エアコンのメンテナンスは今すぐに!掃除なしで夏を迎えられますか?
これからの時期には欠かせないエアコン。
しっかりメンテナンスしてますか?
見た目だけではわからないエアコンの汚れやトラブル。毎日を快適に過ごすためにも使用前にきちんとメンテナンスしましょう。
メンテナンスのひと手間で、気持ちよく過ごせるだけでなくエアコン自体の寿命も長持ちします。
そこで今回は、最適なメンテナンス方法を紹介します。
エアコンの点検をする
メンテナンスの前にまずエアコンの点検です。
エアコンの試運転をして、室内機と室外機が正常に作動するかを調べます。
まずは室内機。冷房に設定して、温度を最低に設定、10分~15分稼働させます。
きちんと冷風が出て涼しくなるかを確認します。異音がないかどうかもチェック、異常ランプも忘れずに見ましょう。
室内機が終わったら、次は室外機。水漏れなどがないか、異臭はないかを確認しましょう!
フィルター掃除をする
エアコンの点検が終わったら、さっそくメンテナンスを始めましょう。
まずはフィルター掃除です。
・掃除機
・ブラシ
・中性洗剤(キッチン用)
・綿棒
・タオル
・新聞紙
エアコンの下に脚立を置いて、踏み台にしましょう。グラグラしないように、安定させてください。
足場が固まったら、その上に立ってカバーを開けます。
カバーは簡単に開きます。途中で止まるようになっていると思うので、止まるまで持ち上げてみましょう。だいたい90°ぐらいです。
ホコリを軽く吸い取ったら、フィルターを外していきます。丁寧に外しましょう。
フィルターを外したら表面から掃除機で汚れを吸い取ります。
掃除機は、フィルターの表側に当てる
裏側からホコリを吸い取ろうとすると、目詰まりの原因になってしまうんです。注意してくださいね。
お風呂場にフィルターを運んで、シャワーで洗います。
普通の水道より、シャワーがおすすめ。広い範囲を一気に綺麗にできますよ♪
掃除機の場合とは違い、シャワーは裏側からかける
シャワーの水で、ホコリを押し流すようなイメージです。
シャワーの水だけでは綺麗にならない場合には、中性洗剤とブラシを使ってしっかり綺麗にしましょう!
ブラシも裏からこするとやりやすいです。ホコリが取りにくい角の部分は、綿棒で掃除すると綺麗にできます。
タオルで水気を拭き取ってから、写真のように新聞紙の上などにおいて乾かしましょう。
水気は残さない
カビが生える原因にもなります。ひどい時はエアコン内部の漏電につながってしまうという場合も。
しっかり乾燥させた後は、フィルターをエアコンに取り付けましょう。上下、裏表の向きに注意してください。
念のため、30分〜1時間ほど送風運転をすると良いですよ♪これでフィルターのお掃除は終わりです!
内部を洗浄する
次にエアコン内部を洗浄します。
内部を掃除するといっても、家庭でできるのは吹き出し口を拭く程度になります。
基盤に触れたり水などが付着するとエアコン故障の原因になります。
衝撃にも弱いので、プロでないと難しい面があります。
自力でできないからといって放置していると、汚れはどんどん溜まり、その汚れを部屋に拡散し体調不良になることも…。
内部洗浄はプロに任せることをお勧めします。
プロのエアコンクリーニングの技は30秒の動画でまとめてあります。実際の流れが簡単にわかりますよ!
もっと詳しくプロのエアコンクリーニングについて知りたいあなたはこちらをチェック!
エアコンクリーニングのプロの検索/作業の流れ・価格や時間をみることができますよ♪
エアコンクリーニングをもっと詳しく
室外機をチェックする
見落としがちな室外機ですが、ここをメンテナンスすることで格段にエアコンの効きが良くなります。
室外機のお掃除は大きく分けて3つ!
・フィン
・水抜き穴
ひとつずつ紹介します!
吹き出しグリルのお掃除
まずは吹き出しグリルのお掃除から!
・掃除機
まずはほうきで軽く掃いて枯葉やホコリを綺麗にしましょう。少し小さいブラシなどで掻き出してもよいですね。
ほうきを内部に突っ込まない
内部の機械を壊さないようにしてくださいね。
また、分解する必要が出てきた場合は無理をせずにプロにお願いしましょう!
詳しくプロのエアコンクリーニングについて知りたいあなたはこちらをチェック!
エアコンクリーニングのプロの検索、作業の流れ・価格や時間をみることができますよ♪
エアコンクリーニングをもっと詳しく
フィン部分は手を切る危険性がありますし、モーターなどに水がかかったら、とても危険。
お家で行うのは外側だけの掃除に留めておいてください。
最後にほうきでは綺麗にできなかった細かい汚れや、ちょっと奥の方に入ってしまった汚れを、掃除機で吸い取って綺麗にします。
フィンのお掃除
続いて、室外機の裏側にある、フィンをお掃除します!
繊細な部品なので、丁寧にお掃除しましょう!
・歯ブラシ
掃除機のブラシの部分だけが室外機の後ろに触れるようにしましょう。
室外機の後ろの金属の板は、優しく触れる
室外機の裏にある、細かい金属の板はとても繊細。プラスチックなどの、硬い部分がガツンと当たっただけで、金属の板が倒れてしまいます。
掃除機を使った後は、ブラシで細かい汚れも綺麗にします。このときもブラシの部分だけが室外機の後ろに触れるようにしましょう。
水抜き穴のお掃除
エアコン内部で発生した結露を排出するところ
水抜き穴は室外機の底に付いています。水抜き穴に汚れが詰まっていると、室外機の中に水が溜まって、故障の原因にもなるので、要注意。
詰まっている場合には、割り箸などを用意して、ゴミを取り除きましょう。
まとめ
エアコンのメンテナンスというと面倒くさい・大変というイメージがあるかもしれませんが、作業自体は簡単で内部洗浄以外は自分で行うことが出来ます。
こまめに清掃をすることでエアコンが長持ちするだけでなく、エアコンへの負担が減ることで電気代も節約になります。
エアコンをメンテナンスすることで快適に暮らせるようになりますよ。