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更新日 :2022年12月01日

エアコンにダニが繁殖!?内部に繁殖させないための対策と掃除方法!

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夏も冬も生活の中で欠かせないエアコン。久しぶりにエアコンを使ったら目がかゆくなった、くしゃみが出るなどの症状がでたら、エアコンの中に発生した『ダニ』が原因かもしれません。実はエアコン内部はダニの大好きな条件がそろっているのです。ダニはそのまま放置しておくと人体にも悪い影響を及ぼします。今回はエアコンにダニが発生する理由と、ダニを発生させない対策をご紹介します!

なぜエアコンの中でダニが繁殖するの?

ダニが好む環境

・温度:20~30度
・湿度:60~80%
・ホコリなどのエサとなるものが豊富
・暗所

室内を快適な温度にするエアコン内部の温度は20~30度になっています。この温度はダニがもっとも繁殖しやすい温度です。

また、エアコン内部は温度差により結露などもできやすく、湿度が高くなっています。吸い込む空気とともにホコリを吸い込んでいるのでエアコン内部にはダニの栄養となるエサが豊富。光の当たらない内部はダニが大好きな環境なんです。

吸い込む空気のホコリにダニが生息している場合もあります。カビとダニは生息環境が似ており、カビをエサとするダニもいるため、エアコンをつけた時に「カビ臭い」と感じたらダニの繁殖も疑いましょう

ダニがもたらす人体への影響は?

ダニがエアコンの中で繁殖すると、さまざまな被害をもたらしてしまいます。ダニの大きさは0.3~1mm以下、死骸やフンはさらに小さく目には見えないので、気が付かないうちにダニが発生している可能性があります。人体に以下の症状が出たらダニが繁殖しているかもしれません。

ダニが原因で起こる症状

ダニが原因で以下の症状が発生する可能性があります。

・くしゃみ
・鼻水
・咳
・かゆみ
・充血

ダニの死骸やフンを吸い込んだ時にこれらのアレルギー症状が発症することがあります。喘息などを持っているお子さんは重症化する恐れがあるので注意をしなければなりません。

またアトピー性皮膚炎や風邪を引き起こす恐れもあるので、早めの対処が必要です。エアコン内部にダニが繁殖していると感じたら、すぐにエアコンの掃除をしましょう

エアコンの掃除方法

ホコリはダニのエサが豊富な場所です。ホコリを取り除きながら、丁寧に掃除をしましょう。

用意するもの
・やわらかい布
・ハンディモップ
・掃除機
・フロア用お掃除シート(あれば)
・マスク
エアコンの掃除手順
 
1
エアコンのコンセントを抜く

掃除の前にエアコンのコンセントを抜いて作業を始めてください。

 
2
エアコン外側のホコリを取り除く

エアコンの外側に付いた汚れをハンディモップなどで拭き取ります。

 
3
フィルターを外しホコリを取り除く

前面のパネルを開けフィルターを取り外し、フィルターのホコリを掃除機で吸い取ります。水洗いができるフィルターは水洗いし、風通しの良い日陰でよく乾かします。生乾きはカビの原因となるのでしっかり乾かしましょう

※前面パネルの開け方、フィルターの外し方はエアコンの取扱説明書を確認してください。

 
4
内部のホコリを取り除く

ハンディモップで前面パネル裏や内部のホコリを取り除きます。熱交換器(冷却フィン)のホコリを掃除機で吸い取ります。

※熱交換器は繊細な部分なのでやさしく掃除をしてください。

 
5
ルーバー・吹き出し口を掃除する

ルーバー・吹き出し口のホコリをハンディモップなどでホコリ取り除き、固く絞った布で水拭きをします。部品が取り外せる場合は取り外してホコリを取り除きましょう。

細かな隙間には、フロア用シートを折り畳み隙間に差し込みながら拭き取るとキレイにホコリを取り除けます。ホコリを吸い込んでしまわないように、マスクを着用しての掃除がおすすめです。

掃除が難しい場合は業者に依頼しよう

エアコンの内部にたまった汚れは個人での掃除が難しい場合があります。自分で掃除してもアレルギー症状が改善されない、熱交換機まで汚れているという場合は、プロに掃除を依頼してダニ駆除する方法も検討しましょう。

エアコンにダニを繁殖させない対策

エアコンのダニは完全にダニを除去することはできませんが、繁殖させないための対策をしておくことで、エアコンを快適に使うことができます。

週1回~1か月に2回のフィルター掃除&徹底掃除

1番ホコリのたまりやすいフィルターは常にキレイに保っておきましょう。エアコンの使用頻度や使用場所により掃除の頻度は異なりますが、大手エアコンメーカーでは週1回~1か月に2回のフィルター掃除を推奨しています。また月に1度程度、エアコン全体の徹底掃除が必要です。

内部クリーン運転を使用する

エアコン内部を乾燥させる「内部クリーン運転」を定期的に使用しましょう。エアコン内部に湿度がなくなることでダニの繁殖を抑えることができます。大手エアコンメーカーでは冷房や除湿運転後には毎回内部クリーン運転することを推奨しています。

室内も清潔に!

エアコンは室内の空気を吸い込み、温度を変えて吹き出し口から出しています。空気にダニを含んだホコリが混ざっていると、ダニをエアコン内部に取り込むことになってしまいます。室内を清潔にし、ホコリの少ない環境に整えておきましょう。

まとめ

エアコン内部はダニにとって住みやすい条件がそろっているため、対策を行わないとダニが大量に繁殖する恐れがあります。エアコンを快適に使うために、日々のお手入れや、定期的にメンテナンスすることが大切です。


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