キッチンの「シンク」
毎日、料理のたびに使う場所ですね。
お皿を洗ったり、残った汁物や飲み物などを流したり。
さまざまな食品汚れ・油・洗剤などに毎日さらされているため、いろいろな汚れがたまりがちです。
ついついお掃除をサボってしまうと、すぐに汚れが目立ってきてしまいます。
白い水垢や、ぬめりで汚れていることに気づいた経験はありませんか?
水垢や、ぬめりのついたシンクでお料理なんてしたくないですよね。
そんな事態にならないように、シンクの汚れの種類と、お掃除方法、そして蛇口のお掃除の仕方までしっかり解説していきます!
目次
ところでみなさん、シンクのお掃除には何を使っていますか?
編集部では、20代~60代の女性100人に「シンクは何を使ってお掃除していますか?」と聞いてみました!
すると、50%の方が「台所用お掃除洗剤」を使っていました。
そうですよね、「台所用」とわざわざ書いてありますし、台所のシンクに使って間違いはありません。
でも、実は、シンクのお掃除は汚れのタイプによって使用する洗剤を変えなければいけないのです!
今回は水垢がなんで発生するのか、何が掃除するときに有効なのか説明しますね。
いつの間にかシンクについている、白いざらざらした汚れ。
そう、水周りにはおなじみの水垢です。
水垢の原因は、水に含まれるミネラルと食品のカルシウム成分が結ばれたもの。
具体的に言うと、水に溶けにくい炭酸カルシウムとケイ酸が蓄積したものが原因になっています。
水は蒸発すると消えてしまいますが、水に含まれていたミネラル分は残ってしまうんです。
そのためミネラル分が白い汚れとして蓄積され、水垢になるというメカニズム。
実は、この水垢にはクエン酸やお酢が効果的なのです!
このアンケート結果だと「クエン酸」と答えた人は100人中0人という散々な結果でしたが、騙されたと思って試してみて下さい!
いつも以上に綺麗になるはずですよ♪
さて、汚れがついてしまいやすいシンク。
お掃除は、どのくらいの頻度で行えばいいのでしょうか?
シンクのお掃除は、目安として、週に1回はするのがオススメです。
調理をするキッチン。
水垢や石けんカスがそのままになっているのは、衛生的にもよくないですよね。
定期的にお掃除して、キレイな状態を保つようにしましょう!
さて、シンクの汚れの正体や、お掃除の頻度はわかりましたか?
今回は一番発生する部分が多い水垢についてお掃除を紹介していきます!
まずは、水垢のお掃除方法を紹介します。
水垢に有効なのはクエン酸。
基本的にはクエン酸を使うだけで水垢は落とすことができます。
より頑固な水垢を落とすための対策も解説していますが、まずはオーソドックスな方法をご紹介。
クエン酸の入ったスプレーを作ったあとに、それを用いて掃除を行います!
まずは掃除に使うクエン酸スプレーを作っていきます!
クエン酸はこちらの商品がおすすめ。
330gのお手頃サイズで、収納にも場所をとりません♪
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クエン酸が自宅にない場合は、お酢でも代用できます。
お酢のつ~んとした香りが苦手でない方、むしろ好き!という方には、おすすめです。
クエン酸スプレーを作るときの手順画像のように、こちらも水とお酢を容器に入れて混ぜるだけなんです。
簡単ですよね!
さて、使うものの準備ができたところで、お掃除をしていきましょう♪
キッチンペーパーをたくさん用意して、水垢が目立つ部分を覆います。
キッチンペーパーの上から、クエン酸スプレーを吹きかけます。
キッチンペーパーがしっかりと濡れるように、たくさんスプレーしてくださいね。
スプレーが蒸発しないように、ラップで蓋をします。
水垢にクエン酸を浸透させるために、そのまま1時間ほど置いておきましょう!
1時間ほど経ったら、スポンジでクエン酸を吹きかけた部分を掃除します。
これで完了です。
シンクのお掃除で、見落としがちな蛇口。
シンクはよくお掃除するけど、そういえば蛇口のお掃除なんてしたことない…って方、多いのではないでしょうか?
ちなみにわたしはしたことないです。
わが家の蛇口、かなりくすんだ色をしています。
使うものは、シンクのお掃除で使ったものばかり。
簡単なので、シンク掃除のついでにやってみてくださいね♪
小皿で重曹と水を3:1の割合で混ぜ合わせ、重曹ペーストをつくります。
歯磨き粉を歯ブラシにつけるように、重曹ペーストを歯ブラシにつけて、蛇口の全体を磨きます。
蛇口全体にクエン酸水を吹き付けていきます。
蛇口全体を雑巾でふきとり、完了です。
重曹とクエン酸のおかげで、とってもピカピカになっているはずですよ♪
蛇口の汚れもシンクと同じアイテムを使ってお掃除できます。
あまり水垢が落ちなかった方は、クエン酸スプレーの濃度を上げて、ラップで置いておく時間を延ばしましょう!
より強力になって、頑固な水垢が落ちるようになりますよ。
クエン酸を使ったけど、シンクや蛇口の水垢がなかなか取れない!
クエン酸スプレーを濃くしたり、ラップを置く時間を延ばしても落とすことができない時もあります。
そんな時には、メラミンスポンジ・研磨剤の入ったクレンザーの出番です。
この2つが頑固な水垢に役立つこと間違いなし!
『激落ちくん』シリーズでおなじみの白いなめらかな表面のスポンジ。
このスポンジに含まれる「メラミン」の樹脂はかなり硬いのが特徴。
硬く細い網目が汚れにからまることで剥がしとってくれるのが汚れ落ちの秘密です。
普通のスポンジに比べて目が細かく固いので、水をつけてこすれば細かい水垢も剥がして綺麗にしてくれます。
こちらではキッチン以外にもメラミンスポンジが活躍するという内容になっています。
メラミンスポンジについてより詳しく知りたい方はぜひチェックしてみて下さい!
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水垢汚れ掃除に欠かせないクレンザーですが、中には掃除ができない場所もあります。
うっかり掃除してしまい、傷んだり、素材がくすんだりしないように注意しましょう。
キッチンのシンクや蛇口は、クレンザーを使用して良い部分。
ですが、蛇口の取っ手やシャワーヘッドなど、プラスチック製の部分がある場合は、クレンザーの使用を避けたいですね。
クレンザーに研磨剤が入っているので、研磨作用のあるスポンジや金属などのたわしはNG!
やわらかいスポンジに含ませて、やさしい力で磨きましょう。
新築やリフォーム後など、シンクにコーティングがしてあるような場合。
こちらも、クレンザーで剥げてしまうため、磨いてしまわないように注意が必要です。
クレンザーはシンク掃除以外でも使用しますが、その際、ガラスや漆器、木製品、貴金属などに使ってしまうと、劣化や曇りの原因になります。
シンク掃除のついでに、食器もクレンザーで磨きたい、という場合は、素材に注意しながら作業しましょう。
クレンザーには粉末タイプと液体タイプがありますが、シンクに使用するなら研磨力の低い液体タイプがおすすめ。
一家に一つ持っておきたい、おすすめクレンザーをチェックしてみましょう。
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クレンザーといえば、やっぱりジフ。
キッチン用のクレンザーなので、シンクやコンロを磨くのに最適な成分になっています。
カルサイトという天然成分100%の研磨剤なので、シンクを傷つけることなく水垢対策できます。
おすすめ 商品
家中まるごと掃除できる、多目的クレンザーを選ぶなら、ハイホームがベスト!
天然の湯の華と、ヤシ油使用の石鹸からなる成分なので、環境が気になる人にもおすすめの商品です。
半練りタイプなので、汚れとよく密着し、しっかり水垢を落としてくれます。
おすすめ 商品
こちらはクレンザーとは少し違いますが、少量でかなりの効き目があります。
水垢を落としながら、水回りをピカピカに仕上げたいならサントリーのキーラがおすすめ。
高級ホテルでも使用している業務用洗剤が、一般向けになった商品なので、その実力が凄いんです。
水垢除去はもちろん、汚れやぬめり、ウイルスも99%除去。いつでも清潔にシンクを使えます。
こちらではクレンザーの使い方について詳しく解説しているので、是非チェックしてみて下さい!
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さて、これでシンクも、蛇口もぴっかぴか!
キレイなキッチンができましたね♪
最後に、せっかく清潔になったキッチンのシンクをそのまま保つための方法をご紹介していきますね。
一番簡単なのが、シンクを使うたびに拭きとること。
乾いた雑巾で水気を拭きとるだけで、水垢を防ぐことができます。
シンクにお酢を塗ったり、レモンを塗ったりするのも効果的。
レモンを塗るときは、レモンを輪切りにしてシンクに塗りましょう。
お家にあるものなので、気軽にチャレンジできそうですね♪
先ほどのレモンやお酢を塗ると同じようにコーディング剤をシンクに使うことで、しっかりと効果を発揮します。
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こちらのコーディング剤はステンレスのシンク以外にも、窓ガラス・玄関・洗面台と色々な所で活用できます!
いつものお掃除が終わった後にプシュっとコーディングしてみるのも良い予防法になりますね。
キッチンのフッ素コーティング、って知っていますか?
フッ素といえば、歯を思い出すという方も多いかもしれませんね。
歯のように、キッチンにもフッ素コーティングをするという方法があるのです。
でも、いったいどんな効果があるの?と疑問に思いますよね。
そこで、「ユアマイスター」では、キッチンクリーニングのプロに「キッチンのコーティングをおすすめする理由を教えてください。」と聞いてみました!
たくさんのプロの意見の中から、一部を紹介します。
エイティクリーンさん(大阪府)
ハウスウォッシュブルーポート本店さん(東京都)
ということで、キッチンコーティングをすると、キレイな状態が保ちやすくなるようです♪
「ユアマイスター」では、もっとたくさんのプロに、他にもいろいろな疑問に答えてもらっています。
そんなプロの声を「プロが答えてお悩み解決!アスクマイスター」に集めました。
自分でお掃除するときも、ハウスクリーニングをお願いするときも、役に立つこと間違いなしです!
いかかでしたか?
シンクの汚れは、主に水垢・石けんカス・ぬめり。
そんな汚れたちは、重曹とクエン酸を使えばピカピカにできるのです!
お掃除を簡単にするには、シンクを使うたびに拭くなど、毎回のちょっとした気配りも大切ですよ。
そしてキッチンのフッ素コーティングもおすすめ。
キッチンクリーニングの業者さんの中には、お願いすればフッ素コーティングをしてくれる業者さんもいるので、探してみてくださいね♪