「お気に入りの服がほつれてしまった!」
「新しい服を買ったけど、ちょっと自分のサイズと合わないな…」
そんな時に、便利なのが洋服のお直し。
しかし、いざお直しに出そうと思うと、どのくらいの費用がかかるのか、ちゃんと自分の希望通りに直してもらえるのかなど、さまざまなことが気になってきてしまいますよね。
今回は、洋服のお直しのそんな疑問について、ご説明します♪
ひと口に洋服のお直しと言っても、その種類はさまざまなものがあります。
まず最初に、洋服のお直しの種類とそれぞれの費用相場について見ていきましょう。
スカートやズボンなどの裾の丈が長い場合に、切ったり縫ったりして丈を短くしたり、裾の丈が短い場合に、裾を一旦ほどいて、丈を長くしたりするお直しのことを指します。
洋服の状況によっても値段が異なりますが、1,000円〜2,000円程度が相場となっていますね。
スーツなどのジャケットの袖の長さを調整するお直しのことを言います。
費用の相場は、2,000円〜3,000円程度でしょう。
体型の変化によって、ウエストがきつくなったり、緩くなったりした場合に、ウエストの幅を調整するお直しのことです。
ウエストをつめる場合と出す場合でも費用が大きく異なりますが、2,000円〜4,000円程度が相場となります。
服をどこかに引っ掛けて穴が空いてしまったり、虫に食われてしまったりした場合に、破れや穴の補修を行うことができます。
穴の大きさや服の素材によっても値段は異なりますが、小さな穴であれば1,000円程度の金額で直すこともできますよ。
また、ジャケットなどに穴が空いてしまった場合には、かけつぎという伝統的な技法を用いてお直しすることができます。
かけつぎは、共布(スーツやジャケットなどを購入した際に、ポケットなどに入っている同じ柄の布)を用いて、ひと針ひと針縫い合わせていくことで、穴を補修することができる技法のこと。
見た目には、穴が空いていたことが、ほとんどわからなくなるくらいまで、綺麗に補修することが可能ですが、その分、費用が5,000円〜10,000円程度と高額になります。
では、次に実際に洋服をお直しに出す場合の手順を見ていきましょう!
まず最初に、お直しを依頼する店舗を探しましょう。
実店舗にお直しを出す場合には、お直しにかかる値段や口コミなどはもちろんですが、自宅や通勤途中にある店舗など、普段の生活の中で持って行きやすい店舗を選ぶことが肝心です。
お直しに出す店舗が決まったら、お直ししたい洋服を持参して、来店しましょう。
来店後、お直し内容の希望を伝え、裾上げや袖丈直し、ウエスト直しなどサイズの調整を行う場合には、その場で試着した上で、細かく希望を伝えておくと安心です。
近くに洋服のお直しを依頼できる店舗がなかったり、店舗に持って行く時間がなかったりする場合には、郵送でお直しに出すことも可能。
まずは、実店舗でお直しに出す場合と同様に、お直しを依頼する店舗を探します。
依頼する店舗が決まったら、お直し内容の希望を詳細に伝えましょう。
郵送の場合は、実店舗でお直しに出す場合を異なり、試着をしながらサイズの確認をすることができないため、自分のイメージを的確に伝えなくてはいけません。
例えば、裾上げの場合には、股下からの長さで指定したり、現状から「マイナス◯cm」など具体的な数字で希望を伝えるようにしましょう。
また、店舗によっては現物の裾を希望の長さに折り曲げ、安全ピンなどで留めて郵送することで、希望の長さを指定することのできる店舗もあります。
店舗によって採寸のやり方などは、異なるため、しっかりと利用方法を読み、自分の希望を相違なく伝えられるように注意してくださいね!
「出来上がった洋服を見たら、希望してたものとイメージが違う。」
そんなことにならないためにも、お直しに出す際には、自分の希望のイメージをしっかりと依頼先に伝えることが大切。
特に、先ほどもあげた通り、郵送の場合には、実店舗で依頼する場合に比べて希望を伝えることが難しくなります。
採寸方法など分からないことがある場合には、郵送の場合であっても、メールや電話などでしっかりと内容を確認した上で、依頼をするようにしましょう。
また、同じ裾上げでもお直しの方法によって値段は大きく変わってきます。
自分がどのような仕上がりを希望するのか、またそれにはいくらかかるのかを、お直しに出す前にしっかりと確認をしておくように注意してくださいね!
洋服のお直しについてご紹介しました。
着られなくなってしまった服を蘇らせてくれる「洋服のお直し」 利用の手順や注意点をしっかりと理解して、上手に利用すれば、服を長持ちさせる強い味方になってくれそうですね!
ぜひ、今回ご紹介した内容を参考にしてみてくださいね♪