので、必ず覚えておきましょう。特にネクタイに慣れないうちは、身支度に無駄な時間をかけないよう、プレーンノットに専念することをおすすめします。
慣れてきたら、シーンに合わせて少しずつ違う結び方を楽しんでみると、ネクタイの結び方のレパートリーが広がりますよ。
ネクタイの長さはだいたいパンツの腰ラインにくるのが一般的です。
どちらかがすごく長くなってしまう場合は「1.」の時点で、左右の長さを調整してみましょう。
ビジネスマン必見!スマートにビシッと決まる結び方のコツ
ビジネスのスーツスタイルで、ビシッと決まって見えるためには、立体感をしっかりとつけてあげるのがコツです。
最後に結び目を整える際、指を使って大剣の結び目のキワに「ディンプル」と呼ばれる溝をつける。
ただし、お葬式などの弔事のシーンではディンプルをつくるのはNG。知識として覚えておきましょう。
また、「レギュラーカラーにはプレーンノット」、「ワイドカラーには大きめな結び目のウィンザーノット」など、シャツの襟の大きさとネクタイの結び目の大きさのバランスを考えられるようになると、より上級者。
たかがネクタイ、されどネクタイ。こなれ感があり、整ったネクタイで、清潔感とスマートさを演出しましょう!
男子高生におすすめアレンジ!1番小さい結び目で頼もしい肩幅をアピール
キュッとした小さい結び目は、首や肩幅をしっかりとした印象に見せてくれる視覚効果があります。
コンパクトな結び目をつくりたいなら「スモールノット」がおすすめ。
本来は大剣側でつくる結び目を、小剣側でつくる方法です。
プレーンノットの大剣と小剣が逆になるだけなので、結び方も比較的シンプルですよ!
ネクタイの正式な結び方のひとつなので、校則違反でなければ、問題なく使っていただける結び方。
小さな結び目がタイプの方はトライしていみてくださいね!
女子高生におすすめアレンジ!大きな結び目で小顔効果抜群
ふんわりゆるっとした印象と小顔効果を狙いたいなら大きめな結び目の「ウィンザーノット」に挑戦してみましょう!
結び目の形も正三角形に近いので、きれいに仕上がります。
また、プレーンノットよりネクタイ全体の長さが短く仕上がるので、背の低い女性にもおすすめです。
結び目の中に着物の「あんこ」を仕込むイメージで、左右にくるんと1周ずつ巻きつけます。
自由な校風の学校なら、首元のループを少し大きめにゆったりつくると、ゆるっと感が出てかわいいですよ。
まとめ
最初は慣れないネクタイに苦戦するかもしれませんが、鏡の前で練習するうちに、自然と上手に形がつくれるようになります。
ビジネスシーンや高校生活で毎日ネクタイをつけるなら、早めに慣れるに越したことなし!
色々な結び方に挑戦して、自分に似合うネクタイの結び方を見つけてくださいね。