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更新日 :2022年03月16日

換気扇のクリーニング対決をしてみた!お掃除のビギナーがプロに挑む

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換気扇クリーニングって知っていますか?

プロがお家に来て、換気扇のお掃除をしてくれるサービスのことです。

とはいえ、換気扇の掃除って一応、自分でもできるのです。

じゃあ、自分で掃除して、それで済むならその方が安上がりじゃないだろうか……。

プロと同じレベルにきれいにできるなら、節約になるんじゃないだろうか……。

そんなことを思って、プロの換気扇クリーニング業者さんにガチンコバトルを挑んできました。

プロと換気扇のお掃除で対決してみた

こんにちは、和田と申します。ユアマイスターでインターンとして働いている大学生です。

ユアマイスターとは
ユアマイスタイル」と「ユアマイスター」を運営している会社。
大切なものが、もっと大切にされる社会になることを目指している。

キッチン周辺のお掃除が苦手でいつもサボりがち……。

可能なら、どんなにから揚げを揚げても油汚れの発生しない、快適な世界で生きていたい。そんな、どこにでもいる、から揚げ好きの大学生です。

プロとのお掃除対決の趣旨

今回、僕は「プロとの換気扇のお掃除対決」に挑戦しました。

対決の方法は、いたってシンプル。

対決の流れ
1. 僕が換気扇を掃除する
2. プロが換気扇を掃除する

それでは、今回のルールを説明します。

お掃除に使っていい時間は、お互いに2時間

なぜなら、プロの換気扇クリーニング業者さんの作業時間が、最長でもそのくらいだからです。

僕がお掃除をした翌日にプロの業者さんにも掃除をしてもらい、汚れが出てこなければ僕の勝ち。

汚れが出てくれば、業者さんの勝ちです。

こんな対決を、快く引き受けてくれたプロは「ASATO株式会社」の木村さん。通称ASATOさん。業界歴25年のベテランです。

前にもエアコンのお掃除対決で、僕の挑戦を受けて立ってくださいました。毎度毎度、ありがとうございます。

ただ、最初に皆さんに言っておかなければならないことがあります。

自分でやってみた結果、全然うまくいきませんでした

エアコン編では「上手くいきすぎてお蔵入り」かと思いました。

が、今回は「ダメダメすぎてお蔵入り」するかと思いました……。

某アイドルの深夜番組で昔やっていた、うだうだスペシャルよりもダメダメでした。

……って、かなりコアなファンにしか伝わりませんね。

さて、前置きはこれくらいにして、さっそく。レディーーーーー、ファイ!

(はじまりのゴング)

先手、お掃除のビギナー和田

そんなわけで、自分で換気扇のお掃除をしてみたいと思います。

安全のため、換気扇のブレーカーを落として

お掃除の必須アイテム、ゴム手袋マスクを装着して、気合い十分です。

換気扇を自分でお掃除してみた

まずは養生から。

養生とは
汚れないように(壊れないように)作業現場の周りを保護すること。

どうやら「汚れたら嫌だな」という思いが強すぎたとうです。変に几帳面になってしまい、初っ端からかなり時間がかかってしまいました。

汚れがつかない程度に、もう少し速さを意識しても良かったなと反省しています。

ビギナーの反省その1
むやみやたらに養生する必要はない

今回、お掃除をやってみて、コンロ周りに汚れが飛び散ることはありませんでした。

分解した部品の汚れを落とす作業をする床周りの養生さえきちんとできていれば、十分だなと感じました。

ここまでの経過Time:20分…

いよいよ分解していきましょう。油汚れがありませんように……。

そんなことを思いながら、整流板(せいりゅうばん)を外していきます。

整流板とは
空気の流れを整えて、煙を吸い込みやすくするための板。分解するときに、最初に外すパーツです。

続いて、フィルター

この辺はネジを手で回せば取れるので、余裕のよっちゃん。

油汚れが一番たまるのは、このファンの部分。今回はシロッコファンタイプです。

ファンとは
内部から空気を吸い取って、外部に臭いや煙を排出する装置。

これがシロッコファンか、面白い形をしているな……。見慣れない部品なので、ちょっとワクワクしますね。

さあ、問題は油汚れの量。僕の運命や、いかに!?


おおぉ……。

さっそく心が折れました

この、フィルターやファンについた黒や茶色の部分。ギトギトの油汚れです。

分解できた部品は、以上です。

ネジは手でも回せるようになっていて、分解はそんなに難しくないなと感じました。

あらかじめ言っておきますね。上の文章、ただのフラグでした。根拠のない自信って怖いですよね。

ここまでの経過Time:35分…

さあ、まずは整流板の油汚れを取っていきましょう。使うのは、こちらのアルカリ性の洗剤!

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商品画像
茂木和哉 の 瞬間 油汚れ洗剤 「 なまはげ 」

パッケージには、「その威力、ハンパねえ!」との文字が。

果たして、本当に「ハンパねえ」のでしょうか?

なまはげの威力、ハンパねえ!!!

油汚れがみるみる落ちていきます。軽く拭くだけで、ためこんでいた油がきっちり取れていきます。

ごみ袋には、あれよあれよとキッチンペーパーの山が。

自慢じゃないですがここだけは完璧にできました、ここだけは

僕がなぜか女の子座りなのはスルーしてください、どんどん行きましょう。

ここまでの経過Time:50分…

ギットギトのフィルター。

ルンルン気分で、お掃除。

先ほど絶大な効力を発揮したなまはげを、ここでも使ってみます!

「ハンパねえ」洗浄力で、フィルターまでピカピカになるはず!と思っていました……。

しかし、ここからが失敗の始まりでした

フィルターの掃除は、拭くだけでは届かない、細かいすき間の汚れが多く存在します。

歯ブラシも使ってみましたが、汚れに届かず落とすことができません。

ビギナーの反省その2
フィルターの掃除に、スプレータイプの洗剤は向いていない!

ここまでの経過Time:1時間05分…

つけおき洗いをするしかないと悟ります。

大きなタイムロス……。

そんなわけで、ここからは失敗が連鎖していきます

あわてて、重曹を混ぜたお湯につけます。

フィルターだけでなく、同時にシロッコファンもつけおき開始。

本来なら1時間はつけおきしたいところ。

組み立ての時間まで逆算すると、35分しかできませんでした

その結果、もちろん汚れは落ちきっていません。

そのため、歯ブラシで強引に落とそうとするのですが……。

歯ブラシがK.O.されました。

油汚れが残りすぎていたために、歯ブラシまでギトギトになってしまったのです。

これによって、歯ブラシの「汚れを磨いて落とす」能力が失われました。

ビギナーの反省その3
つけおきの時間をしっかりとることは大切

ここまでの経過Time:1時間50分…

もう組み立てなければ時間がオーバーしてしまうので、泣く泣く組み立てに入ります。

僕はこの時点で既に、敗北を確信しています。これは、無理だ……。

TIME UP

自分でやってみて、まとめ

僕のお掃除をふり返ってみます。

お掃除ビギナー和田の3つの反省
その1 「むやみやたらに養生する必要はない」
その2「フィルターの掃除に、スプレータイプの洗剤は向いていない!」
その3「つけおきの時間をしっかりとることは大切」

慣れていないと膨大な時間がかかります。

必要以上に丁寧な養生をしてしまったり、部品ごとに的確な掃除をすぐにできなかったり……。

無駄が多いな、と掃除をしながら自分で感じました。

手際よくやらなければ時間がめっちゃかかります。

プロの業者さんは2時間以内で終わるそうですが、自分では倍の時間をかけても落とせる自信がありません。

果たして、プロの業者さんは、どれくらいの時間であの汚れを落とすことができるのでしょうか?

後手、お掃除のプロASATOさん

僕がかなり手こずったあの汚れは、果たして落ちるのでしょうか?

さっそく確認していただきましょう。

「こんなの軽い方ですよ。もっと僕の眉間にシワが寄るようなものを持ってきてほしかったです。」

余裕シャクシャクじゃないですか。それでは、ASATOさんによる、換気扇のお掃除スタート

プロが換気扇をお掃除する

まず、お湯の温度を上げます。

なんと、最高温度の75℃!僕は知りませんでした、こんな高温になるなんて。

ここの温度を高温にするのってちょっとドキドキしませんか?僕はなんか悪いことしている気がして、謎の背徳感があります。

手始めに、ASATOさんは養生を済ませます。

換気扇クリーニング用にしているシートを敷きます。ブルーシートならぬ、ブラックシート。

プロっぽくてかっこいい!

養生テープに初めからビニールシートがくっついているアイテムを使って、あっという間に。

ここまでしっかり養生!

シンク横の冷蔵庫の側面にもしっかり養生してくれるので安心ですね。

さあ、いよいよ分解が始まります。

ここまでの経過Time:5分…

ちなみに、分解が始まったときに言われた言葉が……。

「整流板だけ、すごく綺麗ですね。」

ありがとうございます。そこだけは綺麗だと思っています。

さあ、ここから本格的な分解スタートです。

やっぱり作業が速いASATOさん。

整流板とフィルターをパパッと外して、次はファンかと思ったそのとき。

取り出したのは、ドライバー



え、ちょっと、どこ分解してるんですか。

そんなところ、僕は分解していませんよ?

一体、そこには何が…?

なにやら見慣れぬ電気ケーブルが出てきました。

「電球なんかにも油汚れはたまるんですよ。そうするとキッチンが暗くなってしまいますから綺麗にしないといけません。」

確かに、暗い場所で料理なんてしていたら、テンションが下がってしまいますよね。

「ちなみに、ここの作業は漏電の危険があります。コード類は、場所によっては資格がないと触れないので、注意してくださいね」

なるほど。僕は怖いので、絶対にやめておこうかなと思います。

さて、分解はこれで終わりかなと思ったのですが…

まだまだ続く、ASATOさんの華麗なる分解劇場。見たこともない換気扇の姿に、心をくすぐられます。

あれ、まだ分解するとこあったんですか?

おおおおお!!!???

テンションが上がってきました!!!!

そんなところまで分解できるんですね!!!

衝撃すぎて『カタツムリの出産みたい』というわけのわからない感想しか出てきませんでした。

さて、すっかり分解されました。

「跡形も無い」とはこのことでしょうか。

誰だよ、分解は簡単とか言っていたのは……

しっかりフラグを回収しました。

ここまでの経過Time:25分…

この特大パーツ達に加え、

これら細かいパーツなど、徹底的に分解されました。

プロの実力その1
ねじというねじをすべて外すほどの分解

一応、確認ですが、僕が分解したのはこれだけです。

これだけで分解し終えたと浮かれていました。

変に調子に乗って、少しフォトジェニックな構図で撮っていました。

さあ、ここからASATOさん怒涛の洗浄が始まります。



分解し終えた場所に、洗剤を吹きかけていきます。

こんなところ、全て分解しきらないと掃除できないですね。

洗剤をつけ終えました。

さて、ここはしばらく放置して、つけおき洗いに入ります。

洗剤につけてスポンジで軽く撫でるだけでほとんど落ちます。

なんという洗浄力なんでしょう。この洗剤も「ハンパねえ」威力をしています。

油汚れに関しては、主役は私じゃなくて洗剤ですから」と言う名言とともに、次々とパーツを洗っていきます。

「ちなみに、この洗剤にはかなりこだわっているんです。この洗剤は、少し時間をおくと無害な水になるエコ洗剤です。普通の洗剤より洗浄力は落ちますが、そこは技術力でカバーしています」

なるほど。つまり、万が一にも床などにこぼれてしまっても安心なんですね。

プロの実力その2
汚れ落ち抜群でなのに、無害なエコ洗剤

つけおき洗いが終わった後の洗剤。

豚骨スープみたいですね。

油汚れが豪快に落ちたことが一目でわかります。

こちらは、前日に僕がつけおき洗いした後のお湯です。

ファミレスの飲み放題スープでも、もう少し具材が入ってますよ。

向こうは油で豚骨スープのような色になるというのに、僕はほぼお湯でした。

洗浄力に差がありすぎる……。

「ちなみに、使った洗剤をここから流すことによって、パイプの中も洗浄されます。」

それはお得ですね。パイプ内の汚れに悩んでいる人も多いはずですから。

ここまでの経過Time:1時間…

パーツが乾いたら、元あった場所に取り付けていきます。

これにて完成です。

ここまでの経過Time:1時間30分…

最後に動作確認をしたら、終了です。

かかった時間は、1時間41分58秒19

撮影のためにゆっくり丁寧に説明しながら、本来ならば分解しないようなところまで分解してこのタイムです。

プロの実力その3
とにかく速い

「この程度の汚れなら、本当はもっと早く終わるんですがね。」と少し悔しい様子でした。

なんと、本来ならば1時間かけずに終えられたそうです。

ピカピカにしてくれてありがとうございます。

汚れの度合いによって所要時間は変わってくるので、このタイムはご参考までに。

プロとの対決をふり返って

完敗です

この一言に尽きます。勝っている要素が1つもないです。

そりゃそうですよね、整流板しか綺麗にできなかったんですから。

お掃除のプロASATOさんの3つの実力
その1 「ねじというねじをすべて外すほどの分解」
その2「汚れ落ち抜群でなのに、無害なエコ洗剤」
その3「とにかく速い」

プロは分解も、洗浄も、自分でできるレベルをはるかに上回っています。そのうえ圧倒的にきれいで速いです。

換気扇の掃除は、放っておけば放っておくほど大変になります。

それでも自分で掃除したいという方は、こまめに掃除することをおすすめします。そうすれば、僕のような失敗は避けられるはずです。

対決を終えた僕がたどり着いた、換気扇お掃除の極意

3~4か月に1回は、自分でお掃除する。つけおき時間もしっかり確保。
1年~2年に1回は、プロに依頼する。奥の奥まで汚れをリセット。

プロによる換気扇クリーニング、人生で1回は絶対に体験したほうがいいです。

正直、僕も対決するまでは「別に頼まなくてもいいんじゃないかな」と思っていました。

しかし、実際にプロのお仕事を目の当たりにしてみると変わります。

「また頼もう」と思うこと間違いなしですよ!

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まとめ

今回、換気扇クリーニングをしてくださったのは、ASATO株式会社の木村さんでした。ありがとうございました!

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