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更新日 :2024年02月14日

【素材別】事務所・オフィスの床掃除を徹底解説|黒ずみの落とし方や業者の作業内容も

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毎日業務が行われる事務所やオフィスの床には日々の汚れが蓄積していきます。掃除をしていても気がつけば床が黒ずんでいたり、カーペットにシミができてしまっていたりすることもありますね。

見た目はきれいな場合でも、床には汚れが潜んでいるため、定期的に清掃を行う必要があります。

今回は自分でできる事務所・オフィスの床の掃除方法や業者に依頼した場合の床清掃の内容、費用について解説します!

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事務所・オフィスの床はどんな床?

事務所やオフィスで使用される一般的な床の素材は以下の3つです。

・ビニル系素材
・カーペット
・天然素材(大理石・木材など)

ビニル系素材

クッションフロアや塩化ビニル製のビニル床タイルビニル床シートなどが挙げられます。

防水性があるため掃除がしやすく、水拭きだけで汚れが比較的落ちやすい素材です。

厨房や飲食店などの水が頻繁に用いられる場所では防滑性(滑りにくさ)を高めた機能や防音機能、消臭機能など、場所や部屋の用途によって様々な機能を付加できることも特徴です。

さらに、ビニル床の表面はさまざまな模様が印刷されており、木目調や石目のものなど種類も豊富です。

カーペット

エントランスや執務室・会議室・休憩室などでは、四角形にカットされたタイル状のカーペットを敷き詰めた「タイルカーペット」が多く使われています。

タイルカーペットを敷くことで足音や物音が軽減するほか、部分的に汚れてしまった場合に汚れたタイルのみを洗ったり張り替えたりすることができるのが特徴です。

一方で、砂や土ほこりがカーペットの毛足の間などに蓄積しやすい素材でもあります。

天然素材(大理石・木質系フローリングなど)

天然素材の床材は、大理石木質系のフローリングなどが例として挙げられます。

素材特有の質感で高級感や温かみを演出できますが、湿度や温度に影響を受けて傷みやすいことや素材の細やかな凸凹にホコリや汚れが溜まり、シミや黒ずみへと変化しやすいことが特徴としてあります。

事務所・オフィスの床に発生しすい汚れの種類と原因

オフィス・事務所の床に発生する汚れには大きく4つの種類があり、それぞれ発生する原因は異なります。

・黒ずみ
・黄ばみ
・シミ(油汚れ)
・ゴミ

黒ずみ

床の黒ずみはビニル系素材によくみられる汚れで、主な原因としては、油汚れやゴミ、ホコリ、劣化したワックスなどが床表面の凸凹に入り込んでいることが考えられます。

また、土足で出入りをする床の場合、雨が降った際の濡れた靴が原因でカビが発生し、頑固な黒ずみとなってしまうこともあります。

さらに、床の黒ずみが線状になっている場合、「ヒールマーク」と呼ばれる汚れである場合もあります。ヒールマークとは、靴のすり跡のことで、靴裏と床の接触により床にこびりついたものを指します。

黄ばみ

床の黄ばみは、床に付いた水分を長時間放置することが原因で、水分が床の素材と反応を起こし、変色している可能性が考えられます。

また、ビニル素材の床に椅子やテーブル脚の滑り止め用のゴムを設置している場合、床の素材がゴムと反応して、濃い茶色もしくは黄色っぽく変色してしまう「ゴム汚染」と呼ばれる現象がみられるケースもあります。

ゴム汚染は化学変化であるため、残念ながら一度付いてしまうと簡単に落とすことができない頑固な汚れのため、注意が必要です。

シミ(油汚れ)

カーペット素材によくみられるシミは、食事の際に落とした油汚れや飲み物が原因として考えられます。また、足の裏の皮脂汚れが原因となることもあります。

油汚れを放置してしまうと、次第に黒ずみに変わり、取り除きにくくなります。

ゴミ

床がカーペット素材の場合、細かいホコリや食べかす、髪の毛などのゴミがカーペットの毛足に入り込み、蓄積されていきます。

掃除せずに放置するとダニやハウスダストが発生し、アレルギーの発症や体調不良の原因となることもあります。

事務所・オフィスの床の掃除方法【素材別】

床素材別に掃除方法をご紹介していきます!

ビニル系床素材の掃除方法

用意するもの
・食器用洗剤
・重曹
・雑巾
・お湯
・メラミンスポンジ
手順
 
1
洗剤と重曹を1:1の割合で混ぜる

食器用洗剤と重曹を混ぜ合わせます。

予め混ぜても良いですし、汚れの上に直接かけてしまっても大丈夫です。

2
お湯に浸した雑巾で擦る

水ではなく、お湯で掃除することがポイントです。

3
しつこい汚れにはメラミンスポンジを使う

雑巾で落ちない汚れには、メラミンスポンジを使いましょう。

ただ、メラミンスポンジは素材を傷つけやすいので、まずは目立たないところで試すなど、気をつけて使ってください。

カーペットの掃除方法

用意するもの
・掃除機
・粘着クリーナー
・雑巾
・食器用洗剤
手順
 
1
カーペットに掃除機をかける

カーペットの毛足を確認し、毛足と逆方向に掃除機をかけます

また、掃除機は押すときではなく、引くときにゴミを吸っています。掃除機をカーペットに強く押し付けたり、叩いたりせず、 優しく動かします。

掃除機で吸引しきれなかった髪の毛などは、粘着テープを使って取り除きましょう。

2
部分汚れは雑巾に洗剤をつけ、拭く

カーペットにシミなどの部分汚れがある場合は、雑巾に食器用洗剤をつけてぬるま湯で少し薄めます。汚れをポンポンと叩くように拭きましょう

水分が残るとカビの原因となるため、しっかりと乾燥させてください。

天然素材(大理石・木質系フローリング)の掃除方法

用意するもの
・フロアワイパー
・天然素材専用洗剤
・雑巾
手順
 
1
フロアワイパーをかける

フロアワイパーを使って、床表面のゴミやホコリを取り除きましょう。

掃除機を使ってお掃除することも可能ですが、とてもデリケートな天然素材は掃除機のノズルを強くぶつけたり、引きずったりすると細かい傷がついてしまう可能性があるため、取り扱いには注意をしましょう。

2
天然素材専用洗剤を使って拭く

黒ずみなど汚れが目立つ場合は、天然素材専用洗剤を使って拭き掃除を行います。水分にも弱い素材のため、掃除をしたらすぐに乾拭きも忘れずに。

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定期的な徹底清掃で汚れの蓄積を防ごう

毎日や週に数回、オフィスの床の掃除機がけや掃き掃除を行っていても、時間とともに落としきれない汚れが溜まっていきます。

油を含む汚れは蓄積すると黒ずみやシミ、いやな臭いの原因となり、また、取り残されたホコリや汚れは、ダニの繁殖や、湿気によりカビを発生させる恐れもあります。

日常的なオフィスの床掃除に加えて、定期的に清掃の徹底清掃を行うことで汚れの蓄積を防ぎ、オフィス全体を衛生的に保つことができます。

また、徹底清掃をすることにより、床のメンテナンスもできるため床材の保護にもつながります。

事務所やオフィスの場合は、年に一度を目安に定期的な徹底清掃を行いましょう。

徹底的なオフィスの床清掃はプロにおまかせ!

自分たちで徹底的に床を清掃するとなると、時間がかかって業務に支障が出たり、道具がたくさん必要でコストがかさんだりと、デメリットも多いです。

徹底的なオフィスの床掃除はプロに任せることで様々なメリットがあります。

床材やオフィス環境に合った掃除ができる

オフィスの床はフローリングやカーペット、ビニルタイプ、タイル、コンクリートなどさまざまな種類があります。

また、OAフロアや精密機械が置かれたフロアなどでは機器への配慮が必要です。

プロの清掃業者は、床材やオフィス環境を考慮して、オフィスに合った方法で掃除を行います。

プロ仕様の機材や薬剤で作業ができる

プロの清掃業者に依頼をすると、ポリッシャーやスチーマーといったプロの機材とプロ仕様の洗剤を使用し掃除を行います

日常の清掃では落としにくい汚れも、プロの清掃業者であれば汚れに適した方法で効率的に汚れを落とすことができます。

プロ仕様のワックスがけができる

プロの使うワックスは多くの清掃業者では目的や用途に合わせて数種類用意されています。

また、プロのワックスがけはムラなくきれいな仕上がりです。

高度な作業を依頼できる

古いワックス塗膜除去し新しいワックス塗布する「剥離洗浄」や、業種による特殊な汚れの除去もプロの清掃業者なら床材を傷めることなく作業を行うことができます。

短時間で作業ができる

作業に慣れたスタッフが、専用の道具を使用して作業を行うので、短時間で効率よく作業を行うことができます。

プロに依頼できる床清掃の種類

床材やオフィス環境により清掃方法が異なります。

事前にどのような清掃方法で行うのかを確認しておきましょう。

バキューム(掃除機)

プロ仕様の掃除機を使って砂やホコリ、髪の毛などのゴミを吸引します。

毛足の長いカーペットなどではカーペットの奥に入り込んだゴミもしっかり吸引していきます。

ウエットクリーニング

ポリッシャーなどの専用機材を用いて専用洗剤を使用し、泡立てながら洗浄し汚水を回収します。

洗浄力の高い清掃方法で、衣類を洗うように洗浄できるためカーペットなどの徹底洗浄に効果的な方法です。

セミドライクリーニング

ポリッシャーやバルチャーを使用し少量の専用洗剤で洗浄します。

水分量が少なく済むため、配線が床下に敷かれたOAフロアや、湿気を抑えて清掃したいオフィスの床に適した清掃方法です。

スチームドライクリーニング

水を使用せず、高温スチームなどで汚れを浮き上がらせながら清掃する方法。

水に弱いフローリング材や、精密機械を使用するオフィス向けの清掃です。

ワックス塗布

フローリングや化学床材は床材にあったワックスを塗布することで床を保護し、日常掃除もしやすくなります。

プロのワックス剤にはさまざまな種類があり耐久性の高いものや抗菌効果の高いものなどオフィスに合ったワックス剤が選べる場合があります。

剥離洗浄

フローリングや化学床材などワックスが塗布された床では、剥離剤を使用して古いワックス塗膜を除去し、新しいワックス塗布する剥離洗浄処理を行うと、黒ずみやムラがなくなりきれいな床になります。

表面研磨

石材の床では、表面に傷がつき汚れてしまっている場合には、表面を研磨補修を行うこともできる場合があります。

抗菌加工・防汚加工

床材に合わせた抗菌加工、防汚加工を行っている業者もあります。

床清掃費用の相場

床清掃の料金は多くの業者では床材の種類と広さ(平米)によって決められています。

床清掃費用の目安

・コンクリート床…5,000 円~/10平米
・フローリング床…10,000円~/10平米
・タイル床…10,000 円~/10平米
・カーペット…18,000円~/~50平米まで
・ワックス剥離…20,000円~/10平米

抗菌加工や防汚加工がオプションの場合や、物の移動がある場合など、別途料金がかかることがあります。

業者により平米数による価格の設定が異なるため、複数の業者から見積もりをとり、オフィスにあった価格設定を行っている業者を選びましょう。

まとめ

業者による床清掃は床材やオフィス環境に合った適切な方法を選んで行われています。

日常清掃では落としきれない汚れや、素人では難しい清掃も、知識と経験のある清掃業者に依頼をすると仕上がりも安心ですね。

プロの清掃業者なら、ポリッシャーやスチーマーといったプロの道具と専用の洗剤を使用し、短時間で掃除を行えます

ただ、いざ業者に依頼するとなると、このようなお悩みが出てくるかもしれません。

・見積もり依頼後、業者からの連絡が遅い
・できるだけコストを抑えて依頼したい
・多くの業者とやり取りをして業者を選ぶのは面倒

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※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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