灯油の臭いを消す方法!車と衣服は洗剤、手のニオイは食用油で落とす

mikimiki

更新日:2021年01月21日

 

寒い季節になると欠かせない、暖房。

直接熱が伝わりやすい石油ストーブや石油ファンヒーターをお使いの方も多いかと思います。
しかし、厄介なのがその燃料となる灯油の臭い。

ガソリンスタンドやホームセンターで購入して車で運んでいるときに、フタが外れて車内にこぼれてしまった…
給油の際についうっかり、衣服に、手についてしまった…なんてこともよくあります。

灯油の臭いって、独特の刺激臭がしてすごい気になりますよね。
ただ石鹸や洗剤で洗うだけではなかなか落ちないし、場所によっては何日、何ヶ月も残ってしまうこともあります。

すぐにこの臭いを消したい方へ…実はこの臭い、身近にあるグッズで解消できるんです!

この記事では、灯油の臭いの消し方の手順を、「」「衣服」「」「絨毯・カーペット」「フローリング」に分けてそれぞれ詳しく解説していきます。

灯油の臭いって有害?爆発や引火の危険性は?

そもそも、灯油の臭いは人体に有害なのでは…と不安に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし結論から言うと、人体に悪影響を及ぼすほどではありません。

確かに灯油はシンナーと同じ有機溶剤の一種であり、密閉された空間内で蒸気を吸うと頭痛・貧血・吐き気・息苦しさ・くしゃみ・咳などの症状が出ることがあります。
しかし、高濃度の蒸気を長時間、大量に吸い続けない限りは、直ちに危険なものではないようです。

それでも、子どもに対する影響は大人への影響よりも大きくなってしまいます。小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、特に注意した方が良さそうです。

また、灯油をこぼしたとき、ガソリンみたいに何かの拍子で火がついて爆発、火事になってしまうこともあるんじゃないの…?と思われるかもしれません。

でも、そんな心配も無用です。なぜならガソリンと灯油は似ているように思えても、実は燃えやすさが全く違うからです。
空気と混ざった時に火をつけると燃える温度を引火点といいます。この引火点、ガソリンは-40度、灯油は40度と、大きな差があるんです!

ガソリンは揮発性が高く、一瞬で蒸気になってしまうので、そこに火をつければ一瞬で燃えてしまいます。それに対し、灯油は揮発性が低いうえ、引火点が低いので、滅多なことでは燃えません。

もちろん注意するに越したことはありませんので、こぼした付近では火を使わないようにすることが一番です!
でも、もし灯油をこぼしてしまっても慌てず、これから紹介する方法を試してみてくださいね。

こぼしたら、すぐに対処しましょう!

灯油はガソリンに比べて気化が遅いので、灯油をこぼしてから長時間放置すると、時間が経てば経つほど臭いがこもり、あの独特の刺激臭がお部屋のあちこちに染み付いて取れにくくなってしまいます。
また、どこにこぼしたかわからなくなってしまうと対処しにくく、大変です。

それを防ぐために、屋内もしくは車内にこぼしてしまったら、すぐに窓を開けて換気しましょう。
換気が基本、これを徹底して覚えてください。

これからご紹介する手順も、換気と同時進行で行ってくださいね。

手に付いた灯油の臭いの消し方

ちょっとした拍子にすぐ灯油の臭いが移ってしまう手。
料理をしなければいけないときや人と会う予定があるとき、手についた臭いはすぐ消したいですよね。

そんな時でも安心。すぐに臭いを消せる方法をご紹介します!

用意するもの

・食用油(サラダ油やオリーブオイル)
・ハンドソープ

  手 順  

1. 食用油を手に少量つける

油で洗うって、変な感じしますよね…

2. 油を手全体によくなじませる

ヌメヌメしてきました。

3. 洗い流さずに、そのままハンドソープをつけてなじませる

ここからはいつも通り!

4. 水で綺麗に洗い流す

きちんと臭いが取れました!

こんなに簡単なんです!
あっという間に取れるので、覚えておくと便利ですね。

衣服についた灯油の臭いの消し方

灯油を給油しているとうっかりズボンに灯油が飛んでしまうこと、ありますよね。

しかし衣服に灯油がついてしまった時、洗濯機に入れて洗うのは絶対NGです!!
なぜなら、灯油は水に強いため、洗濯機で洗っても落ちにくいから。
そのうえ、洗濯機に灯油の臭いが移ってしまい、他の洗濯物にも被害が及ぶことも…!

そんな時はすぐに洗濯機にかけることはせず、こちらの方法をとりましょう。

用意するもの

・中性洗剤

  手 順  

1. 衣服を陰干しする
灯油は放っておけば蒸発していきますので、風通しの良い場所で陰干ししましょう。
完全に臭いが抜けるまでには時間がかかりますので、3日~1週間を目安に。
これだけで大抵の衣服に付いた臭いは消えるはずです。

2. 中性洗剤で下洗いをし、洗濯する
乾かした後に輪ジミができてしまっていたら、中性洗剤で下洗いをしたあと、洗濯してください。
灯油が乾いていれば洗濯をしても臭いが移ることはありませんが、念のため単独で洗濯すると良さそうです。

それでも取れなかった場合は、クリーニング屋さんに持ち込んで綺麗にしてもらいましょう。

車内や絨毯・カーペットについた灯油の臭いの消し方

灯油を家まで運んでいる途中で車内に、タンクに移す際に絨毯やカーペットに、灯油が…!って経験をしたことがある方も多いはず。

車内に灯油がこぼれると、臭いがいつまでも残って気分が悪くなってしまいますよね。
カーペットや絨毯はシミができそうだし…
こぼれないことが一番ですが、もしこぼれてしまったときは!早めに対処しましょう

こぼした灯油が少量の場合は、以下の方法を試してみてください。
それでは、取り外して丸洗いできる場合と、取り外しできない場合に分けて紹介していきますね。

こぼした箇所が取り外しできるとき

絨毯や車のフロアマットなどの場合ですね。

用意するもの

・キッチンペーパー
・新聞紙
・中性洗剤
・ブラシ
・消毒用アルコール

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商品画像
ウタマロ クリーナー 400ml

中性洗剤はこの商品がおすすめ。
こちらの商品はこれ一本でキッチン周りからお風呂、壁紙、フローリングにも、家中のお掃除に使える万能洗剤です。
手肌と環境にやさしいアミノ酸系洗浄成分を使用しているので、気軽に使えます♪

おすすめ 商品

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無水エタノール 業務用 1000ml

アルコールは、薬局で売っている濃度が高い消毒用エタノールがベストです。特に無水エタノールは灯油に対して強い消臭効果が期待できます。殺菌消毒のほか、汚れも綺麗に落とせる優れものです。量も多くてコスパもいいのが嬉しいですね!ちなみにこのような消毒用エタノールが入手できない場合は、キッチン用アルコールスプレーやガラス用クリーナーでも大丈夫ですよ。

  手 順  

1. キッチンペーパーで灯油を吸い取る
まずは、一刻も早く灯油を吸い取りましょう。
キッチンペーパーでこぼれた灯油を吸収させていきます。

2. 新聞紙で灯油を吸い取る
キッチンペーパーで表面の灯油があらかた取れたら、吸湿力がある新聞紙を使ってシートに染み込んでしまった灯油を吸い取っていきます。
新聞紙を置き、その上に重しになるものを乗せて、できるだけ吸収させます。
この作業を新聞紙を取り替えながら、2回程度行います。

注意
この際、決してゴシゴシこすらないようにしてください!
布地を痛めつけてしまったり、灯油のシミが広がってしまうことがあります。

 

3. 汚れた箇所を取り外して中性洗剤で丸洗いする
灯油を吸い取った後は取り外し、中性洗剤で洗いましょう。
臭いが移らないように屋外で洗うのがベストです。屋外に水道がなかったら、バケツなどを利用すると便利ですよ!
繊維の奥まで入り込んだ灯油は、ブラシを使うと楽に洗い流せます。

洗ったあとは水分を拭き取ります。
その後、屋外に干して十分に乾燥させましょう。

4. アルコールを染み込ませる
ティッシュペーパーやキッチンペーパーにアルコールを染み込ませて、こぼした箇所を軽く叩いて染み込ませていきます。
ただし、場所によっては変色してしまう可能性がありますので、最初に目立たない場所で使用して様子を見てから使用しましょう。

アルコールには灯油を溶かす働きがあり、揮発性も高いので溶かした灯油と一緒に蒸発してくれます。
時間をおけば自然に乾きますが、急いでいる場合はドライヤーの送風で乾かせます。

注意
アルコールは引火点が低いので、使用時や使用後しばらくは、絶対に近くで火を使わないでください。
ドライヤーを使用する際も温風ではなく、送風で行なってください。

 

5. こまめに換気を行う
せっかく蒸発した空気が車内に充満しないように、常に換気を行いましょう。
車内にいない時も窓を1cmほど開けておくと効果的です。

こぼした箇所が取り外しできないとき

カーペットや車のシートなどが当てはまります。

用意するもの

・キッチンペーパー
・新聞紙
・粉状の洗濯用洗剤または重曹、小麦粉
・中性洗剤
・いらない布
・消毒用アルコール

  手 順  

手順1と2は取り外しできる場合と同じです。

1. キッチンペーパーで灯油を吸い取る

2. 新聞紙で灯油を吸い取る

3. 粉状の洗濯用洗剤を振りかける
取り外しできない場合は、丸洗いができないので、あらゆる手を使って徹底的に灯油を除去していきます!
粉状の洗濯用洗剤をこぼした箇所にたっぷり振りかけて灯油を吸着させます。
粉状の洗濯用洗剤がない場合は、重曹や小麦粉でも構いません。
その後、掃除機やほうきで吸い取ったり掃いたりして粉を取ります。

4. ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、軽く叩く
中性洗剤をぬるま湯で薄め、いらない布やキッチンペーパーに染み込ませます。
染み込ませたら、こぼした箇所を軽く叩いて灯油と洗剤をなじませていきます。

5. ぬるま湯を染み込ませ、軽く叩く
ぬるま湯をいらない布やキッチンペーパーに染み込ませ、4と同様にこぼした箇所を軽く叩いて洗剤を取ります。

4と5の工程を2・3回繰り返します。

6. 乾いた布で水分を拭き取る
乾いた布でこぼした箇所を軽く叩き、水分を吸収させましょう。

7. アルコールを染み込ませる
これまでの過程で臭いが取れなかったら、取り外しできる場合の手順4と同様、アルコールを使いましょう。
いらない布やキッチンペーパーにアルコールを染み込ませ、軽く叩いてなじませていきます。

8. こまめに換気を行う

取り外せないものだと洗えないので「どうしよう…」ってなりますけど、この方法でちゃんと臭いを取ることができますよ!
なお、車内に大量にこぼしてしまった場合は個人の力ではどうにもならないことが多いので、プロのカークリーニングに頼んでしまうのも一つの手です。
確実に臭いを除去してくれますし、車両保険に加入していれば保険が適用されることもあるようです。
こちらの記事ではプロのカークリーニングのお仕事を紹介しています!
プロならではの方法で、普段の掃除では絶対に手の届かない車の隅々までキレイにしてくれますよ。
ぜひチェックしてみてください!

フローリングについた臭いの消し方

フローリングについた場合はフローリングを傷めてしまわないように、少し注意が必要です。
それでは手順を説明していきます。

用意するもの

・新聞紙やいらない布
・粉状の洗濯用洗剤または重曹、小麦粉
・中性洗剤

  手 順  

1. 新聞紙やいらない布でこぼれた灯油を拭き取る
ゴシゴシこするのではなく、押し当てて吸収させるようなイメージで。

2. 1で灯油がとりきれなかったら、粉状の洗濯用洗剤をたっぷり振りかけて灯油を吸着させる
これで完全に表面の灯油を除去します。

3. 中性洗剤を薄めて布につけ、拭く
こちらも優しく拭いてくださいね。

4. 仕上げに水拭きし、乾拭きする

ワックスが取れてしまう可能性がありますので、掃除後にワックスを塗りなおすと安心です。

まとめ

灯油の嫌な臭いの消し方を、場所ごとに分けてご紹介しました。

いかがでしたでしょうか?

灯油の臭いは強烈なので、一刻も早くこの臭いを消し去りたいですよね。
重要なのは、

・換気する
・灯油を除去する
・蒸発させる

ということ!

あとは時間をかけてきちんと対処すれば身近にあるグッズで、簡単に臭いを消しちゃえるんです。

冬は灯油が大活躍の季節です。
もしこぼしてしまっても、慌てず対処できるようにしたいですね。

こちらの記事にはストーブのお掃除方法が書いてあります。
タイプ別にまとめてあるので、お使いのストーブに合わせてお掃除できますよ!

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