換気扇って、いつの間にか油汚れが溜まって、汚くなってしまいがちですよね。
でも、換気扇のお掃除を始める時、まず最初にぶち当たる壁はこれじゃないでしょうか。
「換気扇って、どの洗剤でお掃除すればいいの…?」
洗剤といってもいっぱいありますよね。中性がどうのアルカリ性がどうの…。
今回はそんな人のために、換気扇のお掃除に最適な洗剤を解説していきます。
家庭用にとどまらず、業務用の洗剤までまるっと紹介するので、参考になること間違いなしです!
目次
スーパーやドラッグストアに行くと、たくさんの洗剤が並んでいますよね。
「酸性」「中性」「アルカリ性」といった洗剤の種類はよく聞くと思いますが、これは、主に「pH値」によって分類されています。pH値とは、酸性とアルカリ性のどちらが強いのかを数値化したもの。
では、換気扇のお掃除に使うべき洗剤はどれなのでしょう?
換気扇につく主な汚れは、油汚れ。
ということで、油汚れを落とすのに最も効果がある、アルカリ性洗剤が正解なのです!
油汚れ落とし用のアルカリ性洗剤には2つの種類があります。
それは家庭用洗剤と業務用洗剤。
みなさん、この違い、知っていますか?
それはズバリ、濃さです。
家庭で使うときに手間を加えず、そのまま使われることを想定して作られているのが、家庭用洗剤です。
家庭での安全性を考慮して作られているものが多いですが、洗剤に直接触れるのが不安という方はゴム手袋を利用するのがおすすめです。
業務用洗剤は、プロのお掃除屋さんなどが薄めて使うことを想定して作られているもの。
いわば、洗剤の原液です。汚れ落ちの効果もバツグン!
その分、直接触れると危険が高まる可能性もあるので、使う時はゴム手袋やマスク、ゴーグルをつけてからお掃除するのがおすすめです。また、換気しながら使うことにも注意しましょう。
換気扇掃除をする時はどちらを使えばいいのでしょうか?
換気扇は3ヵ月に1回お掃除するのがベストです。あまり料理をしない場合は、半年に1回が目安。
汚れがこびりつく前の普段のお掃除は、家庭用洗剤を使うのでじゅうぶんでしょう。
業務用洗剤よりも安全ですが、不安な方は手を覆ってからお掃除をするのが良いですね。
一方で、放置した油汚れがこびりついて取れないという場合は、業務用洗剤を使ってみるのがおすすめ。
業務用って危ないんじゃないの?家で使うのは不安…。
という人もいるかと思います。確かに業務用の洗剤は、使うときには注意が必要です。
でも、きちんと使えば、家庭用洗剤を使うよりも手早くしっかり頑固な油汚れを落としてくれます。
そこで今回は、家庭用だけでなく、業務用の洗剤もおすすめの商品を紹介しています!
参考にしてみてくださいね♪
まずは家庭用の、キッチンに置いてサッと使えるスプレータイプの商品を3つ、見ていきましょう。
換気扇を分解したら、フィルターもファンも茶色いギトギトの油汚れ。1秒でも早く汚れを落としてしまいたい!
というあなたにおすすめしたいのがこの洗剤がこれ。
おすすめ 商品
泡スプレータイプなので、そのままスプレーするだけでOK♪
注目すべきは、その油汚れを分解する速さ。泡に粘性があり、油汚れにしっかり浸透して、素早く分解してくれます。
アルカリ性洗剤ですが、身体への刺激は少ないです。家庭で油汚れを落とすには、もってこいの洗剤です。
お試しあれ♪
換気扇汚れ、徹底的に洗いたい!でもゴシゴシ力をかけて洗うのは面倒。というあなたがすべきなのは、つけおき洗い。
時間をかけてじっくり油汚れを浮かせて、するっと洗い流すという掃除方法です。
そして、つけおき洗いでおすすめしたい商品がこちら。
おすすめ 商品
たくさんのメディアで取り上げられている洗剤のプロフェッショナル、茂木和哉さんが開発した洗剤「なまはげ」です!
茂木和哉さんをまだ知らないあなたは、この記事を1度見てみてくださいね。
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なまはげの注目ポイントは、とにかく高い洗浄能力。固まってこびりついてしまった油汚れにも、なまはげを吹き付けて5分ほど置いてみてください。
ブラシでするっと落ちるはず。
さらに素材への負担も少ないから嬉しいですね!ただ、アルカリ性ではあるので、お掃除の際は必ずゴム手袋をして換気してから使いましょう。
さて、次にレンジフード本体の汚れについてです。レンジフードとは、換気扇の本体を覆っている外側の部分。
レンジフードに溜まった油汚れは、換気扇の内部ほど深刻ではないし、目に見える部分なのでアルカリ性洗剤を使って傷むのは避けたいですよね。
そこで使ってほしいのがこの洗剤。
おすすめ 商品
ウタマロ石けんシリーズのハウスクリーナー。
なんとこれは中性洗剤です。主な洗浄成分はアミノ酸系なので、手肌にもやさしく、素手で使えるんです。
もちろん素材にもやさしく、レンジフードの表面のお掃除にぴったり!
もう何年分もの油汚れが積み重なって、家庭用洗剤では太刀打ちできそうにない…
このまま泣き寝入り?いや、それは嫌だ。誰か助けて!…というあなたには業務用洗剤です。
おさらいですが、業務用洗剤は家庭用洗剤よりも洗浄力が高いけれど、使うときには注意が必要でしたね。パッケージの説明に従って利用しましょう。
それでは、とにかく油汚れに強い業務用洗剤を2つ紹介していきますよ!
おすすめ 商品
業務用は水で薄めて使うもの、と説明しましたが、これはスプレーボトルタイプでそのまま使えるアイテム。キッチンの油汚れ落としに特化した洗剤です!
何がすごいって、時間が経って固まった油汚れやコゲに吹き付けてしばらく置いておくと、ゴッソリ汚れが落ちるそのパワー。しかも、お湯で流さなくても、水でしっかり汚れが落ちるのです。
もう1つおすすめなのが、みなさんお馴染みのマジックリンの業務用。
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油汚れ用なので、しっかりと油汚れがとれます。
さらに、除菌力が高いので、油汚れによって繁殖してしまった雑菌もスッキリするのがポイント!
説明にしたがって水で薄めて、つけおき洗いに使うのがおすすめですよ。
ここまで、洗剤を紹介してきました。
が、「洗剤」ではないけれど油汚れを落とせるもの、あるのです。
それが重曹とセスキ炭酸ソーダ。
おすすめ 商品
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両方ともアルカリ性の物質です。重曹は、言わずと知れたお掃除に万能なアイテムですよね。
おうちにあるよって方も多いんじゃないでしょうか。セスキ炭酸ソーダは、重曹よりもアルカリ性が強く、よりしつこい油汚れに使えるアイテムです。
では、この重曹とセスキ炭酸ソーダを使うことのメリットって何?あるんです、この2つをオススメする理由。
アルカリ性の度合いが低く、肌に触れてもダメージが少ないと言われています。
そのため、基本的には、作業中のゴム手袋は不要です。ただし、肌の弱い方は、ゴム手袋をはめて作業することをおすすめします。
また、どちらも化学成分が含まれていない天然由来の粉末なので、環境にやさしいという特徴も。
これはかなりの重要ポイントではないでしょうか?特に業務用洗剤だと、なかなかお値段も張ってきます。
ところが、重曹もセスキも1kgで300円ほどで購入できるのです。コスパで比べるなら、断然こっちですね。
ここまで、換気扇の汚れを落とすのにおすすめの洗剤を紹介してきました。
でも、ここで紹介したアイテムを使えば、うちの換気扇も絶対・完全にピカピカになる!
とは、残念ながら言い切れません…。
「ユアマイスター」では、換気扇クリーニングのプロに「 定期的に換気扇を掃除しているのですが、それでも業者さんにクリーニングをお願いする必要はありますか?」と聞いてみました!
たくさんのプロの意見の中から、一部を紹介します。
ナカヤマハウスクリーニングさん(埼玉県)
IR・ホームサービスさん(東京都)
換気扇は分解しないと、完全にきれいにすることはできないのですね。
でも分解することは、換気扇のプロではない私たちには難しいもの。
普段は自分で表面をきれいにしておいて、時々プロの方にお願いし、中まできれいさっぱりにしてもらうと良さそうですね!
「ユアマイスター」では、もっとたくさんのプロに、他にもいろいろな疑問に答えてもらっています。
そんなプロの声を「プロが答えてお悩み解決!アスクマイスター」に集めました。
自分でお掃除するときも、換気扇クリーニングをお願いするときも、役に立つこと間違いなしです!
この記事をご覧の皆さん全員が、 お掃除が得意だったり、時間に余裕があるわけではないですよね。
そんなときは、お掃除のプロに頼る手もあります。
まとまった時間が取れないご家庭が増えている近年、 ハウスクリーニングはどんどんメジャーになっているんですよ♪
プロの手にかかれば、汚れた換気扇がたったの約1〜3時間で こんなにピカピカになります。
プロに依頼してみたい!と思ったら、ぜひユアマイスター をご利用ください!
ユアマイスターは、お掃除の「プロ」と「あなた」をつなぐサービス。 お住いの地域で人気のプロをご紹介します!
口コミ数は8000件を突破していて、 たくさんのお客様から大変ご好評をいただているんですよ♪ 換気扇クリーニングの詳細はこちらから見に行ってみてください!
詳細はこちら
それでは、換気扇クリーニングの気になる金額や作業時間、依頼するメリットをチェックしてみましょう。
プロの換気扇クリーニングを依頼する場合、気になるのがなんといっても費用ですよね。そこで、調べてみたところ、レンジフードタイプの場合は、11,000~15,000円。
プロペラタイプの場合は8.000 ~10,000円程度に、価格設定されている業者が一般的でした。
最近主流のレンジフードの方が少し高めですが、自分で掃除する場合の難易度も高いタイプ。15,000円以内でプロが掃除してくれるなら、お任せしたい家庭が多いのではないでしょうか?
作業時間は、2時間くらいみておきましょう。外装や本体内部、ファン、フィルターなど、すべて分解して掃除してくれるため、溜め込んだ汚れをすべてまとめてきれいにできます。
最初と最後の確認に立ち会えれば、掃除している間は外出したり、別の部屋で好きなことをしていたりして構いません。
プロへ依頼する場合、コンロやキッチンをセットにすると、割引になるケースがほとんど。
他に気になる汚れがある場合は、合わせて相談してみましょう。
ユアマイスターでは、洗剤選びだけでなく、換気扇掃除についてもくわしくまとめてきました。
そのため、
「自分で掃除できるなら、その方がお金もかからなくて良さそう」
そう感じがちですが、プロにはプロのメリットがあります。
その一つが、レンジフード内を、完全に分解して掃除してくれること。自分で掃除する場合は、フィルターやカバー、ファンなど、取り外せる範囲での掃除になります。
ですが、プロの場合はファンのはいっているカタツムリと呼ばれる大きな部品も取り外して、しっかり洗浄してくれるんです。
油汚れをとことん落としてくれるので、快適な状態が長続きします。
「しっかり養生してくれるので、キッチン内を汚さない」
「強力な洗剤と手慣れた作業効率で、短時間で隅々まで掃除できる」
といった点も、プロならでは。
「何時間も掃除に費やしたのに、結局油汚れが残ってしまった……」
そんな経験がある人は、ぜひ一度プロの手技に触れてみてください。
自分ではできない、感動の仕上がりが待っているはずです!
「換気扇を掃除したいけど、どの洗剤を買えばいいのかわからない」
と思っているみなさんが買うべきは、油汚れに強いアルカリ性の洗剤。
普段のお掃除には家庭用洗剤を、こびりついてなかなか取れない汚れには業務用洗剤を使うのがおすすめです♪
ただ、業務用洗剤はとりわけ洗浄力が強い分、危険もあるので、注意して使いましょう。
安全面や安さを重視する場合は、重曹・セスキ炭酸ソーダがおすすめ。
みなさんの目的に合った洗剤を探して、換気扇をピカピカにしましょうね。
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