突然ですが、
「なんか最近お風呂のお湯臭くない?」
「お風呂のお湯になんか黒いカスが浮いてる…?」
というお悩み抱えていませんか?
それ、風呂釜の汚れが原因なんです!
お湯が臭いと、体はキレイになった気がしないし、心も安まらないですよね。
そこで、今回は皆さんも1度は聞いたことがあるであろう洗剤の定番「オキシクリーン」を使って、風呂釜を掃除する方法を紹介しますよ!
風呂釜は目で見えないので汚れの程度なんてよく分からず、掃除する気になりませんよね。
しかし、汚れた風呂釜からお湯を沸かしていると想像してみてください。
ゾッとしますね…。
そもそも、なぜ風呂釜は汚れてしまうのでしょうか?
また、汚れるとどのようなことが起こるのでしょうか?
それぞれざっくりと説明しますね。
風呂釜が汚れる原因となる物質は、
などです。
風呂釜はこのように、水を加熱させながら循環させる機能を担っています。
つまり、追いだき機能を使うと浴槽の汚れたお湯が風呂釜に流れ込むということ!
このようにして、浴槽から風呂釜に入っていった汚れがどんどん蓄積されてしまうのです。
風呂釜が汚れるとどのようなことが起こるのでしょうか。
主に、
ということが起こってしまいます。
このようなことでお悩みだったら、風呂釜が汚れていることを疑った方が良いかもしれませんね。
「うちも、風呂釜の掃除しなきゃな~。」なんて思ったそこのあなた!
思い立ったが吉日です。
さっそく、今日やってしまいましょう!
やり方はとっても簡単なので、サクッと説明してしまいますね。
・オキシクリーン 500~600g
・洗面器又はバケツ
・歯ブラシ
・ゴム手袋
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オキシクリーンには刺激物が含まれていませんが、手荒れが心配な人はゴム手袋を用意しましょう!
風呂釜の穴から約5~10cm上くらいまでお湯をためましょう。
お湯は残り湯でも大丈夫ですよ!
でも、入浴剤の入った残り湯は使わないでくださいね。
オキシクリーンの成分と反応を起こして、浴槽内を傷つけてしまうかもしれません。
ゴム手袋をつけ、浴槽に溜まったお湯にオキシクリーンを溶かします。
このときオキシクリーンを直接浴槽には入れないようにしましょう。
溶かすのがとっても大変です。
洗面器やバケツでオキシクリーンを溶かしてから、浴槽に入れるといいですよ!
追いだきでお湯を循環させることにより、風呂釜の奥までオキシクリーンを流し入れます。
オキシクリーンは40~50℃のお湯だと汚れが落ちやすくなるので、少し熱めの温度に設定して追いだきをしましょう!
つけおき時間は、20分~6時間です。
オキシクリーンは6時間たつと効力を失うので、6時間以上つけおきしても意味がありません。
今回は48℃のお湯で、一晩つけおきしました。
全ての水を抜いて新しい水を入れ、追いだき機能を使って風呂釜をすすぎましょう。
これを2~3回繰り返して、念入りにすすぎをしてください。
すすぎが甘いと、追いだきや給湯の機能を使ったときにオキシクリーンの成分が流れ込んできてしまいます。
風呂釜の掃除はこれで以上ですが、風呂釜の穴についているフィルターが汚ければ、元も子もないですよね。
すすぎの作業が終わったら、歯ブラシでフィルターもキレイにしましょう。
オキシクリーンで風呂釜掃除をすると、ついでに洗面器などの小物道具も洗えてしまうんです!
風呂釜も、小物もキレイになるなんてなんだかお得な気分になりますよね。
やり方は超簡単で、つけおきしている浴槽に洗面器などの小物を入れておくだけ!
つけおきした後は、ブラシやスポンジなどを使って汚れを落としましょう。オキシクリーンのつけおき効果で、汚れが落ちやすくなっています!
オキシクリーンは、「酸素系漂白剤」に、「炭酸塩(アルカリ剤)」をプラスした、とっても強力な洗剤です。
そのため、使い方には注意が必要。せっかく気合いを入れてお掃除したのに失敗してしまうと、がっかりしてしまいますよね。
なので、お掃除で失敗しないように、ここではオキシクリーンを使うときの注意点をお伝えします。
そもそも、オキシクリーンを使った「失敗」はどんなものがあるのでしょうか?
オキシクリーンは、風呂釜以外にもたくさんの場所に使えるので、色々な失敗談が聞こえてきます。
このなかで、風呂釜掃除+風呂釜の小物道具のオキシ漬けをしたときに特に気をつけたいことは「変色」です。
金属類やアルミは、オキシクリーンを使うと、色が変色してしまったり、コーティングが剥がれてしまうことがあります。
プラスチックの湯涌は大丈夫。
でも、お風呂の椅子の脚の部分がアルミ製な製品もありますよね。
金属やアルミにオキシクリーンを使うと一部溶けてしまいます。黒っぽくなったり、まだら模様になったりと、変色してしまうんです。
そのため、オキシクリーンを使う前に、必ず素材をチェックしておきましょう。
では、どんな素材が「オキシクリーンが使えない」ものなんでしょうか?
ステンレスは大丈夫とされていますが、長時間オキシ漬けすると変色することもあるようです。そのため、コンロの五徳などステンレス製品をオキシクリーンに漬けるときは、短時間にしておきましょう。
基本的に「素材を痛めるから使わないでほしい」ということですね。
それからもう1つ、オキシクリーンはアルカリ性。そのため、同じアルカリ性である「水垢」のお掃除には使えません。
お風呂場には水垢汚れもありますが、そちらは中性洗剤を使ってお掃除しましょう。
先ほどの手順のところでさりげなく説明していますが、ここで風呂釜掃除を効果的にするコツを改めて説明します!
掃除を効果的にするコツは、
の2つです。
それぞれ詳しく説明していきますね。
オキシクリーンは、40~50℃のとき最も効果が発揮されます。
つけおきしてるときにお湯の温度が下がることも考慮すると、高めの温度でやるのが良いでしょう。
洗浄効果のある酸素の泡は、6時間ほどで出なくなります。
6時間以上つけおきしても、効果が高まるわけではありません。
汚れ落ちに納得いかない場合は、また再チャレンジすることをオススメします!
いかがでしたか?風呂釜の掃除って意外と簡単じゃないですか?
手を突っ込んで洗えるわけではないですからね。風呂釜の掃除は、月1回を目安にやりましょう。
お湯を溜めて、オキシクリーンを入れて放っておくだけなので、月1回でも苦じゃないですよね!
小物もキレイになりますし!綺麗なお湯で気持ちの良いバスタイムを過ごしましょう。
今回使用したオキシクリーンは、お風呂以外の場所でも掃除するときに活躍する有能な洗剤です。
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